TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーが2017年四大陸フィギュアスケート選手権について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
(羽生結弦 1時間3分辺り~、宇野昌磨1時間14分辺り~、三原舞依1時間1時間26分45秒辺り~)
TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーが2017年四大陸フィギュアスケート選手権について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
“TSL 四大陸選手権2017のおさらい (2017/2/28-英語)” への127件のコメント
まあね、中高生から耳にピアス空けて化粧バッチリ文化の中で生きてる人達に舞依ちゃんなんかの清純な感じとか評価しろってのが無理なんでしょ。でも一般には好きって思う西欧人だっていっぱいいるはず。
フィギュアじゃ見かけなんかより一様に技術で評価されてるとこがダントツ大きいってわかってて好き勝手に言ってるんだよ。こーゆうのが成り立っちゃうお国柄と日本は違うんだよね。
マスコミやらブロガーやらが何か言ってるとすぐ飛び付いて鵜呑みにしたり逆に批判したりは結局自分がないからそうなるだけですね。いますよね?こーいうとこでも常にどこの誰がこー言ってるあー言ってるとか言う人たち。であんたはどうなのよ?て思うことよくあります。
羽生君のプーなんか、なんだコイツ?二十歳も過ぎて幼稚なおバカ?てな感じだろうけどそれを百も承知で、あーん?なんか悪いっすか?ほっとけ!てな具合で毎回持ってき続けててコーチに持たせちゃう羽生君てのは実はスゲエんだよね。
ファンサービスなんかじゃあないだろ?なんかの理由で自分が持ってきたいから持ってってるだけ。
人は人。あんたはそーだろうが自分は違うよ、が徹底できればいろいろ解決できたり変なことも起こらんですむこといっぱいでしょうね。でも一歩引いてみればこーいうところのいろんな意見はすごくおもしろいですね。TSL 並。
宇野昌磨君のファンの私としては嬉しい限りですが、ゲストが彼をかなり評価していて、ジャッジのスコアを見ながら、ジャッジの一人が出したスコアと同じでスケーティングスキルで9.5を上げる、羽生君より上だと言ってました。今回もおかまトーク、これでお金貰っているのっていう番組ですね。
オペラ歌手の人は本質的にフィギュアが全く関心のない人の意見だって透けて見えるね
音楽的な好みは参考になるかな
もっとましな人の意見を聞きたい
ん?さん ありがとう。
モヤモヤがスッキリしました。
私ももっと冷静にならなければと、反省!
でも、ん?!っと思った事をコメントすると、こうやって答えが返ってくるからいいですね、ここのコメント欄って。
「この動画はスポーツ番組ではなくバラエティ番組です。スケートおたくの2人が独断と偏見で自由に語るトークを、お楽しみください。」というテロップを入れたらいいんですよ!
私は心の中でそう思いながら、楽しみました。
羽生くん、宇野くん、舞依ちゃん、みんな大好きです。
本当に、日本の宝物!
全部は見てないですが、独断と偏見で論評しているだけで、見ている方も喋っている方もそのつもりなだけ
YOUTUBEコメント欄も、皆さん言いたいこと言っているし
いちいち真に受けて噛みつくほどのことじゃないと思いますよ
スケーティング、音楽性に関しては、僕も、ゆずよりしょうま君の方が好きです。スケーティングに関しては、パトリックに近づくくらい良いと思います。
舞ちゃんは、僕も、これから伸びる子だと信じてます。ネイサンは、スケーティング、姿勢など、かなり好きです!動きもダイナミック!これからが楽しみ。
素人の採点とはいえ、2人の間でこんな風に違いが出ると言う事は、実際のジャッジもそんなもんなのかなーて思ってしまいますね。
採点、順位なんてどうだっていい!!
羽生選手のSP、私は大好きです。
私もゆづのSPは男子SPの中で一番好きだ~!
こんな素人の二人に褒められてもね!
海外のプロの解説者は絶賛だからぜーんぜん気にしない!
舞依ちゃんとゆづの良さもわからないなんて絶対おかしい!
韓国でのプレカンで、自分が将来クワド7本入れても、
ゆづがクリーンに滑りきったら
勝てる保証はない。
そのくらい技術点や芸術点、一つ一つのエレメンツが美しい。
最高難度のクワドを跳ぶネイサンにも褒め称えられた羽生選手は、やはり誰がなんと言おうと凄いと思う。
なにより、羽生選手をリスペクトして成長している姿がもっと尊いだろうね。
*管理人さま・貴重な動画を、いつもありがとうございます。世界の情報が得られて嬉しいです。
~~~~~
28番・魅惑された紫さんへの御礼です。
こんな分析、書けない。読み応えたっぷり。優れた短編を…味わった素敵さ。
ショービジネス、バレエ・オペラ…分かってないと、書けない上品さ。日本最高の…色の視点です。
*アメリカの5秒で、惹きつけないと…席を立ちます。
彼の地の興行ビジネスの厳しさは…日本人には、わからない。あの人がいなければ・主役はわたし。
わたしこそ…世界一の美しい幻影の国。嘘でもはったりを・かまさないと…商売にならない。
このインタビューも、ジョーク半分を楽しむと、面白いね。
自己主張の強さは…穏やかなわれらに、観察が必要。スポーツ世界に戦いを、なおさら挑む人なら。
文化(人種)の勉強を…分析。ユーモアを入れないと、うけません。
ジョークの世界は・おおげさ(はったり)です。
フィギュアスケート演技も…日本人選手は誇張がないと、受けません。TSLさん・ハーシュさんにしても、大衆受けしないと。
次の仕事はなし。
反対に言えば・張ったり(や笑い)かまして会話しないと…放映のお喋りは失敗します。
これが出来ると日本人も…民間外交官になれます。原語のユーモアは…訓練で可能。
簡単な単語で…異人さんを笑わせてやりませう 大阪企業なんだけどやかんの形の蛇口とか…ユニークな<カクダ〇>さんでは…社風が面白い・変わってる→世界繁盛で美しくなるという訳、万国共通ね。伊藤みどりさん…笑顔が・国境をぶちやぶったように。つづく。
◎新旧大陸の文明の対比を…学びたいなら、2013年に亡くなられたピアニスト、故ヴァン・クライバーンさんが絶好です(合掌)。
~~~~~
浪漫性の強いピアノ(本場のなめらか)の音色は…恩師が育った大陸(ロシア)からの影響。でも彼は外面だけの明るさで・わかりやすさは…アメリカ人らしい特徴ね。
ヨーロッパの古典音楽の観客は・エリート層に限られるけど。
新大陸の観客はひとつ下のレベルね…フィギュアスケートも同じ。ぱっと見の強弱がつかないと(パンチ)・アメリカの庶民にうけないと、政治でも国は崩壊する。覚えませう。
欧州の古典の聴衆は…家族が何世代に渡り聞くもの(エリート)、でもアメリカ成金は、貴族にみせたくて地位としてです。
庶民の目線は…もっと気楽さ(下)です。ワグナーさん・ゴールドさんの明るさが…人気のすべてです。
三原さんも実は日本より…海外のtubeで・先に人気が出てた。ていねいさ・優雅さ、向うも認める方は…認める。
ゆづくんは…アメリカン・旧い草競馬競走、ある観客層で心理的に微妙にかかる。野獣性が唯一…英雄の国ね(何か・わかる?)
演技に関係なく…ゆづくんは、亡びた美しいバイソン。宇野君は…ガンマンなの。アメリカン・ブラック・ジョークです。
~~~~~
アメリカ人は音に楽もフェイントというか…ハッとする♪が・いつも無いと、受けない。大衆性がありながら・新鮮さ?
