ゆうき様、ジョークに笑っていただけて嬉しいです。
お礼に女子フリーの結果を元に不思議な傾向をお伝えしましょう。
時間が取れないのでPCSデータを扱います。
・最初に実際の得点による順位です。
AW MA AZ KM CZ AL CP KZ BG MJK HI
・次に最低点だけを集めたPCSの順位です。
AW MA AZ AL CZ KM CP KZ BG MJK HI
・「PCS精度」の順位です。
HI KZ CP MA CZ BG KM AL MJK AZ AW
・「負のPCS」の順位です。
HI MA KZ KM CZ BG CP MJK AZ AL AW
何故、MAは常にトップ4にいるのか。ここに疑問を持たない人はここでは少数だと思います。それがゆうき様にお伝えしたかったことです。
今回、ちょっとだけ統計解析風に数字を扱っただけで、今回の「四大陸選手権女子FS」において興味深い傾向が見えてきました。次の五つです。(振り分けは主観で決めました。)
・ PCSは高く、判定の精度も高いグループ AW AZ AL
・ PCSは高く、判定の精度は低いグループ MA KM
・ PCSは低く、判定の精度は高いグループ MJK
・ PCSは低く、判定の精度は低いグループ HI KZ
・ なんともいえないグループ CZ CP BG
このような審判を相手に、真面目に日々努力している女子選手にこの曲をささげます。
http://www.youtube.com/watch?v=yrtVyIaF4OY
“四大陸選手権2012 女子フリー結果 (2012/2/12)” への39件のコメント
真央ちゃんかなこちゃんおつかれさま!
…はるかちゃんも映してくれよぅ…
何がビックリしたって・・・
荒川さんの髪が1日で急激に伸びたのかと思ってしまいました!!
前日の録画を見直して、まとめてたいたと気付き安心しました。
出場された選手の皆様、慣れない高地での
試合本当におつかれ様でした。
今はEXが楽しみです。
荒川さん髪切ったんだって思ったから余計にわたくしも思いました(笑)
浅田真央選手の真ん中の表彰台は世界選手権まで・・・。美味しいものは最後に食べるタイプなんで。クライマックスは3月だ。
アクセルジャンプで沈みこまないようにジャンプする・・・・??
横幅ジャンプで3Aをやるのは女子では少し無理があるのでは・・??
足のバネで高さと回転の速さでジャンプをしないと、ぎりぎりで降りてきてる
ジャンプに見えてしまうのだが・・・・・。オリンピックの動画と比べるとオリンピックの3Aの方が回転が速く余裕をもって降りてきてるように思える。
今・・以前の3Aジャンプをやったら以前より加点がつくと思うのだが・・・
以前の3Aが流れがなく加点がつかないジャンプだって決めたのは、単に一人の選手をもちあげるためだったからだと思うし.
真央選手
2位、おめでとうございます。
高地で酸素も薄いのに3Aに挑んでくれて、ありがとう。
そして、お疲れ様でした。
3月に世界選手権があるけど、無理のないように、怪我や体調に注意して下さい。
あれで回転不足?なんかオーバーローテートしているように見えるけど。ジャッジって何を見ているんだろう。誰か解説してください。
私も回りすぎてるように見えたので、今、キャプチャを撮ってみましたが
確かにやっぱり回りすぎてます。
あれあれ~? 回転不足?
SP 3A GOE -1.29
FS 3A GOE -2.29
フリーのあのきれいな3Aが、アンダーローテで-2.5以外にも、GOEで-2.29という事実が、信じられません。
すみません、訂正します。
SP 3A GOE -2.29
FS 3A GOE -1.29
です。失礼しました。
回ってないよ。時計の10時くらいで降りたってよ。
何がおかしいって、-3をつけたジャッジもそうですが、それ以上に+や0をつけた
ジャッジが一人もいないこと。
これってあまりにも不自然でしょ。
「最初から認定しないと決めていた」って言っているようなもの。
遠くから見て判断しているジャッジが(しかも一瞬の判断で)、あの着氷をみんな揃ってマイナス評価。
会場のお客さんはあれだけ沸いたのにね。
今回の順位自体は正直そんなに気にはしてません。
(一生懸命な選手達には申し訳ないが)
どうしたって自国の選手は点を盛られるし、ワグナー選手も良い演技をしましたし。
でも、本人が「跳べた」と思ったジャンプにあの仕打ちは許し難いですね。
時計の10時の意味がわからない。
12時の場所が正しい位置って事?
