カナダのクリケットクラブでブライアン・オーサーコーチに師事しているエフゲニア・メドベデワ(ロシア)とジェイソン・ブラウン(アメリカ)のインタビュー動画です。インタビューワーはアイスダンサーのメリル・デイヴィスです。映像はオリンピックチャンネルのYouTube公式チャンネルで配信されたものです。
カナダのクリケットクラブでブライアン・オーサーコーチに師事しているエフゲニア・メドベデワ(ロシア)とジェイソン・ブラウン(アメリカ)のインタビュー動画です。インタビューワーはアイスダンサーのメリル・デイヴィスです。映像はオリンピックチャンネルのYouTube公式チャンネルで配信されたものです。
“エフゲニア・メドベデワ&ジェイソン・ブラウン 独占インタビュー (2019/4/3-英語)” への8件のコメント
拠点を変えてシーズン当初は心配された2人。
お互いの性格を半分ずつ分け合って、一歩一歩頑張って結果に繋がった。
良かったですね。
来季はどっちが先にクワドを跳ぶか競走?
スティヘルシーで頑張って!
こういう類のインタビューは好感が持てますね。
選手と言っても千差万別。
性格もスキルも違う同士が空間をシェアし切磋琢磨してるから、分かり合えることもあるし目から鱗なこともある。
それぞれのゴールを見つけ幸ある競技人生を送れますように…!
インタビューの様子を訳してみました。ご参考までに…。省略、意訳ありです。誤訳の訂正・補足など、お気づきの点をご指摘くださると助かります。
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M: メリル・デイヴィス
J: ジェイソン・ブラウン
E: エフゲニア・メドベデワ
M: 二人とも大きな変化がありましたね。コーチの変更や練習拠点を外国に移すなど環境の変化がありました。お互いどのように支え合って来ましたか?
J: 少なくとも僕は助かりました。エフゲニアとはキャリアも違うし目標もやりたい事も違うけど、大きな変化に直面している者同士、支え合えたので。一歩ずつ進むんだ自分に言い聞かせていました。
E: (笑)。トロントに引っ越した初日からほぼ毎日、ジェイソンからこの言葉を聞かされているんです。「一歩ずつ、一歩ずつ」って。
J: 効き目あるでしょ?(笑)
E: 本当。すごく効いてる。
M: 世選の感想と来季の抱負を教えてください。
E: 私にとって3度目の世選出場でした。最初の2戦は同じ感覚でしたが、今回は全く違っていました。今大会、何歩も前に進めたと思います。1~2歩どころか、単距離を走った感じ。世選に出られて有難いと思っています。ご存知のように出場権を得るのに苦労しましたから。(ジェイソンに)「出場権」ちゃんと覚えてた。
J: (拍手を送る)
E: (笑)ジェイソンに言葉を教えてもらってます。(ジェイソンを見て)ハツオ…。
J: (笑)発音ね。
E: 発音。今大会に出られて感謝しています。色々経験できました。もう大丈夫、前に進めると思えたのが何よりの収穫でした。
M: それが聞けて嬉しい!(メドベ&ジェイソンとハイタッチを交わす)。
J: もう大丈夫、大丈夫!
E: 自信がついて最高の気分です。
J: きっとうまく行くと思ってました。僕もスモールメダルがもらえました。FSも成功させたかったけど。SPで銀メダルが獲れたのは、エフゲニアも言っているように自信になりました。先が開けた感じです。これまでやってきたことが正しかったと再確認できました。
M: 同じクラブでトレーニングする中、お互いもしくは他から学んだことは?
