高橋大輔

アイスショー「フレンズ・オン・アイス2014」の前日公開リハーサルの記者会見で、「キス騒動」について取材を受けた高橋大輔のニュース動画です。


日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部長を務める橋本聖子参院議員(49)が、2月23日のソチ冬季五輪閉会式後に選手村で開かれた打ち上げパーティーの酒席で、フィギュアスケート男子の高橋大輔(28=関大大学院)にキスを強要したと、20日発売の週刊文春が報じたことについて21日、高橋が横浜市内で初めて取材に応じた。

 まずは「私事で関係者やファンの皆さんにご迷惑、ご心配をお掛けして。おわびします」と切り出した。続けて「お酒が入り、はしゃぎすぎて、あんなことになってしまった。お酒を飲んだ中でも考えて行動しなければいけない」と反省の弁を口にした。

 もっとも「セクハラ、パワハラを受けた」という解釈については「会長は選手思いの方。叱咤(しった)激励もしてくださった。パワハラ、セクハラとは一切、思っていません」と話した。「大人と大人。羽目を外しすぎたということ」と自重気味に締めくくった

 22日に開幕するフィギュアスケートのアイスショー「フレンズオンアイス」の公開リハーサルが行われた、新横浜スケートセンターで語ったもの。既に高橋のマネジメント担当者が「高橋にパワハラやセクハラを受けたという認識はない。セクハラでも何でもなく、スケート界では健闘をたたえて、ハグやキスをすることはよくあることです」と説明していたが、それを追従するものとなった。

(2014年8月22日掲載 日刊スポーツ「高橋大輔『セクハラとは思っていません』」より)