TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーがCSUSインターナショナルクラシック2019&CSネペラメモリアル2019とJGPバルト杯2019について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
アメリカ ソルト・レーク・シティ開催、USインターナショナルクラシック2019の出場選手・日程・結果・動画リンク。女子シングルは宮原知子が優勝、男子シングルは田中刑事が優勝、山本草太2位。
スロバキア・ブラチスラヴァ開催、2019年ネペラメモリアルの出場選手・日程・結果・動画リンク。女子シングルはアレクサンドラ・トゥルソワが優勝、坂本花織2位、山下真瑚6位。男子シングルはドミトリー・アリエフが優勝、須本光希5位。
ポーランド・グダニスク開催、JGPS第5戦バルト杯2019の出場選手・日程・結果・動画リンク。女子シングルはアリサ・リュウが優勝、川畑和愛5位、 岩野桃亜9。男子シングルはダニール・サムソノフが優勝、鍵山優真2位。アイスダンスは高浪歩未&池田喜充組12位。
2:45 テッサ&スコット引退 🇨🇦
USクラシック:
07:05 宮原知子 🇯🇵
18:05 ユ・ヨン 🇰🇷
21:10 アンバー・グレン 🇺🇸
24:35 ティン・ツェイ 🇺🇸
31:50 ヴィンセント・ジョウ 🇺🇸
37:45 樋渡知樹[トモキ・ヒワタシ] 🇺🇸
43:40 田中刑事&山本草太 🇯🇵
44:35 ペア
1:00:30 アイスダンス
ネペラメモリアル:
1:08:40 男子(アリエフ、リッツォ、ヴァシリエフス)
1:12:40 アレクサンドラ・トゥルソワ 🇷🇺
1:16:05 坂本花織 🇯🇵
JGPバルト杯2019:
1:18:35 アリサ・リュウ 🇺🇸
1:21:30 川畑和愛 🇯🇵
1:22:55 ダニール・サムソノフ🇷🇺&鍵山優真🇯🇵
1:25:10 アイスダンス
1:27:05 ペア
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“TSL USクラシック2019&ネペラメモリアル2019&JGPバルト杯2019のおさらい (2019/9/22-英語)” への18件のコメント
宮原知子選手の部分だけですが、まとめてみました。ご参考までに…。省略・意訳ありです。誤訳などお気づきの点を指摘くださると助かります。
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FS
知子の『シンドラーのリスト』にネット上で不満の声が上がっているらしい。(ホロコーストをテーマにした作品は)ナフカが演じたアベルブフ振り付けのプロも非難を浴びており、議論は尽きない。日本人が『シンドラーのリスト』を演じるのは珍しい。だが、これまで何度も演じられてきた曲だ。今さら不満を言うのは第二次世界大戦で日本がドイツ側についていたからだろうか?当時の体験が無い若い知子が演じるから?
だが、演技を観ると分かる。このプロは人間の苦しみやヒューマニティのあり方を繊細かつ情熱的に描いている。安っぽくあざといギミックとは程遠い。考え抜かれ、思いを込めた作品だ。アベルブフの9.11プロは奇抜なテーマで注目を集めようとしたものだと思う。安っぽく、誠意が感じられなかった。色んな意見はあるだろうが、とにかく知子のプロは美しい。
このプロはローリー(ニコル)の秀作だ。ピアノを多用し複数の曲を組み合わせた編曲も新鮮。ピアノがプロの美しさを強調している。各場面に意味をもたせ、じっくり表現している。ローリーや知子にプロについて話を聞きたい。特に終盤、ランジから氷上に体を落とした後に続くスパイラルとスプレッド・イーグル、そして締めくくりのスピンは感動的だ。
演技に引き込まれただけにジャンプがもっと良ければと思う。特にトゥジャンプが気になった。2AもSPの方がFSより大きく見えた。SPは飛距離があった。現在、リー・バーケルの指導も受けている。興味深い選択だ。ローリーと地理的に近いからバーケルを選んだのだろうか?
