TSL 中国杯2016おさらい (2016/11/23-英語) コメント(11) 公開日:2016年11月24日 海外の動画 TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとLa Scheu氏が中国杯2016について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。 (本郷理華:18分10秒辺り~、男子シングル33分辺り~) タグ TSL 中国杯2016 関連記事 TSL ロステレコム杯2016おさらい (2016/11/9-英語) TSL ジャパンオープン2016&オータムクラシック2016おさらい (2016/10/3-英語) TSL JGPリュブリャナ杯2016&ネーベルホルン杯2016のおさらい (2016/9/27-英語) TSL NHK杯2016おさらい (2016/11/28-英語) TSL グランプリファイナルのおさらい (2016/12/14-英語) TSL 世界選手権2016のおさらい (2016/4/16-英語) TSL 四大陸選手権プレビュー (2016/2/14-英語) TSL 世界選手権男子シングルプレビュー (2016/3/22-英語) 投稿ナビゲーション TSL ロステレコム杯2016おさらい (2016/11/9-英語)The Blade Boys 2016-2017年シーズン女子シングルプレビュー (2016/11/28-英語)
“TSL 中国杯2016おさらい (2016/11/23-英語)” への11件のコメント
今までのTSLのDavid等の見解やコメント
を見ていると、
同じ選手に対しても、演技がいい時や勝った時は褒めて、停滞してる時や負けている時は批判するという、極めて単純で短絡過ぎているし、個人的嗜好も鼻に付くなど客観性に著しく欠ける。
聴いている人を混乱させるし余り参考にならない。
クワンやランビエールのインタビューがあったけどそういう時は聞きたい。
TSLの意見は、私も偏りを感じることや少し腹が立つことがあります。全て鵜呑みにしていたらしんどくなるので、苦手な部分はあまり気に止めずスルーします。
海外の貴重な情報等を教えてくれることは嬉しいのでその辺は有り難く拾いつつ、自分の都合の良い程度に楽しんで見ています。
シングル女子の部分だけですが、まとめてみました。ご参考までに…。修正、付け足しなど歓迎です。
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ケイトリン・オズモンド
好調で、胸が躍る演技を見せたが、FSで崩れた。ジョニー(ウィアー)によると「踏切前に体を捻らず、クッションでも抱えているような体制だった。」これがそもそもの原因でジャンプが巧く制御できず綺麗に着氷できない。踏み切りを急ぎ過ぎている。着氷をこらえ切れずオーバーターンしてしまう場面も。ショートは素晴らしい。おそらく今季最高の振り付け。フランス風の首のスカーフは好みじゃない。手袋は誰もがしているから気にならないが。過去、GPSでは調子が良かったが、GPS後や世選ではインパクトに欠ける選手だった。今季はどうだろう。カナダ女子は一名ファイナルに出るが、米国女子は誰も出ない。以前、ジョアニー・ロシェットが出場した時も同じ状況だった。あの時も米国女子はファイナル出場ならず。米国女子にとっては残念だが、ケイトリン・オズモンドにとっては良い兆候だ。安定して来たし、着氷を制御すればもっと競えるだろう。安定感が課題だが、今大会の優勝も自信になったと思う。FSは勝てたのに、もったいなかった。
エレーナ・ラジオノワ
