宮原知子　ジャパンオープン2015　フリー演技　(解説：日本語)

あおさんの意見、同感。
ローリーは外してほしかった。振りの端々に始まりステップそして最後のポーズも『既出』感が漂い、少し残念。
宮原選手の所作の良さが、プログラムをぐっと引き立てているので、FSは良かった。
個人的にはあおさん同様、来年から、ディクソンにSPとFSを作ってもらいたいです。
彼がどういう戦略/コンセプトでSPとFSを作り上げるのか、そして宮原選手がどの様に演じ分けるのか楽しみです。　
一度、カメレンゴやズエワともコラボしてもらいたい気持ちもありますが、、、。勝手なことばかり、言いますが、、、。
それにしても、PCSあがれ＝＝＝－－－—、

（プロトコルというものを、珍しくじっくり見てみました）
もちろん、毎試合審判も変わるし、今回は日本開催で満員の観客とあって、
サービスもあったかもしれないので、単純比較はできないと思いますが、
真央ちゃんと知子ちゃんの点数だけを、見比べてみました。。
【技術点】の基礎点は、ジャンプの基礎点1.51分、知子ちゃんの方が高い構成だが、
GOEによる加点が（スピン0.22、ステップ0.5、コレオ0.2、ジャンプ0.77と、
全てで）真央ちゃんの方が高く、計1.69高いため、知子ちゃんの方が0.18技術点が低くなっている。
【ＰＣＳ（演技構成点）】では、５項目の平均0.86、合計6.85、真央ちゃんの方が高い。
よって、トータル（0.18+6.85）で、7.03知子ちゃんが低い。
つまり、
①ジャンプやスピン、ステップ、コレオのGOEが、
今回はマイナスはないが0～1～２の評価が多いので、頑張って、２～３を増やす。
②PCSを、5項目、約1点ずつ上げて、全て8点台後半になる滑りをすれば、世界選手権優勝時の真央ちゃんに追い付けると・・。
・・数字の上ではそうなりますが、さて、どうやりますか？Ｗ
恐らく、①は真央ちゃんの、後半のたたみかけるステップの力強さが、高評価につながり、ジャンプも高さや幅、スピードなどで差がついていると思われる。
②のPCSも、①の高評価にともなって評価が上っているのでしょう。
スケーティングも、流れるスピードだけでなく、クロスする、エッジやステップの力強さ、上手さ、
音楽との一体化、曲の構成や変化を、ハッキリ観客に見せる演技などが、
今後の強化ポイントだと、プロトコルからも言えると思います。

ソフィスティケイトされている。ニューヨークのリンクが似合いそうです。今期、さらなる上に行くかもしれないですね。
けがしないで頑張ってください。

何方かも触れていましたが、宮原さんのスケートやスケートと向き合う姿勢は、世界的なバレリーナ吉田都さんと重なる所があるように思います。
素敵です！
何度観てもため息です。

先日のUSクラッシックよりもこのプログラムを自分のものにしつつあるなあ、という印象を受けました。
ドラマチックな曲調ではないので難しいプロとは思います。
さとこちゃんのようにきっちりと安定感ある演技ができる選手は団体戦では本当に貴重な存在で貢献度が高いと思います。
個人戦ではたしかにどうやって真央ちゃんのようなすでに技術的にも表現面でも定評がありオーラもすごい選手とか、世界の個性バリバリの選手達に勝っていくか、ということがポイントになって行くのかな、と思いますが私はあまり奇をてらったりして小手先の変化を狙うのではなく、このままハードな練習をこなしアイスショーにも真面目に取り組んで、彼女なりの演技を極めていくことでそれが一つの大きな個性になって行くような気がしています。
すでにスピンなんて逆周りも出来るし独特な個性があると感じています。
いろいろな意味で非常に東洋人的な選手と感じています。
演技も性格も私はさとこちゃんのそこが大好きです。
世界で勝って行く為には自分らしさを貫く強さが必要かなと思います。
まだ若いです。焦らず一歩一歩前に進むことで世界の頂点も見えてくる選手だと感じていて応援しています。

