P・ハーシュさんと言えば羽生選手がソチ五輪で金メダルを獲った時、シカゴ・トリビューンのコラムで記事を書いて下さったライターさんでしたよね。来週の2016ボストン世界フィギュアに向け、再びIcenetworkで羽生選手の記事を書いてくれてます。
有難いことに既に全文翻訳して紹介してくださっているブロガーさんが
いらっしゃるので、ご興味があったら是非覗いてみてください♪
上記のTSLのインタビューとも一部被る部分があって参考になりますよ♪
原文”Orser, Hanyu embrace long-distance relationship
In shuttling between two continents, skater experiences best of both worlds”
http://web.icenetwork.com/news/2016/03/21/167742446
⇊
「オーサーと羽生が受け入れた遠距離関係
二つの大陸を行き来しつつそれぞれの長所を取り入れる」
http://ameblo.jp/sienna12/entry-12141785293.html#cbox
(siennaのブログ、より)
“TSL 世界選手権男子シングルプレビュー (2016/3/22-英語)” への28件のコメント
動画と関係ありませんがマヨロフさんケガでワールド棄権だそうです。。
そしてスウェーデンは他にミニマムスコアをクリアする人がいないので出場者ゼロ。。
P・ハーシュさんと言えば羽生選手がソチ五輪で金メダルを獲った時、シカゴ・トリビューンのコラムで記事を書いて下さったライターさんでしたよね。来週の2016ボストン世界フィギュアに向け、再びIcenetworkで羽生選手の記事を書いてくれてます。
有難いことに既に全文翻訳して紹介してくださっているブロガーさんが
いらっしゃるので、ご興味があったら是非覗いてみてください♪
上記のTSLのインタビューとも一部被る部分があって参考になりますよ♪
原文”Orser, Hanyu embrace long-distance relationship
In shuttling between two continents, skater experiences best of both worlds”
http://web.icenetwork.com/news/2016/03/21/167742446
⇊
「オーサーと羽生が受け入れた遠距離関係
二つの大陸を行き来しつつそれぞれの長所を取り入れる」
http://ameblo.jp/sienna12/entry-12141785293.html#cbox
(siennaのブログ、より)
ご紹介URLのぞいてきました、いつもありがとうございます。
語り手 フィリップ・ハーシュ氏って私にとっては初めてですが
日本人選手に好意的ってそれだけでうれしい。
もっとも羽生選手は中国、ロシア、韓国?にすら熱烈なフアンがいて
これは国籍超えたグローバリズム現象か。
スポーツですら世界情勢と無関係でいられない昨今
各国のサッカー映像の盛り上がりなど見るとフィギュアって
マイナー競技だなってつくずく感じる。
諸事情で衰退していかないよう(お金がすごくかかる)祈るばかり。
選手の怪我情報は胸痛みます。
KENさんの最後の言葉を受けて。
選手の怪我には、心が痛みます。特に、世界選手権の代表選手が試合前に怪我して欠場になれば、減枠につながり、それが有力選手に事欠かない国の場合、翌年の代表権争いがいつもの年以上に熾烈になりますよね。選手の皆様には、ステイヘルシーであって欲しいです。
ボストンのリンクはホッケー仕様で60m×26m。
標準:61m×30m
開催するなら、標準リンクでやれよと言いたくなる。
男子選手がショートサイドでクワドを飛ぶ人、コース変更せざるを得ないし、ミスや怪我にも繋がるので、気を付けてほしい。
ボストン・リンクサイズ情報は
かつてこのブログ・コメンテーターの方々からあがってました。
そうだわ、すっかり忘れていた、狭いことはわかっていても
選手にとっては、特にジャンプ関連の軌道や助走(同じか)大幅修正必須。
トップ選手は計算済みと思うが激突組は要注意。
チャン、金、G・Gなどかつて壁際コントロールみた気がする。
それから他ブログからの引用は良くないと思うので実文はひかえますが
あのジョニー・ウイアー氏が日本と韓国の違い、うまく表現していて
両国で演技したことある人ならではの意見、妙に賛同。
怪我欠場もすでに上がっている中、選手の晴れ舞台どの国の参加者にも注目。
2014年の埼玉ワールド、現場にいたせいもあるけれど
観客動員、日本人選手の活躍、世界選手権史上最大の大会と密かに思っている。
2014年のさいたまスーパーアリーナの「ゆず愛してる~!」のクソ女はクソ最低だった。
ピースメーカーさん、クソクソ言い過ぎ!あっ失礼(笑)
私は、あれがあったから応援の仕方を、考え直すきっかけになって、良かったんじゃないかなぁと、思いますよー。
それにしても、埼玉ワールド盛り上がりましたよねー!
