小塚崇彦　全日本選手権2014　フリー演技　(解説：日本語)

小塚選手、全日本３位、そして世界選手権出場おめでとうございます！
それにしても、素晴らしいフリープログラムですね。
中盤の細やかなステップでは華麗なエッジワークにためいき、
最後の伸びやかなステップでは、スケールの大きな滑りと身のこなしが
歌の高まりと相まって感動しました。
世界選手権で銀メダルを取ったころの小塚選手が戻ってきた、
まだ世界で戦える！と思える演技でした。
久しぶりに大きなジャンプミスがなかったので、
他のよい部分が引き立ったと思います。
４回転は二つとも両足着氷に見えましたが、回転不足も取られているんですね。
ぜひ４回転をクリーンに安定して跳べるようになってほしい。
中盤のトリプルアクセルのコンビネーションのような質のジャンプを揃えられれば、
プログラムがもっと輝いて、世界中の人が魅了されることでしょう。
世界選手権での活躍を祈ります。
今日のエキシビションも楽しみです。

このプログラムを最初に見た時、
こんな風に滑るのを見たいと思っていました！！
曲の清冽な広がりと共にバレエジャンプにつながる
クライマックス。
本当に何と言う感動のスケーターなのでしょう。
間違いなく、この日のフリーの一番の感動でした。
年初めの四大陸フリーとともに、
私にとって宝物の演技です。
これを世界の場でもう一度観れる。
小塚に、そして会場に駆けつけて、応援してくださった方々に
本当に感謝です。

世界選手権代表おめでとう！
フリー何度みてもいい（何度も見てる）
ファンは待ってたこの演技。
だって小塚君が「全日本では戻ってくるので待ってて欲しい」って
待ってたよー
有言実行だね。男だー
ファンも辛かった。苦しんでる小塚を見て。でもファンは信じて待つしかなかった。待った甲斐あり！
小塚君と小塚君のファンの方々が幸せな気分になれて本当によかった。
あと会場で小塚君に暖かい声援を送ってくれた方たち感謝です。
あの声援は絶対に小塚君の力になったはずです。
結局フィギュアファンはわかってる。マスコミには振り回されずいいものはいいと。
フィギュアっていいね。と思わせてくれた小塚君の演技だった。

この日のFS、本当に、感動しました！
Man　Of　The　Match　があるとしたら、FSの日の主役は、間違いなく、小塚選手でした。
世界選手権の代表に選ばれて、本当におめでとうございます！
まだ時間があるので、怪我に気を付けて、世界選手権で活躍してください。

1 全日本優勝 羽生
2 全日本2位3位、GPF日本人上位2名 宇野、小塚、無良 →小塚
3 2で選ばれなかった者＋その他 →町田 辞退により無良
という選出でしょう？ 選考は順当だと思います。
また、小塚、無良を比較すると、無良は実力がありながら、今季もNHK杯、選考がかかる大一番のGPF、全日本で自爆したのでリスクありと判断されても仕方ない。
一方、小塚は昨年高橋ドタキャンから短い調整期間でワールド6位入賞を果たした実力者。勝負どこの全日本フリーで実力を発揮できたベテランで勝負強さを持つ。
確かに日の丸表彰台独占は見たいけど、3枠確保（上位2名の順位合計が13以下）が優先ではないでしょうか。（私は小塚はワールド表彰台の実力があると思いますけど）
羽生が体調を整え、小塚がピーキングに成功し（彼の課題はジャンプ前の減速だと思います。）、無良がメンタルコントロールし、ワールドで本来の力を発揮した演技をすることを祈ります。
本当に、表彰台独占のチャンスですよね。

みなさんがおっしゃっている様に、フリーは小塚君がトップだったと思います。彼の手首の動きが、音楽に乗って切ない感情が伝わってきて自然に涙が出てきました。
メダリストオンアイスの時に、アナウンサーの方が手足から音楽が聞こえてくるようですと。。。。。まさしくそのとおり！！！　荒川静香さんが大人の色気を感じると・・・・本当ですね！！！
なんてすばらしい演技、見ている人に届く思い、うまく言葉では言い表せないけど、哀愁のこもった滑り、本当にありがとう。
そして、まだまだがんばってください。応援しています。フラメンコよかったです。
ショートで使って！

