グランプリファイナルで4連覇の偉業を達成した羽生結弦が、フランスから成田空港に到着し会見を行った動画です。映像は共同通信社とANNNewsのYouTube公式チャンネルで配信されたものです。


フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル男子で、史上初の4連覇を達成した羽生結弦(ANA)が13日、フランスのマルセイユから帰国し、成田空港で報道陣の取材に応え、「4連覇という記録が続いてよかった」とほっとした表情を見せた。

 

ショートプログラムのリードを守って逃げ切ったとはいえ、フリーでは4回転サルコーで転倒するなどジャンプのミスが出て3位にとどまったことについては「悔しい気持ちと課題が見つかった優勝」と振り返った。満足した様子はなく「難易度が高いプログラムだからこそ、完璧に仕上げたい」とシーズン後半に向け、さらに演技の精度を高めていくことを誓った。

 

次は22日からの全日本選手権。「悔しさを晴らすチャンス。気持ちは高ぶっている」と闘志を燃やしていた。

(2016年12月13日掲載時事通信「羽生「課題見つかった優勝」=GPファイナル4連覇-フィギュア」より)

フランス・マルセイユ(Marseille)開催 ISUグランプリファイナル2016の出場選手&日程。女子シングルはエフゲニア・メドベージェワが優勝、宮原知子2位。男子シングルは羽生結弦が優勝、宇野昌磨3位。