今、思い出してもドキドキする。
ピースメーカーさん
怒り心頭というお気持ち、理解できますが、もうちょっと別の表現があってもいいじゃないかなぁ。 ついでにで、すみませんが、羽生君の名前を間違えていますね。「ゆず」ではなく、「ゆづ」です。
osa さんのコメントに共感します。たしかに、あれは応援の仕方の見直す機会になったんです。どうか、今後このような非常識の行為が減りますようにと、願うしかないです。
このプレビュー、ツイッターでファンの書き起こしを見ました。GPFの羽生君の演技は今シーズンの大きな出来事として挙げてくれました。予想もワールド優勝が羽生君で、ハビとチャンがどちらが金銀という今シーズンのいままでの試合結果を踏襲した予測です。来週月曜日の夜(日本時間20;30ごろ)に、男子の公式練習が始まります。ライストで見ることができるかなぁ。GPFのときに出来ていましたけど。
またまたびっくり!世界選手権を行うリンクは標準サイズじゃないことに。 アメリカには、フィギュアスケート競技用標準サイズのリンクはないですか?こういうことって、普通ですか?B級試合なら別にいいですけど、オリンピックに次ぐ重要な試合なのに。 音楽の音嵌め、ジャンプまでのステップの種類と歩数、複雑な繋ぎなど、拘っているからこそ、高く評価されるものになると思います。リンクサイズの距離が変わると、いろんな部分を変更しないとだめというのは、理想なプログラム構成に出来にくいということになりませんか?ちょっと残念。
2013年のカナダでの世界選手権のリンクもホッケー仕様だったような・・
(記憶が定かではないです)
アイスホッケーが盛んな北米では珍しいことではないのかな?
裏事情は分かりませんが、頑張って欲しいでしね。
もう来週だわ~w(°0°)w
今回の世界選手権、リンクのサイズは 61m×26m だったと思います。(ISUサイトより)
http://static.isu.org/media/224557/wc2016_announcement_final.pdf
GPSのスケカナもそうでした。
ちなみに、フィギュア用の本来の国際規格は、60m×30m です。
北米はアイスホッケーが人気なので、リンクの大きさがホッケー仕様なのは よくあることのようですが、もちろん そうじゃないリンクもあるのだから、せめて世界選手権ぐらいは 広い(というか普通の国際規格の)リンクで開催して欲しいですよね。。。
今回使われる このリンク、ソチ前の全米選手権でも使われたようなので、大きな大会でよく使われるのも確からしいのですが…なんとなく 今季 新設されたTCCといい、どうも米国のスケ連は 選手の滑り易さよりも とにかく興行的に成功させたいという意図が強いんじゃないか?と思ってしまうのは私だけでしょうかね。
こちらは ボストンワールドの公式HPなんですが
http://worlds2016.com
一番右下、羽生選手の写真の隣に載っているのが 会場となる TD Garden なんですけど…お客さんは めちゃくちゃ入るキャパがあるのは 一目瞭然。
しかし、クワドジャンパーの男子はもちろん、女子でもゴールド選手みたいなタイプの選手や、ペアなんかも…どう考えても広いリンクの方が良いと思うのですけどね。
たくさんのお客さんを入れて フィギュア人気を盛り上げようという考えなのかも知れませんが、やっぱり選手本位で考えてもらいたいです。
各選手とも対策はして来るでしょうけど、大丈夫かな~。
いよいよ日にちが迫ってきて、ドキドキしますね^^
日本選手の部分だけさっくり訳してみました。大筋に影響しない部分は省いてあります。修正、付け足し歓迎です。
*****
フィル・ハーシュ=P、ジェニー=J、デイヴ=D
羽生結弦
J: 絶好調。今季最高点はハビエル・フェルナンデスを27点上回る。ハビエルはタイトルを失うことになる?
P: そうなるだろうね。GPFでジョニー・ウィアが言ったようにユヅが闘っているのは自分自身。GPFでとても良かったパトリックのフリーをユヅは技術点で24点上回った。点数だけじゃなく演技内容も素晴らしかった。NHK杯とGPFの演技は、五輪だったら何十年も語り継がれることになっただろう。ジャンプだけじゃなくイナバウアーやビールマンなど繋ぎも圧巻だった。四回転も準備運動なしに跳んでいるように見えた。壮観だ。彼も人間だから全日本では少し調子が落ち、2月末まで日本に居てブライアンの元に戻ったようだね。でもGPFのユヅに勝てるのは天使か何か神がかった存在だけだよ。
D: 絶好調だった12月の演技の上を行くことができると思いますか?できなければがっかり?
