ジェレミー・アボット　スケートアメリカ2014　フリー演技　(解説：ロシア語)

ただ滑ってるだけで素敵と思える数少ない選手。
ジャンプ？そんなもん、どーでもいいんです‼︎（笑）
でも、このプログラムの完成を見れたら、永久保存版です‼︎

見終わった後に、何故か胸が詰まって涙が出てきました。
このプログラムの完成を是非みたい！
アボット選手には諦めないで欲しい。ただそれだけです。

僕はショートを見たとき彼は攻める演技からは脱したのかと思いましたが　フリーは一転して昨シーズンよりも難しい構成を組んできたのでびっくりでした！！！　今回はジャンプは出来が良くなかったのですが演技力は本当素晴らしいと思いました　今シーズンは成績よりも自分らしく演じることができれば僕は良いと思います！！！

女子で言えばコストナーとシズニー、男子なら迷わずアボット選手が見ていて一番心癒される滑りをしていますよね。 そのスケーティングの滑らかさ、深いエッジワークなどは彼独特のもので誰にも真似は出来ないと思います。
迷った末今季も競技生活を続けるということで内心嬉しい思いでしたが、今回の初戦のジャンプの崩れ方を見て「ちょっとこれは？！」と感じました。
アボット選手には四回転はもちろん、言ってしまえば3Aすら免除してあげたいものの、競技である以上せめて女子トップクラスレベルの三回転は失敗なく跳んでもらいたい。
そうであることによって彼のプログラムはそのスケーティングの素晴らしさとあいまって片隅には置けない輝ける作品となるでしょう。
いま彼のジャンプ指導には誰があたっているのでしょう？ 佐藤有香コーチは主にスケーティング指導だと思いますが…

誰が、私のアボット様にジャンプをしろなどと言うのだ！（怒）
ISUは,素晴らしく均整のとれた見栄えのする体型の選手が、音楽に合わせて、ジャンプなしでただ氷上を滑走する競技を、なぜ早く作らない？！その競技の名は「アボット」。（女子シングルの場合は、「コストナー」ね。）ただ滑ってるだけで、どれだけかっこよく、気持ちよく、観客をうっとりさせられるかを競う競技でしょうが　！！
等々の言葉が頭の中をかけめぐりながら、アボット選手のフリーをアリーナで生で見ていました。いやいや、昨季の全米のショート、神演技でしたよ。昨季全米王者ですよ。ジャンプが決まったら、完璧ですよ。今回も、ショートは２位だったのに、（いつものように）フリーで崩れた・・。直前のブラウン選手演技後の声援、ぬいぐるみの雨あられのせいで、集中力がそがれた？　って、言い訳にはならないけど。
ああ、彼に羽生君や町田君のメンタルがあれば・・。どれだけのメダルを集めたことか。（その点、ちょっと織田君に似てるというべきか。）

彼はジャンプ中に顎を引きすぎて、背骨と頭が一直線にならないんですよね。思い頭がぐらぐらしているから、跳び上がりも着氷も不安定なのでは、と思うことがあります。
それにこの曲でFPというのは本人にこだわりがあるのでしょうが、これだけエレメンツに問題があると、なんともいえないですね。まだ序盤なので、頑張りに期待するだけですね。

弦楽のためのアダージョは、ジャンプが決まらないと悲壮感漂ってしまいますね・・・。
難しいテンポの曲を滑らせたらピカイチだし、SPやエキシビみたいな曲も良さが引き出されると思うんですが。
一番好きなスケーターだけに、なんとか彼のプログラムの完成形、集大成を見たい！