TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースと振付師で解説者のサンドラ・ベジックがNHK杯2016について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
北海道札幌市開催、グランプリシリーズ第6戦NHK杯2016(日本大会)の大会情報、出場選手&結果。男子シングルは羽生結弦が優勝、田中刑事3位、日野龍樹9位。女子シングルはアンナ・ポゴリラヤが優勝、宮原知子2位、樋口新葉4位、松田悠良7位。
(羽生結弦28分10秒辺り~ 宮原知子40分辺り~ 樋口新葉41分20秒辺り~)
“TSL NHK杯2016おさらい (2016/11/28-英語)” への25件のコメント
気になるところだけチラッと。
さとこちゃんに関して、リンクにおいての存在感や動き、プログラムそのものが大好きだと高評価。振り付けや作品のメッセージを忠実に演じきり、スキルも2位にふさわしい良い出来であったと。
あれ、カワグチ??って誰よ? って思ったら、シェヘラザードと言っているので、樋口選手でしょう。
曲とコスチュームは彼女にお似合いなんだけど、、、と、困ってますね。15歳にはちょっとね、と苦言(同感)
男子の部分をまとめてみました。省略、意訳ありです。修正、付け足しなど大歓迎です。
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羽生結弦
美しく華麗な四回転を跳ぶ。今季は滑走中、やや下を見ているのが気になった。今季のSPで自分の殻を破りつつあるが、まだプリンスが見えてこない。素晴らしいジャンプ以外の長所は、演技のセンス。さり気ない演技だが、つい引き込まれる。さり気なさと投げやりは紙一重。下手をすれば雑になりかねない。うまく行けば、自然体が感動を生む。SPはまだ改善の余地あり。FSはリスクが高い。なぜなら音楽と動きに身を委ねる抒情的なプログラムではミスが許されないから。彼にとって新しい試みだ。自分にしかないものを舞台で魅せる選手。3Aを楽に跳ぶのが凄い。動きや集中力に引き込まれて目が離せない。昨季のプログラムは、終盤、フットワークで男らしい戦士の表情を見せた。今季は4回転を4本入れているので、そういった演技が無く寂しい。
今季はどの選手も4回転に挑戦している。今年は4回転の年。みんな今季のうちに4回転を身に付け、来季はリスクの高い要素を除き、細部にこだわったプロに戻すのでは。今季はほぼ全員、4回転を増やすことに重点を置いている。4回転装備と引き換えに演技や振り付けが犠牲になる。だがそれがコーチ陣の取った戦略。4回転装備を目的とするなら背に腹は代えられない。
ネイサン・チェン
4回転の問題は、特にネイサンに顕著。ジャンプしか頭にない。ネイサンの才能はジャンプだけじゃないのは周知の事実。アーティストとして成長する時間は充分ある17歳。今は4回転をできるだけ安定させる時期。安定すると怖い存在に。ネイサンは小さい頃から注目を浴び、優勝をさらって来た。当時は演技の質が高かった。演技の才能は、これから発揮するだろう。今季はジャンプに集中。その選択を尊重したい。ネイサンは演技もスケーティングも素晴らしい。1、2年で分かるはず。いずれ名選手になるだろう。
ジェイソン・ブラウン
これまで好調だったが、今大会で思いがけない失敗。彼のファンだが、昨季、ジェイソンは怪我で大変だった。完治を待ちたい。スケートアメリカでは凄く良い滑りを見せた。ファイナル出場目前だった。(NHK杯は)いつもミスが少ないジェイソンらしくない演技で驚いた。ハードルがかなり高くなっているからミスがいくつ出ても驚かなくなった。以前は、ひとつふたつミスが出るとダメだと思ったが、選手に多くが求められる今は話が別。試合数が多いため、年に何度もピーキングしないといけない。それは無理というもの。新しいジャンプや技に挑んでいるなら、なおさら厳しい。
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以上です。以前、TSLで「カナダ人コメンテーターは温厚で優しい意見しか言わない」と話していましたが、サンドラ・ベジックさんも例に漏れず優しいタイプのようです。毒舌度がかなり低いレビューだと思いました。男子はもう四回転を複数装備するのが当たり前になって来ていますね。進化の速さにびっくりです。
お二方、翻訳ありがとうございます。早速要点がわかって嬉しいです!