P: 自分の記録を更新するのは大変な事。どんなスポーツにおいても。だが得点が下がっても演技がよければ見る者を唸らせる。15年前と比べると彼の技術は考えられないほど凄い。
J: 彼が4Lpを跳ぶのをYoutubeなどで見ましたが、肉体的に今がピーク?あと2年、維持できますか?
P: まだ21歳だからね。最盛期を迎えつつある。ジョニー・ウィアはユヅの4Lzの練習を見たと言っていたが、私は必要ないと思う。何も付け加えずに五輪で金メダルを獲れると思う。だが、彼は自分に挑戦する子だからね。4Lzへの挑戦は良いが、怪我をしてはだめ。転倒時の衝撃が凄いとジョニーが言ってたよ。すぐ起き上がって練習を続けたってことだが…。
宇野昌磨
J: 表彰台の可能性がある選手の一人。スケートアメリカのLPは素晴らしかった。表彰台に上がるには他選手のミスが必要?
P: もう18になったっけ?初のシニアシーズンで疲れが出てきたのかな。四大陸では調子が少し落ちていた。あれから約6週間経つ。若いスケーターが疲労なんて、と思うだろうが。彼には4回転もあるし、美しいスケーターだ。表彰台に上がっても驚かない。だが自力で上がれるとは今は思わない。疲れているのかもしれないし。彼より若いロシアの女子がシーズン終盤ヘトヘトなのを見てきたしね。
金銀銅メダルの予想:
P: 羽生、ハビエル、チャン
D: 羽生、ハビエル、チャン
J: 羽生、チャン、ハビエル
*****
羽生選手がダントツ金メダル候補ですね。世選が楽しみです!
ESFさま、お忙しいなかいつもありがとうございます。
感謝、感謝です。
本当に羽生君が闘っているのは自分自身、どうか怪我なく体調が万全でありますように。
ボーヤン君のジャンプも凄いですが、羽生君のジャンプは本当に美しいのです。
もう演技の一部分で、繋ぎさえとても美しいのです。
頑張って欲しいです。
昌磨君も疲労は大丈夫だと思います。
宮原さんと同じように二人ともタフなので。
凄い18歳、二人ともガンバ!
ありがとうございました。
すみません、お名前間違えました。
FSFさまです。失礼しました。
和訳の続きです。フェルナンデス、チャン、テン各選手の部分です。
*****
ハビエル・フェルナンデス
P: トロントでハビエルと長時間話をしたが、ハードルを上げている。SPに4回転を二つFSに3Aを二つ入れる予定だ。ハビエルは言っていたよ。バルセロナのような演技をすれば羽生は無双。だが、できるだけ迫りたい。ミス待ちではなく自らハードルを上げるのが良策だ、と。二人はタイプの違うスケーター。『ガイズ&ドールズ』のようにハビエルの方がショー的要素が比較的強い。昨季はチャップリンだった。面白いことにユヅのPCSの方が高い。まだハビエルはジャンパーだと考える人がいるようだ。昨年のチャンピオンにプレッシャーは付き物。ハビエルはチャンピオンの座を守りたい。対してユヅは、次は負けたくないとのこと。面白い力関係だね。
パトリック・チャン
P: クリーンなプログラムを二つ揃えればパトリック・チャンは表彰台に上がれるだろう。四大陸のジン・ボーヤンとパトリックのスコアを見たが、ボーヤンの方がFSの技術点が高いのは少々納得できない。もちろんジン・ボーヤンは4回転を跳んだが、他の要素もあるのだから。パトリックはPCSでぶっちぎったけどね。得点がインフレ傾向にあるとしてもパトリックにはミスが許されない。過去に許された事はあった。2013年のロンドン世選がそうだ。デニス・テンが優勝すべきだったが、パトリックに花を持たせた。もうそれはない。GPFのSPは酷かった。FSで挽回したけどね。四大陸のFSも良かった。パトリックは4T+3T、4T、それと3Aを二つ跳んだ。それでもジンの技術点より4点低かったのは興味い。三人ともクリーンな演技をしたとして、これまでの演技を踏まえると羽生、フェルナンデス、チャンの順だと思う。
デニス・テン
P: 年に一度演技をまとめて来る謎の男・テンは予想不能。今回は無理じゃないかな。
J: まとめたとして、ジャッジはテンに過去に出したようなPCSを出すと思いますか?
