樋口新葉　フランス杯2016　フリー演技　(解説：ロシア語・イギリス英語)

私もソチ後でしたが、浅田選手のコーチである佐藤コーチが、
確かスピードにまさるフィギュアの魅力はないと言われた新聞を読んだ記憶があります。その上で跳ぶ樋口選手のジャンプはすごくかっこいいです。
ここの方たちは、スルーしないで、きちんと道理や数字の確かな根拠にたって、反論されている。勉強になります。
ピースメーカーさんのおっしゃることもわかります。
〇〇選手超えたいって、〇〇に入る資格のある選手は、最高峰の偉大な選手でしょう。その言葉には目標とすべき〇〇選手へのリスペクトも含まれています。〇〇選手がそんな言葉で、へたるならば、スポーツ選手の頂点にはいられませんし、それは最高峰選手の宿命でしょう。
マスコミが必要以上に煽るから、もやもやしてるファンもいるますが、新葉さんが言うのはチャレンジャーとして普通だと思います。

驚きました。昨年より大幅に上手になっています。ものすごいスピードは大変いいことで、今回のパンクとショートの２Fがよければ、あっという間に２００点超えてます。
まだ気は早いですが、世界選手権、来年のオリンピック（政治が極めて遺憾の国での開催ですが）とも代表候補になりました。
特に来年は、宮原、樋口、本田、本郷選手あたりを中心に、三原選手なども含め楽しみですね。ただ、ロシア勢のあまりにも層の厚い超強力なラインアップを見るとどの試合も今後は厳しい戦いになるのでしょう。まずは２００点、そして２１０点以上を目指して伸びてもらいたいですね。

爆上げなんてしとらんがな＾＾
本当にいいと思うから褒めてるだけだし、
足りないところや３A装備が必要かも、と指摘してる人だっていっぱいいるでしょうに。

う~ん、またビールマンっすか＾＾
「入れなくていい」とかって問題じゃないんだけどなぁ。
上でも言っている方がいるけれども、スピンの「型」の一つにすぎないわけで、「この選手はキャメルをやらない」、「フライングシットをしていない」とは誰も言わないのに･･･。
何だか根本的に理解の仕方が違うんじゃないかな。

男子はプルさんとか羽生選手とか特に股関節の柔らかい限られたスケーターしかビールマンはやらないし、スピン名手の代名詞のように言われるランビエールだって取り入れていない。
「柔軟な股関節」は体質に大きく影響されるものであって、レベルを取る美しいスピンがそれに比べて単純に「簡単」というわけでもない。
無理な体勢でのスピンは回転が間違いなく遅くなるし、美しくもない。
彼女の体質に合った「難しい」スピンでレベルと美しさを目指せば、その方がずっといい、というだけのこと。

個性や体質を生かした技を選択するのは当たり前だし、
「成長」しなければならない要素など山ほどあるのに
何故そこまで異常にビールマンにこだわるのか、
逆にとっても不思議なんだけど。

念のために書き添えると、私が「ランビもやっていない」と書いたのも、「だからやらなくていい」という意味ではなく、
そもそもスピンの本質は難ポジにあるわけじゃない、と言いたかっただけです。
「静止画比較」みたいなあまり意味のないことをする人がいるせいか、何だかスピンもスパイラルもあたかも難ポジ合戦のように考えてしまう人もいるようなので。

間違ってたらごめんなさいなんだけれども･･･
ココさんのように仰る方々は、何だか樋口選手がビールマンをやらないことを「挑戦してない」みたいな感じに捉えてるんじゃないかという気がするんだけど･･･違う？

ビールマンをやるか否は「スピン技術」より「柔軟性」であり、柔らかい選手にとってはビールマンは「レベルを確実に取らせてくれるスピン」だ。
だが、そうでない選手の場合、別の要件でレベルを取りに行かなければならない。それは「簡単なことに逃げる」というようなこととは全く意味が違うでしょう？

