羽生結弦

グランプリシリーズ第6戦NHK杯の前日公式練習に参加した羽生結弦を特集した動画です。


フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、NHK杯は28日、大阪・なみはやドームで開幕する。第3戦の中国杯で負傷しながら2位に入ったソチ五輪男子金メダリストの羽生結弦(ANA)の滑りが注目される。
 羽生は8日の中国杯フリーの直前練習で中国選手と激突。頭部や左太ももなどに全治2~3週間のけがをし、26日の非公式練習で最終的に出場を決断した。27日に行われた公式練習は、午前は不参加で、午後の1回だけ滑り、ジャンプはトリプルアクセル(3回転半)を決め、4回転は本調子ではなかったものの、何度か着氷した。ステップなどの動きはまずまずだった。
 羽生はNHK杯で表彰台に上がれば、連覇が懸かる12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出が決まる。第2戦のスケートカナダを制した無良崇人(HIROTA)は初優勝と初のファイナルを目指す。村上大介(陽進堂)も出場する。
 女子は村上佳菜子(中京大)と宮原知子(大阪・関大高)がファイナル出場の残り2枠を、ソチ五輪4位のグレーシー・ゴールド(米国)らと争う。村上と宮原は優勝すれば無条件でファイナルの切符を獲得する。16歳、加藤利緒菜(大阪・長尾谷高)はGP初出場。

(2014年11月27日掲載 時事通信「羽生の滑りに注目=公式練習で調整-NHK杯フィギュア」より)