2005年カナダのキッチナー(Kitchener)で開催された世界ジュニアフィギュアスケート選手権(World Junior Figure Skating Championships)、日本代表-浅田真央(Mao ASADA)のフリースケーティング演技の動画です。日本語の映像はJ SPORTSで放送されたものです。実況はフリーアナウサーの小林千鶴、解説は日本スケート連盟強化部長の城田憲子です。英語の映像はカナダのCBC局で放送されたものです。
日時:2005年3年月3日
曲名:ジョアキーノ・ロッシーニ/オットリーノ・レスピーギ バレエ音楽 「風変わりな店」 (La Boutique Fantastique by Rossini Respighi and Ottorino Respighi)
技術点:62.73
構成点:56.40
合計:119.13
女子シングル・フリー得点詳細(英語)
女子シングル・フリージャッジスコア(英語)
女子シングル総合結果(英語)
パリの喜び&風変わりな店
フィードラー(アーサー)
【男・女アベック優勝】カナダ・オンタリオ州キッチナー(Kitchener,ON)開催、2005年世界ジュニアフィギュアスケート選手権の大会情報、出場選手、結果、動画リンク。女子は浅田真央が優勝、澤田亜紀9位、北村明子14位、男子シングルは織田信成が優勝、南里康晴6位。
(日本語)
(日本語)
(カナダ英語)
(カナダ英語)
“浅田真央 世界ジュニア選手権2005 フリー演技 (解説:日本語・カナダ英語)” への349件のコメント
わが君は千代にましませさざれ石の‥ よみびとしらず
わが君は千代に八千代にさざれ石の‥
君が代は千代に八千代にさざれ石の‥
「君が代」もこのような変遷を経て来ています
ので、花も‥の歌もそうかもしれませんね。
小さな怒りは棚に上げ、大きな怒りこそ握りこぶしの中に入れて一徹を、ガツン!!と。
何か、怒りが足りないと思います。。周囲を見回しても、、皆、聖人君主の様、、もつと生々しきラフな動物的な思いも必要じゃないだろうかな??!
「喜怒哀楽」は濃厚な味こそ人間味を深くする。。となれば、、真央声援も、濃厚な思いと
発言を。。なんちゃって^^;w
枝氷様
大いに怒ることもありと思います。
ただ、振り上げた拳はどこに置くのでしょう
私にはそれがよく分かりません
誰も真似の出来ない強さなのに、にこやか笑顔に隠されて、それがどんなに困難なことかを気づかせない。苦しい胸の内を明かすことなく、
誇らしく自慢してもいいのに、ただ言葉少なく前を見つめている。誰も到達していなかったところに行ってしまったあなたを形容するのに、孤高という言葉しか思い浮かばない。
18才のまだ少女から抜け出したばかりなのに、あまりに大きなものを背負いすぎている。どんなに不調であっても淡々と練習を行い、今できることを精いっぱいする。なんとけなげな言葉なのであろう。涙は全てが終わってからひっそり隠れて流せばいい。一番、悔しい思いをしているのはあなた自身。自分自身のふがいなさにあなたはきっと怒るのでしょうね。
逆境にある時、いつもあなたの中に潜む龍神が顔をのぞかせます。きっと仮面舞踏会は血を流しながらも、渾身の龍神の舞を見せてくれるのでしょう。
怒りを込めて振り上げた拳は真央姫の右手のように月ではなくて、太陽を目指して高く掲げて正義の宇宙パワーを貰い、、世界の魑魅魍魎の悪たれ亡者どもの邪気を払うべく、真央姫に”えいっ!”と、変身して振り下ろして貰うのさ。。それで気持ちはすっきりじゃ。真央姫がやってくれたきに、、お判りかな?!熱狂ファンと真央姫「融合の巻」じゃ!!