古典音楽に対する…ジャズの意外性? アメリカは…文明的に面白いね。カナダの歴史も・アメリカに比べりゃまだ子供時代です。
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*…ったく。フィギュアスケートって・社会はそういう勉強もできっから…素晴らしい世界ね。
叩かれそうだから…これから紫猫と改名しょっと★
*紫さん…男か女かわからんけど。もっと長文コメントを期待・素晴らしいです 。男猫(=^・^=)っちより。
TSL もここでいろんなこと言ってる人たち(自分含め)も好きなこととか好きな人にに対してあーだこーだスタイルや主張の仕方は違っても根底にあるものは皆同じですよ。でも人の意見鵜呑みや単なるケチつけより読んでて面白いです。
ヨーロッパ人はどうアメリカ人ばどう、エリートばどう庶民はどう、または何が上品下品とかの分類を当然のように堂々とできてしまうのなんかは自分にはよくわからんです。そりゃあ皆生まれや育ちのバックグラウンドを持ってることはたしかだけどそんなことが例えばフィギュア見たり語るときにときにホントに必要な感性なんだろうか?
例えば羽生君は羽生君、宇野君は宇野君、世界でオンリーワンの存在なんだからホントは比較なんかできないと思うがまあ競技の世界だからそこは言っても仕方ないけど。
よーくこの二人のくっちゃべりを聞いてみると独断偏見に満ちている部分とそうでない部分はちゃんとあって好き勝手は言ってるけど選手のいいとこはちゃんと認めてるし少なくも変な差別意識みたいなものは感じないし好きなこと言って許されるっていうお互いへの信頼意識みたいなのはあるように感じます。
皆さんおっしゃるほどTSLそんなにひどいですか?私はいつも面白く見ています。今回、女子については概ねシビアでしたね。三原さんに限ったことではなく、未來さんに対してなど、もっと辛辣でした。個人的な好みも交えた批評(批判ではない)には的を得た指摘も多いと感じます。演技を褒めるにしろ貶すにしろ、日本の解説と比べると、それこそ表現力豊かな解説です。でも、なぜそう思うのかを彼らなりに分析し、自分自身の言葉で、語彙表現を駆使しながら語っています。だから良いことも悪いこともよく伝わってきます。自分と同じ心地よい意見ばかりでなく、多様な視点を理解する上でとても参考になります。
宇野選手に対する絶賛の中で、個性が際立っている、最初から最後までタンゴを演じ切ったダンスパフォーマンスというようなことを言っていました。選手のことを何も知らない、ファンでも何でもない人の心にも残るような演技を高く評価しているのがよくわかります。三原選手はシニアのスタート点に立ったばかり。壁紙とか言われてしまいましたが、ヘンな色がないのは、今の時点ではむしろプラスかもしれません。無垢な原石はいかようにも磨くことができる。来シーズンは彼らの度肝を抜いてほしいと期待しています。
羽生選手も三浦選手も素晴らしい選手。自分で揺らぎない確信をもっていれば、他人に何を言われても平気なのでは?
覚えている限りで書き出すだけですが・・・
TSLの日本人選手に対する暴言・・・(と思うかは貴方次第)
安藤美姫→表現力のカケラもない。死体のよう。普通曲が流れたらなんらかしら感じ取れるものだと思うのに逆にすごい。姿勢の酷さが許せない。(Daveとその時のゲスト)
浅田真央→Dave評:ステップまで表現ゼロ。Jenny評:世界女王とは思えないほど表現力が乏しい。特にアシュリーの後にすべると表現力の乏しさが際立つ(←素敵なあなたの評価)。
羽生結弦→Dave評:今シーズンのSPは笑いもの。フリーは繋ぎゼロで特別なものは何もない。過去には、転倒する様をジェニーと一緒に、カップめん(?)の麺がビチャーとこぼれ落ちたように倒れこむと評価。
本郷→姿勢が酷い。表現してると思い込んでいる。
樋口→シェヘラの衣装を着て、腕をそれっぽく動かしているが、所詮ハロウィンのときに衣装を着ただけのようなプログラム+演技。
三原→別にいなくていい選手。
宇野昌磨+高橋大輔+本田まりん→中傷と思うようなことは1度も言われたことない(と思います)。
ワグナー選手のこともあれこれいうものだから、インタビューに答えたこともあるのに、現在はTSLと関係が悪い。ワグナー選手だけでなく、いろんな国の選手のことを好き勝手言ってるんで、バッシングをよく受けてるチャンネルです。
ヤフの知恵袋で、「なんでワンオクTAKAのHelloがyoutubeで聴けなくなったか」の質問に「ヘタだから」って返しを見て笑ったとこ、「羽生のトランジションがなくてツーフット」で更に笑った。最強なネタでしょう(笑)
追記
この勢いならパトリックのエッジが浅いって言えるくらいのツワモノになるだろう
66さん
記載してくれて有り難う!
素人が素人を呼んで話す
戯言番組って噂でしたが、
これを読んでなるほどと
思いました。
フィギュアを語る資格などありません。
最低です。
辛口評部分だけ列挙したら酷いってなるけど、違う時に同じ選手のこと褒めてることもあるでしょ。
この番組はネット限定の素人番組って言っていいけど、世界を見渡すと、海外の解説実況なんて、公共の電波使ってもっと酷いことを言ってるよね。いちいち日本で紹介されないだけで。解説者は大抵元フィギュアスケーターだから本物の専門家なんだけどね。TSLの辛口評と同じようなこと言ってることもあるね。つべやニコ動に上がってる海外解説は褒めてるものだけだったり、炎上しそうな部分を訳してなかったり、訳者が頭をひねりにひねって言葉選んで意訳してくれてるね。
個人的には、いいことしか言わない日本の解説なんて逆に素直に喜べないけど、海外の解説は率直だから、辛口の時は辛いし、間違ってると思うこともあるけど、賞賛してくれる時のは本気で言ってると信じられて好きだな。
今期、笑い者って、誰が言ってるの?
ディブのカマ友でしょ。
アメリカ大会に、かま友グループと練習を見に来てるディブを見たことがあります。
ミーハーっぽく見えたな。
羽生の滑りに「つなぎが全くない」って?