P: 五輪と世選の結果があるから出すだろう。2013年、アウトサイダーだったテンがカナダでパトリックに勝ちそうな勢いだった。ジャッジはテンを気に入っていたし、その実力はあった。当時のプログラム『アーティスト』は二つとも今見返しても素晴らしい振付だ。今季、テンはあちこちに出没しているが、四大陸を棄権したのは賢明。ルクセンブルクの大会ではSPで転倒、腰を激しく打ち、FSでは2度転倒した。
D: どこの国のどのリンクで滑っているか、いつ戻ってくるのか分からないとのこと。ルクセンブルクでは4Sに挑戦するも、離氷に至らなかった。保守的なフランク(キャロル)コーチですが、世選には一か八か打って出るべき?
P: 悪くない考えだと思う。失うものは何も無いから。シーズンを通して多少の怪我はどの選手にもあるが、テンは腰だの足だの。これで、もしメダルを獲ったら彼を見習う人がいるかも(笑)。
J: 怪我だけじゃなく精神的にも色々あり、引っ込みがちだとインスタグラムに書いてありました。何かとタイミングが合わないものですね。
*****
以上、取り急ぎアップします。
FSFさん、いつもいつも 翻訳ありがとうございます。
羽生選手について
> NHK杯とGPFの演技は、五輪だったら何十年も語り継がれることになっただろう
ホントに…もしこれが五輪だったらという思いは、実は 私にもありました。
が、これが次の五輪だったら 彼は きっと思い残すことなく引退しちゃっただろうな…とか、GPSの1つであるNHK杯であの演技をしたから 次のGPFまで 調子とモチベーションが保てたのであって、そうでなければ2回連続の世界記録更新はなかったのだろうな…とか、色々考えると これはこれで良かったのだろうなと^^
今回、表彰台の予想には 謎の男・テン選手は入ってないんですね。
調子が良く 条件が揃った時には 彼も凄い破壊力だけれど、先日の クープ・ド・プランタンを見る限り 今季の調子は今ひとつかも…でも 試合になってみないと 正直わからないです。
各選手、既に次々に現地入りして、いよいよという感じがしますね!
とにかく怪我なくトラブルなく 良い演技してくれることを 期待です^^♪
FSFさん、いつも翻訳ありがとうございます。
世界選手権目前の興味深い内容でした。
個人的には羽生選手に今シーズンを最高の形で締めくくってほしいと願ってます。
みんながパーフェクトで・・そして羽生選手が勝つという・・そんなイメージ。パトリック様やハビエル選手、テン選手の調子も気になるわ~。
宇野選手も初めてのシニアの世界選手権。どんな気持ちかな~。ボストンに旅立つ姿は頼もしく見えました。カーリング日本女子も銀メダルの快挙だったし、フィギュアも頑張って~~\(^O^)/
本当に選手の皆様、ケガにはくれぐれも気を付けてほしいですね。
> 転倒時の衝撃が凄いとジョニーが言ってたよ。
スケーターに衝撃凄いと言われるのだから、(;^_^ム、ムリしないでほしいですね。4lz別にいいよ・・・
引き続き、アメリカ男子の部分です。
*****
ネイサン・チェン
P: 彼が出場できないのは非常に残念。表彰台は無理だと思うが、あの顔ぶれと闘ってどの位置に来るか見てみたかった。同じく4回転を6つ跳びGPFに出場したボーヤン・ジンとの違いも。スケートはジンよりネイサンの方が魅力的だと思うが。米国男子は3枠を守れないだろう。
アダム・リッポン
P: 少々愚痴をこぼさせて欲しい。アダム・リッポンは好きな選手だ。けなす気はない。だが「4回転を飛べなくても華麗なスケーター」はもう聞き飽きた。ユヅもフェルナンデスもパトリックも華麗なスケーター。しかも4回転を跳ぶ。ステファン・ランビエールもジェレミー・アボットもそうだ。2010年以降、世選で優勝した男子は皆、4回転をクリーンに跳ぶ。過去5シーズンのメダリストは少なくとも1回、4回転をクリーンに跳んでいる。2回跳んだ者も。アダムは4回転を降りないなら家に帰るべき。大昔に4Tを降りたことはあるが、なぜ4Lzにこだわるのか分からない。4Tの方が4Lzより易しいだろうに。華麗なスケーターだから、という言い訳は私には通じない。4回転が跳べないならトップ6は自動的にアウト。
世界ジュニアで優勝したイスラエルの子は3回跳んだね?米国男子は進歩がない。マックスは4回転は跳べるがPCSが出ない。アダムは2010年が6位、あとは13と8位。そろそろ表彰台に乗るか近づかなきゃ。ジェイソン・ブラウンは去年いいところまで行った。他が失敗したおかげでね。今年、ジェイソンが同じ順位に行けたとは思わない。
以上が私の愚痴。アダムが4回転を跳べない弁解はもういい。ネイサンやダニエル・サモーヒンの歳で4回転を身につけるよう米国男子の若年層を訓練しなければ。ヴィンセント・ゾウは4回転に挑戦しているし、次世代は頑張っている。次世代が上がってくるまで今の世代で切り抜けなければならない。
マックス・アーロン
J: 今季、マックス・アーロンが黒鳥になっていく過程が話題になっていますが、PCSに変化は見られましたか?