ジャンプは1/4まではUR取られないよ。
10時の位置なら1/4以内だから回転足りてるって事になるけど。
私もスローで見ても回っているジャンと思った一人ですが、コマ送りで見るとやっぱり足りていないみたいです。真央ちゃんはトウが先に着いちゃって、ほかのジャンプもじっくり見るとちょっと危ういのがあったりしますから、けっこう厳しくチェックされていると思います。
それでも有力選手があまり出て来ないヨーロッパだと、けっこう甘く判定されて、コストナーなんかも見過ごされ組の一人ですよね~。
やはりどこからどう見てもケチをつけられないようなアクセルを跳ばないと、こんかいのような点数しか出ないってことだと思います。
今回真央ちゃんのルッツが認定されたのはワグナー選手に甘かったからその延長では?
NHK杯のときは、ワグナー選手のルッツはやはりインサイド踏み切りっていわれてたし、
今回のもインサイドっぽい。
真央ちゃんはギリギリかなぁ。でもよくぞここまで直したなぁ、って、思う。
ワールドでは審判によってはまた厳しいかも。でもルッツをものにして、二回入れられたら、サルコウいれなくてすむのでないかとおもう。
ジャッジは何か3Aをする者を称えるというよりは、独りしかできない妬みからかバッシングしているような悲しい気持ちになります。国際審判はどこの国から出ているのでしょう。
真央さんのお母さんが国が絡んでいる、と言っておられたのもわかります。誰かが努力をした結果、無敵になるとル―ルが変わり、重箱の隅をつつくようにあらを探され、
矯正ばかりさせられていると精神も参るし、勢いにも陰りが出てきます。私は多少荒くても高度な技に挑んで来る選手がフィギュアに多く出てくれば、楽しくなるのにと思っています。
Jスポーツ解説で、スローVTRで確認したらちょっと足りてないと言われてました。
元ジャッジの藤森さんです。これが足りてない部類だとすると、同じくらい跳べて認定されていることもあったと思うのでやっぱり釈然としないですね。
この映像で跳んでる3f-3loはSOIやJSCの時よりかなりまわってますね。ソトニコワちゃんが認定されても真央ちゃんだと難癖つけられるんだろうなぁ。。。
女子フリーのジャッジはKOR TPE CHN JPN MEX USA CAN AUS
だったそうですね。
憶測でもの言ってしまいますけど
どの国のジャッジがー3をつけたか簡単に推測できるような気が・・・
回転不足判定はトウが付いた瞬間を見るわけではないですよね。
それで見れば、おそらく今季認められたセカンド3Tほとんど回転不足です。
ためしに他の選手のセカンド3Tもキャプチャーとって見てください。
回転不足の基準
ジャンプの進入方向(アプローチ)からランディングを迎えるまでの間の延長線上を基準にしています。
進入方向+踏み切り~着氷の延長線上を基準に判定。
トウ~エッジ全体がつく~ランディング=このラインが窮屈なラインになっていれば回転不足ってことになりますが、今回の着氷は、エッジ全体がついた時すでに基準にのってましたから、百歩譲っても「て」のラインになると思います。
しっかり回転を止められるようになっているので着氷ラインがなだらかなカーブを描いて美しく流れているのが分かります。
私も最初、助走こんなにいらないんじゃないかと思ったりもしましたが・・・・凄いスピードで入っているのでその分のGOEを考慮してほしいと思います。
フリーの3Aと3Loは両足着でしたよ。ここの動画のスローには見えないだけ。別の角度でとったスローの映像を見たけど明らかに両足着。ジャッジがおかしいと言ってる人、3Aは減点がついてたけど両足着の3loに加点はどう思いますか。浅田選手ならokってこと?見た人もけっこういると思いますが、誰も言ってませんね。
南様のコメントで、ルッツをものにして、二回入れられたら~とありましたが、
現時点で勝つためにサルコウを入れる必要はほとんどない気が。
0.1点しか違わないトゥループにすれば安定して跳べるでしょうし、どちらかのフリップを
単発にしてループのコンビネーションにしてもいいし(こっちの方が安定性、点数共に上)2Aでもいいし(最初のジャンプを3Aにするのなら)。
結局サルコウを入れているのは、苦手の克服、セカンド3Loを入れる時の選択肢を
増やすため、全ての3回転ジャンプを入れたい等の考えがあってのことだと思います。
だからこそ今年はサルコウをしっかりと決めてほしいですね。
しかしまあ、中間点とかほとんど役にたってませんね。
2重減点されている限りは何も変わらんでしょ。
回りきった転倒に点がいっぱいなんてのも勘弁してほしい。
こけた4回転にルッツ以上の点をあげてどうするんだか。
エレメンツの回転やエッジエラーを判定するのは、テクニカルスペシャリストで
コンボをつける人とは、別だよ。
外野がとやかくいうより、今は、プログラムにいれてきたってことが、なにより
すごいことだし、本人の自信につながった事が、大きな成果。
さすが真央ちゃん、えらい。
すぐ結果は、でなくても安定してくれば評価はあがってくるはず。それに、2位でも
すごいことなんだよ。
まちがいなく、NO1なんだから少しずつ、あせらず確実にやっていけばそれで
充分だよ。最終目標は、オリンピックなのだから。
ファンも選手を見習って、勝った選手を批判したりするのではなく、
真央ちゃんに迷惑がかからないよう暖かく節度ある応援していきたいね。
採点の内容より、真央ちゃんの3Aをいれた演技が、すばらしかったことに
感動!!!
