浅田真央V　佐藤信夫コーチへ「恩返しのメダル」秘話　(2014/3/31)

我が強くて欲が深い
つまり
意志が強くて向上心がある・・・・・・・ということですよね
佐藤コーチって
口が悪い？
森さんと同じ世代ですよね
終戦時に小学生ぐらいだった世代は
言葉が露骨な表現者が多いから
佐藤先生もそうなんだなと思いたい・・・・・・
人生の大先輩に
ボキャブラリーを増やしてほしいなんておこがましいことですが
ちょっとびっくりしました

我が強くて欲が深くないと、何事も一流にはなれませんて。
おとなしくて、我が弱く、あまり何事にも頓着しない人が何かを必死でやろうと思えますか？
これは、とても的を得た言葉だと思います。

真央さんが試合の後にメダルをかけて上げたいと思うコーチに出会えて良かった。世界選手権で金を取れて本当に良かったけど、心から尊敬して恩返しをしたいと思える人に出会えることは、人生においては名声名誉を得る以上に素晴らしいこと、ある程度に年齢を経て本当にそう思う。

☆
かつて‘欧米系コーチについたほうがメダルが効率よく取れる，コメント書いてしまった記憶。
今回の信夫コーチと取り組んだ集大成、ＳＰ・ＦＰそろえてはじめて目指したものがわかり大感動を与えた。
世界レベルの選手を再コーチするのは勇気のいること。
この手間暇かけた取り組みは後に続く人はもう出てこないと思う。
粘り強く世間の批判に耐え結果を出した佐藤ご夫妻コーチと真央さん３人の金メダル。

「我が強くて欲が深い」は、佐藤先生のことでもありますよね。
それは「スケートという奥深いスポーツに対する“探究心”」のことであって、「分不相応な欲求」の事とは全然違います。言葉尻を捕らえて信夫先生を批判するのは意味がありません。（真央子のファンであるとともに信夫先生のファンです!!）
信夫先生が４年間かけて真央子に教えてきたのはきっとこれでしょう。もっと深くフィギュアを追求しなさい。まだ信夫先生としては真央子には足りていない部分があると言いたいのでしょう。
「（先生も仰っている）ただ何々ジャンプが出来た、〇〇スピンが出来た」ではなく、「実施の美しさ」や「音楽と振り付けへの深い解釈」、「観衆に感動を与えるノウハウ」。
さらには「振付師（可能性は薄いかな…）」「コーチ業」（審判やテレビ解説者やスケ連幹部だけにはなるなよ!！）などへの道筋をつけてやりたいとお思いになっているのでしょう。　信夫先生から見てもそれだけのフィギュアスケートの才能が真央子にはあるのでしょう。匡子お母さんもそうなって欲しくて信夫先生にお願いしたのでしょう。
だからタラソワ先生も「コーチ業（タラソワ先生の許ではおそらく振付業の指導が多いでしょう）を勉強しにロシアに来い」と仰るのだし、信夫先生は「フィギュアスケートは、歳を経ればそれだけ深いものに出会うスポーツだから（何らかの形で、できればもう少しだけ選手として）続けて欲しい」と仰るのです。僕は技術的なことはフィギュア経験がないから分かりませんが、経験がなくても何となく分かる信夫先生とタラソワ先生の真央子に用意したストーリー、すばらしいですね。