TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーがグランプリシリーズ第5戦ロステレコム杯について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
ロシア・モスクワ開催、グランプリシリーズ第5戦ロステレコム杯2018(ロシア大会)の大会情報、出場選手&結果。男子シングルは羽生結弦が優勝、友野一希3位。女子シングルはアリーナ・ザギトワが優勝、白岩優奈5位、山下真瑚7位、松田悠良9位。
(羽生結弦:1時間36分30秒辺り~、友野一希:1時間41分45秒辺り~)
“TSL ロステレコム杯のおさらい (2018/11/18-英語)” への33件のコメント
羽生、友野、コリヤダ各選手の部分をまとめてみました。省略・意訳ありです。ご参考までに…。誤訳の訂正・まとめきれなかった部分の補足など、お気づきの点をご指摘いただければ助かります。
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羽生結弦
SPで世界記録更新。4T+3Tはうまくスプレッドイーグルに繋げた。ターンは外してあったが、3Aの入りは素晴らしかった。スピンも前回より良かった。ステップシークエンスはヘルシンキ大会には+5を付けないが、今大会は付けてもいいと思った。それほど良かった。SPはレベルを上げていた。驚きだ。
FS当日の朝、4Loの練習中に足首を負傷、そのまま退場。その後、悪化したようだが羽生はGPF出場の意思を示している。GPFで元気な姿が見られるよう願っている。
FSは終盤、足首をかばっていたように見えた。構成を変更し、美しい4回転を跳んだ。ユーロスポーツは、昌磨やネイサンと競うシーズン終盤にはもっと繋ぎを入れる必要があると指摘していたが、指摘すべき点はそれくらいだ。
考えようによっては、今回の負傷は災い転じて福となるかもしれない。羽生は調子を上げGPFでピークを迎えるように見えたが、世選で再びピークを合わせるのは難しい。GPFと世選の二度にわたりピークを合わせようとした2015-2016年シーズンを覚えているだろうか。世選のSPはうまく合わせたものの、FSはうまく行かなかった。二度ピークを合わせるのは、かなり厳しい。
羽生の演技はレベルが違う。今後も世界記録を更新し、素晴らしい演技を見せてくれるだろう。これからどんなプロを演じるのか楽しみだ。プーさんもファンも羽生の演技に大満足、タラソワも立ち上がって喜んでいた。
怪我の件は前向きに考えたいと思う。大丈夫、これまでも大変な怪我を乗り越えて来た羽生のことだ。しっかり対応するにちがいない。
友野一希
なぜ日本人はアイルランド音楽がそれほど好きなんだろう?リバーダンスのどこがそんなに好まれるのか分からない。
友野は空中で脚が曲がっているが、スケーティングには何か惹かれるものがある。高橋ファンなので残念ながら世選に送り出す気にはなれないが、友野もとてもいい選手だと思う。ただ、脚を真っすぐ伸ばして欲しい。フランク・キャロルに特訓してもらうといい。
ところでフィギュアスケート好きはみんなジョン・カリーのドキュメンタリーを観るべきだと思う。それを見て友野はジョン・カリーの素晴らしく伸びやかな空中姿勢を参考にするといい。友野の滑りは概ね良いと思うので。
ミハイル・コリヤダ
とても良い選手だが、今シーズンは期待外れになりそうだ。ラフ(アルトゥニアンコーチ)にフルタイムで指導してもらった方がいい。メンタルの問題だろうか。プレパレーションがうまく行っていない。スケーティングは大変なメンタルゲームなのでプロをどれだけ滑り込んでも準備不足のような気がするものだ。だが、パンクは、トレーニングに何か原因があるのではと思う。
高い技術を持っているのでスケーターとして世界一の座に挑めるはずなのだが。正直、羽生の最大のライバルはコリヤダのはず。美しいジャンプを跳ぶ選手なので、集中力の問題だろう。コリヤダの『カルメン』はザギトワのそれよりずっと良い。質が高く、観る者を楽しませてくれる。