かなり無理無理で速度がガクッと落ちてもビールマンをやる選手がいるのも、ポジションと回転数が認められれば、見た目(GOE)はともかくレベルが取れるから。
そういうことを、樋口選手に強要すべきと思うわけ？
何だか少し言ってることがおかしくないか？

昨年あたりから、私が同じ演技を何度もみたくなる女子選手は、新葉ちゃんだけ。
搭載馬力が他の選手と全然違う感じがします。
ジャンプの前後で全くスピードが落ちないのが、これほど気持ちいいとは。スカッとしたいときは新葉ちゃんの演技を見るに限るわ！
エレメンツののびしろはやはり、スピンでしょうね。
くりゆきさんのおっしゃるように、もっと速く回転できるようになると、曲の表現の上でも有効だと思います。

彼女のサルコーとループが大好きで、特に今回はサルコーにしびれました。
４Sとか・・・どうだろう？

「温かく見守る」≠ 「爆上げベタ褒め」

この子のいいところだけではなく足りないと思うところも含めて成長を見守っていますよ。これからの試合も楽しみにしていますよ。

「限られた時間の中で実に成ることを見出して挑戦する」そうなのでこれは大いに期待できますね。

樋口さんの今回の活躍について、見る人がいろんな思いを持つのは構わない。彼女はまだまだ発展途上。でも、それが今回の彼女のパフォーマンスに対して、素人があれこれ注文をつけて皮肉交じりにコメントすることの口実にはならない。いい点を褒めることの方が、ずっと自然なことだと思います。本当に成長を見守る気があるなら、いちいち棘のあるコメントをしなくてもいいですよ。

ビールマンの有無で色々コメントがありますが、私的には美しいビールマンが出来るのであれば入れればいい。でも、ただ出来るから入れるというだけで決して美しくないビールマンもあるのも事実。実名を出すと叩かれるだろうけど個人的感想でいえばツルスカヤ、本郷選手、羽生選手などはビールマン入れないスピンのほうがいいように思っています。まして、ビールマン向きでない体型・体質の人がビールマンやらないのはひとつの見識。たぶん樋口選手たとえビールマン出来たとしても・・・。彼女は他にいいものがたくさんあるし、美しいものもたくさんある。

荒川さんは確か、柔軟性があると メリットもある一方 ジャンプが跳び難いとも言ってませんでしたっけ。うろ覚えで 一字一句正確な説明には自信がありませんが、イメージとしては身体が柔らかくてふにゃふにゃしてる分 ジャンプの時にしっかり軸を作って回るのが難しい…みたいな感じではなかったかと。

先日 デールマン選手の所にもコメントしたのですが、女子で新葉選手やデールマン選手のようにスピードに乗って雄大なジャンプを跳ぶ選手って、ほとんどの場合 特別に柔軟性に優れている訳ではない気がするのですが…。
逆に柔軟性に優れた選手は、それほどダイナミックなジャンプは跳んでいないケースが多くないですか？（筋力や体幹の鍛え方が違う男子はまた別）

もちろん両立できれば それに越したことはありませんが、他の女子選手に 新葉選手と同じスピードでダイナミックなジャンプを跳んでみろと言っても まず無理なように、「それぞれ持ち味が違う」ではダメなのでしょうかね。

ちなみに、岡島コーチのところは スピンを主に見るコーチがいると聞いた気がするので、ビールマンがなくてもレベルを取れる指導をしているのだと思います。スピン担当の専門コーチを擁するクリケット所属のデールマン選手も 同じくビールマンスピンは入れてませんね。

無理して入れる必要はないと 私も思います。

ジャンプとスピードが凄いですね。柔軟性はありませんが、他に魅力が沢山あるので、樋口選手らしい演技をしたらいいのではないかと思います。
今のロシアの選手達の柔軟性が桁違いなので、無理に柔軟性を意識しなくても違う魅力で勝負はできると思いますが・・・。それにしてもロシア勢は強いですね。