宿命の姫の思ひに冴え返る 枝氷
愛しやなニーナの心技真央二月 枝氷
ステップの超絶神技冴え返る 枝氷
眠れる龍を呼び起こしましたね。最初の3Aを失敗し、追い詰められたところで、それまで閉じていた龍の目はかっと見開き、その後は龍神が乗り移ったかの如くに、跳ねては舞い、飛んでは舞い、風を巻きあげ、すざましい勢いで、風と共に天に昇って行きました。暗くよどんでいた不安など一気に吹き消して、湧き上がる圧倒的な力に、ただ唖然、呆然として見ているだけでした。
恐るべし、浅田真央。真の力を見せ付けられました。それは、怯むことを知らない、何物にもくじけぬ強靭な心の強さです。いつ、どこで、どうやってその力を身に付けたのか、私には到底思いもよりません。
あなたの中に、天高く空を駆け巡る龍神の、怒れる姿が確かにありました。
真央の舞 龍神が空を 駆けていく 紅益子
やはり右膝の怪我という血を流しながらの演技だったのですね。無理をしないでほしい。SPであんなに調子悪かったので、これからは棄権も選択肢として考えなくてはいけません。重症化させないためには、勇気ある撤退が時には必要になることがあります。高橋尚子さんは怪我の多い選手で、世界選手権を直前で回避する涙の選択をしたことを思い出します。膝の具合がおもわしくないようなら、日本は選手層が厚いから、オリンピック3枠確保ににとらわれず、今年の世界選を回避してもかまわないわ。タラソワ先生には小出監督のようにしっかりセーブして管理してほしい。最終目標はあくまでオリンピックなのだから。
膝痛に耐えてこらえよ冬の日は 五輪に開く花のためなり 紅益子
逆境が人に与える教訓ほどうるわしいものはない
『ハムレット』 by シェイクスピア
シェイクスピアの台詞の多くは
裏に皮肉を込めているものが多いのですが
これは素直に受け止められていいものです。
不調が伝えられる中、
悪意に満ちた記事、心無い批判、
真央選手はそんな逆境の中でも
素晴しい演技をちゃんと見せてくれました。
人生意気に感ず
功名誰か復た論ぜん
魏徴
紅益子様、枝氷様、taneda様、
真央選手の潔さ、女王の風格と意地を見せた戦い
意気に感じていらっしゃいますよね。
夢なるか愛しき真央と語りたる 枝氷
「わしには道などないのだ。だから目は入らぬ。
目が見えたときにはよくつまづいたものだ。」 リア王
「よくあることだが、ものがあれば油断する、なくなればかえって
それが強みになる。~」 リア王
「目をしっかりつむっているときに私の目はいちばんよく見える。」 リア王
ふと思う、善悪ごっちゃまぜの喧騒の「フィギュア界」で幼少の頃から自分で選んだ道とは言え、雨の日も風の日も硬い冷たい氷の上で、、滑っては転び、、また滑っては体を強打し、、どの位、その苦痛に泣いた事だろう!と。でもあの朗々たる気性。。己に怖じず挫けず負けない乙女の18才真央は、満身創痍で望んだ、、この戦い。。。
神に選ばれし宿命の子のその深き思いを思う。。真央には、、全ての周囲の人の心が見えるだろう!!その異様な気配も言動も、、、邪悪な己叩きのルールもジャッジも、、、
そして色々と思い考えるだろうが、、如何だろう?!この爽やかな朗々たる言動と雰囲気は?!!誰も真似の出来ないその13年の苦渋のスケート修業の追目を背負ってのあの清清しさよ可愛らしさよ!!!本当に、愛しくて愛しくて泣けて来る!!!