ジャンプに関しては知子にとって今が分岐点となる大事な時期だと思う。バーケルは教え子にメーガン(デュハメル)やガビィ・デールマンなど脚で力強く跳ぶジャンパーがいる。知子にとって賢明な選択だろう。頼もしい助っ人になりそうだ。このプロは、きっと知子の代表作となる。知子にぴったりの素晴らしいプロだ。
SP
しっくり来なかった。新しいものにトライする姿勢は買う。受ける雰囲気は違うが、序盤は相変わらず美しい。IJSの下では同じスピンバリエーションやフットワークのプロばかりだが、知子はこれまでと違ったものを見せてくれる。そこに惹かれる。
例えばジェイソン(ブラウン)は何年も同じスピンを回っているが技を極めているので変える必要は無い。同様に知子も変える必要は無いのだ。にもかかわらず、知子は手にもバリエーションをつけ楽しませてくれる。何年も出ている選手が新たな面を見せるのは良いことだ。ジャッジがPCSを高くつけるだろう。ジャンプがあまり良くない知子はPCSが上がるまで時間がかかるだろうが。知子は世界一のジャンパーでもアスリートでもない。だが、世界一のスケーターだ。
しかし、ジャンプは大きな問題となる。ジャンプ技術の問題を先送りにし過ぎた。今、色々とやっているが、ジャンプは小さい。筋肉は少しついたようだが。3Aの練習は2Aを大きくするためだろう。3LzはSPでは良かったが、FSでは戻ってしまった。
フィギュアスケーターは、メーガンのようにアドレナリン噴出型アスリートか、繊細だが完璧主義の芸術家にタイプが分かれるのだろう。後者は癖が抜けにくく新しい技がなかなか身につかないのでコーチ泣かせだ。得意分野の外に出るとリスクが生じる。SPのプロは知子の得意分野ではない。昨季のFSのタンゴもそうだった。
だが、違った面を見せてくれる知子は円熟味を増して行くだろう。そして将来、サンドラ・ベジックのように幅広くキャリアが築けるだろう。
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以上です。
FSF様
いつもお忙しい中、とても分かりやすい和訳をつけてくださり、本当にありがとうございます。
「ミスサイゴン」の頃から所作の細やかさに魅了され、宮原選手を応援しているので、表現面で高い評価を受けているのは大変うれしいです。
いつも素晴らしい和訳を感謝いたします。
私はジュニアの時のポルウナのときに上手さと音感のよさにはっとさせられました。ジャンプがないと勝てないさらに4回転が複数ないと勝てない時代に一気に進んでしまいましたが、尊敬されるスケーターとしてなるべく長く試合でみたいです。
FSF様
何時も詳しい翻訳を有難うございます。
私もミスサイゴンに魅せられて、この子は来期からどうなってしまうのかと心配しました。
余計なお世話でしたね、どこからか聞こえてきた
知子はクワドは跳ばないけれど美しい
まったくその通り、素晴らしいスケーターに成長しました。
エテリ組は技術力抜群ですが、みな同じに見えてしまって何も感じないのです、知子さんの演技には涙が出ます。
感謝
FSFさん、翻訳ありがとうございます
さっとんがシンドラーのリストをやると知り思い出したのが平昌OPシーズンのFSにそれを選び、GPS、ユーロ、OP、ワールド・・・とそれを演じたドイツ代表のニコルちゃん。
その時にも色んなことを書かれているようでしたが演技を観ているとそれくらいは覚悟の上で信念を貫いたのだろうと思えるような心打たれる演技でした(しかもSPはミッションだった)。
さっとんの演技からも強い覚悟と信念が感じられるのでどこで何を書かれていようと心配はなく、また終盤へ向け楽しみしかありません。できたら360度全方向から表情一つ見逃さずに見てみたい~
FSF様
翻訳ありがとうございます。
私は当初 さっとんの魅力に あまり気が付きませんでした。
が、OP前のケガあけから、、今までにないスケーターの魅力を感じるようになりました。 華とかいうのでなく、なんだろう 気品・品格・・・バラや牡丹じゃなくて、ユリとか桔梗?・・・ と感じます。 いろいろなプロを見ていきたいです。
宮原選手意外の日本代表選手をまとめてみました。省略・意訳ありです。デイヴとジョナサンの意見が分かれる部分のみ、発言に二人のイニシャルをつけました。誤訳その他、お気づきの点を指摘いただければ助かります。
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USクラシック
田中刑事
刑事の『ヒップ・ヒップ・チン・チン』は、思いがけない存在感と魅力にあふれていた。素晴らしい選択だ。それほど派手ではないが、ここまでできるとは思わなかった。素晴らしい。今季のフリーに少し上達が見られたのは期待通りだ。だが、SPの上達ぶりは期待以上だ。
山本草太
姿勢や所作が美しい。演技を観るのがいつも楽しみな選手。特にFSは刑事より良いと思う。
オンドレイ・ネペラ
坂本花織
J: 今季はハードな幕開けとなった。ミスは出たが、両プロとも楽しませてくれた。目指している芸術的方向性は良いと思う。賢明だ。エネルギッシュな踊りは抒情的なプロよりずっと花織に合っている。今季の狙いは良いと思う。好みのスタイルではないが、花織の良さを効果的に引き出している。
D: 花織のジャンプは好きだが、にこやかに跳んでいる時の方がチャーミング。『ピアノ・レッスン』でスパイラルの足を掴み損ね、ミスを笑い飛ばしていた花織がいい。
J: もう少し気の張らないプロが良いと?