「全くない」って良く言えるね。要素てんこ盛りなのに。w
まぁ、何年か前は羽生も絶賛されてた記憶あるし、
結局はTOPは批判しとけ、2番手3番手は持ち上げとけってスタンスなのかな。そう読めば納得
男子シングルの部分を訳してみました。今回はいつもと趣向を変え、デイヴとゲストのジョナサン・バイヤー氏が上位3選手のフリーの構成点を独自に採点しています。ネイサン・チェン、羽生結弦、宇野昌磨ら上位3選手他、パトリック・チャンやジェイソン・ブラウンにも触れています。意訳、省略ありです。ご参考までに。修正、補足など歓迎です。
D=デイヴ、J=ジョナサン
SS=スケート技術、TR=要素のつなぎ、PE=動作/身のこなし、
CH=振り付け/構成、IN=曲の解釈
*****
羽生結弦
D: 五輪チャンピオンであり世界チャンピオンの経験もある羽生はジャッジの評価が高い。『ホープ&レガシー』のSSはジャッジとほぼ同じ9.25をつけた。羽生は素晴らしいスケーターだ。唯一僕が彼よりSSを高くつけたのは、パトリック・チャン。羽生はベストスケーターの一人。今大会では高いスケート技術を発揮した。エッジも深かった。
J: 僕は9.00。演技中、エッジが次第に浅くなっていくように感じた。
D: 羽生の滑りはネイサン・チェン達より優れているので、SSは9.00から9.25の範囲で妥当かと。だがTRの点数は低くなった。4回転を4、5本入れると、つなぎが無いので採点が難しい。だから一律、8.00をつけた。羽生のステップや終盤に技を入れようとした努力は買うけど、つなぎが無いのが事実。
J: 高難度ジャンプに挑む選手は皆、つなぎを省くことになるので得点が近くなる。4Loを跳ぶ羽生だけがつなぎを入れてない訳じゃないので。
D: ネイサンと昌磨も一律8.00。特に目立つものは無かったからTRは一律8.00をつけた。クロスオーバーからスリーターンで4Loや4Sを跳ぶだけだった。
J: 僕は8.25。難しい繋ぎや複雑な繋ぎが無かったから。でも入れるのは無理だね。バラエティーも乏しかった。腕を多用していた。
D: ここからはジャッジと意見が合わない。羽生はかなりの間、顎を下げて滑っていた。そのため表現が明確にならない。羽生はエネルギーを感じる演技もあるが、今季のプログラムは両方違う気がする。羽生にプリンスは可笑しい。ハロウィン衣装を着ているよう。
J: 羽生にはそぐわない。ピンと来ない。
D: ラベンダー色の衣装も羽生を引き立てない。
J: SPではみんな紫を着てたから、僕もこの色を着て来た(笑)。
D: 両足滑走が多かった。PEは8.25。まあまあかな。エネルギーはあったけど、充分には感じなかった。
J: ジャッジの採点は9.54。僕はもっと低くて9.00。コントラストに欠けていたから。曲は綺麗だが単調で平凡。動きが所々、明確じゃなかった。声楽では先生が「歌声が白い、もっと色をつけろ」と言うけど、羽生の演技は白く感じた。様々な色が作り出す微妙なニュアンスが欠けていた。
D: CHは、かなり平坦に感じたので8.25。このプログラムは楽しめなかった。特別なものを感じない。羽生のFSの中では一番弱いプログラムかも。曲は白いと言うか、灰色ぽいと言うか…。
J: よくある美しい曲だけど何も感じない。
D: 「美しい」とまでは思わない。
J: 僕にとっては、ウィンクして女性に言う軽い褒め言葉だよ(笑)。また声楽の話になるけど、リハーサルでは声量を半分に抑える。羽生の動きは抑え気味で全力には見えなかった。ジェスチャーや動作のシメが決まっていなくて物足りない。CHは9.00をつけたが、デイヴに同意。
D: INは9.00。良かったけど、羽生ならもっとできるはず。昨季のプログラムの方がずっと良かった。技術的難度を上げているのは分かるけど。
J: 僕は9.25。腕の動きやスピンのポジション変化など、よく曲に合っていた。前ほどではないけど。
D: 合計で86.00。
J: ジャッジは94.93、ほぼ95.00をつけた。僕は89.00。
ネイサン・チェン
J: 厳しい点をつけた。
D: 僕も。SSは8.50。優れたスケーターだがエッジはもっと深く使えた。膝は羽生ほど深く曲げていない。まだ羽生クラスのスケーターじゃないと思う。良いスケーターだが、今回は羽生と同格だと証明できなかった。
J: 今大会のトップ3は五輪でおそらくトップ4から5に入るだろう。女子は別として。僕は歌唱から美人コンテストまで色んな大会のジャッジをして来たけど、印象は歌い出しやインタビュー直後に決まる。振り付けのオープニング動作も同じ。ネイサンは気の散る腕の動きで演技を始め、バランスを取りながら両足で滑り、直後にクロスオーバーに移る。オープニング数秒の第一印象でSSの点数が急落して、8.75。
D: TRは羽生と同じ8.00をつけた。ネイサンは動作の前に必ず長いクロスオーバーを入れる。スパイラルとコレオシークエンスの終わりにイーグルを入れているが、全体的につなぎがあまりにも少ない。PEも8.00。うつむいていたし、ガス欠で息切れしていたようだ。姿勢は羽生ほど良くない。羽生は下を向いても背中はもっと意識している。ネイサンはもう少し成長する必要がある。一年もすればもっと自信がつくだろう。既にかなりの成長を見せている。シーズン序盤は7位だった。身のこなしが良くなった。FSよりSPの方が良い。FSの曲は、個人的にスケート曲としては嫌だな。シングルスケーターには壮大過ぎると思う。かなりヘビーだ。曲も衣装もヘビーな上、忙しい構成では負担になるのでは。
J: 素晴らしく大きなジャンプだけど、同時に軽快でもある。よく音楽を聴いているのはプラス。ネイサンのアプローチは知的であり、感情的ではない。音楽をよく聴いているが、感じていないかも?終盤のステップはミシェル・クワンの『トスカ』のようにワーッと盛り上げて欲しい。
D: 四回転を5本跳んだ後で可能だろうか?頑張っているけど。
J: あと少しで熱狂的に盛り上げられると思う。あんなに四回転を跳んだ後ではキックさえ大変なのは充分承知だが。
D: 新しいメルドニウムをあげたら世選で凄い演技ができるだろうね。今回、いくつかジャンプの着氷が乱れたが、ターンアウトせず降りることができれば、より感情に訴えるプログラムになるだろう。PEは8.00、CHは8.25、INは8.50をつけた。このプログラムはネイサンには少し大き過ぎる。兄さんのコートを着ているみたいで、まだサイズが合っていない。曲が大きすぎる。パトリックの腕の動きや背中だと高得点を惜しまないが。
J: 僕は、TRは8.25。ジャンプが生み出すエネルギーと興奮を踏まえ、PEは7.50。CHはコンセプトが欠けているので8.75。そうそう、皆がやっているあの手の動きも苦手。振付師の苦肉の策なのか、皆、同じように手で感情表現をしている[ジェスチャー]。ネイサンは綺麗な指をしている。曲の解釈はマリナ(ズエワコーチ)が音楽に詳しく、動作が曲に合っているので8.75。
D: 僕の合計は82.50。マックス・アーロンほど悪い点じゃない。ネイサンには伸びしろがある。
J: 86.50。二人ともジャッジより低い。ジャッジは88.86。
宇野昌磨
D: 宇野昌磨の滑りはすごく好みだ。なぜこんなに惹かれるのかまとめてみた。SSは9.00。まだ羽生結弦レベルには少々及ばないが、肉迫している。
J: 僕の採点に笑うだろうな。SSは9.50(笑)。羽生より高くつけた(笑)。滑りが自然体だったから。エッジは深く、片足滑走が多く、膝も深く曲げていた。羽生と違い、最後までSSの質が落ちなかった。
D: TRは8.00。四回転を多く入れ、序盤は特別な動作はなかったが、美しかった。
J: 僕は9.00。
D: プログラムの要であるPEは8.75。着氷姿勢が良くない。ジャンプをターンアウトしていた。表現のレベルが一定に保たれていないが、身のこなしが素晴らしい。総合的によく表現できていたと思う。
J: 正にダンスパフォーマンス。明確な表現が全て。僕は9.5をつけた。つま先から指先まで完全に音楽に調和した正確でキレのある動き。全く個性的だ。昌磨以外の何者でもない。
