浅田真央　グランプリファイナル2015　ショート演技　(解説：イギリス英語)

このショートプログラム大好きです・・・録画したので何度も見ましたよ！
全日本選手権の日が楽しみです。
ガッツ真央頑張れ！！！

かねてから思っていることに、セカンドLoの連続ジャンプはファーストとセカンドの高さがほぼ同じの時が一番美しく見えるというのがある。
それはセカンドLoがダブルであってもトリプルであっても。
次が親子型の、セカンドLoの高さを抑えて連続ジャンプに収束感を与えるもの。
セカンドの回転不足を避ける、つまり得点的には子親型のセカンドを少し高く跳ぶのが望ましいが、美しく見えるかどうかという点では疑問符がつく。
例えば、ソチフリーの3F-3Loと2014Worldフリーを比べると、兄弟型のソチの時のほうがWorldのそれより美しく、滑らかに見え芸術的だ。
というよりソチフリーの3F-3Loは真央ちゃんの数ある3F-3Loの中で最も美しいと感じる。
無理感が全くなく、極めてスムーズ。 「シルキー3F-3Lo」とでも名付けたい。
ソチ男女の全てのジャンプの中でもこの時の真央ちゃんの3F-3Loが最も眼福だったのではなかろうか？
そういう貴重なジャンプにケチをつけて減点するなど犯罪的だ。
小生なら回転認定した上でGOEとしてためらいなく+3をつける。

12/19、八代亜紀さんのコンサートで、以下のお話があったとの事。
観客の方からツイートありました。
この、あたたかい言葉、浅田選手に届くといいな…。
～真央ちゃんへ、八代亜紀さんから～
「『素敵なあなた』は昔歌った想い出の曲。真央ちゃんがあの曲で滑ると知って驚いた。 演技、衣装、姿、全部素晴らしかった。久しぶりの試合で胃がびっくりするくらい緊張しちゃったんだね、でも全然気にしなくていい。 あなたは、世界一素晴らしいスケーターです。(あの結果に)落ち込んでると思うけど、本当に全然気にしなくていいの。真央ちゃんは、世界一素晴らしい、美しいスケーター。 ずっと滑ってて欲しいの。ずっと見ていたい。 今日、関係者の方はいないと思うけどwみなさん、きっと伝えてくださいね。」

以下は前々から心の片隅で燻っているもので、大した意味はなし。 スルーで結構。
「 2007GPFフリーのタラソワ解説で彼女はコーチ アルトゥニャンを評して、とてもいい仕事をしているわ、と述べていた。
2008TEB EXではフランス解説陣が一様にタラソワマジックを賞賛していた。 曰く、この腕の使い方を見て！、と。
一方、2010シーズンからのコーチ佐藤について海外解説では、その略歴に触れるのみで、いい仕事をしているとの肯定的評価など聞いたことがない。 それはソチフリーでもその後のWorldでも同様。
海外から見てコーチの仕事ぶりについて一言もコメントないのをどう捉えるべきなのか？ 」
以上

不調の原因はルッツだ。
ルッツジャンプが不得手と言われる浅田真央だが、不得手どころか一度も飛べていない。飛ぼうと思って左バックアウトにするが、右トーを着くまでにフラットに変わり、更にインエッジにしてしまった状態で踏み切ってしまう。 これではフリップだ。 最後の最後までアウトエッジにしっかりと乗り、そこからのジャンプでなければルッツにならない。・・・ルッツが他のジャンプと異なる美しさは正にこの点なのだ。　回転姿勢の（カウンター）にこそ意味が有る。　※ルッツに見せかけている（ごまかし選手）が非常に多いのも困ったものだ。
浅田真央が、なぜルッツに苦しむのか。　何千回も何万回も間違った踏み切りをしてきたがために、直せなくなった。・・・というよりは正しい分析を怠った真央自身に原因がある。　更には、真央に付いている佐藤コーチは全く役目を果たしていない。　コーチならば（選手の苦手を得意に変える）責任がある。　（美しいルッツ）を目指した繰り返し練習で、正しい癖を付けて自分のものにするしかない。　先ずはシングルで誰よりも美しいルッツを飛べるようにすることだ。　
トリプルアクセルも完璧ではない。　完璧に飛びたいのであれば余裕のある跳躍にする。　飛距離と滞空時間と回転速度をともに向上させる練習しかない。　踏み切りはトランポリンで下から押し上げられる感覚で体をより高く浮上させ、　空中では（糸を通したボタンを高速に安定回転するために両端を持ってギューンを引っ張る）のと同様に、首を天に向かって伸ばし、同時に足を下に踏み刺すように伸ばす。　回転軸を空中の接線上に置くが、内側へ入ってはいけない。　
すべての種類のジャンプで４回転に挑む気持ちにならなければ達成はできない。　トーの引っかき傷があったり、カーブが歪むといった醜い着氷をしてはいけない。　練習で大切なことは（流れる着氷の美しさ）を見せることだ。