シニアBで優勝したのは、ラフの指導を受けた直後だったからだろうか?分からないが、練習内容を見てみたいものだ。プレパレーションの方法を変えなければならないとは思う。夏の方が好調のようだった。以前は技術に問題があり、今季はかなり改善したと思っていたが、再発。ラフの元でコリヤダが上達すれば、ネイサンの良い刺激になるだろう。
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以上です。男子は上記3人以外の選手には、ほとんど触れていませんでした。ベイビー・プルシェンコことプルシェンコの息子・サーシャが羽生選手の怪我を心配してインタビューをしていたそうですw (詳しいことは話していませんでした。)
私もグレーシーに関してとっても心を痛めてます。どうして周りにちゃんと手を差し伸べてくれる大人がいなかったんだろうと。コーチの自分を売り込みたいがために出すゴーサインとか、本当なのかな?と思いますが。。。出るべきではなかったと今さら言ってもしょうがないことで、結果よかったこととしては自分でフリーは出ないという選択ができたということであってほしいです。メンタルが普通の状態の選手でも厳しいトレーニングを積むことは大きな負担なはず。トレーニングしていくことが心の支えになるといいけど、また追い詰められた状況にならないでほしい。復帰しようとしまいと彼女が自分を取り戻せる結果を願ってやみません。
自ら訳をかってでてくださり言葉もありません。
男子3人評、タイムリーです。
羽生選手に関して本当に愛に満ちてる。
「ユーロスポーツ」の後半のつなぎに関しては本当に言ってたんですね。私も好きな彼(サイモン氏?)達の発言としたらちょっと考えてしまう。
年内GPFとワールドの2回のピーキング~、この辺の問題で済めばいいんですが古傷部分のの回復は第三者にはわかりません。
友野選手の空中姿勢は以前から感じてました。日本人のアイリッシュ・プロ好きは本郷選手の時も確か訳していただき同じこと言っていた記憶があります。
コリヤダ選手に対しても同じようなコメントを素人ながら
させていただきました。
FSF様、翻訳ありがとうございます。
他力本願で申し訳無いのですがいつも楽しみに拝読させていただいています。
FSFさん、早くも翻訳ありがとうございます。
ナッキンさんと同じ思いです。ありがとうございました。
「ユーロスポーツが昌磨やネイサンと競うシーズン終盤にはもっと繋ぎを入れる必要があると指摘していたが、指摘すべき点はそれくらいだ。」って?!ネイサンってそんなに繋ぎ濃かったかな?
「ユーロスポーツは、昌磨やネイサンと競うシーズン終盤にはもっと繋ぎを入れる必要があると指摘していたが、指摘すべき点はそれくらいだ」
これは言ってないような…
デイヴ曰く
「今回は怪我のため、プログラムの構成を組み直し、シーズン終盤に、昌磨やネイサンと戦う時、必要となるトランジションまで抜いていた」
じゃないかな?
ユロスポ、サイモンについては、そのちょっと前に話していて、彼は間違ったコールをしたり、スケートの知識がある人なら言わないことを時折言ったりするので、解説のクリスも困ってるしと、ディヴとジョナサンはご立腹で彼を降板すべきだとw。
サイモンは実況の人だから仕方ないと思うんですが。
羽生くんフリーのユロスポ解説、私も聞きましたが、怪我の情報は入ってないようで、いつもの演技よりやや精細に欠けていて、あくまでこの状態では、クワド4本の昌磨と勝負する訳にはいかないとは言ってましたが、クリスは彼が100%の状態でないことを薄々勘づいてる様で、そこも言及しているし、何れにせよ素晴らしい演技だったと言っていました 。
グレイシーの件は動画の2人にほぼ同意。
でも勇気はやっぱり賞賛したいけど。
皆さんのおかげで発言の背景や状況、彼らの認識等
多面的に考え併せることが出来て幸せです。
どの選手も事情抱え戦ってる姿が美しい。
何より訳があがり取り掛かかりようがないグループとしては
重ねがさね感謝です。
FSFさま、翻訳していただきまして、ありがとうございます✨
土曜日以降、久しぶりに、こちらの管理人さまのブログに来させていただきました✨
