浅田真央　四大陸選手権2009　ショート演技　(解説：カナダ英語)

「挑戦する、乗り越える」
私はこの言葉からすぐに「仮面」を思い浮かべます。
しかし、実は「月の光」もその点で、同じなんだと思います。
あのサーキュラーステップは、「仮面」のストレートラインステップに劣らず難解な
構成であることは、素人でも見ていて分かってきます。
音楽もそれまでの曲と比べ、なんて難しいことか。リズミカルではなく、ふわふわ
した無重力のような音楽で演じるのは、さぞかし大変だろうね。
だから挑戦なんだなと思います。
そして、このプログラムを、言葉では形容できない渾然とした玉のごとき
演技で魅了してしまう真央選手。
観客に少しもおもねる事のない、毅然とした姿。
ＳＰでは、「月の光」を私は一番好きだ。

「月の光」　　　私も大好きです。
心が洗われるような演技ですよねー

衣装は何回か見ている内に、私たちにも馴染んでくる事もあるんではないでしょうか。
衣装に関しては、ラベンダーが好きでしたので、最初見たときは、ウーンと思いました。
ところが見るたびに徐々に、薄紫で長袖の衣装が月の光に合っているんだと、思うように私はなりました。
そう言って置いてなんですが、あの手のヒラヒラ装飾だけがどうも。仮面もそうですが。
せっかく真央選手は綺麗で上品な手をしてます。白魚の手です。しかも繊細に手でも
表現をしてますよね。
あのヒラヒラでその良さがマイナスかなあ、思うことがあります。
得点には関係ないのでしょうが。手は素のままの方が私は好きです。
真央選手の好みかもしれないので、こんなこと恐れ多いのですが…。
スレが混みますと、時々送信が変になるので、ssさんのは、二重送信かもしれません。

演技を見ながらエリックカールの「パパ　お月様とって」をおもいだしました。
少女がパパにお月様と遊びたい！とおねだりし、パパが連れてきてくれたお月様と少女が一緒に踊るという童話なのですが、真央ちゃんがお月様と一緒に踊っている少女のように感じられました。
すごく素敵な童話の世界を目の前で見せてもらった　そんな空想的で不思議で素敵な世界を表現できる人はそうそういないと思いました。