宮城県仙台市出身の羽生結弦の被災地への想いを特集した動画です。
ソチ五輪のフィギュアスケート男子で日本初の金メダルを獲得した羽生(はにゅう)結弦(ゆづる)選手(19)(ANA)が、読売新聞の単独インタビューに応じ、被災地への思いを語った。
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メダルを取って、震災で傷ついた日本にプレゼントしたい。そんな思いで臨んだソチ五輪でした。でも、実際に優勝したら、無力感に襲われました。金メダルも、復興の直接の手助けにならないって感じたからです。練習拠点を、生まれ育った仙台からカナダに移してまで目指した金メダルですが、「被災した故郷を離れて本当に良かったのか」との思いも起きました。
3年前のあの時、ぼくは仙台のリンクで練習中でした。氷が波打ち、立っていられないほどの揺れ。「このまま死んでしまうのか」と恐ろしく、泣きながら逃げ出しました。あの時の光景は今でも頭の中でフラッシュバックします。涙が止まらなくなって、夜もうなされます。
競技をやめようと思ったこともありましたが、翌12年の世界選手権で、たくさんの応援をもらって銅メダルを獲得して気付きました。被災した人たちを勇気づけたいと思って滑っていたけど、実は自分のほうが支えられていたということに。五輪も同じです。応援に背中を押してもらいました。金メダルは自分だけではなく、応援してくれたみんなで取ったと思っています。
金メダリストとして、すべきことも見えてきました。「被災地のことを忘れないでほしい」という思いを伝えるために、これからも滑り続けるつもりです。
(2014年3月10日掲載 読売新聞「被災地のこと忘れないで…羽生選手、震災を語る」より)
“仙台出身の羽生結弦 震災で生まれた葛藤 (2014/3/10)” への23件のコメント
無力なんかじゃないです。
いつもいつも元気をもらっています。
貴方が一生懸命頑張って、すばらしい演技を見せてくれるだけで
励まされる、心の糧となる、そんな人間も多いと思います、、、と
羽生選手ご本人に伝えたい!
いろいろ背負い込まないで羽生選手にはいつも笑顔でいてほしい。
「被災地のことを忘れないでほしい」
彼が震災の事を事あるごとに口にするのは1にも2にもそれが大きいと思います。
被災地に住む方が震災の報道を見て一番強く感じるのは、被災地とそうでない地域との温度差だそうです。
被害がなかった地域に住む人にとってはもう終わったことだと思われてるんだね、と。
「震災王子」だの「売名行為にしている」だのといった心ない言葉を浴びせるアンチの方はもちろん、「もう区切りをつけてほしい」と一部のファンの方も否定的にとらえているのを聞いたことがあります。
しかし、どれほど「うざい」と思われても、羽生選手は震災の事を伝え続けるでしょうし、
「五輪金メダリスト」の彼の言葉だからこその日本のマスコミはもちろんのことニューヨークタイムズやCNN、BBCといった海外の主要メディアまでも大きく取り上げたのです。
「何もできない」じゃなくて「何もしなくても」いいんです。
ただ、これまでと同じようにフィギュアスケートに打ち込んでください。
今季のように結果を出してその都度言葉にして発し続けてくれるだけで「被災地のことを忘れないでほしい」という思いは繋がっていくのではないでしょうか?
貴方のフィギュアは 貴方が想う以上に 日本だけで無く 世界中の人に勇気や感動を贈っていますよ・・・
貴方は貴方にしか出来ない事を もう既にやっていると思います・・・
貴方が持っている才能 最大の武器は何ですか?
フィギュアスケートでしょう?
その武器を最大限に生かし 多くの人を魅了して下さい。
そういうのも 人々を幸福にする為の一つの奉仕ですよ?(笑)
ありがとう。素晴らしい羽生君。
ピンクオレンジさんのコメント
読んでいて涙が出ました。
ありがとう!