D: 終始タンゴ一色のプログラム。四回転を複数入れたにもかかわらず、最後まで迫力のドラマを感情込めて演じきった。この曲は昌磨にぴったりだ。大き過ぎず小さ過ぎず。1,000%の滑り。おもしろいパターン、独創的な動き、途方もないリンクカバー率。終盤のベスティ・スクワッドからのヘッドレススピンは最高。CHは9.00、INは9.50をつけた。表現、技巧、ダイナミクス、スタイル、総合的に素晴らしい。ノーミスなら10.00をつけていた。
J: CHは9.75。昌磨はペース配分の必要がない。みんなやっているのに昌磨は平気。ダンスの動きが全く途切れない。INは10.00(笑)。音楽と絶妙にマッチしたスタイル、何とも言えない手の動き。希少な演技だ。
D: 僕がつけた9.50は最高得点だから10と変わらない。最高だった。昌磨の合計点は88.50。羽生は86.00、ネイサン・チェンは82.50。
J: ネイサン・チェンは86.50、羽生結弦は89.00、宇野昌磨は95.50(笑)。気にしないで(笑)。
パトリック・チャン
D: 男子全体では、僕はパトリック・チャンにかなり高い構成点をつける。ただ、ジャンプを降りなきゃ。4Sは成功しなかった。なぜ両方4Tにしなかったんだろう。着氷する方法を考えなければ。四回転を3本降りれば、ネイサン・チェンよりずっと高い構成点をつける。四大陸では少なくともメダルを獲るチャンスはあった。
J: パトリックは素晴らしいけど、クリーンな演技が必要。
D: インタビューや記事でパトリックは「少なくとも僕は歳を取ってもロッククライミングができる」と言っていたけど…。
J: 不要な発言だね。四回転不足を気にして人に当たることはないのに。
D: 変だね。
J: ボーヤンは別として羽生や昌磨、ネイサンは腕を上げている。ジャンプ以外の質も高い。パトリックは態度を改め四回転を降りなきゃ。パトリックが好きだからPCSを高く出したいし、最終グループに入って欲しいのに。
ジェイソン・ブラウン
D: 世選でクリーンな演技をしなくては。4Tが跳べなくても元気でグリーンに滑って欲しい。
J: 構成を落としてノーミスを狙うはずだったのが、ミスが出てしまった。
D: 故障していたのになぜ四大陸に出たのか分からない。パームストリングスでフランク・キャロルらと2、3日トレーニングしているのを見たが、世選には健康体で出てクリーンな演技を見せて欲しい。ジェイソンにはヴィンセントよりずっと高いPCSをつける。
J: PCSで稼げる米国男子はジェイソンだけだからね。
D: スピンでも稼げる。ノーミスでトップ10か11に入って欲しい。ネイサンが1位か2位になれば、米国男子はギリギリ3枠獲れると思う。昨季はギリギリ逃したが。
*****
以上です。ネイサン・チェン選手の部分でメルドニウムが出てきますが、言う間でもなく、ブラックジョークです。ジョークをたくさん交えたトークを日本語に軽く訳すのは難しく、私の力では上手に伝えられません。
彼らは先鋭的なスタイルが売りなので、好き嫌いが分かれるのは分かります。日本では聞けない個性的なフィギュアトークを私は楽しんでいます。鵜呑みにする必要がないのは、どのレビューにも言えることだと思います。信じるのは自分の目と感性のみ。ルールを知ることもプラスだと思います。レビューはあくまでも参考にしています。
FSFさん、いつも翻訳ありがとうございます。(*^。^*)
英語はまるで分らないけど、こちらのコメ欄を読んでてTSL内容がちょっち気になってはいました^^;
全体の話の流れが分かるのは有難いです。
衣装とか曲は好みもあるんだろうけど(ハロウィンて・・^^;そうかな~)、全体的にはそんなに的外れなことを言ってもいないとは思います。ブラックジョークにはちょっと笑えない?・・
FSF様いつも翻訳ありがとうございます。
わたしもブラックジョーク気になりました。
真面目に頑張ってる選手にとても残念です。
長文を訳して下さる皆様、本当にありがとうございます。 😀
ネイサン選手に関して
>FSの曲はシングルスケーターには壮大過ぎる、曲も衣装も重い…。
私もそう思います。断然SPの方が好きです。 😀
>姿勢は羽生ほど良くない、羽生は下を向いても背中はもっと意識している。
ジャンプからの着氷時の姿勢が少し気になりますが、それ以外の時の姿勢は綺麗だと思いますが。 😀
>よく音楽を聴いている、音楽へのアプローチは知的であり感情的ではない。
端正な美しさを感じます。心に訴えかけるパッションのようなもの感じるのは宇野選手の方かもしれません。 😀
舞依ちゃんについては、全日本で3位の時のコメントでは、
>安定感があり、エッジワークが美しいとても心地良い選手、質は高いが存在感がまだなく記憶に残らない…とは言ってましたが、概ね好感触のコメントでした。
今回優勝したので少し手厳しくなったのでしょうか。
「壁紙・・・」って、そんな言い方しなくてもねぇ… 。 😉
人それぞれ好みがあり感じ方も違いますが、こういう歯に衣着せぬ話を聞けるのも面白いかなと思いました。 🙂
TSLのこのスレ、人気記事になっていたのですね!
73.FSF さんの日本語訳の作業には毎度頭が下がります。多くのお時間も、気も使うことと思いますし、話があっちこっちに言ったり、変なジョークを交えたりしながら早口で好きなことをしゃべりまくる人たちの会話を要点をまとめてわかりやすい日本語にするのは本当に大変な作業!とても真似できず尊敬です。ありがとうございます。
しかし本当にいつもながら自由ですよね~TSLの方々。
試合終わってその道の専門家がもう点数出してるんだから、つべこべ言うな!とか思ってしまいますが、フィギュアが大好きな二人が思いっきり話して楽しんでいるのは見てて悪い気持ちはしないですね。(これだけ言えたら楽しいだろうなあ~)
一応それぞれ自分の中には明確な基準があって(ホントに明確にあるの?と感じることもあるけど 笑)点数まで出しているので、時々コメント欄などで見かける、基準や根拠も示さずに、ただ○○選手のPCSが今回高すぎるだの低すぎるだの、と言うのよりは理解可能。
FSFさんや他の方々も仰るように、人のコメントやレビューは鵜呑みにしたり、あと自分と違うからと言って怒り狂ったりする必要はないと思います。それこそ、あなたはそう感じてるのね、で。
で、男子フィギュアや羽生選手には興味のある私(でもオタク度は全くもってこちらのお二人の足元にも及ばないのでイマイチ威力や説得力には欠けますが)も、そこの部分だけに限ってこの際好きに反論させてもらいます!!
ジャパニーズはしくれスケオタ男子フィギュアファンの返球受けてみろ!
(注)以下、英語で私が言ってるという前提でそれを日本語に訳した、ということ(?)で。
こんにちは、デイブ、ジョナサン。
(細かい挨拶、自己紹介とか省略。)
時代は変わって男子、壮絶な4回転時代になってきてるのよね。
選手たちは皆試合では「勝利」が目的でしょ?
そりゃあ好みもあるでしょうが、頭を少し切り替えてちょうだい!
あなたたち(特にジョナサン!)のPCS偏重主義はちょっと古くさく感じるわ。
あとつなぎ、つなぎってこだわるなら、ここのいろんなスレのファントム先生みたいに具体的にターンやステップを解析して、それぞれの構成でつなぎ濃くできる代替案出してね。(もちろん解析してるのだろうけど、ネットで皆に流すなら、なるべくそこしっかり入れて!)
あとね、羽生の今季のSPに対して「そぐわない、ピンと来ない、羽生にプリンスは可笑しい。ハロウィン衣装を着ているよう。・・」(ここはFSFさんの訳を引用させて頂きました)
はい???
はい、それがおそらく今季のSPの狙いでしょうから、よくぞ言ってくれたわ!
これまでの羽生だけ見て、羽生はこういうのが似合う、こういうのが素敵!とかって、気づいてないでしょうけど、それすごい固定観念に感じるわ。
来年はオリンピックなのよ。あえていろんなことに挑戦してるんじゃないかしら。
笑いものになってぜんぜんいいプロだと思うの。プリンスで笑いとれれば大成功ね。
衣装だってフツーじゃないでしょ?
あんな衣装、フィギュアの試合で誰も着ないわよね。これまでの羽生衣装にはない不思議なセンスがバツグンに似合っちゃってるわ。
なんだかハマる衣装なのよ。そのへんわかんないかな?
そうよ、最上級のハロウィン衣装!
あれと同じの自分がハロウィンで着てみなさいよ。羽生がどんなにファンタスティックな着こなしの天才か痛感すると思うの。
スタイル同じで白から薄紫に突然変えちゃう、なんてのも誰もしなくてすごいサプライズだったわね。
どういう意味があったのかしら?