FSFさまの訳を拝読させていただき、ただいま、気持ちがとても明るくなりました✨( ; ; )✨大変感謝申し上げます✨
誠にありがとうございました✨✨
ジャンプのとき脚が曲がってるのはダメですか?出来栄え点で下げられなければ、それで個性だと思うけど。
中野友加里さんも巻き足については随分言われてたな…。
いちじくさん、
「ユーロスポーツは、昌磨やネイサンと競うシーズン終盤にはもっと繋ぎを入れる必要があると指摘していたが、指摘すべき点はそれくらいだ。」
上記の拙訳に関してですが、元となるデイヴの発言はこれですね。
You could tell he was rearranging the program and they were even pointing out the transitions need to be there for when he competes with Shoma and Nathan later on in the season. That’s the only thing, but the program…
pointing out とあるので「指摘していた」です。「抜いていた」という言葉は使っていないと思います。では何を指摘していたか?「この先、昌磨やネイサンと競う際に羽生は繋ぎを入れなければならない」と繋がっています。「トランジションを抜いた」という意味は入っていないように思います。
さて、ユーロスポーツの発言についてです。羽生選手のFS(ロステレコム杯)の解説でサイモンはこう発言しています。
I tell you, one thing he’s gonna have to watch is that there were many many places in that program where I felt there was nothing happening, and it was a little sloppy and the arms were just hanging. … Now, when he’s up against Shoma, he’s not gonna be able to do that because Shoma he’s gonna go out and he’s gonna go for four quads.
上記のサイモンの発言の中でデイヴが主に触れているのは次の部分です。サイモン:「(ロステレコム杯の羽生のFSは)何もしていない個所が多すぎると感じた(中略)4回転を4本入れて来る昌磨と対決する際、これではいけない」
「何もしていない個所が多すぎる」のは繋ぎが薄いと言っていることと同じですよね。だからデイヴはサイモンが羽生選手に対し「昌磨やネイサンと競うシーズン終盤にはもっと繋ぎを入れる必要があると指摘していた」としているのだと思います。いかがでしょうか? また、上記はサイモンの発言ですがデイヴはtheyを主語にしているので訳はユーロスポーツとしました。ただし、TSLがコメントがいい加減だと批判の対象としているのは、ユロスポのクリスでもマークでもなく、サイモンただ一人です。(この辺の雑談は訳から省いてあります。)
それと、いちじくさんのご指摘を受け、当該箇所を聞き直したところ、デイヴがThey were even pointing out と、even を入れて強調しているので、TSLはサイモンの発言を全く支持していないと捉えるべきだと気づきました。該当文を次のように訂正します。
×ユーロスポーツは、昌磨やネイサンと競うシーズン終盤にはもっと繋ぎを入れる必要があると指摘していたが、指摘すべき点はそれくらいだ。
〇ユーロスポーツは、昌磨やネイサンと競うシーズン終盤にはもっと繋ぎを入れる必要があるとまで指摘していた。
最初、TSLがサイモンの指摘を受け入れるような訳になっていましたが、全く受け入れていない、こんなことまで言っていた、と批判を強めた訳に変更したいと思います。
いちじくさん、ご指摘ありがとうございました。
FSFさま、いつも丁寧な翻訳ありがとうございます。
ヒアリングから書き起こしまでに要する労力と時間とを思うと申し訳なくも有難いです。