D: 今のところ、まだ何とも言えない。
JGPポーランド
川畑和愛
SP2位。FSで負けたが、スケート技術がもの凄い。奇麗な3Lzを跳んだが、それに付けたトゥループはボードに近づき過ぎたためシングルになってしまった。素敵なスケーターなので本当に惜しかった。
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以上です。
FSF様
翻訳ありがとうございます!
各日本人選手にこんなにお褒めの言葉が飛び交っていたんですね、今シーズンは色々と期待が持てて楽しみが増えました。
図々しいお願いで申し訳ございませんが、もしお時間がありましたら、鍵山優真君もお願いいたします。
FSFさんの訳を読み、川畑さんや山本さんの演技を初めて引き込まれました。川畑さんのスケールの大きさ、山本さんの美しさ、フィギュアの魅力はスケーティングにあるのですね。ロシア選手にない魅力を感じました。FSFさん ありがとう。
FSF様、わかりやすい訳をいつもありがとうございます。
宮原選手、田中選手、山本選手、坂本選手、川畑選手。
二人のそれぞれへの期待とスケートへの愛が伝わってきて、こっちもワクワクしてきました。
みんな怪我無く頑張って欲しいです。
FNS様
いつも、丁寧で素晴らしい翻訳を本当にありがとうございます。
サットンは、世界一のスケーター、本当にそう思います。
刑事くんのことは、今まで誉めてくれていなかったような、、。やっと誉めてくれましたね。
草太くんと、和愛ちゃんも誉めてくれていて嬉しいです。ジュニアの子も良く見ているんですね。
今シーズンは、色々楽しいプログラムや若手の成長もあり、オリンピック前のピリピリ感もなく、ひたすら色々な大会の各選手の演技を楽しんでいます。
どの選手も、ケガなく、シーズンを過ごせますように。
8. 通りすがりさん
鍵山選手が抜けていましたね。失礼しました。
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鍵山優真
技術・スケーティングスキル共に秀逸。素晴らしかった。特に今回は全体的にスケーティングが冴えなかったので目立った。
ジャンプに入る際の腕に癖がある。例えばFSの4回転もそうだが、ジャンプに入る際、独特な腕使いを意図的にしている。ちょっと気になるが、それでうまく行っているので…。
優真は絵になる。SPのオープニングポーズは特に美しい。SPの3Aは加速が凄い。
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以上です。
鍵山選手は、お父様もフィギュアスケーターなんですね。全日本で3度のチャンピオン、五輪出場も果たし、現在はコーチをなさっているとか。
滑りが奇麗でスピードがありパワフルなジャンプを跳ぶ鍵山選手。今後が楽しみです。
USクラシックで表彰台に立った海外選手の部分をまとめてみました。意訳・省略ありです。ご参考までに…。誤訳などお気づきの点を指摘していただけると助かります。なお、デイヴとジョナサンの意見が食い違う部分だけ二人のイニシャルを入れました。
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USクラシック
2位 アンバー・グレン
よくやった。落ち着いていたと思う。両プロを揃えられたのは大きな進歩。今季はデトロイトでも結果を出し、好調だ。実力はあるのにこれまでパッとしなかった。だが、この調子なら山を乗り越えられる。
タイツを靴の足首まで被せているが、見た目が悪い。脚を長く見せようとしているのだろうが、却ってラインが台無しになる。タイツは靴に被せない方が良い。