だいたいあなたたちどこ見てんの?
色なんかより、フレッシュな東洋系男子のピチピチパンツ、ジャンプバンバン飛べちゃう筋肉がどうなってるかよーく観察するチャンスなのよ!
そこちゃんと見なきゃ!
プリンスやこれまでの羽生の先入観なんか捨てて、(ハ)ニューアンドコンプリートリーディファレントカインドオブインタープリテーションオブプリンスで、デイブもジョナサンも一緒にクレージーになって羽生の演技楽しみましょうよ!
フリーもすごい挑戦プロよ。ワールドでは見ててごらんなさい。
ジョナサン、プロ全体が白いだのグレーだの言ってるけど、まさにそうよ、あのプロが完成したらその白やグレーの新鮮さにびっくりすると思うわ。
あれは見る人がそれぞれ自分の好きな色をつけられるようにああいう色になってるのね。
最初から何か特定の色を押し付けるプロじゃないのよ。
そういうとこホントに日本文化っぽい。
そういう世界もステキ。ハニューを通じてぜひ日本文化感じて!
フィギュアだってオペラだってなんだっていろいろ新しいものがどんどん入ってきて異文化交流でどんどん世界が広がるのね。
まだまだ言いたいこといっぱいあるわ。ふつふつ頭にわいてきて、2時間近くもしゃべる続けるあなたたちの気持ちはよくわかる。
羽生が好きだからまずは羽生のことだけ熱くなったけど今日はおしまい。
あなたたちみたいにしゃべりつづけたら窒息しちゃうから。
寝なくちゃ。明日朝から仕事なんだわ~(涙)
・・・これぞまさに独断と偏見、で皆様失礼しました。
ホンマに桔梗さまですか?
びっくりポンです
でも、スカーっとしました。
私は羽生君のプリンス大大好きです!
衣装もめっちゃ好きです。
めっちゃ圧倒されます。
そして選手は皆「勝利」が目的でしょ?にも大賛成です。
何の為に血の滲むような練習を積んでるのか
分かってんのか?コラ
失礼しました〜
FSFさま、いつも本当にありがとうございます。
感謝、感謝です。
あはははは 😛
桔梗さんサイコーです ❗
それを受けての咲さんのコメも面白いわ〜
分かってんのか?コラって私も言いたい!
朝から大笑いさせていただきました。
私もスカっとしましたわ〜 ❗
FSFさんにもお二人にもありがとうございましたと言いたいです。
FSFさま、翻訳をありがとうございます。
確かに羽生選手については「つなぎが無い
」と言ってますね。
彼等の考えている「つなぎ」とは何なのでしょうね。
私の思っているモノとは違うかも。
桔梗さん♪わーいさっそくありがとうございます☆彡私もdark eyes様に同じく、朝からスカッとしました!咲さ〜ん、私もびっくりぽんはちょっとだけ(最近は人気の羽生くんに指先のリアクションポーズになりましたね(*゚▽゚*))ありました♪でもきっと桔梗さんならいつかコメントしてくださるはずだーともちょっとだけ予想していました(*゚▽゚*)うれしい!羽生くんが言ってくれてるような重なる感があります。私もプリンスSP大好きです☆彡スカッとしますよね(*゚▽゚*)
79のコメントに補足します。
デイブ達の言っていること、そこはちゃうやろ〜と思う部分もありますが、まあ、そうですねえと思う部分もあります。
今回に限らず、今迄もそうでした。
なるほど、そんな風に見えるのねえと思うことも。
多方面からの見解は面白くもあります。
それとは別に、桔梗さんの返しは最高でした♡
FSF様、いつも翻訳をしていただきまして、大変感謝申し上げます。
ありがとうございました☆彡
FSFさん いつもいつも翻訳ありがとうございます。
正直、この流れではきっと 訳も投稿しにくいのじゃないかと思いました…(^^;
TSLは「そうそう、その通り!」というところも「いや、それは絶対違うって!」と感じるところも 両方混在していますが、それがTSLかなと思っています。
まあ一言で片付けちゃうと「そういう見方もあるのね」っていうだけ…それは、このブログのコメント欄だって 似たようなものかなと(^^;
ところで 77. の桔梗さんコメ、いつものテイストとはだいぶ違うけど(内容は 桔梗さんらしいな~と思いますが)面白すぎます(^^;
では私も、今回の桔梗さん調で一言TSLに言わせて頂くと…
ねぇ あなたたち、自国からネイサンが出て来て、ちょっと有頂天になってない?
浮かれてないで、ちゃんと足元見なくっちゃ。足元っていうのはね、自分たちの足元と、勿論スケーターの足元もよ。
確か2~3年前には 米国にじゃクワドばっかり跳ぶのはどうなのって声が結構あったと思うけど、そういうのは もう忘れたのね…でもわかるわ、そりゃそうよ。ここで自国の選手を礼賛しなくちゃ いつするのよ、って感じだものね。
今回ネイサンは確かに凄かったわ…でもだけど、次のワールドを見ててごらんなさい。日本の羽生&宇野コンビが どれだけ凄いかがわかるでしょう…そうよ、ジャンプもSSも繋ぎも衣装も 全てよ。
五輪の3枠だって 最も確実と言われる日本男子の強さを、思い知ることになるわよ、きっと!
…コホン、失礼いたしました。
えええ〜、Da Capoさま、私はネイサンも好きですが
礼賛なんてしてました〜?
ネイサンの2人の評価は殆ど当たってるなと思います。
デビッドはネイサンには前からずーっと厳しいですよ。
全米の試合前のインタビューでも怪我のことばかりでしたし。
ジョナサンはコロコロ変わりますが評価はジャッジよりも
低いです。え、どこどこ? でもショートの海賊は高い評価でも
良いと思います…フリーのTRを羽生君と同列にするのは
本当に謎、謎です。羽生君のPCSは杉田さんも低いと断言してました。
ブラックジョークもさっぱり分からないですし、
伸びしろがあると言うのだけが救いだなと思ってるのですが…
ネイサンに対しては
>まだ羽生クラスのスケーターじゃない。
>もう少し成長する必要がある…等。
自国選手ゆえに、こうなってほしいという、むしろ苦言・注文の方が多く、
厳しい評価をしているように思いますが。 🙂
そうですね、TSLは ネイサン選手の礼賛はしていないです(汗)
どちらかというと それはタラさん?だったかな…
ただ 上の方で書かれていた方がいましたが、多分 根底には やっと米国から世界のトップを狙える選手が出てきたことで、羽生選手のダメ出し → つまりネイサン選手の援護射撃的な見方になっている、というのは 私もあるよなぁ…と思っていたので、ついそこは個人的な主観で言ってしまいました、ごめんなさい。
TSL的な見解で言うと どうしてこういうPCSになるのか 全くわかりませんが、一つにはプログラムの「わかり易さ」というのは やっぱりあるかなと思います。
羽生選手のFSは、上位陣の中では たぶん一番わかりにくい部類に入りそうな…。今季のFSに比べたら、昨季のSEIMEIの方が まだわかり易かったかなと思いますし。
皆 来季はどんな選曲で来るのでしょうね。
個人的には、ネイサン選手はどちらかのプログラムを持ち越しそうかな?と予想していますが、羽生選手も オーサーコーチと振付師と共に、戦略的な曲を選んで欲しいなと思ってます。
動画は、ここで紹介されなかったジョン・ケアーみたいに言ってることと表情が逆とか、翻訳泣かせ。
ボランティアで訳出してくださる方がいることに毎度びっくりです。
デイヴは、自分が趣味ブロガーとしてウケた理由を分析して、フィギュアの狭い世界に本音を語って風穴を開けたのが良かったと考え、言いたい放題キャラを維持しています。
今回の男子のトランジション一律8点!は、羽生ファンから突撃されたら、チェン選手の5クワドに沸くアメリカのギョーカイに見せてやろー、くらいな炎上狙いだったのかも、不発だったけど。
ジョナサンは、フィギュア・ファンが楽しめるオペラ視点からのおしゃべりが上手で、最高の適任者。
ジョン・ケアーみたいな本職のマジな講評だと、選手を追い詰めてしまうと思う。
三原選手については、悪く取らないでと言いながら、プログラムや衣装の印象を細かく語るのは、もっとオサレにしてあげて!という指導陣へのメッセージに感じました。
フリー演技中のジョナサンのヘアピンたくさん!というツイートへ、スパンデックスなのにバストダーツ!とコメント来てたし。
シニアの洗礼マジきょわい…。
羽生選手にプリンスは合わないと言うのは、オペラのキャスティングで考えれば、まあ当然。
エンタメ業界的には、羽生選手で企画するなら、プリンスより興行的にもっと成功する役柄がありそう、何なら羽生選手のままが1番売れる、と考えるから。
五輪競技フィギュア的には、ロビン・カズンスが五輪金EX曲に大ブレイク前のマイケル・ジャクソンを使った時代から、今、アジア初の男子五輪金メダリストが試合でプリンスを使うまでになった、歴史的な意義があると私は思います。
まぁ、良いではないですか。
結構これで、皆さん楽しんでいるのだと思いますけど。 😀
隣国云々・・・。それこそ過激で滑稽なような?