SPは良かった。今季好きなプログラムのひとつ。SPは1位になると予想していた[SP1位はオズモンド選手]。長い脚と動きが1993、94年あたりに活躍していた頃のオクサナ・バイウルを思わせる。ラジオノワは着氷時に腰が砕ける。あまり奮わなかった第一戦目ではLzで前のめりになり、引き足が氷に着いていた。今大会では脚を引いて片足着氷できているが、どのジャンプも腰が砕ける。ラジオノワはずっと腕で跳んで来たから、成長した今となって脚で跳ぼうとすると空中姿勢が変になる。今大会、回転不足を取られたのは正当。ジャンプにまとまりがなかった。以前に比べ、プログラムも衣装もとても良くなった。もう皮膚にカビが生えているように見えない。ラジオノワは着氷するたび下を見るかジャッジや一階客席を見ているが、客席最上階から一階まで目線を生き届かせるべき。目線を頭より高く上げること。目線が低いのは姿勢も関係ある。滑走中もかなり猫背。だがいつも豊かな表情は楽しめる。クロスオーバーの姿勢も悪い。だが、ラジオノワはエンターテイナー。背筋を伸ばすこと。子供の頃は姿勢が少し悪くても目立たないが、背が伸びると自分では同じつもりでも以前より目立ってしまう。ピラティスでもやって姿勢を良くしないと。大スターになれるキャラだが、ジャンプや着氷が制御できていないのでメドベデワらに対抗するのはミスが出ない限りかなり厳しい。気概のある選手だから応援している。今季のGPSで優勝は予想していなかった。よくやった。
エリザベータ・トゥクタミシェワ
FSは、いつ胸ポロリするかと思って観ていた。[これを聞きデイヴ爆笑トゥクミシェワの3Tは大きくて4回転も跳べそう。3Aを跳ぶと言って古いプロに戻したが、賢い選択だったと思う。クレオパトラプロはどれも好きになれない。安藤美姫のも腕が…。トゥクタミシェワは2季前のプロに戻すべき。ムームー衣装をまた着けて。化粧はちょっと暗い気がする。もっと明るく楽しいプロの方が彼女の良さを引き出せる。今大会、ミスによる減点があるが、だんだんジャンプも良くなって来ているので、まだまだ期待できる。3T+3Tは圧巻。調子は良さそう。今季後半はロシア選手権で手堅い演技をし、世選出場権争いに絡んでくるだろう。境界線上だが自信をつけているようだ。試合ごとに良くなっている。ロシア選手権が近いので、あと2週間ほどで調子を上げなければならないが、ピーキング中なのでこのままうまく行くだろう。
本郷理華
いい子なのは確か。ジャンプの幅も素晴らしい。だが姿勢その他はラジオノワがプリマバレリーナに見えてしまう。年々改善しているように見えない。だが本郷は、やる時はやるタイプ。全日本で世選出場を決める気がする。見た所、宮原は世選に出そうだが、今季の真央は望み薄。本郷に期待したい。そう簡単に消える選手ではない。
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以上です。男女ともファイナル出場選手が決まりましたね。ますます楽しみです!
男子の方です。
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パトリック・チャン
ボーヤン・ジンとの対決が見ものだった。四回転を全て決めるとボーヤンが勝つと思った。パトリックは自分の演技をはっきり主張した。12点差から追い上げ四回転3本だけで勝った。パトリックは最高のスケーターだ。あの滑りは他の男子は誰にもできない。引退しなくて良かった。パトリックが出場したおかげで、今回の中国杯は例年になく良い大会となった。エリック・ラドフォード作曲のFSにハマりつつある。指先にも注目。ダンスコーチの指導だろうが、手や指の使い方が最高。ヒトデのような手だと2010年にジョニー・ウィアーが指摘したけど、もうヒトデじゃない。スリーターンのセカンドサイドから4Sを踏み切る際、内側の肩と腰を下げていない。それは腰の右側を左側より低くしてインサイドエッジにするため。軌道のカーブは大きくない。肩を下げないので軌道のカーブが浅くなっているのがわかる。ジョニーは膝を曲げるよう指摘していたが同意。それとカーブ。まるで4Tを跳ぼうとしているみたいだ。シーズン中に修正するだろう。数か月前、FSで6回もミスが出てボロボロだったのに180度方向転換した。マリナ(ズエワコーチ)の指導のおかげだろう。うまく行っているようだ。良プロだが、衣装はヨガの服みたい。昨季もFSは同じような衣装だったし、SPは紫のセーターにグレーのズボンでおじさんぽかった。衣装を変えよう。
セルゲイ・ボロノフ
ベテラン選手の一人。いつもそうだが、SPで良い演技をするのにFSで崩れる。だがFSは良プロだった。
マックス・アーロン