コリヤダ君についてのくだりは概ね同感ですが、シーズンは始まったばかりなのでシーズン終盤では本来の演技を見せてくれると信じています。
FSNさん、いつも素晴らしい翻訳ありがとうございます。
あ、仰る通りですね。pointing out が pulling out に聴こえてました。
大変失礼致しました。
FSNさんが抜き出されたユロスポのくだりはサイモンではなく、クリスの発言です。
以前のTSLでも彼らが主に文句を言ってたのは、サイモンに対してなのですが、今回デイヴがtheyとしてユロスポに批判的なニュアンスで発言したのは、選手の怪我に無知な解説実況をユロスポがしたのが腹ただしかったのかも知れないですね。
ただ、その箇所とジャンプミスの指摘以外は、ユロスポは全体的に羽生選手の演技を褒めてはいましたよね?私は好意的に感じました。
こちらのコメント欄にユロスポが羽生選手に批判的だったのかと心配されてる方がいらっしゃったので。
いちじくさん、
レスありがとうございます。おー、クリスの発言だったのですね。TSLがあまりにサイモンの批判をするので、サイモンの発言だと思っていました。ユロスポのコメントはよく聞きますが、誰の声とは分かっていなかったのでwなるほど、メインの批判対象だけでなくクリスも合わせてtheyなんですね。了解です。
いちじくさんのおっしゃる通り、ユロスポは羽生選手に対し誉め言葉をたくさん送っています。怪我の情報が全く入っていなかったので、初めは羽生選手のことを「スケートの神」と言っていましたが、ジャンプにミスが出るようになり「羽生は調子が悪いようだ、人間だものこんな日もあるさ、それでも何とか演技を成功させようとしていた、素晴しい。謝る必要は全くない」(要約)と称賛していますね。全体的に好意的なコメントだと思います。
FSF様
いつもありがとうございます。
解説者に腹をたつことはあっても、日本のファンは海外に怒りを発信しないでほしい。
羽生君には、行儀の悪いファンがいて、日本人ではないかもしれませんが、
フィギア関係者に少なからず迷惑をかけているのですから、選手は羽生だけじゃないぞと、つっこまれそう。
羽生君にも迷惑がかかります。
解説者も間違いや情報ミスもあるでしょう
無視はできませんが、カートは、ユーモアがあるとか、マッシさんは、羽生愛が強いとか、いろんなタイプがあるから面白い。
ロシアのおじさま二人の解説や、タラ、トレイシーもいい解説をします。
それより、修造さんは申し訳ないけど、別な場所で解説してほしい。
織田君とのコンビいいんだけど、羽生君の気が散って怪我するからやめてほしい。
私も修造氏及がリンクサイドで解説しているのが気になりました
カメラも邪魔
羽生さんだけでなく、他の選手にとっても邪魔です
カメラはコーチよりしゃしゃり出ていましたが、あれはテレ朝の特権なんですか?
リンクに出て行く直前、選手は緊張、集中力、高揚感で大変なんです
控えて欲しいですね
>脚が曲がってるのはダメですか?
ダメではないけど、空中では一本の棒のようにしないと付加がかかります
技術的な問題です
個性ではないです
4サルは踏切時にフリーレッグに癖があるので直した方が成功率が上がると思います
正直、見栄えも悪いしね
まあ、こういう足癖はシングルの段階でコーチが修正すべきなんですが
FSF様、いつも本当に感謝です。
此方のブログを知ってからとても幸せな所にたどり着いたという感じです。
サイモンに関しては、羽生選手が14歳のころから世界王者になると話していたので。ユロスポはいつも楽しみにしています。
本当に人間ですから、失敗だってありますよね。
ケガの状況も伝わっていなかったと思いたいです。
ユロスポに限らず、イタリア、スペイン、フランス、ロシア、ドイツ、世界中が楽しみにしている羽生選手の演技。
メラメラもあるかもしれませんが、最近は地球を背負っているような気がしてきました(笑)さぞかし重いでしょうね。
これからは好きなことをやるといったのに、実行したのは一瞬で元の羽生選手に戻ってしまいました. 感謝
うぉっ!お名前間違えてる!
なんで、FSNさんに!?
FSFさん、ごめんなさい〜!