P: スケートアメリカの演技を見たが、とても良かった。PCSはもっと出してもいいと思った。一度固定観念を持たれると、拭い去るのは難しい。だがスケーティングは上達する。全米よりスケアメの方がいい演技だったが。ジャンプ以外のマックスも見ていたいと思ったよ。
D: ネイサン・チェンが負傷中の現在、2年後の五輪に向け一番のホープはマックス・アーロンだと思いますか?誰を五輪に推しますか?
P: アダムじゃないのは確か。五輪に推すのはネイサンだね。伸び代が大きいから。全米でのFSは良かった。4回転ジャンプだけじゃなかった。まだ16歳の若さだし。クーリックが優勝したのは18か19の時だった。ユヅは五輪の頃より21歳の今の方がずっと魅力あるスケーターになっている。ネイサンやヴィンセントに将来を託すよ。
ジェイソン・ブラウン
P: これを言うとかなり顰蹙を買うが、ジェイソン・ブラウンは既に人生最高の演技を(全米で)滑った。ジェイソンは今だに3Aを半分しか降りられない。試合で4回転を降りたことはない。年齢的に4回転をマスターし表彰台に上がれると思わない。
*****
以上、アメリカ男子でした。アダムやジェイソンに対し厳しい意見のハーシュ氏です。
ここからは中国、ロシア、カナダの代表選手です。
*****
ボーヤン・ジン
J: ジェイソンはPCSで得点するタイプですが、ボーヤン・ジンは米国が喉から手が出るほど欲しい4回転で技術点を稼ぐタイプ。技術点だけでメダルが獲れると思いますか?ジャンプとその他に大きな開きがあるのはフェアでしょうか?
H: 他のスポーツなら技術点だけで優勝も可能。だが、トップ3のスケーターに加え健康時のデニス・テンは4回転を跳び演技も華麗。ジン・ボーヤンを阻む高い壁だ。技術も芸術性も兼ね備えている彼らにジャンプだけで勝つのは無理。同様に、芸術性だけで勝つのも無理。
マキシム・コフトゥン
D: 今季はあまり活躍のないコフトゥンですが、どう思いますか?SPの今季自己最高点は8位、FSは15位と19位。
H: コフトゥンは明らかに不安定。能力はあるが安定性に欠けている。二つ揃えればトップ5に入るスケーターだと思うが、まだ及ばない。
ナム・ニューエン
J: トップ5スケーターと言えば、カナダ代表のナムは昨季5位。しかし今季は不調で、最高点は22位。カナダ選手権で4位のナムは世選に繰り上げ出場となりますが、一か八かの勝負になりますか?上を目指すべき?何位に値すると思いますか?