バイリンギャルル様、
「作品のメッセージを忠実に演じきる」というのは、まさに宮原選手の魅力的な所だなと感じました。こうした評価を知ることができて嬉しいです^^
FSF様、
中国杯のrecapに引き続き、ありがとうございます。ベジックさんは若者を見守るような目線でコメントされているように感じました。デイヴに「Stars on Iceに一人抜擢するとしたら?」と聞かれて、「ハビも、パトリックも、ユヅも…」と答えていたのが可愛らしかったです(*^^*)
個人的には、長洲選手へのコメントが印象的でした。「これまでの彼女のアップダウンを知る人なら誰もが感傷的になるプログラム。素晴らしい演技は報われてほしい、それが観客がフィギュアスケートに求めるものだ。細かい回転不足などにこだわりすぎると、大事なものを見失う」というよう話をされていました。
皆さんのリレー訳とコメントのおかげでNHK杯を2倍楽しんでいます。
私もどの作品だったか羽生選手、いつになく顔が下に向きがちと思ったこと、指摘されてます。FPに関して海外の方も結構分析鋭い。皆さんがおっしゃってたことと共通発見して読者側もレベル高い。
その他色々完成形に向け(平昌への道)試行錯誤、どの選手も怪我も最小限に、健闘祈りたい。
バイリンギャルルさん、皐月さん、翻訳ありがとうございます。お二方の訳と一部重なりますが、女子のまとめを以下にアップします。
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長洲未来
回転不足について。ルールでは四分の一以上で回転不足、半分以上でダウングレードとなる。だが今は何でもあり。ジャンプが氷にひっかかると必ず回転不足を取られる。トム・ザカライセック(コーチ)によると(NHK杯で)ミライは今季最高のFSを演じた。にもかかわらず3回転を4本も回転不足と判定された。判定が厳し過ぎると思う。素晴らしい演技だった。FSの曲(『ザ・ウィナー』)が胸に沁みた。とても良い選曲。想いが伝わる。踏みにじられても…(笑)。滑りも良かった。木を見て森を見ずと言うが、ジャッジングシステムには不満を感じる。細かい点に留意するのはスケーターにとって難しい。だが素晴らしい演技は細部を凌駕する。ミライのあの演技にペナルティを科すなんてがっかり。あれ以上素晴らしい演技をどうやれと?ミライはよくやった。浮き沈みの激しいミライを何年もずっと見守って来たけど、よくやった時に評価されないなんて。たとえ小さなミスがあっても、もっと評価されるべきだと思う。採点するのは当然だが、感動的な演技は評価すべき。そもそもフィギュアスケートが愛される理由は、そこなのだから。ミライのすぐ上位の二人は良いスケーターだが、引き込まれる演技ではなかった。演技の質やのびやかさなども優っていたと思わない。これらは得点に反映されるべき。そういった面を意識して作ったプログラムではなかったことも得点に反映すべき。スパイラルを最後に入れ曲に忠実に振り付けたミライの正統派プログラムは最高だった。
アンナ・ポゴリラヤ
NHK杯優勝。美貌の持ち主。SPは良かったし衣装も素敵。生観戦じゃなかったからか、残念ながらFSには引き込まれなかった。本人も滑りも美しいが、何かもの足りない。メモリアルレクイエム(鎮魂曲)をベースにした曲を使っている。演技は素晴らしかったが、若く美しい18歳が喪に服すのはまだ早い(笑)。昨季の世選では思い切り転倒していた。あんなに優美なのに。なんとかしないと。だが一人で何もかも背負わないように。チームの協力で分業してさえ大変だから。
宮原知子
ジャンプはコーラーに厳しくチェックされている。メダルが期待された昨季の世選でも、それまでと同じ良い演技をしたにもかかわらず、コーラーは…。彼女のプログラムは大好き。存在感、演技、引き込む力もあり、とても良い。(佐藤)有香を思い起こさせる。確かなスケート技術の持ち主。(NHK杯の)銀メダルは妥当。プログラムの裏にある思想や、込められた想いを理解した上で演技することが大事。いくら体が動いても意味が分かってなければだめ。知子は振付や作品に込められたメッセージをしっかり掴んでいた。評価されるべきだと思う。