私の独断偏見での言いたい放題に、咲さん、dark eyes さん、ゆづりん♪さん、Da capo さん・・コメントありがとうございました。
いつも皆さんのそれぞれ違う視点や個性があるコメント、私の方こそものすごく楽しく読ませて頂いています!
過激なTSLに対しても、目には目を、毒舌には毒舌を、で返すと結構遊べて楽しいかも、などと思っていたりして・・(^^♪
私、ネイサン選手も大好きな選手です。今季GPSの前哨戦で黒のスウェット風の上下忍者みたいないでたちで、ジャンプをミスりまくって、プロ自体がまるでフィギュアのプロに見えなかった姿にぶっ飛んでしまい、完全にKOされました。今季始めからすでに只者でない感が漂ってましたね。
あれに対してのジョナサン評聞きたかった~(笑)
でもここまで今季一気に技術、表現共上げて来るとは思っていなかった(今や2つのプロともちゃんとフィギュアのプロに見えます!)ので、それこそびっくりポポポポン、彼の活躍で4回転時代に加速がついた現状だと思います。
そこに「表現戦士」の昌磨くんがぴったり加わっているし、ベテラン勢も負けじと頑張っていてますます目が離せなくなってる男子フィギュア。
昌磨くんも昨季から続いて大注目ですが、彼はこのお二人にもとても褒められているので、やや誇張しすぎは感じるものの、概ね異論がありません。
現在、プロの見栄え、表現面での一押しは昌磨くん、というのは昨季、今季のプロを見て、私はわからなくはないです。
往々にして、TSLは自国の選手には特に手厳しいと感じていますが、彼らについてはいろいろ細かい情報も身近に入りやすいでしょうし、細かい部分まで注目して見ていて、ケチつけてるようでやはり期待が大変大きい、ということの裏返しのように感じます。
デイブのトランジション一律8点はいまひとつ基準がよくわかりませんが、今の4回転時代に対するちょっと抵抗の表れ??
TSLのこのお二人は音楽、振り付け、つなぎなどにこだわって(確かに彼らの言うところのつなぎというのが何なのかちょっとよくわからないところありますが)技術だけでなく、芸術的な「作品」としても完成度の高いものを求めているのだと思いますが、競技フィギュアは「スポーツ」ですし、元々そこで使われるような曲は音楽的に優れたものや認知度が高いものが多いでしょうし、どれを選んだとしても、今大事なのは、やはり試合に勝つためにDa Capoさんがおっしゃるように、戦略的に強いプロだと思います。
ショーではなく一点を争う4回転時代の試合で、点数が出せるもの。状況に合わせて変更やリカバリーなどもしやすいもの、等々。
プロ選びの重要性は増したようにも思います。
これだけジャンプを組み込まなければならなくなると、トップクラス選手ではこれまでとは選ばれる曲の傾向も変わる可能性もあるかもしれないですね。
そう言った意味で表現面でも新時代はやってくる可能性もあるかも。(つまらなくなる、ということではないと私は思っています。)
>アジア初の男子五輪金メダリストが試合でプリンスを使うまでになった、歴史的な意義がある( by 88.まりごっくさん)
こちらには同感です。
桔梗さん♪わぁ!昌磨くんの「表現戦士☆彡」素敵なお言葉ですね〜(*゚▽゚*)ますます進化が止まらない昌磨くん!頼もしいですね☆彡
羽生くんのゆづオリジナリティ溢れたプリンスSP♪
ホワイトがパープルになって早5ヶ月。。びっくりぽんなプリンスプロがあれよあれよと仕上げられていって…NHK杯でキュン!GPFでズキュン!と、二段階ノックダウンサプライズ(*゚▽゚*)
羽生くんは、フリーでは「リカバリー戦士☆彡」
今回の4CCではゆづ君には本当にびっくりぽん。心臓がバクバクでした。
繋ぎが盛り沢山なプリンスSPでは、リカバリーは、無理かな…(汗)考える時間が、とても無いですよね、あっというまに終わる濃い内容なので、リカバリーする間が。。ナイ。。カナ。。( ´ ▽ ` )
羽生くん自身が、幸せを感じながら、思いっきり楽しんでくれていたら、それがいちばん一ファンとして幸せです☆彡
舞衣ちゃんは、「シンデレラ天使☆彡」でした(*゚▽゚*)
そして、ネイサン選手。17歳にしては、すご〜く、落ちついていますよね、本当にびっくりでした‼︎改めて本当に、まだ、17歳なの⁉︎と、感じてしまいましたが、後日他の方がUPしていたツイートにて拝見させていただいたのですが、屋外で寝そべってらっしゃって、胸とお腹に左右両側から、二匹の可愛い猫ちゃんが寄り添い横たわっていて、嬉しそうに目を閉じながらお昼寝してるお写真を目にしたとたん。。わぁ可愛い!やっぱり17歳なのね〜って(*゚▽゚*)オフの姿はみなさん氷上とはまったく違うのですよね〜新鮮☆彡清々しく良いなぁって、感じました♪
試合になると、姿勢も目線もキリリっとして、まったく別人になってしまうスケーターの皆さん。魅力満載です(*´︶`*)☆彡
お身体にお気をつけて、みなさんお元気な姿でお会いしたいです!またワールドも楽しみにしています( ´ ▽ ` )
92. ゆづりん♪さん
先日読んだ雑誌のインタビューで、羽生選手ご自身がSPは忙しくて大変、みたいなことを仰っていました。
スケートの高難度技術に加えて本当に振り付けそのものがギューギューに詰め込まれて短い時間の中で次から次へと違うことをしている感じで。あの中にクワドや3A入れるのですから人間離れしていると感じます。
見ているほうは本当に濃密な世界に圧倒されてしまいますよね。
私もSPの方でのリカバリーは難しいと思います。
なので、今季のSPは曲の流れもテンポも全く違ったHope&Legacyとはとても良く考えられた組み合わせ、と感じています。
デイブもジョナサンも、各選手の2つのプロを切り離して考えずに、どの選手に対してもセットとして見てくれないかなあ、とかちょっと感じています!
だって試合はあくまで両方の合計点で決まるのですし・・
セットで考えた時に彼らが高く評価するのはどの選手のプロなのかな?
