高橋大輔

ヘルスピア倉敷アイスリンクで演技を披露した高橋大輔のニュース動画です。


◇倉敷のリンク通年営業に

 倉敷市連島町西之浦のスケートリンク「ヘルスピア倉敷」が今年から通年営業となり、6日、記念セレモニーが行われた。このリンクで技術を磨き、世界に羽ばたいた同市出身のフィギュアスケートの高橋大輔さん(28)も駆けつけ、ミニアイスショーで華麗なステップを披露した。

 ヘルスピア倉敷は、学校法人・加計学園のグループ会社が運営。同学園の倉敷芸術科学大のフィギュアスケート部の練習や実習での利用拡大と、スケート人口を増やし、高橋さんに続く選手の輩出を目指して、10月~翌年5月だった営業期間を通年に切り替えた。

 ミニアイスショーには、高橋さんが所属していた地元の倉敷フィギュアスケーティングクラブの子どもたちや、倉敷翠松高校出身で、フィギュアスケート・グランプリシリーズ最終第6戦NHK杯で3位に輝いた無良崇人選手(23)ら約70人も参加した。

 それぞれが演技を披露した後、「大ちゃーん」の掛け声で高橋さんが登場。現役時代と変わらないステップやターン、ジャンプで関係者ら約150人を魅了した。

 高橋さんは「ここがなかったら、僕はフィギュアスケートに出会っていなかった。その思い出の場所が通年で使用できるようになり、とてもうれしい。ここから世界で活躍する選手がどんどん出てほしい」と話していた。

(2014年12月7日掲載 読売新聞「高橋大輔さんに続け」より)