いちじくさん
問題ないですw
名前の間違えと言えば、サイモンがマライア・ベルをマライア・キャリーと間違えたらしいですねw ジョナサンが怒っていて可笑しかったです。
9
佐野さんが解説してましたが
空中姿勢は足の隙間がなく芯の通った棒状態が最高に良いんです
空気抵抗その他を考えてもですしGOEにも反映されますね
女子をまとめてみました。グレイシー・ゴールド選手の部分はかなり長い時間を割いて話しているため、まとめられていないので、ここには入れてありません。悪しからず。ザギトワ、サモデュロワ、イム・ウンス、パガニーニ、ツルスカヤ各選手のまとめになります。省略・意訳ありです。誤訳の訂正、補足などお気づきの点をご指摘いただければ助かります。
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アリーナ・ザギトワ
今大会はとても良かった。ザギトワ自身は美しく才能ある選手だが、『カルメン』は粗が目立つプロだ。姿勢の良い高速スピン。想像を絶するトレーニングを積んでいるのだろう。
だが、エテリ(トゥトベリーゼコーチ)陣営はザギトワの相変わらず前かがみのクロスオーバーを気にもせず、スケーティング技術を教えようともしない。なぜザギトワのジャンプはうまく行かないのか?何度も言うが、エテリの技術は体形変化が始まったとたん使えなくなるからだ。ザギトワはユリア(リプニツカヤ)やシェレペンの二の舞になる恐れがある。同じような例はこれまでも見て来たが、エテリが気にするはずもない。4回転を跳ぶ次世代が来年には上がって来るのだから。
ザギトワには長く活躍できる可能性があるというのに。フィギュアスケーターとして特別なものをたくさん持っていると思う。だが、プロは17箇所も繋ぎガラスの割れる音を入れた『オペラ座の怪人』、フットワークは腕を振り回す、スケーティング技術はエフゲニアより上だが、まだ拙い。腕を激しく振り回すため、技の質が落ちる。フリップがパンクする原因にもなっているし、他にも様々な影響が出ている。今季は現状維持しているが、14か月後はどうなっているか。
4か月後のシーズン終盤、紀平梨花との直接対決でザギトワはどんな演技を見せるだろう。話題の紀平梨花が再びやってくれるか楽しみだ。梨花に話題をさらって欲しいが、どうなるだろう。
姿勢の事を言うとザギトワを嫌っていると思われがちだが、そうじゃない。滑りはいい面も多いと思う。負けん気もスピンもジャンプも3Lz+3Loコンビネーションもいい。プロの批判はするが、批判の矛先はザギトワではなく陣営側だ。ザギトワは非常に練習熱心な選手だ。言われた通りにやっているだけ。
エテリはファントムやカルメンプロを美しいと思うのだろうか?得点と結果にこだわっているが、実はエテリもダニー(グレイヘンガウス振付師)も美を理解していると思う。だが、成功しているのにリスクを負う必要はないから美は二の次なのだろう。
ソフィア・サモデュロワ
気持ちが入ったり入らなかったりの繰り返し。一生懸命演じたかと思えば、ジャンプに集中。かと思えばクリスティーナ・アギレラを歌っている。とても才能があると思う。
クリスティーナ・アギレラ的ロシア vs 伝統的ロシアの代表は、サモデュロワとコンスタンチノワだと思う。ロシア選手権大会が楽しみだ。サモデュロワは本気で世選出場を狙っている。エフゲニアをロシア選手権大会に出さなくていいようオーサー陣営が戦略を練っているのは知っているが、出るべきだと思う。4人の対決が見たい。
ミーシンコーチのジャンプ技術は素晴らしい。エリザベータ(トゥクタミシェワ)のルッツやエッジジャンプがいかに優れているかは周知の事実だ。新しいルールではタノはもう加点対象にならない。新しく加わった加点条件の一つに「体のポジション」があるが定義はなく、ジャッジの裁量に任されている。加点対象にならないのに、上げた手が曲がっていて見苦しいタノをジャンプにうるさいミーシンがなぜ外さないのか不思議だ。
イム・ウンス