こんなに、人として、「なすべきことと、なしてはいけないこと」を黙って実践し教えてくれる選手は、私はあまり多くは知らない。。このスレに来て、、語らせて戴くと、本当に心が洗われる思いがします。。真央よ、有難う!!皆さん、宜しくね。。
「目的とは反対の結果を生む努力がある。
一方、たとえうまくいかないことがあっても、
いつも有益な努力もある。」 ヴェーユ
この現代のアンチゴネと言われたヴェーユ・・・20世紀の前半の激動と戦争の時代に、弱者の立場に立って、教師、工員、スペイン市民戦争で、ひたむきに戦い、、34才の若さで逝った女性思想家。この言や良し。「労働」の意味。「宇宙と人間の始原的な調和」
など心すべき人間の課題が説かれているが、・・・「注意と意志」・・・「重力と恩寵」・・・「二つの力が宇宙を統御している。光と重力と」。。
人間の「心の重力」とは「物体の重力にも似た心の惰性的で功利的な働きをいう」。
また「肉体的な呼吸のリズムと宇宙の運行のリズムとを組み合わせることが必要である」
とも言う。真央の努力や演技を見ていると、このヴェーユの思想を思い実践しているような気がしてならない。。
>「五感の夫々を通して宇宙を感じる」演技が、真央のそれには見られる。真央はアンチゴネとは思いたくないが心優しいヴェーユのヒューマンで遠大な宇宙哲学を演じている。
枝氷様がシェイクスピアを!?
では前に引用したブラームスの言葉は
少し不正確でしたので改めてここに
ブラームスが不出来な指揮者に
腹を立てて言った言葉
‘もっと演奏を楽しまなくちゃ
音符の一つ一つには
家のように奥行きがあるからこそ
音楽に詳しくない人でも参加できるんだ
聴衆を前にすると音楽を楽しめないって
一体どういうことなんだい?’
私はクラシック音楽を多くは知りませんが
ラヴェルとブラームスは比較的よく聴きます。
二人には共通点があります。
紅益子様
不調は故障が原因だったんですね。
右膝だそうですが、トリプルアクセルは
右足で着地してます。
何かで聞きましたが、体重の5倍の負荷が
かかるそうですね。
松井秀喜選手のようなことになってはいけません。
世界選手権も、国別団体戦も避ける選択はありますね。
真央選手に寄せて‥
自由にしかし喜ばしく
ヨハネス・ブラームス
ブラームスは晦渋で
重苦しい音楽のイメージ
がありますが、
本人の残した言葉には
楽しく、喜ばしく、など
が意外に多いですね。
「仮面舞踏会」の衣装は黒のままでいて欲しい
かつて黒は美しい色として数えられなかったし、
美の名前で呼ばれることもなかった。
しかし、今や黒こそ美の正当な後継者であり、
これまでの美は世継ぎから外された。
『ソネット』 by シェイクスピア
孤高なる諦観見たりポコ・アレグレット 枝氷
吾等がスレ仲間も紅益子スレに先駆けて引越しを致しました。宜しくご承知置き下さい。
今日は、ベネディックさんに誘われて、述べたきこと山々ですが、ヨハネスとクララの恋こそ、、、兄とも思えるロバートとその最愛の妻クララと出会って43年、音楽を通じての二人の愛は友情から愛情へと変わっていく、、特にヨハネスの思いのそれは、、、
今、サガンの「ブラームスはお好き」の映画化の「さよならをもう一度」のテーマ曲になった交響曲第3番・3楽章を聴いております。へボ句は50歳ブラームスの全てを窺う思いです。ロバート亡き後のシューマン家族へのヨハネスの献身、、深まり行く若きヨハネスのクララへの愛、、残された多くの書簡とクララの日記にそのお互いの思いを知る。。
クララを追うように逝ったブラームスを思うとその純愛に泪、、合掌。。
浅田真央選手に寄せて‥
バンクーバーやるべきことはやり終えて心すがしき朝を迎える
