パトリック・チャン　エリック・ボンパール杯2013　ショート演技　(解説：イギリス英語)

おまけ
高橋君ファンがチャン君を批判するのを聞いていると、なんか歌舞伎ファンが能を批判ひているみたいだなと思ってしまった。
能って首も指先もほとんど動かさないし、しかも顔は面で隠しています（ドヤ顔できんやん）。
確かに華やかさやわーっという盛り上がりでは歌舞伎に負けるかもしれませんが、だからって能にはパッションがない、芸術性がない、感動がないなんて言えるのでしょうか？

OLDふぁんさま
有難うございます。そういうご意見を待望しておりました。
>今のルールでは、チャン君の得意なことの方が点につながりやすいので、大ちゃんファンはちょっとくやしい
このお気持ちはよくわかりますよ。でも、今回のNHK杯では高橋君のPCS、チャン君を上回ってたじゃないですか。チャンファンとしては背筋が冷たくなるような（笑）素晴らしい演技でした。正直二人は今や完全に横に並んだと思います。チャン楽勝なんて全然思えません。当人もそう感じているでしょう。
>チャン君も大ちゃんも、自分の得意分野を大事に、どこまで成長できるか思う存分やってください！
これこそまさに私も念願してやまないことです。フィギュア界が生み出した全く個性の違う稀有の天才二人にそれぞれの特性をとことん活かした最高の境地にまで至っていただきたい。そして、フィギュア史に永遠に残る天下一の名勝負をソチで！！！

TAさん
なるほど
歌舞伎と能は単に甲乙つけがたいものの例としてあげただけだったのですが、思った以上に当たってるとこがあるかもですね。
>エレジーというプロを気に入っている理由、としてあげたのが、身体を烈しく動かす必要のない振付で、音に集中して考えながら滑れること
パトリックそんなこと言ってましたか。知らなかった、情報ありがとうございます。余分なものは極力削ぎ落として純粋なエッセンスに迫ろうとするのが彼のやりかたなんですよね。そういうとこは日本の美意識に通じますね。本人にはまったく自覚ないのでしょうけど。
チャンファンのあるブロガーさんが彼の四季を評してこのように書いておられました。
>パトリックには私は「美」しか感じない。人間的な感情を一切排した、唯、純粋に美しい世界。この純度１００パーセントのような、ひたすらに美しいある意味「無」の世界、こんな世界を創り出せるのもパトリックしかいない
至言だと思いました。全面同意です。
ですから彼には必要ないんです、細かい表現技術は。
対して、高橋君が歌舞伎タイプというのはさすがにちょっと無理があります。でも歌舞伎のメイクが似合いそうではありますね。羽生玉三郎とペアを組んで一度やってもらいたいなあ・・・EXかなんかで（爆）