3Sを着氷。興奮した。上達している。今季、メダル争いに加われると思うが、世選ではトップ5を目指そう。ウンスの優雅さ、美しさ、スケート技術に感銘を受ける。抒情的なSPも現代的なFSも演じられ、演技の幅が広い。バレエ音楽でも見てみたい。『シカゴ』のステップシークエンスに引き込まれた。ジェニー(カーク)がウンスに笑顔を見せるよう伝えて欲しいと言っていた。ウンスのスタイルに最高に合ったプロには、これから出会えるだろう。
本人は否定していたが、『シカゴ』はロキシーよりヴェルマを演じているように見える。いずれにせよ華麗だ。今後の成長が楽しみだ。
ラフ(アルトゥニアンコーチ)がキスクラで「先週はSP、今週はFSが良かった。二つを合わせよう」と言ってた(笑)。ラフにしてはポジティブだ。ウンスのことが気に入っているにちがいない。素直に聞くからね。普通なら「先週はSP、今週はFSがダメだった。何やってる?」(笑)。怒鳴っていてもラフは良い。ウンスも笑い飛ばしていた。
アクセルも含め、ラフのジャンプ技術はおもしろい。ウンスのジャンプにはラフの理論がよく反映されている。ラフは進入路のパターンに色々手を加える。例えばサルコーに入る前、左側に滑る際、右側にかなり体重をかける。つまり空中で体が傾く側に体重をかける。とても変わった難しい技術だ。進入路のパターンをよく見ているといい。ジャンプにラファエル色がよく出ている。アシュリーにはあまり見られなかったが、ウンスには影響がはっきり見られ、興味深い。ウンスはループやルッツに入る前、まるでボーリングの球を投げ終えた時のように脚をクロスし、その形を長く保ってジャンプに入る。これもウンスの癖じゃなくラフの手法だ。
アレクシア・パガニーニ
米国が愚かにも手放してしまい、スイス代表として平昌五輪に出場した。華麗なスケーターだ。アレクシアがいなくて残念だ。五輪出場できてよかったねと思うと同時に(悔しがるジェスチャー)。美人だし、いいスケーターだ。
ポリーナ・ツルスカヤ
演技を見ているのが厳しくなって来た。残念だ。怪我のせいという声があるが、問題はそれ以上に大きくなっていると思う。エテリが師弟関係を解消した際、確信を持って別れたのだろう。
昨季と一昨年は、爆発力のあるパワフルなジャンプを跳んでいた。ポテンシャルが高く期待していたが、落ち込みたくないので応援するのはもうやめようと思う。
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以上です。
FSF様
わかりやすい翻訳をありがとうございます。
おかげで内容を理解し、楽しめました!
FSF様
丁寧な翻訳をありがとうございます。
翻訳が助かるのはもちろん、日本語のセンスもとても良く、いつも読み物を読むように楽しんでいます。
イムウンス、ロシア杯のフリーは素晴らしかったですね。
今季のフリーはいまいち?ラファコーチはとりあえずシニアの課題としてシカゴを滑らせるのかしら(マライアベルも滑ったし)などと思っていたのですが、なんのなんの。
イムウンスにしかできない素敵な「シカゴ」ですね。
可愛いし華があるし、これからが楽しみです。
まりんちゃんもがんばれ!
ツルスカヤも好きな選手なので、最近は辛くて演技を見られないです。ジュニアのときはあんなに活躍していたのに。
はあ~。本当にフィギュアは厳しいです。
いつも翻訳ありがとうございます!
>エテリ陣営はザギトワの相変わらず前かがみのクロスオーバーを気にもせず
ジャンプはすばらしいんですが、私もザギの前傾姿勢が気になっちゃって。
去年、一昨年に比べるとだいぶ改善されているんですが・・・
あれがザギの漕ぎやすい姿勢なのかな?
だとしたら大きく直らないんじゃないかと思います。
あの姿勢を直せば、もう少し優雅なプロになると思うんですが・・・
ツルちゃんに関しては同感で、もう残念としか・・
一時的な問題、つまり怪我だけではないと思います
そもそも、シングルとしては長身過ぎて、スピン・エッジワーク・回転技術などあらゆる面でコントロールが難しいのでしょう・・・
ザギトワちゃん、前傾?だとしても前傾のザギトワちゃんに勝てない、誰かさんは??フランス楽しみ 紀平梨花ちゃんに勝ってほしい。
ひとつ疑問なんですけど前傾姿勢ってそもそも悪いことなんですか?PCSで減点の対照になるのですか?
ザギトワや宇野君やジェイソンブラウンは前傾姿勢だけどPCSは3人とも高いですよね?