朝日さす旗のひらめく道の先間近に迫る白き山脈(やまやま)
来春の夢を描きて街角のお気にの店に顔を覗かせ
こつこつと歩いて渡る石畳行く先々で声をかけられ
振り向いて笑顔で返す心には熱き決意をさらに燃やしつ
紅益子「バンクーバーにて」
融合の美女のネームや真央真央し 枝氷
オーランド恋焦がれたりロザリンド 〃
真暗闇色即是空や美女は何処 〃
執念の努力の美女や真央ひとり 〃
トロイのヘレンのマスク、、クレオパトラの気品、、アタランタの美質、、 ルクレチアの貞節、、ジュリエットの純情、、コーディリアの誠実、、神々しきデズデモーナ、、~~
「女はバラの花のごときもの。そのみごとな花は、一度開くやたちまち散ってしまうほかはない」。 オーシーノー『十二夜』
刺を持つバラの木の美しさこそ 枝氷
真暗闇こそ真の美女ありき 〃
「もうお前は帰っては来ぬ。もう二度と、もう二度と、二度と、二度と」。 娘への愛。。
「娘を見ろ。唇をよく見ろ。ああ、これを見よ、これを見よ」。 父に与えた娘の「恩寵」。。
「かくして天は自然に命じ、
世にひろく散らばる美と徳を
ことごとく一つの肉体に満たしめた。」――『お気に召すまま』
グレイル――グレイン――グレイプ→→「グレイス」
紅益子様の一群の短歌
カナダのお菓子ビーバーテール
を食べながら
街中をぶらぶら散歩し
ショーウィンドウを覘きこんでいる
真央選手のリラックスした姿を
そのまま手ですくいとって
そっと紙に写しおいたような
みずみずしさを感じました
孤高なる諦観見たりポコ・アレグレット 枝氷様
枝氷様は「孤高なる諦観」を見ました
べネディックは「男の慟哭」を見ました
映画はまだ見たことがありませんが
甘く切ないメロディーは、歌になりますね。
オーケストラはむしろ淡々と演奏したものが好きです
真央選手、膝の故障ではないと言ってました。
良かった。膝、足首、腰はアスリートの命です。
世界選手権まで一ヵ月半、調子を取り戻すには
充分の時間。
桜にときめきつつ、
最良の真央選手の演技にもときめきたい
峯の霞 ふもとの草の うすみどり 野山をかけて 春めきにけり
永福門院
「美しい新緑の森の散歩も死の床にあるクララを思うとき、ブラームスの心をなぐさめることはできなかった。そんなときブラームスは机の上の聖書を読むことにした。クララにとっては死は決してこわいものではなくて、清くやさしい彼女の魂に、永遠の平和があたえられる日であることを、ブラームスもよく知っていた。彼女の純粋さ、やさしさ、澄みきった心の調和は、常に烈しいものにおそわれているブラームスには、この世のものとも思われなかったのである。クララこそは、天が彼をまもるためにつかわされた天の使いであったかもしれないと、ブラームスは思うのであった。ブラームスはクララに対する想いにぬれながら、聖書から歌詞をえて、死に歌う歌謡をを書いて焦燥の日をまぎらしていた。
五月七日にクララは孫のフェルディナンドに助けられて、ブラームスの誕生日に祝いの言葉を書き送った。
心からのお喜びを、心からあなたの クララ・シューマン
今はこれより書けません、でも、近く、あなたの……
と、おわりはかすれてしまっている。それはクララと知った二十歳のときから、ブラームス
六十三歳のこの年まで、毎年五月の誕生日ごとに欠かされたことのない祝いの手紙だった。これがクララの絶筆となった。~~~」(枝氷慟哭)
べネディック さんへ
長い間お世話になりました。2008フランスExに戻ることにいたしました。
よろしければ一度起こし下さい。ご紹介したい人達がいますから。お待ちしています。
紅益子様、
沢山の素敵な詩や短歌
ありがとうございました。
こちらこそお世話になりました。