パワーとスピードがあるコートニー・ヒックスタイプだが、バラードを得意とするようようだ。だが、両プロとも同じようなバラードを選んでいる。SPはタンゴ、FSはバラードという風に違ったタイプの曲を選んだ方がいい。ジャッジの視点からも。
脚力で跳ぶジャンプは秀逸。パワフルだが技術的に怪しい部分がある。もともと実力、運動能力、パワーがある選手なので安定感が出るとより良い結果が出せるだろう。
3位 ティン・ツイ
期待のかかる米国選手。現役米国選手の中で最も美しいスケーターの一人。両プロともオープニングが素晴らしい。姿勢の良さは並ぶ者がいないほど。ジャンプはFSで崩れるまでしっかり跳んでいた。振付はキャサリン・ヒル。キャサリンのおかげでティンは膝を使えるようになった。SP、FSとも素晴らしいプロだ。キャサリンと組んだのは賢い選択。これまでで一番良い演技だ。
足首を酷く傷め、数か月間フリップやルッツが跳べなかった。FS後半で失速したのはその影響だろうか?ループからジャンプを連足ミス。ループがダブルになった後にパンク、2Aで失敗。終盤、崩れたが以前はもっと早く崩れることもあったので楽観している。
プロを両方揃えられるよう練習する事が肝心。今季は安定感を得る事だ。トム・ザカライセックコーチは、その日の練習でティンがSPとFSを何度ノーミスで演じられるか記録を取るといい。試合で二つ揃えられるように。
1位 ヴィンセント・ジョウ
夏の後半、肩に問題があった。その影響でトレーニング不足なのか、回転不足の悪い癖が戻って来たようだ。FSのジャンプは最悪だった。3Aのコンビネーションは空中姿勢がなってなかった。
だが、FSの振り付けはローリー(ニコル)。ヴィンセント史上最高の振り付けだと思う。ローリーと濱田美栄の指導で滑りが良くなっていると思う。曲に調和した最高の振り付けだ。ステップシークエンスに入る前の曲は耳障りだが、インサイドバウアーなどクールな動きを見せた。
まだ猫背で肩を丸めているのでボディラインが台無し。腰を軸にして前後に動くスケーターが居る一方、ヴィンセントは胸骨を押し出すような形で前進する。フリーレッグの処理や肩に神経が行き届いていない。濱田美栄のエッジで跳ぶテクニックはヴィンセントにとって空中に上がりやすくなるだろう。だが、姿勢を正し、しっかり技を決めるようにしなければ。甘くなると特にルッツやサルコーなど回転不足になりやすい。SPも冒頭の手を差し出すランジぽい動作は不安定でぐらついていた。上半身の使い方がまずく、前傾姿勢になる。だが、プロは以前よりずっと良いし、滑りも良くなっている。
J: 『クラウチングタイガー・ヒドゥンンドラゴン』の方が欠点をうまくカバーしていたと思う。新プロは欠点が目立つのでは。勢いも無い。
D: 昨季のプロは魅力が無く、全く興味が持てなかった。今季の方がいい。欠点はいつまでも隠せない。直さなくては。そのために濱田美栄はヴィンセントを毎日しごき、ローリーも後押ししている。とにかく多くの指導者がついているので色々あると思う。だが、才能ある選手だ。プロをうまく滑れないのは性格的に色々考え過ぎてしまうからかも?このプロで以前よりヴィンセントの感受性が豊かになり、成長したと思う。今後、プロに磨きをかけて欲しい。
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以上です。
FSF様!
不躾な翻訳のお願いをお受け頂いてありがとうございました!
鍵山君ほんと今後が楽しみですね。
お忙しい中ありがとうございました。
ありがとうございます
いつも感謝しながら読んでいます。
FSFさま、
本当にありがとうございます!ヴィンス、普段から猫背だと思います。どうすれば? ハタチまえだからなおるでしょうか。今季のフリーは、すばらしいはず、焦らず、作っていってほしい。ヒザの次は肩? ケガしないで!