E: 練習していても楽しく過ごせることをジェイソンから学びました。それと状況が良くない時に辛抱我慢すること。
J: 僕は(E&J声をそろえて) 真逆(笑)。エフゲ二アからは、これまで以上の集中力・気迫・闘志、それと失敗を怒りに変えて自分のエネルギー源にすることなど学んでいます。
E: 真っ二つに分けて半分ずつ交換し合うことで、良いバランスが取れているんですよ、私達(笑)。
J: そう、そう(笑)。
M: 理想のトレーニングメイトですね。
E: ええ、ええ。
J: 最高です。エフゲニアがトロントに来た最初の週、僕の車のフロントガラスに北京五輪ロゴのステッカーを貼ってくれたんですよ。おかげで僕らの目標を毎日目にしています。ここに行くんだと。(スマホを見せるエフゲニア)これがそのロゴ。車に貼ってあります。毎日頭から離れないように。
M: 2022年の北京五輪が大きな目標なんですね。具体的な今後の目標を教えてください。
E: 来季の主な目標は、4Sや4Tなど高難度ジャンプを身につけることです。フィギュアスケートが進化しているのは誰が見ても明らか。来季は厳しい闘いになると思います。体を鍛え、心を落ち着け、練習や試合で高難度技に挑戦します。
J: 自信と安定感をもっとつけて行くことです。僕も4Sや4Tが欲しい。エフゲニアと競争です。二人ともやる気十分、「できる、できる!」と言ってます。今季を通してエフゲ二アから学んだのは、頑張って練習を続けるのみという事。今季、エフゲニアは気持ちを強く持ち、世選出場を一瞬たりとも諦めませんでした。「出たい、頑張る」と出場枠を獲るため努力し続けました。そしてあれほど苦しんだ今季、世界の表彰台に再び上がりました。希望を捨てず、本気で頑張れば何でも可能なんだと思い知らされます。
M: その通り。本当に素晴らしかった。おめでとう。
E: ありがとう。
M: 世選でスモールメダル、銀も素晴らしいです。一年前は…。
J: 一年前だと信じられない話です。エフゲニアが居てくれたからです。
M: 今日はありがとうございました。お互いに支え合えること、そしてそれができるトレーニング環境は、ありがたいし大事ですね。最高です。
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以上です。最後に訳した時に比べ、メドベデワ選手の英語が格段に流暢になっていて驚きました。新しい環境や言語にも慣れた様子なので、移籍2年目の来季が本領発揮の年になるといいですね。シニアに上がって来るエテリ組3人も参戦し、いよいよ群雄割拠の時代に入るロシア女子。楽しみですw
いい人オーラ満開のジェイソンw タイプの違う二人が相互補填しながら頑張る様子が目に浮かぶインタビュー内容でした。
FSF様
翻訳ありがとうございました。
二人共 いい感じですね! 思いやりは大事です。
FSFさん,
いつも丁寧な翻訳をアップいただいて感謝しています。
おはようございます。
管理人様
動画の
紹介ありがとうございます。
FSF様
毎回の翻訳お疲れ様です。
感謝しております。
メドベデワ選手
SOI でつい先頃 最前列 生で見ました。
赤い衣装 「トスカ」♬
スピードがある〜!
ものすごいオーラを放っていました。
お花に例えるなら
咲き誇る大輪の薔薇 という感じでしょうか。
ジャンプは無くても素晴らしかったです。
管理人様、FSF様、ありがとうございます。
クリケットは多くの選手を抱えてるけどチームメート同士仲良く前に進んで行ける様子は微笑ましい。
二人共ジャンプに課題を抱えながら一歩一歩頑張ってるんですね。
お互いの存在がすごく励みになっているんでしょう。
メドベは言葉や文化的なことでもジェイソンに助けられてる感じだし、細かい気遣いが出来るジェイソン。
彼の演技には技術的なことだけじゃなくて人柄もよく出てる気がする。
クワドなしでもこんな男子の現状でワールドのショートで2位に入る圧巻の演技でした。
見ていてこれまでに増して感動的だったしジェイソンが持ってる底力に改めて驚いた。
何とかクワドの成功願ってます。
年齢も行ってるけど諦めないところがジェイソンも基本がアスリートなんですね。
オーサーさんの言葉によれば一年半経つと合ってくるとのことなんでそれを信じて来季が楽しみ。
だってこの選手が4回転身につけたらそれこそ革命的なこと起こりそうで…
メドベも4回転目指すって本当に女子もすごい世界になって来た…
翻訳、感謝致します。
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