>2フットについて
完全な両足着氷とは違い少しかすっただけのものは、片手またはフリーフットのタッチダウン(-1)の評価です。
片手がつくより明らかに足がかすっただけのものは軽度のミスで、ジャンプの出来いかんではプラス評価も望めるものだと思います
ワグナーさんのSPはこれを採用したジャッジが多かったんだと思います。
ここでコメントしても
さすがにジャッジには届きません。
FSUやGSではやはりワグナー選手優勝でにぎわっているんでしょうか?
浅田選手のURについて話していたりするんでしょうか?
見れない環境なので気になります
>アクセルジャンプで沈みこまないようにジャンプする
ソチでは軟水リンクになっているため過去2大会を見てもスピードコントロールが重要になってくると思います。
これからどうなるかは分かりませんが・・・・・
バンクーバーOPの跳び方も視野にして色々とコントロールできるようになればいいのになぁ
と思ったりもしますが・・・・
ソトニコワさんはスピードを殺して跳ぶ練習している中で・・・・との解説があったことがあります。
この辺は、佐藤コーチを始め連盟の方々を信じるしかありません。
四大陸も無事に終了しましたので、この場をお借りして、採点結果の「数字」だけを見て考察してみます。あらかじめ言っておきますが、これはフィギュアスケートそのものの論議はありません。あくまで判定の数字だけです。
採点に関して論議が盛んになっていますが、「数字」から見たらどうでしょうか。そのために2つの「指数」を定義します。
最初にPCSです。PCSは5つのコンポーネンツに分かれて、10点満点で0.25点刻みで点数を付けて良いことになっており、9人の審判が独立して判定します。
1)各コンポーネンツの最低点と最高点の差の合計を「PCS精度」と定義します。
もし理想的な審判が集まると、各コンポーネンツの最低点と最高点の差は0になるはずですが、人間の判定ですから誤差を生じます。このようなばらつきは中心に集まるような分布になりますから、正しい点の周りに対称に広がりを認めると、-0.25~0.25 が理想ですが、正確な点数が刻みの中間になる場合を考えて(6.125 だとすれば、5.75 6 6.25 6.5 の広がりになる)各コンポーネンツの望ましい点は、プロの審判なら 0.75 です。これを5倍して、3.75になります。つまり、「PCS精度」は、3.75以下になれば審判の判定精度は高いと判断できます。
次にGOEです。GOE は、-3~3まで1点刻みで、取りうる値が少なすぎてPCSのようにはいきませんが、精度を定義しましょう。
2)各エレメンツ毎のGOEの最高点と最低点の差を「GOE精度」とします。
その望ましい値は、0または1であるとします。全てを1としてエレメンツで合計すると、女子の場合、SPで7、FSで12です。プロの審判ならその2/3以内に収めてほしいですね。そこで、この指数の望ましい値を、SPで5点、FSで8点とします。許容できるのは、せいぜい7,12点だと思います。
以上で、指数の定義が終わりました。
つづきです。
定義した指数を使って機械的に今回の点数を見ていくために、2012年4CCの女子SPを使って2つの指数を計算します。(フリーの記事なのにすいません。)各値は1位から6位までの選手のものです。
1)「PCS精度」
5.00 4.75 5.75 6.00 9.00 8.75
2)「GOE精度」
11 14 12 14 9 12
シーズンも終盤のプロの審判にしては、やはり予想通り精度が悪いですね。これでは、こちらのブログで素人の皆さんが考える点数のぶれと変わりません。これを理想に近づける機械的な方法を考えるために、現行の方法を改善して、上下2人づつ4人カットして、5人の値を使ってみましょう。
・「PCS精度」
2.5 1.5 1.5 1.5 3.5 2
・「GOE精度」
6 4 4 7 6 1
これで当初望ましい値と考えた範囲に収まるようになりました。
これは数値の遊びですが、現在の審判の能力とその能力を生かしながらまともな判定に近づけるにはどうしたらよいか何となく分かると思いませんか。
実際にPCSを残った5人の値で計算する(括弧内は実際の値)と、
30.32(30.14) 29.40(29.43) 28.4(28.29)