3月11日・・・あれから3年なのですね。
本当に月日が経つのは早いです。
あの日は会社から5時間近く歩いて、途中で運よくバスをはしごして家までたどり
つきました。でも被災地からしたら、こんなのなんてことありませんでした。
今日、海に潜ることすら出来なかった方が、津波で行方不明になった奥様を探し
ているうちにプロのダイバーになったという記事を見ました。
少しずつ復興している一方、まだまだ震災の被害から逃れられない生活を送って
いる方もいるのだと思い知らせれました。
羽生選手のインタビューを聴いていて、胸が痛くなりました。
この3年間、どんな思いを抱えてきたのだろう。
金メダルをとっても心から喜べない。
スケートを続けていることに、カナダへ行ったことに罪の意識さえ背負っている
ような気さえして、苦しくて泣けてきました。
そんなことはない。本当に十分なくらい。貴方のスケートからどれだけ多くの人
が勇気づけられていることでしょう。
貴方のスケートを見て、辛かった日々を「もう忘れた」と言っている人もいましたね
どうかこれからはスケートを楽しんで、もっともっと多くの人に、勇気や感動を
分け与えてください。貴方のスケートで世界中の人がハッピーになれますように
私もピンクオレンジ様のコメントに感動しました
めっちゃカッコイイ!!!素敵なコメント、ありがとうございました
野武凛
一人で何もかも背負わないでほしい、思い詰めないでほしい、無力な一ファンとしてはそう思わずにはいられませんが、震災を風化させたくない、させてはならない、と、彼は今後も自分を追い込んでしまうのでしょう…もっと自分自身のために滑っていいんだよ。楽しんでいいんだよ?ピンクオレンジ様のコメント、他の皆様のコメント、彼に届けてあげたいです。
3 姿さんのおっしゃる通りだと思います。
私も以前、復興の希望と見なされることの苦しさを訴えていた羽生選手に、一選手として自由にスケートをして欲しいと考えた時期もありましたが、今、大きく成長した彼にとってそれはもはや背負えない重圧ではなくなったと感じています。
復興の現状に対する焦りから無力感に襲われることがあっても、賢い羽生選手なら気持ちをコントロールして、本人がよく言うように「自分のやるべきことに集中する」ことができるでしょう。彼はまだうんと若く、金メダルの価値がすり減ることはない・・今後、羽生選手がどんな活躍をし、どのような発信をするのか、さらに注目してゆきたいと思います。
但、一見、恵まれているように見えるカナダへの拠点変更が、仙台にとどまり続けるよりもむしろ辛い決断であったことを理解せず、短絡的で心ない言葉が羽生選手とそのご家族を苦しめたことに憤りを感じてきました。「誰か」ではない多くの人々が、羽生選手の挑戦を心から応援し続けていることを知って欲しい。
さて、これから私は宮城の銘酒「浦霞」を味わいながら復興デパートメントを一巡りして来ようと思います。私はあの日、新宿高層ビルの窓際にいて、大きな揺れに成す術もありませんでした。被災地の方々がどれほど怖い思いをされたかと思うとまた胸が痛みます。
震災の年、羽生結弦選手が定義清水館のご主人に言われた言葉、
「頑張ろう東北」なんて書かなくていいから、自分が頑張れば、そうすればみんなが喜ぶ。
すべてはこの言葉に代表されるもので納得し、自分自身がソチへ向かって頑張った結果の金メダルでしたが、このソチでのインタビューでは何も変わらないように思えたようですね。
(被災地の人を元気づけたと思うが?)
「やはり金メダルだからこそ、逆にその自分の、無力感っていうものを、すごい感じましたね。やはり、自分が目指してたもの、自分の夢だったものまたは、自分がこれを取れば、こっからまた未来が変わるんじゃないか、そういうふうに思ってずっと目指してたものだっただけに、結局は何も変わってないじゃないかと、結局は僕がただ頑張っただけで、日本は何も変わってないし、被災地も何も変わってない、やはりそれっていうのは結局は自分のためでしかなかったのかなって、ちょっと葛藤じゃないですけれども」
カナダへ行ったことに対する思いや、無力感にとらわれるような大いなる悩みを持つのは、羽生選手の若さゆえであり、大いに悩んで成長していってほしいです。
金メダルを取ることによる効果は、自らが思い立てばじわじわと実感することになるでしょう。まずは怪我のないようにしっかりとフィギュアスケートに向き合って行く、それが自分自身が見つめる「復興」を後押しするものなるのは間違いないと思います。
3月11日に起こった震災からの復興の道のりは長く、10年単位の地道な努力が必要です。ファンとしては、羽生選手の今後の活躍に接するたびに、震災の復興に目を向け、自分は何が出来るかを問い直し続けたいと思います。
みなさんのおっしゃるとおりです。
金メダルを取った羽生君の姿に、彼の生き様に、スケートに被災地だけでなく、すでに多くの人に光を照らしていると思います。
そしてこれからも。。
ノブリンさんのコメントも素敵ですね。
私も世界中の人が元気付けられてハッピーになれたらいいなと思います^^
もうちょっと肩の力を抜いてもいいんじゃないかと思いますが、真面目な人柄ゆえかいろいろ重荷を背負い込んでしまうのかもしれませんね;
彼の幸せと活躍と無事を願いたいと思います。
羽生選手の思いはちゃんと伝わる人には伝わっていると思います。
一生懸命な演技からは、勇気と感動をもらっています。
ありがとう。
皆さんのコメントに泣けました。スケートだけではありません。羽生君の健康と幸せを心から願ってます。私もありがとう!頑張れ!羽生君。
皆さんのコメント、直接羽生選手に伝えてあげたい。多分たくさんの人がファンレターを送っているだろうけど。
しっかりしてるようでまだ彼は19才。
悩みながらもどんどん強く逞しくなってくれると思います。
被災が発生した時間に合わせて羽生選手もトロントで深夜に黙とうをささげていましたね。
私も、被災地のことを忘れず一日も早い復興を願っています。
そして、懸命に生きる羽生選手を応援していきます!