樋口新葉
新星・樋口の『シェヘラザード』。意外な選曲。まだ15歳。曲と衣装に負けている。
マリア・ソツコワ
綺麗な子。彼女も若い。FSはがんばっている。ロシア女子はいずれも強豪揃い。若く才能のある選手たちはフィギュアを次のレベルに押し上げるだろう。詰め込み過ぎて忙しいプロは霞んでしまう。好ましくない。
NHK杯で最も印象に残った演技
ミライのフリー曲は、いい意味で胸が詰まった。最後までやり遂げたのは感心。あの演技はミライにとって特別な旅だったように思う。褒め称えたい。
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私は回転不足を厳しく取り締まることより、公平にジャッジされているかが気になります。回転不足は機械的に判定するシステムを導入すべきだと思います。
翻訳ありがとうございます。
たしかに全体的に優しい。温かい目線での評価ですね。
未来ちゃんの部分が、もう本当にその通りだと感じます。
中国杯の動画に続き 長い会話を聞き取ってまとめて下さったFSFさん、部分的にでも訳を書いて下さったお二方も、大変 ありがとうございました。
この1年ちょっとで 宮原選手の評価が かなり上がっている気がして、とても嬉しいです。
未来選手もそうですが、多少の回転不足があっても 美しいものは美しいですものね。
羽生選手のSP「さり気なさと投げやりは紙一重」なども とてもわかり易いです…なんだか今季はすごく難しいプロを2つ揃えちゃったなと 私は思っているのですが、なるほどと頷く部分が多かったです。
ネイサン選手の部分に関しては、もう世界中の皆が同じように思ってるのね…と^^
それぞれ シーズン後半に向けて調子を上げて行くのでしょうが、GPFが終われば 各国のナショナル大会が待っていて 選手は大変ですね。見ている方はワクワクしますが。
N杯は日本開催なので、報道も多く 演技を観た人もいつもより沢山いたようで、このブログに訪れる人も次々と…とても 楽しませて頂きました^^
FSFさま、労作ありがとうございます。
当方、ちょっとした長さの感想書くだけでも誤字など気づかってたらあっという間に時間経過。ただただおそれいります。
長洲未来選手他、回転不足判定について。ジャッジングシステムは全選手公平であるべき。平昌向けてなおさら感じる。
上二人より良かった・・はっきり言われますね、海外ならでは。
樋口選手、15歳。怪我情報もあり練習不足はどんなにか無念。
まだまだこれから。私もうまくいかなかった時あのゴージャス衣装が目立つ・・的な感想残しましたが専門家も別の言葉で。
バイリンギャルル様、FSF様、皐月様
翻訳ありがとうございます。報酬もないのに労力のいる作業に頭が下がります。お疲れ様でした。
海外では、感じたことをストレートに言える所が
イイね!!
日本で同じ事言ったとしても、根拠を示せ。証拠出せ。のジャッジ絶対主義者が出現して罵倒されるのがオチだからな。
全否定では競技そのものが成り立たなくなるから良くないが、言論の自由がある程度許されていいのではないか。
人は厳しく弾圧されると、その事柄を拒絶したくなるからな。
素人にもジャンプが回ってたかどうかばかり気にする人もいるけど、プロにはこういう意見もあるんですね。未来ちゃんも知子ちゃんもシニアでは、経験を積んできています。未来ちゃんがオリンピックで四位だったことも忘れていません。同時に知子ちゃんの世界フィギュアの残念だったこともプロの方たちが覚えていて、どこだったか海外の有名な方も今回のNHK杯で触れてたような。全体の演技でジャンプがどう回ったかどうだったかは、大事な一面だけど、演技の全体はとても大事だとわからせてくれます。そこにスキルも含めて経験や技術も生きるのに。未来ちゃん全米で頑張ってね!