>姿勢も目線もキリリっとして、まったく別人になってしまうスケーターの皆さん。魅力満載です(*´︶`*)☆彡
本当にそう!!ワールドでもギャップ大賞は誰でしょう?
よーく観察しましょうね、なんて・・(笑)
TSLに勝るとも劣らない皆さんの本音トーク、とても楽しく拝見していますw 拙訳を読んで下さり、労いの言葉をかけて下さった方々に感謝します。
女子トップ3の部分を訳してみました。長洲未来、三原舞依、ガブリエル・デールマンについて話しています。
意訳、省略ありです。修正、補足など歓迎です。
D=デイヴ、J=ジョナサン
SS=スケート技術、TR=要素のつなぎ、PE=動作/身のこなし、
CH=振り付け/構成、IN=曲の解釈
*****
ミライ・ナガス
D: ミライの復活は嬉しいし四大陸では良い滑りを見せたと思うが、構成点は出せなかった。女子はプログラムの内容が薄く、ほとんど曲の好みで選ぶ事態になっている。
J: 女子は役者がそろってないからね。
D: ミライにTRは7.00しか出せなかった。つなぎを省いていたから。つなぎが不足なく妥当なら、一律7.5をつけることにしている。「妥当」なんてトップ選手にはNGだけど。だがプログラム構成は皆同じ。ミライは三原やガブリエル・デールマンに劣ると思った。TRはミライが特に弱いと感じたので7.00にした。
J: 僕も7.00。TRの項目に書いたメモは「(つなぎが)無し」(笑)。
D: SSは8.00。スピードがあった。エッジも膝ももっと深く使えたと思う。身のこなしはとても良い。だが、ミライはこれまでにスケート技術をもっと磨いておくべきだった。キム・ヨナのような高い得点は出せない。8.00は甘い採点だと思う。
J: 僕は7.50。両足滑走が多かったから。クロスオーバーばかり。ミライがリンクに出て来た時、2014年のボストン(全米)を思い出した。ジャンプは今大会の方が回り切れているが、その他が犠牲になっている。ミライの目標は一つ。できるだけスピードを上げジャンプを回り切る事。目標は達成したけど、その他が全て疎かになっていた。結果、SSが落ちた。
D: PEは点を出したかった。このプログラムに何かを感じたから。だが良かったのは後半、しかも終盤のみ。ミライは全く上の空だった。身体からエネルギーが溢れるどころか、緊張して無表情。前半は集中していたが緊張もしていた。初めは8.00をつけていたが前半の出来を踏まえ、消して7.75にした。FSで緊張するのは、ここ5、6年ほど問題だ。エキシビションでは素晴らしく魅力的なのに。今大会の演技は良くなかったと思う。
J: 大体同じ。(PEは)8.00をつけた。演技には集中していたと思う。やる気は感じたが、芸術的・美的なものは感じなかった。ミライのためのミライ物語だから広がりが無い。我々ファンは喜ぶけど。
D: ファンにとっては素晴らしい演技だろう。ミライにとっては懐かしい道のりで…。
J: 昔のようにジャンプが成功していたからね。GOEにマイナスがつかなかった。
D: 最初の3分間の曲に対する演技を踏まえ(PEは)7.75にした。CHは8.00。ムードは出してたが、それだけだった。終盤のスパイラルシークエンスは凄く良かった。
J: 僕も全く同じことをメモってある。
D: でも、それ以前につなぎ不足があるので点が出せない。つなぎを入れなきゃ。トム・ザカライセックコーチによく鍛えられていると思う。トムに師事して3年。そろそろ良い演技を見せて欲しい。実力があるのは分かっている。
J: 最後は緊張から解放されて、クライマックスをあれほど盛り上げられるんだから、余計に悔しい。前半は何だった?こんなに出来るのにジャンプにだけ集中して、跳び終えるまで実力を出さなかったの?って。
D: INは7.75。前半に7.00、後半に8.50をつけて平均した(笑)。
J: INは8.00、CHは8.00。
D: 合計は61.60。
J: こちらも61.60(笑)。
D: ビンゴ!(笑)
三原舞依
J: 壁紙に紛れる存在感の無さ。平凡な演技。
D: シフォングリーンの壁紙だね(笑)。
J: このプログラムは…。まず採点表を読み上げよう。SSは8.00。深く膝を曲げ、速度も良い。片足滑走はあまりない。TRは7.50で「妥当」とメモあり。PEは7.75。明確な表現は無し。ボディラインは、まあ悪くない。感じがいい。CHは7.50。「妥当」とメモあり。シニア女子レベルの演技だ。でも全く記憶に残らない。世選から外しても異議はない。まだ僕にとっては、ネーベルホルン杯でたまたま優勝した無名の日本女子選手に過ぎない。この演技は…全く何も感じない。INは7.25。音楽からはムードも何も感じなかった。幼くてジュニアぽいと思った。僕にはダメだった。
D: いい子のようなので悪いんだけど、印象が薄いと思う。SSは7.50。膝の使い方は凄く良いが両足滑走が多い。スパイラルではバランスを崩しかけた。TRは7.00。ジュニアぽいとメモあり。それと、ぎこちない。難しくないつなぎも難しそうだった。PEは7.50。(動作が)曖昧。所作が幼く見えた。CHは7.25。あまり意味のない腕の動き。個性が無く全く記憶に残らない。酷い言い方だよね(口を押える)。テンポの変化に対応していたのでINは7.50。ジャッジの採点よりかなり低い。メダリストの中でPCSは一番低く58.00。
D: 僕は60.80。同じくトップ3中、最下位。点を出す理由が見つからなかった。感じはいいと思う。
J: 全然悪くない。ただ記憶に残らない。
ガブリエル・デールマン
D: ガブリエルのラインが好きじゃないので、点を出したくなかったのに、最高点をつけることに。気前よく点を出した。贅沢なプログラムで、他の選手より曲が合っていると思う。『ラプソディ・イン・ブルー』はパワフルな曲。ガブリエルはパワースケーターなので相性がいい。彼女が体操選手なら床と跳馬が得意だろう。繊細ではないが勢いがある。審美的には好みじゃないが、SSはスピードがあり片足滑走が多かった。他の女子よりTRを高くつけた。ステップも本物。両方向に踏むステップからパックスパイラル、そこからの2A。このジャンプは失敗。2点ほどしかつかなかった。総合的にSSは8.25、TRも8.25、PEは8.50、CHは8.00、INは8.25。8点が並ぶ、8.00から8.25あたりのスケーターだと思った。
J: SSは8.50。氷上でのパワーがすごい。TRは7.50。つなぎは基本的。複雑で質の高いものは無かったが、ちゃんと入れていた。衣装違反の減点はどこに付ければ?スカートの後ろ部分が透けているのがまだ直ってないけど。
D: 総合得点からの減点だから、形の上では両方から半分ずつ減点になる。いい質問だ。減点1。
J: 身のこなしは良く、表現も明確。初めは覇気があったが、途中から守りに入ったようだ。守りの演技は見たいと思わない。身体はよく動いていたが、感情を込めて知的に動けていたとは思わない。CHは8.25。独創性やおもしろみは感じず、曲に乗っているようにも感じなかった。3S+2Aのシークエンス、その後のステップシークエンスの配置は音楽によく合っていた。でもこれは『ラプソディ・イン・ブルー』。『ファンタジア2000』を観るといい。サウンドトラックが動きにハマっている。今回の演技以上に音楽と動作を合わせないと。それでも68.80をつけた。
D: 僕は66.00。厳しい事を言うけど、これが精いっぱいの演技だと思う。
J: だね。4Tを入れない限り。いや入れない方がいいね(笑)。
D: オズモンドなら調子が良ければジャンプを降りるだろうけど。
*****
以上です。3人とも厳しい内容になっています。特にデイヴは三原選手の演技を受け付けなかったもよう。宮原選手も初めは受け付けなくてこき下ろしていたデイヴですが、今ではすっかりファンになっています。三原選手への評価がこれからどう変わるのかちょっと楽しみです。
お詫びと訂正です。
三原舞依選手の部分ですが、DとJがほぼ全部逆になっています(><)。最初の発言者はD。上からD,J,D,J,D,Jです。最後のD,Jは合ってます。
FSF様、いつも大変なご尽力をいただきまして、ありがとうございます。
D,J の順ですね、了解です、本当に、お二人の軽快に繰り広げられるトークはD.Jさながらですね〜びっくりぽんです。
私も、FSF様と同じく、これからの三原選手がとても楽しみです(*゚▽゚*)
透明感のある清々しい三原選手の演技とても好きです☆彡スピードに乗ったジャンプも!何より彼女の氷上で繰り広げられる爽やかな演技やフレッシュな笑顔は心がとても癒されます♡
FSF様、男子に引き続き女子の部分も訳して下さり、本当にありがとうございます。
とても興味深く読ませて頂きました。 😀
舞依ちゃんについて
>悪くないけど記憶に残らない・・・等。
まだこれからです ❗ 今はこの程度の印象かもしれませんが、
宮原さんのように、きっと魅了される日が来ます♪
>世選から外しても異議はない・・・。には異議あり
舞依ちゃんは、期待の新星ですから☆
三原さんのスケーティングなんてジュニアとかシニアとか関係なく、見ていて伸びやかで気持ちよくて、それだけでも私は十分心に響いたり記憶に残ったりしますが、こちらのお二人は演技全体どの部分にも何か強烈なインパクトとか華やかさのようなものを常に求めているのかな?