昨日うちの職場では、午後の仕事の最初に全員で黙祷しました。
フリー後のプレカンでも語っていましたが、金メダル獲得後に無力感を抱いたという話に心傷みます。
自分は神戸チャリティーで大ファンになったのですが、あの時の演技はまさしく「復興への祈り」でした。OPのEXでも同じ白鳥を披露され、羽生君の変わらぬ真っ直ぐな想いが伝わってきて心打たれるものがありました。
或る新聞の編集委員氏が「皆に届けと命を削って舞った、その姿以上に、強烈なメッセージはない」と書かれていたように、羽生君が滑ることが、想いを伝えることが、復興への力になっていると思います。現に羽生選手のOPでの活躍を見て、募金活動に参加した人もいます。
地元での温かい歓迎に心和んだことでしょう。余り背負い込み過ぎず、羽生君らしく心の赴くままに滑ってくれるよう願っています。
私の職場では昨日震災発生時間に全員で黙とうしました。
皆さんの仰せの通り、羽生くんの滑りはすでにたくさんの人を勇気づけていると思います。いつも気持ちのこもった滑りをありがとう。
被災地の皆さまを大事に思うのと同様、ご自分も大事になさってください。
こんばんははじめましてとっても嬉しいですを
あおぞら様、こんばんは
私の拙いコメントをお褒めいただき、大変恐縮しております。
ありがとうございます
3年前というと、羽生選手はまだ16歳だったのですね
希望に満ちあふれ、青春真っ只中の16歳で震災の被害をうけ、色々な大切な人(物)を失い、それだけでも辛いことなのに、それ以上に重いものを背負って3年間
スケートを続けてきたことを思うと、本当に胸が痛くなります。
被災された方や世界中の多くの人が羽生選手のスケートで元気づけられ、
ハッピーな気持ちになれますように
これからも責任感にあふれ、故郷を大切にする、心優しいユヅ戦士
応援します
野武凛
かおりん様
ノブリン様
私のコメントに 何やら・・・ 感動して下さった様で・・・
何だか 恥ずかしいです でも 有難う御座います(笑)
彼は 無力感を感じていた様ですが 無事五輪が終り 凱旋帰国をして 日本国民や被災地の方々の喜ぶ姿を直接肌で感じる事で ネガティブな気持ちの部分も 少しは楽になれたのではないかと思っています。
結弦選手が 怪我無く これからもフィギュアの道を邁進出来ます様に
あまねく神に祈りまくります!!!
結弦君のひとつひとつの言葉が、
いつも私の胸に深く響いてきます。
結弦君の、いつも心からの言葉に胸を打たれます。
本当に想いが深い、優しい結弦君。
震災から3年の間、
私達が想像できないくらい、
色んな想いを複雑に抱きながら
今日まで来られたのでしょうね。
そして強くなってこられたんだと思います。
これからは結弦君が大好きなスケートを、思い切り楽しんで、
そして私達を魅了して欲しいです!
怪我に気をつけて楽しんでくださいね。
結弦君のご両親、お姉様も素晴らしい方なのでしょうね。
いつもいつも応援しています!
福岡から応援しています!
こんばんは
ピンクオレンジ様、こんばんは~
ご丁寧にありがとうございます
ピンクオレンジ様の大阪弁バージョンも、リリー・ポッター☆様と同様に楽しま
せていただいております
ユヅ選手、きっと楽になれたと思います
ワールドでの活躍も願ってます
ユヅ、コヅ、マッチ~、3選手ともガンバッテ
野武凛
悩むことは青春のまぶしさ、そういう時は音楽を聴くのが助けになります。
現在羽生結弦選手はカナダにて世界選手権に向けて練習に励んでいると思いますが、帰国するまではこちらの曲で応援したいと思います。
www.youtube.com/watch?v=1jdthWIOnkk
見ていて心が痛みますね。
羽生くんの気持ちはすごく良くわかるけれど、
まだ19歳の彼の成長よりも震災の復興は、何倍もの時間がかかるんですよ。
希望を強く持っている分、焦りもあるのでしょうね。
でも、本当に時間がかかるんです。
兵庫県出身の私も震災当時、やっと走るようになった電車に乗っても
倒壊した家々がある中で1件の家だけが残ってるのを見て
何故か顔向け出来ないような申し訳ない気持ちになったのを
今でも覚えています。
どうか一人で焦らないで、必ず必ず復興するから、と
彼に届けてほしいです。
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