文句のつけようがない程、完璧で美しいです。これ以上ないくらい全ての瞬間に意識が注がれている。
けど、何人かの方が言われているように、色がほしいです。
あぁ知子ちゃんって大人しいけど本当はこんな子なんだ！って思えるような。
非の打ち所がないくらい完璧主義者であっても、抑えきれない感情とか、他人とは違う　私だけの何か　を人間って皆、持ってるとおもう。
そういう所に共感したり、面白味を感じたりするんじゃないかな？
そういう何かを表現してほしい。
宮原選手、大好きだし応援してます。
これからもトップを争って欲しい
もっとたくさんの人を惹きつけるものが、宮原選手の内にあるはず。
それを見つけて私達に見せて下さい！

完璧じゃないですか。所作も滑りも。
小柄なのにひと蹴りがめちゃ幅もあって相当スタミナ使っているはずなのに感じさせない。とにかく美しい癒やしの時間をいただいた。選手、コーチ陣に感謝します。

安定感があって安心して見ていられる、というのはすごいことで、きっちりし過ぎていると感じる方もいらっしゃるようですが、私はまさにそこが彼女の個性のひとつだとも思っています。
さとこちゃんは実際にリンクで見ると体の小ささはあまり気になりませんし、すでに他の選手にはない光るものがあります。
とにかく全体的に演技が研ぎ澄まされて大変美しく（ソフィスティケイトという言葉はピッタリと思います）ジャンプが低い低い、と言われますが演技の流れの中でそれがそんなに際立ったマイナス点とは私は感じないんですよね。もちろんもっと高く出来ればそれに越したことはないとは思います。
今回の大会では真央ちゃんはいろいろな意味でもう別格だと思いますし、ロシアやアメリカの選手に比べてさとこちゃんが技術でも表現でも見劣りするとは全く思いませんでした。結果的にも2位ですし。
いくら個性があっても失敗すれば減点になりますし、大きな加点がつかずともミスをしないできっちり点数を稼ぐ、というのは競技では大変大事なこととも思います。そのあたりは各選手の計算、ですよね。
だから上でも書いたように彼女は他の選手と比較したりアピールすることに重点を置くより今の彼女を貫いて自分を信じて頑張って欲しいです。
体は小さいけれどリンクに大輪の東洋的な美しい花を咲かせることができる選手、と感じています。cocoココさんと同じ気持ち！
より進化してくれると期待しています。
日本の若い力のアベック（♡）優勝も十分あり得るのではないでしょうか。
もちろん全ての選手に持てる力を最高に発揮して欲しいです。

よく知子ちゃんと似ていると話題になっている、バレリーナの吉田都さんが、若手に、ジゼルの演技指導をしている動画があります。
知子ちゃんにも、演技の参考になると思うので、ぜひ見てみてほしいな。
https://www.youtube.com/watch?v=hdX6UBTz6eQ&feature=player_embedded
会場全体に届くポーズ、目に見えない彼を意識した演技、難しい技をするときも、役がらを忘れずに技をすることなどを、指導しています。
スピン、ステップ、ジャンプなども、役柄と音楽を表現することの一部として、演じられるようになったら、すごいだろうなと思います。

陶芸に例えると、知子選手のスケートは芸術家が創作した多くの人が目を見張るような器ではありませんが、その道の名匠が焼き上げた器に通じるものがあると思っています。
茶人に大切に大切に扱われながら代々語り継がれていくような器です。
彼女の、どんなときにもひたすらに「忠実な」演技に私はいつも心が打たれるのですが、
忠実という言葉には
1. まごころをもってよくつとめること。
2. 少しの違いもなく、その通りにすること。
という意味があり、知子選手の若さからすると一見２番の意味の方が強い印象を与えてしまうのかもしれないですが、おそらく知子選手のファンの方々は１番目の意味であるスケートに向けられた「まごころ」なるものを彼女の演技から見出して魅せられておられるのかなと、私もその一人として感じています。
なかなか簡単には万人に伝わりにくいですが、彼女の内に息づく確かな魅力、それこそが個性であり色だと思っています。
どなたかが知子選手の演技を「いぶし銀」の魅力と例えておられるのを見たことがあります。その色は周囲にそれと知れるだけの輝きを放つまで年月がかかるものだと思います。ですがまぎれもなくそこに色は存在し、必ずいつか確かな輝きを放つようになるだろうと、宮原選手はその期待を決して裏切ることがなく、そして期待以上の輝きでもって私たちに驚きをもたらしてくれるだろうと思っています。