25.88(25.95) 23.36(23.48) 26.76(26.80)
このようになります。
この補正値が示す現時点の評価が適正なものかどうかはまた別の話です。
おまけで、陰謀論がお好きな方には、例えばこんな「指数」も考えてみました。
審判に悪意があると考えて、PCSの最低点のみを集めて合計する最低点を考えます。
・ この最低点と実際の値の差を「負のPCS」と定義します。
全選手の平均と比べるとその選手が嫌われているかが分かるかもしれません。極端に低い点数が出た選手は「負のPCS」が平均より大きいですから。また、ごく少数の選手だけがこの指数が高い場合もありえます。
早速、「負のPCS」を女子SP上位6人に対して順位のとおり計算します。6人の平均は2.55です。
2.74 2.03 2.69 2.15 3.48 2.20
この値の判断は数値だけからは難しいので保留とします。
なお今まで定義した指数の計算は、Excel等の表計算ソフトの練習にはうってつけの問題にもなりますので、もしExcel等を習得したいなとお考えの方は、是非挑戦してみてください。
話をぶったぎってすみません。
spaceさんのご質問のGSですが、全米女王のPCSが上がって全日本女王のPCSが下がるのはおかしいとか、ワグナーのSPの3ー3のGOEにプラスが付いて居るのはおかしい、と言う書き込みも中にはあったようです。
私が直接見たわけではなく、某掲示板の書き込みですが。
えるさんの試み、とってもおもしろいです!
上下2人ずつのカットで、たぶんこちらで散見する「一部の人間のスコアが高すぎる!順位には納得だけど」という意見が緩和されるのではないでしょうか。
あと、負のPCSの考察も面白いです。笑えました。
みなさんのコメントもうかがいたいですね。
ゆうき様、ジョークに笑っていただけて嬉しいです。
お礼に女子フリーの結果を元に不思議な傾向をお伝えしましょう。
時間が取れないのでPCSデータを扱います。
・最初に実際の得点による順位です。
AW MA AZ KM CZ AL CP KZ BG MJK HI
・次に最低点だけを集めたPCSの順位です。
AW MA AZ AL CZ KM CP KZ BG MJK HI
・「PCS精度」の順位です。
HI KZ CP MA CZ BG KM AL MJK AZ AW
・「負のPCS」の順位です。
HI MA KZ KM CZ BG CP MJK AZ AL AW
何故、MAは常にトップ4にいるのか。ここに疑問を持たない人はここでは少数だと思います。それがゆうき様にお伝えしたかったことです。
>えるさん、「数字だけ」を見るというやり方、本当に面白い!
着眼点に感服します。
物申したい時、感情は時に邪魔になります。
採点競技のような、嫌でも主観が入ってくるものであれば尚更。
上下のカットはよく取られる方法ですが、
実効性があるのですね。
今回、ちょっとだけ統計解析風に数字を扱っただけで、今回の「四大陸選手権女子FS」において興味深い傾向が見えてきました。次の五つです。(振り分けは主観で決めました。)
・ PCSは高く、判定の精度も高いグループ AW AZ AL
・ PCSは高く、判定の精度は低いグループ MA KM
・ PCSは低く、判定の精度は高いグループ MJK
・ PCSは低く、判定の精度は低いグループ HI KZ
・ なんともいえないグループ CZ CP BG
このような審判を相手に、真面目に日々努力している女子選手にこの曲をささげます。
http://www.youtube.com/watch?v=yrtVyIaF4OY
皆さん、「詳しいですネ。」頼もしい限りです。
私は、詳しいことは分かりませんが、採点には、「???」←男女共。
今の私は、「トリノ世界選手権」で止まっております。
「k国」の「kY]のフリー、「どのように評価してよいのか分からない演技」に
対して、フリーでトップの採点、「評価」をしたISUのジャッジ!!!。
訂正も取消しもなく、いまだに、その時の採点は公式の採点になっています。
←これが、「ISUの体質」です。
上記の体質の「整合性」を取りたいような、今の男子の採点。
ジャッジの「精度向上」は、どのようにされているのでしょうか?