翻訳ありがとうございます。細かい部分までなかなか聞き取れないのでいつも非常にありがたく思っております。
スポーツ競技としては回転がどうだったかというのをやはりきちんと評価すべきだとは思いますが、一方で今回の長洲選手のような演技がもっと評価されるべきだとも思います。演技構成点のパフォーマンスの項目などがもっと活用されるとよいのではないでしょうか。
>すけおたさん
「根拠を示せ。証拠出せ。」というのは、現状のルールに沿って採点がなされているかどうかを議論する中で「採点が間違っているという根拠はあるのか」という趣旨で出てくる言葉ではないかと思います。
この動画で言われているのはそういうことではありません。採点が誤りだとか不正だとか言っているのではなく、多少回転不足があったとしてもいい演技を評価するようにできないものかという問題提起。いわば採点ルールをもっとこう変えるべき!という類の主張ではないでしょうか。
ベジック氏は、スケーターの個性を引き出して印象を強化するタイプの振付師で、デイヴィド・ウィルソンのメンター、新採点が合わなくて現在はショー中心の仕事だから、この動画は私的には、もしツアーに男子を一人呼ぶとしたらハヴィ?と聞かれ、ハヴィとユヅ、パトリックも呼びたい!と答えてる様子がツボでした。
ショーは、スケーターをチケットが売れるかで評価するからなー。
長洲選手のフリーは、観客を味方にするチートが効いてると思ったら、振り付けウィルソンで、ベジック氏のお気に入りなのは納得。
樋口選手はサロメの方が合いそう?とか、女子を一人ショーに呼ぶとしたらマオ?とか、聞けたら面白いけど、大御所ベジック氏が立場上、滅多なことは言えない前提で、うまく組み立てたインタビューと思います。
親切にも翻訳された方々にはお礼を申し上げます。
それとは別の話で、
こうしたフィギュア解説者はフィギュアスケートの観賞の手助けをしてくれるのだが、時々アホなコメントや誤解を招くコメントをするのが玉に瑕である。
ジャッジの陰謀論に飛びつくおバカな連中はこうした解説者に乗っかって、「〇〇さんだって言っていた」と小躍りするのだ。もうジャッジ批判が聞きたくてウズウズしているのだろう。まあ、これで日頃の欲求不満が多少は解消されるなら精神衛生上は良かったかもしれないが。
長洲未来や宮原知子に回転不足判定をいくつか出たのは極めて妥当である。これらが回りきっているとされたら本来しっかり回ったジャンプをしている選手達がバカを見るのである。
エッジエラーも同じこと。ルッツとフリップをきちんと跳び分けている選手とそうでもない選手が同じ認定では前者がバカを見ることになるのだ。
また、GOE評価にしても羽生結弦の素晴らしい3Aが、そうでもない選手の3Aとほぼ同じ点数では羽生結弦はやってられないだろう。
ジャッジ公平かどうかって?
では、この解説者たちは公平なのかい?と反論したくなる。
この手の話は話半分くらいに参考程度で良いのである。彼等もメディアに登場する以上は多少は煽ったコメントもするのは常套手段である。まともに受け取るナイーブなファンには有害な一面があることに気をつけよう。
TOならTOとして、JPならJPとしての訓練と経験を経て来た人間と、コーチや元選手とは違うのである。
後者は自分の好みや贔屓を隠さないし判定に責任を負わないので、一般のファンと同一線上で自由に好き勝手なことが言えるのだ。
私も海外発のこの種の番組はほどほどに聞くは
以前読者の方々からレクチュア受けてます。
訳していただいた方からも注釈ありました。
多くのジャッジシステムはスロー映像でああそうなんだ
くらいしかわからないグループですが誰それさんはみのがされ的な書き込み状況はやはり気になるかな。各試合、詳しい方々のコメント拝見してます(参考程度に、プレッシャーかけるといけないので)。自由闊達に色んな立場の人がフィギュアを語るー日本では期待できないのでー。
five com.様にもお礼申し上げます。
ジャッジの判定にも若干の幅はあるでしょう。試合ごとにもね。機械判定がいいなあ。そういう精密採点できるどの試合にも適用されるもの。
five com. 様のおっしゃる通りですね。願わくば
*****
>回転不足は機械的に判定するシステムを導入すべきだと思います。
いかがでしょう。
アゲとかサゲとかすぐ言う人って見る目もなければルールすらよくわかってないしくせによく言うよって本当に思う。
少なくとも最低限同じ試合の他の選手全員について同じエレメンツでジャッジにどう評価されたのかを比較検討することが必要なのにそれすらしてない。
結局自分が贔屓にしてる選手の得点が低ければサゲ、他の選手の得点が高ければアゲって言ってるだけ。
根拠を示せって言われて当然。示せないなら得点のことは金輪際言うなって話。
挙句にいつも苦し紛れは一緒でジャッジ絶対主義者。アホらし。
今回のNHKは、ポゴリラヤが優勝して嬉しかった!