もしかして彼らの意味する「つなぎ」も単に技術のことを言っているのではなくて、そこがプロ自体にどう活かされて印象的であるか、ということを上半身の振り付けなどまで含めて言っているのでしょうか?
ジョナサンはオペラ歌手なので、人前で演技をするなら「技術」的なことはできて当然、技術がなければ問題外、というように根本的に考えているところがあるのかもしれないと感じます。
私などは研ぎ澄まされた技術というのは、プログラムと関係なく、それ単体でも美を感じます(たとえばパトリックのスケーティングとか羽生選手の3Aとか。)し、GOEで+点がつくようなクワドなどは演技に一本入っただけでも非常に印象が強く、プロ全体が引き締まって忘れられないようなものになります。
でも、フィギュアスケートという特殊なスポーツの個性や美しさ、ということを考えると、やはりPCSの5項目は非常に大事な部分でもあり、77.のコメではPCS偏重主義、などという言葉も使ってしまいましたが、やはり2つのプロを通じて、技術点、構成点、両方がバランス良く稼げる選手が4回転時代であっても、最終的に試合で強いとともに、多くの人々の心に「フィギュア」ならではの感動を与える演技をしてくれるのかな、と期待もこめて思っています。
個人的にはGOEとPCSの関係性には興味があります。よく言われるように最終的にはSSが低いような選手がきれいな4回転が跳べるようになる、ということもあまり考えられませんし。
一見あまり関係なく個人の感じ方も異なりそうなPEやINなども一つ一つの技術要素の出来次第でかなり印象が異なってくるように思いますし。
ところで、女子もいよいよ今後3A→クワド時代に突入して行くのでしょうか??このお二人などはあまり歓迎ではないのかな?
でも停滞してては記録更新ならず、というスポーツの側面を考えると進化は止められないかな・・
ISUのホムペを見ていて気付きましたが、今季(2016年-2017年)からファイブコンポーネンツの名称が一部変更されていました。SS、TR、PE、CH、INのうちPE、CH、INが変更。気づかずに変更前のまま訳してしまいましたので、下記の通り訂正します。
PE=動作/身のこなし→PE=演技
PE(Performance/Execution)からPE(Performance)に変更されました。
CH=振り付け/構成→CO=構成
CH(Choreography)からCO(Composition)に。
IN=音楽の解釈
IN(Interpretation)からIN(Interpretation of the Music)に。日本語はそのまま。
ソース:
http://www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/comm2014j.pdf
ちなみにデイヴとジョナサンはトークの中でChoreography(CH)ではなく、Composition(CO)と言っていました。私は自動的にCHにしちゃいましたが(><)、彼らはちゃんと変更に対応していました。ISUハンドブックやコミュニケーションをきっちりチェックしているのですね。
TSLは何を基準にジャッジしたのだろう?という疑問についてですが、ISUハンドブックを基準にしていると思います。下記に挙げるシングルの構成点判定基準と二人のトーク内容を照らし合わせてみると分かります。
SS=スケート技術
・深いエッジ,ステップおよびターンの利用
・バランス,リズミカルな膝の動き,足運びの正確さ
・流れと滑り
・パワー,スピード,加減速の多様な利用
・あらゆる方向へのスケーティングの利用
・片足でのスケーティングの利用
TR=つなぎ
・ある要素から別の要素への動作の連続性
・多様さ
・難しさ
・質
PE=演技
・体の動き,感情の表現,知性の表出および投射
・身のこなしと動作の明確さ
・動作とエネルギーの多様さとめりはり
・個性/人柄
CO=構成
・目的(アイデア,コンセプト,ビジョン,雰囲気)
・パターン/氷面の十分な利用
・空間の多次元的な利用と動作のデザイン
・フレージングと形式(動作および部分が音楽のフレーズに合っていること)
・構成の独創性
IN=音楽の解釈
・音楽(タイミング)にあった動作とステップ
・音楽の特徴/感情の表現,およびはっきりと識別できるときにはリズムの表現
・音楽の細部とニュアンスを反映するフィネス*の利用
*フィネスとは,スケーターによる音楽の細部とニュアンスの動作を通じた技巧的かつ洗練された取り扱いのことである.これはスケーターに固有のものであり,音楽および構成に対する内部の感情を示している.ニュアンスとは,作曲者や奏者が音楽の音の強さやテンポや強弱に繊細な変化をもたらすための個性的な手法である.
ソース: http://www.jsfresults.com/data/index.htm
彼らは、これらの項目に触れながら採点していますね。採点に納得できるかどうかは別の話ですが。
FSFさん、
ISUハンドブック、最新のPCS5項目の基準のご提示ありがとうございます。
そうですよね、これだけ好きなことがはっきり言える、ということは最新の基準やガイドラインはまずしっかり押さえている、ということですね。
SSについては、エッジの深さ、スピード、膝の使い方、片足か両足か、などには話の中でよく触れているし、PEについては、知性や動作の明確さ、などということも言っていますね。
SS全体やCOの、パターン/氷面の十分な利用などについては、かなり客観的な基準、と感じるのですが、一方PEやINにはやはり主観的な基準が入り込む余地がかなりあるように感じます。
見た目の「印象」というのが大きく関わることを考えると、やはり技術面での出来具合も非常に大事かもしれない、と思います。
個性、人柄・・って?!個性はともかく、人柄ってどうやってわかるの?もちろんお友達じゃないのですから、笑顔の表情、とかで見るのでしょうか?というより、あくまでもそのプロに合ってるような人柄に見えるか、ということなのかな?
でも衣装、とかスタイルの良さ、などは明確には入っていませんね。
TRに関しては、どれくらい主観的要素が入るかよくわからない感じはしますが、連続性、ということではやはり見ていて心地よい「流れ」のようなものが重要で、足元のことだけではなくやはり体全体の使い方、ということなのでしょうか?
こうして改めて具体的な基準をながめてみると、フィギュアスケートでは、「音楽」・・その解釈や表し方というものが、リズムの取り方や曲に合った感情表現を含め非常に重要視され、細部まで求められているということがよくわかります。
うーん、やはりつくづく特殊で不思議で面白い「スポーツ」と改めて実感!
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