表彰台、世選代表決定、おめでとうございます。本当にこんな笑顔は久々に見たような気がします。
小塚選手のエッジワークは職人技で、昔から素晴らしく惚れ惚れしましたが、正統派でどこか面白みがない、華がない、衣装や髪型がいまひとつ・・・などの評価もあり、才能が開花しきらない印象でした。
でもタンゴやフラメンコへの挑戦は、どうかなと思ったものの、なかなかはまっていたし、フリーの壮大なヴォーカルに負けないのは小塚選手のスケーティングだからこそだと思いました。こんな大人の男を演じられる選手だとは失礼ながら思っていなかったし、初めて小塚選手の演技で涙が出ました。
ビジュアルやパワージャンプや個性の強さではなく、足元で魅せる、そんな最後のザ・フィギュアスケーターだと思うので、若い世代のスケーターも小塚選手の演技から多くのものを吸収してもらいたいです。

もう何度見ても見足りない。迷いのない滑りのなんと素晴らしいことか、本当に美しい。全身で音楽を表現している演技に熱くなります。次の演技も楽しみでなりません。

この曲、大好き。
中盤、盛り上がっていくところで3連続ジャンプ、そこからma io si sar e se sarai felice
終盤の盛り上がりでのio non me ne andr e nei momenti tristiは鳥肌もの。
曲の緩急、歌詞、スケーティングがものすごく合っていて素晴らしい作品！ところどころに入っている美しいイーグルもいいです。ローリーさんも、小塚選手にしか表現できないものを分かって良い振り付けをしてくれましたね。
世界フィギュア銀メダルの時のフリーよりも、ジャンプの完成度は低いかもしれませんが、演技としては最も印象的で、心に染み渡る、小塚選手の最高傑作と言えるかもしれません。
おめでとうございます！！

あら。画像が見れなくなっちゃいましたね。
あの日から、「1日1回イオチサロ」（本当はもっとですけど・・・笑）をして、その度に清々しい気持ちになっておりました。
世界選手権も素敵な演技を見せて欲しい。
ツルツルでのびーるスケートが、あの朗々としたボーカルとシンクロしていく演技がまた見たい！いや、きっと見られると信じて、今からわくわくです。

もう、ここでは見れなくなってますが、BSの録画で今だに毎日みてしまいます。
イオチサロのテノール歌手さんの歌、歌えてしまうぼど見過ぎてます^ ^
BSで見れた、キスクラまでの映像。
最後まで、会場の皆さまの温かい声援
ありがとうごさいますと感謝してました。
スローで見てみると、泣いてらっしゃる方、喜びで万歳してる方、飛び跳ねてる方、自分もきっとあの場所に居たらそうしてたであろうと思っています。
世界選手権までに、もう一つ試合ありますが、ぜひ次は、、SPFP共満足の行く演技で終われるよう応援しています。
貴方のスケートは、ほんと心地よく、滑らかで柔らかで、スピードもあり、そしてエレガントで、素晴らしいスケーティング技術です。
ジャンプは勿論大事ですが、それ以前に曲とマッチしている演技力には、惚れ惚れしてしまいます。
ぜひ、頑張って欲しいです。

当時から時間も経ったので
採点に私情を加えてみました。

4T(0,1,-1,0,-1,-1,0)=10.3+GOE=9.90
4T+2T(0,1,0,1,0,1,1)=11.6+GOE=12.20
3A(2,1,2,1,1,3,2)=8.5+GOE=10.10
FSSp3(3,2,2,2,1,2,1)=2.6+GOE=3.50
StSq4(3,3,3,3,3,3,2)=3.9+GOE=6.00
*3A+2T+2Lo(2,1,2,2,2,2,2)=12.76+GOE=14.76
*3Lz+3T(0,-1,0,1,0,0,1)=11.11+GOE=11.25
*3F(1,0,0,1,0,1,2)=5.83+GOE=6.25
*3Lo(1,0,0,0,0,1,1)=5.61+GOE=5.89
*3S(0,-1,0,0,0,0,0)=5.61+GOE=5.61
FCCoSp3p3(1,1,2,1,1,1,0)=3.0+GOE=3.5
ChSp1(2,2,2,2,2,3,2)=2.0+GOE=3.4
CCoSp3p4(3,2,3,2,2,2,1)=3.5+GOE=4.6
TES=96.96
PCS=2x(9.25+8.95+8.95+9.00+8.80)=89.90
Total=TES+PCS=96.96+89.90=186.86

グランプリの様子、苦しそうでした。全日本では何とかして成功したプログラムを見たかったです。
でもそのためにはジャンプに成功しないといけなかった。
あの時は４回転２本とループに挑戦して欲しかったけど
まさか本当にやるとは思わなかったし、降りられるとは思わなかった。ステップも曲にぴたり合っていて最高でした。
これが小塚崇彦の生き様なんですね、しかと見届けました。
シーズンの調子が良かったら、これくらいの点数もあり得たと思います。

今でも、あの時の驚きと感動を思い出します。
動画見られるようになってますね！録画が消えてしまったので感謝です。