シーズン初めに比べ、かなり練習できている様子。過去2試合は4Tを諦めプログラムを変更したため、比較的安定している。個人的に(マックスのFS)『ライオンキング』はいまいち。当初よりましになったが、世選出場に導くプロだと思わない。これなら『ブラックスワン』や『ウェストサイドストーリー』に戻った方がよさそう。観客に大いにアピールすべきディズニープロなのにマックスにその気がないようだ。まだ演技力もついてないからだんだん白けてしまう。フットワークではアピールしていた。今大会、ジャンプがブレていた。高さもあまり無い。筋肉を頼りに無理やり跳ぶ傾向がある。特にエッジジャンプ。Lzも時々。上半身が発達しているからね。ルディ・ガリンドが著書に書いているが、ペアからシングルに転向した時、3A以上のジャンプを跳ぶためジム通いを止めて上半身の筋肉を落としたのだとか。これはマックスが何度もぶつかる課題だろう。マックスはプログラムにも昨季ほど奮わない結果にも焦っている感じ。スケートにもそれが出ている。ジャンプはそれほど悪くはなく大失敗は無いが。不安を感じているのだと思う。世選の枠は二つしかないから。アダム・リッポンやジェイソン・ブラウンは好調だし。ネイサン・チェンは四回転を何本も入れているし、ヴィンセント・ゾウは全米で何を入れて来るか分からない。マックス・アーロンは存在感を示さなければならない。今大会、表彰状に乗れなかったのは全米に向けプラスにならない。プログラムを変えるべきだろう。全米には新しいヘアスタイルと新プロで臨むべき。
ボーヤン・ジン
FSの衣装はウォーリーみたい [『ウォーリーを探せ』の]。SPのスパイダーマンプログラムは良いと思う。FSは、ジャンプ無しだと見どころが無いプロ。ボーヤンの回転能力は凄い。4Lzは壮観だ。でもパトリックに構成点を20点余分にあげたい。スケーティングレベルや実際の滑り、振付をこなす能力はもっと高く評価されるべき。構成点の差を3倍にできればと思った。それ程二人の差は歴然だった。一方はスケート、演技、ステップや繋ぎを全てこなすのに、各項目に2点差しかつかないなんて足りない。パトリックのスケーティングは別次元。ボーヤンは優秀なジャンパーでスケーティングも上達してるけどね。チャーミングでキュートで元気…かな。
NHK杯のプレビュー
宮原知子vsマリア・ソツコワが見もの。知子がファイナルに進めるかどうか。ホームの日本で滑るのだから行けるだろう。男子の方は予想つかない。今のところ、ハビー、パトリック、昌磨のファイナル出場が決まっている。羽生も決まるだろう。ジェイソン・ブラウンにも可能性あり。2位だったから次は3位でも可能だが、もう一度2位になれば確実。アレクセイ・ビチェンコもコリヤダも可能性あり。或いはアダム・リッポンが滑り込むかも。
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ファイナル出場は、フェルナンデス、Pチャン、羽生、宇野、Nチェン、リッポンの各選手に決まりましたね。ネイサンは9ポイントしか持っていなかったのでファイナル進出はかなり厳しいと思っていましたが、GPS初参加で大快挙です。できればファイナルでボーヤンとのクアド対決を観たかったですが、今後のお楽しみです。
FSFさま、いつもありがとうございます。
ラジオノワの着氷はどうしてあんなことになっちゃうのかと思っていたので、専門家の意見を知ることができて良かったです。
私、ネイサンのファイナル進出はシーズン前から予想していましたが(自賛)、アダムは完全に予想外でした。
27歳にして初クワド成功、初ファイナル。素晴らしいです。
本人も、裏ファイナルとも呼ばれるゴールデンスピンにエントリーしていたくらいなので、さぞかしビックリしていることでしょう。
FSF様の簡潔な分かりやすい訳を読むことができて嬉しいです!ありがとうございます(*^^*)
co-hostの女性のキャラなのか(?)いつも以上に毒舌な印象で、「うーん…」と思うところも多々ありました(^^;でもオクサナ・バイウルが出てきたのはおもしろいなと思いました。ラジオノワ選手には古き善きロシア選手の雰囲気があるなぁと勝手に思っていたので…。チャン選手の指先も、今まであまり気に留めていなかったのですが、今度注目して観てみようと思いました。
個人的にはリッポン選手のファイナル出場がとても嬉しいです^^
FSFさん 翻訳ありがとうございます!