とても、おもしろい「統計学」読ませていただきありがとうございました。
数字は「うそ」を言いません。
ただひたすらに、精度向上を目指し、懸命に頑張る選手に、熱いものが
こみあげてきます。応援をし、見守りたいと思います。
元々アメリカはLzとFのエッジ差別に反対でした(日本も同じ)から村上以外は取られてない、FPの3AUR判定は前日のSP終了後に男子のSTS天野が意義を申し立てたから厳しい判定となった、(あれは私んらばDGですね)と。
大福さん
興味深い話ですね。天野が間接的に関与してURにさせたということですか。。
もしソースが分かれば教えていただけませんか?拡散したいので。
その後、あるツールを使うと、ジャッジスコアファイルを文字列に変換できるので、それをちょっと変形するプログラムをちょいちょいと作ったら、Excel等で読める、いわゆるCVS形式のファイルに変換できるようになりました。例えば、こちらのフリー結果はこんな感じです。
1,Ashley,WAGNER,USA,TSS,128.34,TES,66.61,PCS,61.73,Ded.,0.00
1,3F+2T+2T,*,7.90,*,1.00,2,2,2,1,1,1,1,1,2,8.90
— 中略 —-
12,CCoSp4,*,3.50,*,0.71,2,1,2,1,2,1,1,1,2,4.21
*,*,*,56.10,*,*,*,*,*,*,*,*,*,*,*,66.61
SS,1.60,8.00,7.50,7.75,7.50,7.50,7.50,7.50,7.75,7.75,7.61
— 中略 —-
*,*,*,*,*,*,*,*,*,*,*,61.73
Ded.,0.00
— 後略 —-
これで効率が上がったために、今後もいろいろ試せるようになりました。早速1つだけ分かったことをお伝えしましょう。
1位のPCSのScores of Panel の五つの値
7.61, 7.46, 7.93, 7.71, 7.86
から計算すると、
結果の「61.73」にはならずに、「61.71」(正確には61.712)になります。
つまりスコアに記載されている値は使われておらず、実際には計算結果をそのまま使って、どこかでまるめ誤差が発生しているようです。これは、0.01点差で勝敗を分けたときもめそうですね。
前のコメントで、PCSの計算方法にコメントしましたが、選手全員に対して調べたところ、どうやら次の方法で計算しているようです。
・やはりスコアに記載されている値を使っている。
7.61, 7.46, 7.93, 7.71, 7.86
・スコアに記載されている5つの値をおのおの1.6倍する。
12.176, 11.936, 12.688, 12.336, 12.576
・四捨五入して、小数点以下2桁にする。
12.18, 11.94, 12.69, 12.34, 12.58
・それを合計する。
61.73
この方法ですと、単純な方法に比べて、-0.02~+0.02 の差がでるようですが、これがルールのようです。
GOEは、一般人には計算させないかのように、さらに複雑なようです。例えばスピンでは、
0,0,-1,-1,1,1,0,0,0
となったときGOEは、+0.2を7で割ったものになるはずです。(単純に全部加えると0)この点を考慮しつつ、また時間があったら調べてみます。
その後、GOEに対しても4CC女子FSの結果を使って計算方法を再現できました。Excel等で単純に計算すると丸め誤差(今回は-0.01~0.01?)が発生しますので以下のようにする必要があります。
最初に各エレメント毎に次の方法でGOEの計算値を決めます。GOEは、エレメント毎にプラスの加点とマイナスの加点に対して、0.1~1.0(現状)の係数を掛けることになっています。(0はプラス点と考えます。)
1A以上のジャンプのように、プラス点の係数とマイナス点の係数が同じ場合。
・各GOEを合計したものから、最高点と最低点を引く。
・その値を7で割り、指定された、0.2~1.0の係数を掛ける。
・その値を四捨五入して、小数点以下2桁になるようする。
(Excel で言うと、SUM関数とMAX,MIN,ROUND関数を使えば可能です。)
それ以外の、プラス点の係数とマイナス点の係数が異なる場合。
・各GOEでプラス点だけを合計し、指定されたプラス点の係数を掛ける。(A点とします。)
・各GOEでマイナス点だけを合計し、指定されたマイナス点の係数を掛ける。(B点)