H: トロントで彼と話したが、毎日2インチ伸びてるから背を測るのは止めたと冗談を言ってた。体の大きな変化に彼は苦しんでいる。世選に送ってもマイナスにはならないと思うが…。身体変化を受けてあの滑りでは今季はダメ、成長期が過ぎた来季に再スタートだと思っていた。だからトップ8に入れば上出来。
ところでカナダの若手と言えば、同じブライアンの教え子にノービスチャンピオンのスティーヴン・ゴゴレフという凄い子がいる。聞いたことあるかな?練習を見ている時、4Sを跳ぶ姿をスマホで見せてくれた。驚いた。11歳だよ。
*****
ゴゴレフ選手かわいいですよ。
最後の部分です。
*****
今季、印象に残った事:
D: 地区予選大会で米国代表だったダニエル・サモーヒンに逃げられちゃったこと(笑)。それとGPFでの羽生の演技。[注: サモーヒン選手は国際大会はイスラエル代表として出場。今季、世界ジュニアで優勝しましたね。]
J: 私も GPFでの羽生の演技。NHK杯もね。特にフィニッシュの勝ち誇った表情がいい。今季は自信に満ち溢れていた。
P: (羽生が)ショート二つ、フリー二つと、プログラムを4連続でキメた事。それとGPFで、まだ得点が出る前にハビエルがイスから滑り降りて膝まづき、羽生を称えたのが微笑ましかった。ライバルも敬意を示さずにいられない今季の羽生を象徴していた。そしてユヅはそれに値する。生涯最高の演技を見せてもらった気がするが、更なる生涯最高の演技をまた見せてもらいたい。ユヅ自身のためにもフィギュアスケートのためにもね。
*****
以上です。冒頭、チンクアンタ氏の後任としてディディエ・ゲヤゲ氏がISU会長に立候補する話題が出ていて、ハーシュ氏がとんでもないと大反対していました。
それはともあれ、世選が楽しみですね。みなさんのコメント、楽しく読ませていただいています。
FSFさま、ワールド前に体力温存で翻訳取っておいていただきたいが・・・
いつも感謝です。
3人、いやぁ結構辛辣、されど的確。
こちらは素人で個々の選手に漠然と思いはあっても、
もうピークだの今後無理だのとても言葉に出せません。
細かく観てるのは日本人フアンだけかと思ったらやはり万国共通、
関係者は鋭く観てます。
肝心のアメリカ男子など未来がないような物言い。
ネイサンを私も一押しだが怪我復帰でOPまにあうかな、いや間に合わせてほしい。
こんな人たちに注目浴びていられるのは選手冥利。
チンクアンタ氏もそろそろ任期終え?
推薦までは浮かばないが適任者になって欲しい。
> 更なる生涯最高の演技を見せてもらいたい。
ユヅ自身のためにも、フィギュアスケートのためにもね。
本当にそう願っています。。
またまた興味深いコメントの数々。選手に対して手厳しいコメントも多いですが、フィギュアスケートの未来を真剣に考えていると感じます。
FSFさん、翻訳ありがとうございました。
日本選手の皆さんの健闘を祈っています。
ハーシュ氏は、長年フィギュアを取材しているとはいえ、たしか仏文卒でヨーロッパ出張が目的で始めたことで、競技経験やルールの正確な知識は無いまま、冷戦下の東西スポーツ外交やソ連崩壊、エイズ禍の影響などはスルーして、一般紙の記者らしく一般向けの紹介記事を書くだけでした。
担当競技の興盛が記事の需要を決めるので、ジャーナリストというより、営業職サラリーマンです。
その点、米マスコミにスルヤ・ボナリーのストーリーを売ったゲヤゲ氏の方が、遣り手でした。
ソルトレイク・スキャンダルへのゲヤゲ氏の関与について、ディック・バトン氏はチンクワンタ会長と組んだでっち上げと言っており、いつもの放言かもしれないけど、たしかにそう考えると、ルールも各国連盟運営費もどんぶり勘定だったのを是正するため、守旧派をまとめて追い出す絶好の機会でした。
日系アメリカ人が韓国とトラブったスピスケとフィギュアの採点疑惑で、不思議とスケートの露出が多い五輪だったし。
ハーシュ氏のゲヤゲ氏批判は、デキる男への嫉妬かも…。
↑
とても興味深い情報ありがとうございます。
どんな人物や背景か知っておくのはとても参考になります。
フィギュア界組織もFI FA状態は過去のいくつかの事例でわからなくもなく
浄化は必要なこともあるんだろうな。
ジャパンマネー(各大会スポンサーなど)がどれくらいしめているのか
具体的にはわからないが国連と同じ?それならもう少し発言や会長など選出が
あってもいいはずだが国内ですら組織は盤石とは言い難い(らしい)。
選手第一なら問題ないんだが順番は逆、色々考えるきっかけになります。
FSF様
女子も男子も、こんなに長いインタビューを幾度も翻訳してくださって、本当にありがとうございます。
独特な視点のプレビュー、そして試合後の総評、毒舌だったり、厳しかったりするのですが、フィギュアへの愛があるからだと、私はそう解釈しています。
明日、男子ショート。ドキドキしますけれど、全ての選手が怪我なく、ベストの演技が見られるといいですね。
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