伊藤みどり　アルベールビルオリンピック1992　エキシビション演技　(解説：日本語・アメリカ英語)

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“Very special.”
笑顔には二種類あって、無邪気な人の笑顔には思わずこちらの顔もほころびますが、苦しみ悲しみを知る人の、無邪気にさえ思える笑顔は、人に涙さえ流させてくれます。
感情と理性の狭間で自分と闘ってきた人の笑顔。
当時のみどりさんを、大人たちはどのように見ていたか、わかる齢になりました。
観客も、解説者も、一切の雑念が払拭されて、微笑まずにはいられない・・・。
これが「みどりさんのオーラ」です。

おのれを知り、他者を知るものは
ここでもまた認めるだろう、
東の国と西の国とは
もはや分かちがたい、と。

friendさんへ
　どんなわだかまりがあっても、自分も相手もを責めてはいけません。
両手を拡げて待っている人のもとへ、飛び込んで行けば、きっと強く抱きしめてくれるに違いありません。そして、永遠の友人になることでしょう。
friendさんに幸あれ！

独白は己を明確にするには必要なことだろう。
しかし、それで問題が解決できるわけではない。
一歩足を踏み出して前に進ま無くてはならない。
避けたとしても、再び必ず同じ問題がやってくる。
その時もまた解決策を見出すことは出来ないであろう。
大人になるということは、泥にまみれても、
傷だらけになってもいいということを自覚することだ。
邪魔になるようなプライドならば捨ててしまえ。
それは薄っぺらな紙のようなものであり、
金メッキなどすぐ剥がれ落ちてしまうだろう。
泥が洗われた後にこそ本物の金が現れるのだから。
伊藤みどりは、一歩も二歩も踏み出して、
本物の金であることを証明してみせた。

知っていることのすべてを語るな。　　政治家向き。
聞いたことのすべてを信ずるな。　　オレオレ詐欺対策。
できることのすべてをなすな。　　　　お役人向き。

面白いプログラム、曲がかかるまでちょっとしたトラブルが・・衣装も重ね着・・演出ではないですね、・凝り過ぎた演出はかえって・・ね。

当時を思い出してふと覗いてみたら、まあコメがいっぱい！
思わず笑みがこぼれてしまう温かい演技でした。
あの頃はよかったな～
みどりさんありがとう。

この笑顔が見たくてまた来てしまいました。