グランプリシリーズ

グランプリシリーズに出場する日本人選手が2013年10月6日東京都内で記者会見を行ったニュース動画です。


10月19日(土)から開幕する「フィギュアスケートグランプリシリーズ世界一決定戦」及び、12月に福岡で開催される「グランプリファイナル」を約2カ月に渡ってテレビ朝日系列、BS朝日、CSテレ朝チャンネル2にて放送! 
この大会を前に6日(日)、都内・ホテルにて記者会見が行われ、メインキャスターの松岡修造、特別解説は荒川静香を初め、高橋大輔、小塚崇彦、織田信成、町田樹、浅田真央、村上佳菜子、宮原知子らが出席。

 五輪、世界選手権と並ぶフィギュアスケート三大大会の一つ「グランプリシリーズ/グランプリファイナル」。「グランプリシリーズ」は、アメリカ、カナダ、中国、日本、フランス、6名(組)のみが、「グランプリファイナル」に進出となるのだが、この日行われた会見では、本大会についてはもちろん、またソチ五輪も控えているということで、オリンピックシーズンへ向けてのそれぞれが掲げる自分自身のテーマを披露。まず、「timshel(ティムシェル)汝、治むることを能う、自分の運命は自分で切り開く!」と哲学的な言葉をテーマに挙げた町田は、「このtimshel(ティムシェル)という言葉に、凄くインスパイアされたので、大きなテーマとして掲げ、グランプリファイナルを目指したい!」と他の選手の度肝を抜き、少々緊張気味の宮原は、「迫力のある演技をする!」と小さな声でテーマを披露…。すると、松岡から「緊張で、声には迫力はありませんでしたが、この可愛らしい知子さんが、氷の上に立つと迫力いっぱい!」とフォローし、会場を盛り上げた。

 続いて小塚は、「やる! と決めたので、自分ができる最大限をやろうということで“とことん”」という言葉を披露、そして「力を出し切って、ファイナルへ!」と書いた織田は、「4年ぶりに日本で開催されるグランプリファイナルなので出場したい!」と意気込みを語り、エースの高橋は「全力でやっていかないといけないので、凹んでいたりとかそんな暇はない…」ということから、「前を向く!」と書いて披露していた。また、ソチに出場すれば3回目のオリンピックの高橋は、「不安ですね。何回やってもなれないです。なので、シーズン通して、無駄なことは考えない! 前を向いてスケートをするのみ!」と力強くアピールしていた。

 そして、「感動!」と短くまとめた村上は、「バンクーバーの時の(浅田)真央さんを見て感動したので、見ている人が感動できるような演技をしたい!」と笑顔を見せ、その浅田は、「1つ1つソチへ向けての試合ないので、精一杯頑張りたいです!」ということで、「ソチへ前進!」とソチ五輪へ向けての気持を強く固めたテーマを披露した。すると、会場に来ていた中学生から、今回使用するノクターンは、前にも使用していましたが、前回と今回の違いは?」という質問が…。これに対し浅田は、「何年前かに滑ったのですが、前の時は、その綺麗な曲に合わせるのが精いっぱいでした。しかし今回は、この曲のテーマにある“初恋”というのを表現できるように頑張りたい」と意気込みを語っていた。

(後略)

(2013年10月6日掲載 テレビドガッチ「浅田真央『ソチへ前進!』、高橋大輔『前を向く!」』日本のWエース”がグランプリファイナル&ソチ五輪へ向けて力強くアピール!」より)