ネペラメモリアルとJGPバルト杯で表彰台に乗った海外選手のまとめです。省略・意訳ありです。ご参考までに…。誤訳など、お気づきの点を指摘いただければ助かります。
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ネペラ・メモリアル
男子
1位 ドミトリー・アリエフ
腕使いだけを見ても美しい。今季のプロは最高とは思わないが、SPの4Lz+3Tと4Tは良かった。スピンは途中で諦めた感があり、もっとできるはず。軽く流している感じ。自由に演じているとも言えるが、もっと伸びやかさとエネルギーがあればいい。
プロは昨季の方が良かった。『サウンド・オブ・サイレンス』は退屈。目新しさが無い。「今季はなかなかプロが決まらず苦労した」とアリエフがインタビューに答えていた。方向性を迷ったらしい。これからに期待。
2位 マッテオ・リッツォ
素晴らしいプロ。安定感はあるが、技術面でレベルアップが必要。成功率を上げるため、先週に比べ今大会は難度を落としていた。今季は4回転に挑んでいる。まだうまく跳べていないが、4回転は必要だ。どんなスケーターを目指すのか決断の時が来ている。
70年代風のタートルネックの衣装が良い。今季のプロは最高だ。
エッジ使いがうまいマッテオだが、4Loに入る際、スピードが半減。回転不足で両足着氷に。勢いをつけ過ぎ転倒するのを恐れているのだろう。だが、スピードと勢いが無ければ回り切れない。4Tは比較的跳べているので、今後は4Loを外して4Tを2本入れて来るだろうか?競争率を上げるには4回転がもっと必要だ。
羽生やネイサン・チェン並の高難度は無理としてもマッテオはヨーロッパチャンピオンになれる可能性がある。特にハビが引退した今がチャンスだ。安定感が出れば特に。マッテオのスケーティングはいい。アリエフよりいいと思う。
3位 デニス・バシリエフス
サマリンを表彰台から蹴落とした。良い演技で結果を出したが、難度を上げない限り競えない。
女子
1位 アレクサンドラ・トゥルソワ
衣装替えはシェルバコワほど効果的ではなかった。シェルバコワの見せ場になっていたのに、同じ事を他の選手にさせるなんて興ざめだ。シェルバコワの衣装替えは音楽と調和していて、まるで変身する様を目の当たりにしているようだった。トゥルソワは音楽に関係なく前かがみになって衣装を開くだけ。変化も目立たないし、こちらの衣装替えは不要。芸術性も無し。
FS『ゲーム・オブ・スローンズ』の力強い曲はトゥルソワに合っている。4回転を3本跳んだのは驚き。いいジャンプだった。ルッツのコンボでエラーが出た。トゥルソワも完全無欠な訳ではない。だが、今季はトゥルソワのシーズンになるだろう。世界タイトルを含め、全て総なめにすると思う。その後、どうなるかは静観だ。五輪チャンピオンになると言う人もいるが時期尚早。身体変化があり、怪我の可能性もあるのでまだ分からない。
ネペラ杯のリンクは氷にまで広告が入っていて目障りだった。ネペラもロンバルディアもカメラワークが酷い。特にネペラは画像がぼやけている。
[訳注:2位のキム・ハヌル選手と3位のララ・ナキ・グットマン選手については「韓国が強くなって来た」「背の高いララはお気に入り」以外、特にコメントはありませんでした。]
JGPバルト杯(ポーランド)
女子
1位 アリサ・リュウ
完璧な演技ではなかった。SPはループがダブルになったのが痛かった。2大会連続出場だったので疲れが出たのかも。だが、3A+3Tを跳んだ。着氷後の流れが全く無くベストとは言えないジャンプだったが。FSの3A+2Tは一体どうしたのだろう?
納得の行く演技・判断力・メンタルの強さが、ロシアとの対決で役立つ。ワリエワはアリサに負けないと発言していた。アリサも遠慮しないだろう。コンポーネンツではワリエワが有利だが、アリサはメンタルが強い。技術的にはアクセルなど向上すべき点はある。今季のファイナル優勝は無いと思うが、アリサは落ち着いて良い演技を見せるだろう。今季の闘いぶりが楽しみだ。3A+2Tであんなミスが出た後、気を取り直し4Lzを成功させる素早い決断力と強さがある。
SPのステップシークエンスやFSのパッケージングを見ると陣営側が最高の努力を払っているのがわかる。売り込み方が巧い。
2位 ヴィクトリア・ワシリエワ
エネルギーを感じる。素晴らしい集中力。ステップシークエンスが良かった。
3位 アナスタシア・タラカノワ
『朝日の当たる家』で海賊のような衣装。高いジャンプに興奮する。だが、時々着氷で足首がぐらつく。今大会優勝にファイナル出場がかかっていたが、残念だった。
男子
1位 ダニイル・サムソノフ
いい演技を見せた。軽やかなジャンプ。スピンが素晴らしい。あれほどポジションが奇麗なイル―ジョンスピンは珍しい。キャメルスピンも良かった。FSのステップシークエンスは情熱的。ジェスチャーも巧い。
3位 ダニエル・グラッスル
魅力ある選手だが、スケーティングスキルをもっと身につけなければ。FSの衣装は、銃弾を浴びて血に染まった白いブラウスだった。
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以上です。
サーシャの翻訳ありがとうございます
私も衣装替えはいらないと思います
クワドは安定してますね
そう、今季はサーシャがくる
新しい風が吹き女王交代だと予感しています
でも五輪はわからない
ワリエワもいるしね
ネペラ杯のリンクはアイスホッケー仕様でスポンサーが多く、目が散りました
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