・最低点がプラス点ならプラスの係数を掛け、マイナス点ならマイナスの係数を掛ける。(C点)
・最高点がプラス点ならプラスの係数を掛け、マイナス点ならマイナスの係数を掛ける。(D点)
・A点とB点の合計から、C点とD点を引く。
・その値を7で割り、四捨五入して小数点以下2桁になるようにする。
(Excel で言うと、SUMIF関数と、IF、MAX、MIN、ROUNDあたりを使えば可能です。)
最後に、各エレメント毎の計算値を合計したものが、GOEの値として、基礎点に加算されてTESになります。
次の機会にこれを使って、今回の結果を見て気がついた点をご紹介したいと思います。
今回4CC女子FSスコアを調べたところ次のことが分かりました。
・9人の審判では判定の精度が非常に悪いが、上下2人づつカットして、5人の点を使うと精度が安定する。
・5人方式は、現在の方法と比べて著しく点数が変わるようなことはなく、現在の方式は一応意味がある。( 今回のTSSの 修正値 – 実際の値 は、 -0.62(SK,THA)~0.51(VM,PUR) )
このことから、
・各審判のGOEやPCSの極端に低い点や高い点は実際の得点にはほとんど影響しない。つまり、採点が低いと考える場合は、下位から2,3,4番目の審判の動向に注視するのがよい。
・9人の審判の中で、中間5人の審判はほとんどの場合で精度の高い採点をしており、それが実際の点数に反映される。
・実際のGOEの-3~3のリストよりBase Value の隣の値が重要。つまり、論議はエレメントの種類とGOEの値のセットで行えばよい。
・PCSもリストよりも一番右の値が重要。
また、GOE合計点数はスコアには明記されていませんが、順番に並べてみると興味深いです。
AW(10.51), CZ(7.84), CP(6.04), AZ(5.14), MA(4.58)
KM(2.80), KZ(2.76), AL(1.14), MJK(0.69)
ちなみにTESの順位は以下のとおりです。
AW, CZ, MA, KZ, KM, AZ, HI, CP, AL, MJK
以上のとおり、現在の点数は精度の高い採点をする5人による「ISUの意志」であるということです。ジャッジの匿名性を廃止したところで精度に影響するかもしれませんが、点数はほとんど変わらないと思います。今回のTESに関する「ISUの意思」はこんな感じかも知れませんね。
「AW,CZ,CP,AZは十分にGOE加点できる演技だった。MAは3Aを失敗したのでGOEを下げた。」
これに対してどう思うのかが、TESで論じるべきものかもしれません。
◆コメント欄の利用(書き込み・閲覧)は自己責任でお願いします。コメント内容の信憑性や真意やトラブル等、管理者は責任を負いません。コメント欄は誰にでもすぐに書き込め反映されるシステムになっています。時には意図しない内容のコメントも第三者によって投稿されることもあることをあらかじめご承知おき下さい。
◆コメント欄は、毎日不特定多数のユーザーが閲覧しています。マナー、ルール、モラル、ネチケットを守って利用ください。管理者が不適切と判断した場合、予告なく削除します。
◆コメントの投稿者名欄には、実名やコメントのタイトル、「匿名」「通りすがり」「名無し」、ブランク(空欄)又は特定ユーザーに対する返信名(○○さんへ)ではなく、ハンドルネーム(ペンネーム)を記入してください。ハンドルネームは、一記事に対して複数使用しないようにお願いします。
◆不愉快なコメント(荒らしや悪戯、中傷・煽り等、根拠のない難癖をつけたり、けんか腰な口調)を見つけても、決して相手にはせず無視(スルー)していただくようお願いします。これらの行為に当てはまるコメントへ相手をした場合は、基本的に荒らし書き込みとともに削除します。
荒らし・煽り又は禁止事項に接触するコメントを見つけた場合、掲示板の「要望欄」よりURL(アドレス)・コメント番号・投稿日時等を明記してご報告ください。内容を確認した上で、削除等など処置をいたしますのでご協力ください。
【禁止事項】
● 一般の方の個人情報(名前・住所・電話番号等)掲載
● マルチポスト
● 関連のないサイトからの広告・宣伝
● 自作自演・成りすまし・一つの記事内で複数の名前を使用
● スケート選手・ユーザーへの誹謗・中傷・批難
● 荒らし・煽り行為
● 罵倒及び明らかに他人を不快にする投稿
● 犯罪の予告などの書き込み
● 政治・宗教活動、勧誘行為. 触法行為