そういえば以前ユロスポで町田選手が滑ってるのに
SPの半ばまで高橋選手として解説していた事が(笑
あれもサイモンだったのかなあ。
日本国内の解説者であれば噴飯ものですが
海外の解説は間違い含め、解説者個人の見解や思い入れ溢れるポエムもウェルカムです。
逆に日本の解説は、技の説明だけ端的に解説する現状スタイルで良いと思っています。
日本語でNBCや伊ユーロ並みにず〜っと喋られても、鬱陶しく感じる時がありますからね。
外国語なら煩く無いのか?というと、アレは副音声だと思ってニマニマ楽しんでます。(^_^;
前傾姿勢はあんまり減点対象では無いでしょうけど、
やはりあまり美しく無いとは思います。
安藤さんがシニア出たての頃かなり前傾でしたがモロゾフコーチについていた頃は、かなり改善していた様な印象です。
ジャンプ時の脚が曲がっていると回転軸が細くならいですよね。
個人的には町田君のジャンプがジュニアの頃から軸が綺麗だなーと思ってました。
前傾姿勢は悪くはないけど、くりゆきさんおっしゃるとおり見た目が美しくないし、クロスしても伸びず漕いでる感がでるので、普通は直させます
クロスの時は多少は前かがみになりますが、ザギは女子の中でも極端かな
シニアに上がった当時はもっとひどい前傾でエッジがトゥにかかってガサガサしていました
大分改善しましたが…
前傾によりエッジが伸びないとSSに響くと思いますが、ザギクラスだとマイナスにはならないのかな?
宇野さんは極端な前傾ではないような気がしますが、少し出っ尻(体型的に)かな、と思います
このお二人はユーロスポーツを元に話して居ますが、ユーロスポーツの
解説人はジャンプの見わけも出来ないようです。
事前に選手の情報も集めない、選手が怪我をしている事は周知の事実でも
知らないから頓珍漢な事ばかり言うと視聴者はお怒りで、選手の顔も覚えないので、顔も名前も間違えるのも何時もの事。
技や演技内容関係無く、羽生にはネイサンと宇野を引き合いに出すのは今回だけじゃ無いようですよ。
ネイサンは繋ぎとジャンプ入りを無くして、今迄より堂々とシンプルにしたと思います。
今は学業に専念するようです。次のオリンピックに金取れれば良いと思っているのように見えますが。
元々繋ぎは薄くステップの時だけ、曲表現をしていたように私に見えました。
宇野選手はファンじゃ無いので、演技を殆んど見ていないから知りません。
なにはともあれ、羽生選手がプル様リスペクトで
EXの肉襦袢じゃ無くて良かった・良かった。
F S F様、いちじく様、いつもありがとうございます。
英語はさっぱりですが
羽生君はいつも絶賛されている印象です。
当然ですがどの解説者の方も。
ネイサンが次のオリンピックで金を取れれば良いとは
全く聞いたことがないのでびっくりしました。
学業に専念は当たり前で、ある程度の成績を収めないと
オリンピック前に2年休学が許可されなんじゃないかと。
出来るかどうか今は模索中であるという事で。
宇野君の演技は見ていないのですか?残念です。
日本の2人の選手は凄くて素晴らしいのに。
咲さまへ
ネイサンが「オリンピックで金を取れれば良い」は私が感じた事でしか有りません。
オリンピック金狙うのはどの選手も当然でしょうが、ネイサンが試合での顔ぶれで演技内容を変えているようで、目の前の試合を全力で前の自分を超えようとする、自分と戦う選手が好きなのでそう感じただけです。
トップ選手だからシーズン初めに戦う選手を意識し勝つ為のプログラム構成を考え、プログラムを作り上げると思う。
それを戦う選手に合わせる事は、試合で勝ってもプログラムを作り上げる妨げじゃないかと思う。今は顔ぶれを見て試合に勝つ事に重点を置いている。十分トップ選手なので、そんな事考えなくても良い成績を収められると思うからです。
ネイサンが試合の顔ぶれで構成を変えるですか
よく聞きます、その言葉
変えるのではなくまだ出来ない状態の間違いだと思いますが
大学で1人練習ですし当時は
ストックホルムでその言葉そっくりお返ししたいですが
たぶんいつもネイサンの演技なんてまともに見てないなですね
どうでもいいことですが
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