もちろん、競技となれば日本の選手を応援するけど、ポゴリラヤの嬉し泣きしそうな表情見て、よかったね!と思った。
でも、未来ちゃんとカレンチェンもすごくいい演技だった。二人ともポテンシャル高いのに、なかなか安定しなくて、そんななかでの改心の演技だったから感動もひとしお。
こういう瞬間に立ち会えることが、フィギュア観戦の醍醐味かな。うん、もっと評価してや!って感じ。
>>今季はほぼ全員、4回転を増やすことに重点を置いている。4回転装備と引き換えに演技や振り付けが犠牲になる。だがそれがコーチ陣の取った戦略
本当振り付けや演技が犠牲になってるなと今年の試合を見て思った
羽生もそうだしネイサンもそうだなぁと
ジャンプばっかり気にしてる感がもの凄い
この二人は今年エキシビが一番良いし惹き込まれると思うのもそのせいだと思う
来シーズンジャンプ&演技融合したの見れるの楽しみにせねば
フィギュアは競技なんだから、ちゃんと回りきった選手が得点上有利なのは当然だと思うけどなぁ……
もちろんアイスショーなどでは、長洲選手のようなスケーターが評価され愛されるのは当然なんだけど
競技だからね
回転不足を小さなミスだとは思えません。
試合ですから。
きっちり回っている選手がバカを見るような事はどうかと思います。
それとポゴリラヤ選手の演技は素晴らしかったです。
引き寄せられました。
込み上げてくるものがありました。
優勝は当然です。
最後になりましたが訳して下さった方々ありがとうございました。
ポゴリラヤの優勝がおかしいとは言ってないよね。
木を見て森を見ず…未来のPCSはもう少し
上でも良かったかなと思うけれど…
未来、全米頑張れ!
皐月さん、FSFさん、いつもありがとうございます!
「まだ理解できない難解なプログラムは15才の少女には無理。」よく分かります。そうだと思います。
私は15才の時、練習していたピアノ演奏会で難曲を渡され結局ひきこなせなかった。。だけれどもその経験を切っ掛けに内にある何かが引き出されていったと思う。自分の中にある華。。例えば樋口選手は全霊であの曲に捧げていて、それでもまだ内に消化しきれていないものがあるとは思うけれども、彼女の真剣な表情と表現を見れば今後如何に練習と経験を積んで表現できるように思う。ポゴリヤ選手のエクシの始まりのポーズを見た時、年齢的にちょっとセクシーだとは思ったけれども、すべてが未来の糧にはなっていると思う。現にショートの氷上を挑戦的に優雅に踊る妖艶な姿には、あの素晴らしく豪快なジャンプも含めてぞくぞくさせられた。今後がとても楽しみだ。
いちど「チートジャンパー」のレッテルがついてしまうと、評価を覆すのが難しいようです。採点は、URジャンプでも基礎点は据え置き、GOEでマイナスを付ける方が理にかなっていると思います。
サンドラ・ベジックさんはリリカルなスケーターが好きな方なのだろうと思います。浅田真央選手の「ノクターン」も高評価でした。
カナダ人の感性はロシアの真逆にある気がします。シリアスな作品に難色を示す解説者が多い。ポゴリラヤのFDはNBC実況のジョニー・ウイアーは絶賛でした。
ボゴリラヤ選手のSPリピートしています。豪快ゴージャスなジャンプ!細かい所まで行き渡る指先と視線。盛り上がる音楽と妖艶になびく衣装、そして何よりも果敢に挑んで行く彼女の迫力が見る者を引き付けます。
彼女のやりきった最後の涙が、どれだけの転倒と絶望を繰り返して来た人間に報われる聴衆の拍手ととも心打たれます。たとえまだ未熟な点があるとしても、彼女の無限の成長を垣間見、今後の活躍を期待せずにはいられません。
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