また、お誘い頂き嬉しく思います。
ただ、過去の他スレでの
私の書き込みはご覧になりましたでしょうか。
性格的に「和を以て貴しと為す」こと、
「空気を読む」ことを苦手としています。
せっかくアットホームに楽しまれていらっしゃる
皆様にご迷惑をおかけする結果になりはしないかと
少し不安を感じております。
何もかもご存知の上でのお誘いであれば
喜んで一度、邪魔させていただきます。
真央選手に寄せて‥
世の中の明るさのみを吸うごとき 黒き瞳の 今も目にあり
『一握の砂』 by 石川啄木
残念ながら、既に引用例がありました。
どうしてすぐに思い出さなかったのかしら。
好きな歌なのに。黒木瞳さん。
べネディック 様
仕事から帰ってきましたので、ご返事が送れて申し訳ございません。
是非お越し下さいませ。心よりお待ち申し上げております。
胸に抱き囀りながら赤(真央)ちゃんの黒き瞳に愛を語りて 紅益子
お気にのお店は焼きクレープ屋さんでしたね。
真央ちゃんらしいですが、普通の18歳の女の子ですね。笑
みんな歓迎していますので、どうぞ気兼ねなくいらしてください。
告げざる愛雪嶺はまた雪かさね 上田五千石
寒林の透きいて愛の切なきまで 〃
雪山の斑や友情にひび生ず 〃
たまねぎのたましひいろにむかれけり 〃
至らなき思ひ切なし雪の山 枝氷
無心とはかくなることか蕗を剥く 〃
かの乙女千里走るが如く舞う 〃
クレープの味見五輪の前哨戦 〃
キャピタリズム臨界の充ちて冬 〃
サフランや印度の神は恋多き 正木ゆう子
林檎投ぐ男の中の少年へ 〃
桃の宙(そら)とぎれとぎれに山浮かみ 〃
青芝に自転車寝かせおく恋よ 〃
枇杷の実のお尻宇宙の涯は此処 〃
Yes!
Would you please lead me?
Do you like this flower garden?
mao dreamer 様の素敵な詩を拝見いたしました。
よろしければ、こちらにもお書きになってくださいませ。
Goethe様
ベアトリス様に続き
時空を超えてお越になったのね。
ゲーテは全く読んだ事がないので
ヘエーと思ってこの詩をながめました。
真央選手の「月の光」が好きですので
また、月をテーマにした和漢の詩歌が
好きですので、私的には新鮮でした。
真ん中で急に、川が出て来るのが
よく分かりませんでしたが‥。
ゲーテが真央選手の演技を見たら
どのように思われるでしょう。
152.様
コンバットのサンダース軍曹みたい。
鬼軍曹の愛のムチ。
枝氷様
>かの乙女千里走るが如く舞う
この歌、好きです。
なんせ、春疾風です。
Goethe 様
私は嘗て、
詩集、若き詩人への手紙、マルテの手記
など読み、青春していました。
特に、若き詩人への手紙には
私たち現代人が失った
美しい調べがあります。
いつのまにか、荒んでしまったのかしら。
今、詩を見ましたが、全然思い出せない。
ショック‥
ナンチャッテは余計ですね。ベタです。(笑)
でも、ありがとうございます。
リルケ様も。
Goethe様
いつかまたお越し下さい。
ここは自由、平等ですから。
私に気兼ねすることありません。
素敵な詩、ありがとうございました。
色々な方がみえて、すぐに去っていく‥
春疾風だわ。
mao dreamer様の月の詩を読みたくなって探しましたが、どこにあったか見つからないわ。mao dreamer様、こちらに転送していただけません?もう一つの詩も一緒に。
mao dreamer 様
真央選手に寄せる詩
胸を熱くして音読しました。
あなたの詩を通して
あなたの心に感動しています。
紅益子様、ありがとうございます。
ものごとはこころで見なくては、よく見えない。