ジュニアの頃のミシェルクワンに似てると思うな。きちっきちっと滑るところが。
クワンはその頃から安定した演技ができる選手だったんだけど、アメリカのメディアで子どもっぽいってたたかれて、ローリーが大人の女性に成長させようとキャロル爺と計画を立ててプログラムを作っていったんだよね。翌年、サロメで現れた時はセンセーションだった。
カロリーナ、真央ちゃんもさまざまな経験を得て、ワインが熟すようにそれぞれのテイストにゆっくり成熟していってる。
宮原さんもまだこれからさまざまな可能性が広がっていると思う。今後がほんとうに楽しみ。

振付師についてなんですが
ローリーさん&ディクソンさんの組み合わせで振付けし始めたのは 昨季から。たぶん今季のプロを作った時点では 浅田選手が競技に復帰するのか、新プロをローリーさんに頼むかどうかも わからなかったはずですね。
お互い現役であるうちは 大スターである浅田選手と振付師が被ることは この先もあり得るでしょうが、濱田コーチのことだから きっとそれも含め 今後のことは考えているのではないかなと 私は思います。
濱田チームは 五輪シーズンに向けて 今いろいろ試している時期ではないか、というのが 私の考え（というか推測）なんですが、まあ ディクソンさんとは付き合いも長く 宮原選手とは相性抜群なので、きっと五輪シーズンもSP・FSのどちらかは 間違いなく彼が入るだろうとは思っています。
聞くところによると 濱田コーチは人脈も広いらしいですし、今季 本田真凜選手の振付けを担当したズエワチームとも 今後 繋がりを保っていくのでは？（実は 私の個人的希望です^^;）
このプロは 振付けもとても素敵ですね。既出感あり・真央選手と重なる…と感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、う～ん…熱心な浅田選手ファンならともかく、ライトなファンや 比較的最近フィギュアを観るようになった人は そこまで思わないのではないかしら？
いよいよスケアメも近づいて来ました。
一段一段 階段を上って来た彼女が、その着実な歩みで 今後はどんな高みまで登り詰めて行ってくれるのでしょうね。心から楽しみにしています。

あのピンクの衣装は、小柄な体型を補うためではないだろうか。そして、シャイな宮原選手本人を鼓舞、気持ちを引き立てる意味もあるのでは。それができるのは、本人の演技が無色透明だからこそ。変な色をつけて欲しくない。crispな彼女の演技が大好きだ。
演技を見て浄化されたような気持ちになるのは、浅田真央と彼女ぐらいだから。

ひとつひとつの所作が美しくて、最後はため息がでるような見事な演技でした。
丁寧に滑られていて、さすがの演技でした。
以前に比べると表情も豊かになっていて努力の賜物だと思います。
個人的にはこの色よりもう少し大人びて見える色の衣装にしてほしかったかな。
あとは、40番のあおさんや42番のrysumさんに私も同意見で、
これから知子ちゃんの色というか知子ちゃんのカラー（個性）をどうだしていくか。
だと思います。
以前、たしかリプちゃんのコーチが、これからのフィギュアスケートはより個性が必要となってくる。男子の羽生選手のような。みたいな事言ってた覚えがあります。
知子ちゃんにしか出せない色をどうだしていくか、、、今後ますます期待してます。
いろいろ勝手を言ってすみません。