宇野昌磨　世界ジュニア選手権2015　フリー演技　(解説：なし)

宇野選手のスケートの技術は将棋に例えると「名人に定石なし」である
アドバンス・スケーターにとっては、一見定石ではない手法でも、トップ・スケーター、つまり名人の宇野選手にとっては定石を超えるスケート理論にかなった高度な技術なのである

確かに来シーズンは違う振付師の方のプログラムで今までとは違う面も見てみたいですね。
まだ17歳、表現の幅はこれから広がっていくのでしょう。

ジャンプの低さ　と　巻き手　を直すことが必要ですね
あと本人のせいではないですが　低身長と幼児体型が残念です

巻き手ってそんなに不利ですか。
巻き手だからって減点されますか。
身長と体型は今後変化するから問題ないでしょう。

2014年ジュニアグランプリファイナルの時の
フィギュアスケート（ジャッジ）界の大御所、ソニア・ビアンケッティさんのレビューです。
『ジュニア競技の男子シングルでは、日本の宇野選手が、技術面でも、芸術面でもともに、傑出した演技を披露してくれました。宇野選手は、４Ｔ１つと７つのトリプルを成功させ、しかもその全てが最上級の質の高さでした。しかしながら、それよりも私の印象に強く残ったのは、深いエッジで、長いストロークを滑る彼の滑りと柔軟性です。とても才能に恵まれた若いスケーターで、将来性も抜群です。』
2015世界ジュニアでの評価
宇野選手についてロシアメディアの関心も高まっているようで、ヴァシリエフス選手の技術指導をしているウルマノフさんに対するインタ（ショート後）でも宇野選手の話題ばかりでした。
『ジュニアの演技のレベルとても高い。
宇野への関心が高まっていることになんのセンセーションもない。実際に彼のショートの演技を見たけれども、そういった関心が高まるだけの価値がある。宇野は調和した滑りで秀でている。難易度の高いエレメンツも、洗練された振り付けにうまく溶け込んでいる。トリプルルッツに硬さがあるけれども、残りのジャンプはみな問題ない。スピンはただただ素晴らしい。』
宇野選手の4T,3A(GOE加点つき素晴らしく）,3Lz(苦手)ジャンプについて、少し気になると言われる方の要素については、きっと本人もコーチ陣も来シーズンに向けて、これからより高い質を求めて取り組んでくるのではないかと。この一年でこれだけの進歩をしてきた宇野選手なら、きっと必要な修正はしてくるはず。クワドの種類を増やし、ジャンプの質も向上させてくるだろうとの考察も目にしました。
4CCの海外解説でもエッジの使い方やエレメンツ一つ一つが素晴らしい。大輔に似てると。将来素晴らしいアーティストになるとすごく絶賛してました。ε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ

身長は本人にはどうすることも出来ないし、数年前からすると随分大きくなりました。最終的には165cmくらいまで伸びるといいですね。
私の周りでは、昌磨くんファン急増中です。普段フィギュアを見ない人達はドンファンFSよりSPの方が好きという意見が多いですね。
来シーズンはシニアデビューの大切な年、振付師はどうするのか分からないけど素敵なプログラムだといいな。

宇野選手の演技、何度みても感動します。フリーでの丁寧な滑り、計算されつくした音あわせ(遅れてもどこで巻き返すか計算出来てる、遅れても焦って見えない優雅な演技、リンクの真ん中で終わる演技など) と、必ず最後の決めポーズは完璧にあわせるって、すごくないですか？！ やっぱりやっぱり天才なんですね！ これからも美しく感動する演技楽しみにしています。