タイミング的に NHK杯が終わったところなので、皆さんのコメント投下スピードが速く 少し人目につきにくいのが残念です…せっかく訳して下さった投稿ですから、できるだけ多くの方に読んで頂きたいのですが。
内容は、相変わらず毒舌というか(笑)
彼らの評には もちろん好き嫌いがあるでしょうが、私のような全くの素人ではわからない、スケーターの観点からの見方は参考になることも多いです。
(当然、そんな言い方ヒドイじゃない!と思うこともあります^^;)
NHK杯で ファイナル出場者も決まりましたね。
予想通りの選手も、意外な展開も多かったGPSですが、最後のファイナルは 皆さん怪我なく頑張って欲しいです。
拙訳にコメントを下さった方々、ありがとうございます。
ひのえうまさん、
ネイサンのファイナル進出を予想なさっていたとは慧眼ですね。私は逆にアダムの方が入ると思っていました。というより願っていました。彼のFSをぜひファイナルで観たかったので。ゴールデンスピンにエントリーしていたんですね。知らなかった。こういう情報が聞けるのは、とてもありがたいです。
皐月さん、
分かりやすいと言って頂いて、嬉しいです。実は投稿した後で誤字に気づいたり他の表現が良かったなと反省したり…「表彰状」に乗ってどうする!とひとりツッコミしたりしていますw(マックスの所)
この女性、ラーさんはニューヨークでヨガとスケートを教え、ヘルスコーチもなさるとか。同じニューヨーカーのデイヴと毒舌合戦している感じですねw デイヴとフランス杯を語ったジョン・ケアー氏も優しそうな顔で言いたい放題でした。エッジをきかせるのがモットーのTSLでは、舌鋒鋭いのはお約束。私は歯に衣着せぬ批評が好きです。もちろん全部受け入れる必要は無いし異論を持つのは自由。たくさんある意見のひとつとして受け止め、意見交換のたたき台になればいいかなと思っています。
Da Capoさん、
いつもお気遣い下さり、ありがとうございます。時期的に埋もれてしまうだろうことは分かっていたのですが、拙訳を読んでくださる方がいて嬉しいです。
ファイナルが待ちきれません。どの選手もどうか健康で大会に臨めますように!
FSF様、
「表彰状」全く気づきませんでした!読み返してツボにはまってしまいました(笑)
先に「いつも以上に毒舌」と書いたのはラーさんの語り口のことで、FSF様の訳文はいつもながら客観的だと感じています(私の言葉足らずで、誤解を招いていなかったらいいのですが…><)。彼女のキャリアをご紹介くださってありがとうございます。ピラティスの話が出てきたのも、そういう方だからなのかもしれませんね。TSLの評は、毎回ヒヤヒヤしたり突っ込みを入れたりしながら、何だかんだで楽しく聴いております^^
皐月さん、
お返事、遅れてすみません>< 大丈夫です、誤解はありませんw TSLのこと何だか一人で語ってしまい、皐月さんに誤解を与えたのではないか、という誤解を招いてしまったかもしれませんね(ややこしいw)。
NHK杯の方は、優しいサンドラ・ベジックさんがお相手でデイヴの毒舌も鳴りを潜めてました。相手による相乗効果ってあると思います。スケアメのレビューもラーさんがお相手でしたが、あまりの毒舌にデイヴがのけぞっていたのが笑えました。
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