いちばんたいせつなことは、目には見えない。
『星の王子様』 by サン・テグジュベリ
ポエム様
時空を越え、
「不確定性原理」のごとく
位置と運動量を同時に
正確に測ることができない
素粒子のようなお方ですね。
精神の自由を獲得できる方
は、どれだけいるでしょう。
心に牢獄、手足と首には枷、
そんな生き方しか出来ない人間
の何と多いことでしょう。
私の様に。
ドビュッシーの音楽には
精神の自由を感じます。
真央選手はきっと
それを感じていると思います。
167. Posted by ポエム様
失礼しました。
枝氷様へ、とは知らず
勝手に横取りしてしまいました。
リルケ「薔薇の内部」に寄せて‥
きみのバラをかけがいのないものにしたのは、
きみが、バラのために費やした時間だったんだ。
『星の王子様』 by サン・テグジュベリ
mao dreamer 様、ありがとう。窓、種、美しい汗、どれを読ませていただいても、心が温かくなってきます。男性の方かしら?女性の方でしたらごめんなさい。とてもお優しい方ですね。こうして、皆さんとお会いできるのも、真央ちゃんのおかげです。もうご覧になっているかも知れませんが、mao dreamer 様と同じ気持ちで書いたものです。
まだあどけなさの残る2年前、 あなたはショパンの音楽となり、
花のように蝶のように、春の風にゆられて、楽しげに嬉しげに舞い踊りました。
あの日以来、大事な大事な宝物になり、そっと遠くから見つめてきました。
季節は巡りて、薫風の春はいつしか夏を迎え、
そして、秋は足早に過ぎ、木枯らしの冬が訪れます。
あれから、幾度も涙をこらえる姿を拝見することになりました。
暗く孤独な心に耐え、再び来る春を信じ、ひたすら前を見つめてきました。
いつしか古い殻は脱ぎ捨てられ、新しい衣を纏い驚くほど大人になりました。
まもなく再びあなたに巡り会うことが出来る、今はその嬉しさでいっぱいです。
青い鳥と紅い鳥は強い鳥に成長し、鳳凰に生まれ変わって舞い降ります。
大きく広げた両翼からは、優しく愛に満ちた光が放たれ金色に輝いています。
その優雅で柔らかな羽根で、澄み渡った大空を、どこまでも飛んで行って下さい。
2008年11月10日
mao dreamer 様の詩を初めて拝見しました時、お声をかけようと致しましたが思いとどまりました。きっとこちらに来て下さるに違いないと思っていましたから。喧騒の中より、こちらの方がよいと思います。また、新しい詩が書けましたら、是非こちらにお願いいたします。同じ色の花より、色や形の違った花が咲いていた方が、お花畑らしいと思います。楽しみにしています。
真央選手の「月の光」に寄せて‥
春宵一刻直千金
花に清香有り月に陰有り
『春夜』 by 蘇軾
mao dreamer 様
素敵な詩を是非こちらに
楽しみにしています。
春色人を悩まして眠り得ず
月は移って花影欄干に上る
『夜直』 by 王 安石
ヨナ選手の「死の舞踏」は
女の色香と妖艶さが漂う
真央選手の「月の光」は
花の清香と溜息が移ろう
共に夜を演じているが
ヨナ選手は巧緻を極めた演劇で見る者を圧倒する
真央選手は自然の息吹で遠いところへ私たちの心を誘ってゆく
より繊細なメッセージを伝えているのはどちらだろうか。
浮世の現実を知らぬ文学かぶれの少女が
かつて、心の拠り所にしていたもの。
かのように生きていくことが出来たらと、憧れたもの。
声に出して読んでは、目に涙して陶酔していたもの。
これよりも純粋なものがこの世にあろうかと、理想としたもの。
少女は大人になり、生きていくことの難しさを知りました。
失敗と挫折の辛さを味わいました。
働いて、お金を得ることの厳しさが身に沁みました。
瑞々しい感性が失われつつある己に恐れおののきました。
リルケの詩は、忘れていた何か大切なものを、呼び起こしました。
リルケ、ロマン・ロラン、倉田百三‥。
友とともにせざる晩餐はライオンもしくは狼の生活の如し
ヘルマルコスよ…
真央選手に寄せて・・・春の蝶より思い出しました。
春の華やぎ 朧に照らす月明かり
静かなる夜 遠くのあなたを想いて
ひとりたたずむ 湖畔のほとり
薄桃色の桜花 水面に映りゆらゆらと
撫でる夜風に ふわりはらりと舞いてとぶ
ピュアにささやく ピアノの調べ
軽やかに滑らかに たおやかに優しく
かぐわしい花の薫り 愛しき春の舞姫 紅益子「ノクターン」より
旅立たれるmao dreamer様と枝氷様に
「送友人」 李白
青山北郭に橫たはり,
白水東城を遶(めぐ)る。
此地一たび 別れを爲し,
孤蓬萬里に征く。
浮雲遊子の意,
落日故人の情。
手を揮(ふる)ひて茲(ここ)より去れば,
蕭蕭(しょうしょう)として班馬鳴く。
mao dreamer様
素敵な句を置き土産に
発たれるとは、
粋な計らい、感謝いたします。
御身大切に。再開を楽しみにしてます。
むすぶ手のしづくに濁る山の井のあかでも人に別れぬるかな
紀貫之
枝氷様、なんで‥
思い出でばおなじ空とは月を見よほどは雲居にめぐり逢ふまで
後三条院御歌
月の光と月影は、いつでもお待ちしています。
あなたの心にひそむ 私の知らない風景には
にぎやかな踊りの仮面舞踏会と 漂うリュートの調べ
そうした陽気な姿のうちに 悲しみの影が差す
もの悲しい調子で歌われるのは
恋の勝利と人生の歌
幸せを信じてはいないあなたの声が
差し込む月の光に溶けてゆく
月の光はいつも悲しく美しい
枝に止まり夢を求める小鳥を照らし
大理石の像より高く吹き上げる噴水を
すすり泣かせては降り注ぐ
『月の光』 by ポール・ヴェルレーヌ
仮面舞踏会と月の光‥
初めて曲をつけたガブリエル・フォーレ
の名曲とともに、掛け替えのない詩。
春一番の過ぎ去りし穏やかな朝に詠んだ歌
嵐過ぎ春告げ鳥は騒ぎけり枝氷解け去りて岳雪もなし 紅益子
バラは香水となってその香りを残してこそ
地上の幸せを受けるのだ…
『夏の夜の夢』 by シェイクスピア
中京大にサブリンクが完成
真央選手が初滑り
タンゴ衣装に
久々のポニーテール姿
まだ少女の初々しさが香る
お前たち少女は四月の夕の
花園のようだ。
春は数多の路の上にあるが、
なほ何処とめあてもない。
『少女の歌』序詞 by リルケ
真央選手の14歳と18歳
14歳の少女は既にナチュラリストでした
自然の香り、太陽の光を充分に吸い取って
花開いた感覚の化身 幸福な調和
少女の不安も美しい演技に変えてしまう
大人の欺瞞や高慢さに染まることなく
生きること、滑ることが単純に幸福な存在
4年が過ぎ、18歳の今でも
それが少しも損なわれていない奇蹟
幸福な天分が支配する
強くて可憐な少女が存在しています
オリエンタル様 素晴しいコメントありがとうございます。
二人で一緒に練習してキッチリ揃えた
マイマイとマオマオの夢のペアプログラム
マイはブラック マオはオレンジ
色違いのとっても可愛いコスチューム
ヘアースタイルも一緒にして
キュートなメイクに緊張の面持ち
さあ行くわよーと ハイタッチ
ポーズを決めて歌に合わせて滑り出す
跳んで踊って手でとるリズム
おっとりマイがスピードマオを追いかけて
リンクを楽しい笑顔でぐるぐる回り
マイがマオの背中を支えて後押しよ
向かい合い目と目を合わせてスパイラル
最後の仕上げはビールマンに高速スピン
ふーっ! やったー!
弾ける若さ 青春真っ盛りの二人の
夏の日の思い出 ドリーム ガールズ
紅益子「 ドリーム ガールズ」2008/08/19