TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーとLa Scheuが2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
台湾台北市開催、2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権の大会情報、出場選手&結果&動画リンク。女子シングルはアリーナ・ザギトワ(ロシア)が優勝、本田真凜2位、坂本花織3位、白岩優奈5位。男子シングルはヴィンセント・ジョウ(米国)が優勝、友野一希9位、島田高志郎14位。
(坂本花織:19分35秒辺り~、本田真凜28分20秒辺り~、世界選手権日本代表チームについて40分40秒辺り~)
“TSL 世界ジュニア選手権2017のおさらい (2017/3/21-英語)” への29件のコメント
どなたか 訳して頂けますか。
お願いします。
要するにデビットは真凛ちゃんが大好きだと。
音声が悪くてよくわからないところも多かったけれど、まあオタクが好き放題言っている感じで、それほど聞くべきところはない様な気が・・・・。
真凜ちゃんの大ファンみたいですね。
ちょっと引くぐらい(笑)
佐藤有香のスケーティングスキルとクワンのスターパワー。
ロミジュリのプロも大絶賛です。
デイブはジェフの大ファンでもあるので。
ここ数年で見たことないくらいのスケートとか。
まぁでも海外サイトでも、デイブほどロミジュリ賛辞はないですね。
もちろん、真凜ちゃん自身はすばらしいスケーターとの評価です!
デイヴィットには、坂本選手はあまり魅力的には感じられなかったようで、ちょっと残念。
体の線の硬さとかが気になるようですね。
まあ以前から彼は女子フィギュアに対しては華やかさを重視してる感じですね。
でもラシェウさんは滑りの良さはザキトワよりシニアらしいとフォローされてますが。
ラは、ロミジュリの振り付けにオリジナリティがないと言ってますね。これは真凜ちゃんというより、振り付けたバトルの問題ですが。その辺はザギトワの方がいいと。しかし総じてザギトワのPCSでの評価は断トツに低いのね。
デイブほどではないにせよ、西側欧米のサイトでの評価は総じて真凜>>ザギトワ。日本人がザギトワを褒めるのがウソのよう(日本ではザギトワは美人というけど、欧米人的にはそうでもないし)。基本的に西側はバランスのとれたプログラムの方が好きで、後半ジャンプ固めや繫ぎだらけのものを良しとしないのでしょうが、何より、日本人が真凜ちゃんのことをマスコミごり押しのフィルターのせいで素直に評価しない人が多いように、西側諸国はロシアのひたすら得点取りを重視し、選手は使い捨てのやり方を常々憎々しく思っていて、初めからザギトワの凄さ(エテリ)を認める気はないという感じなのかな。
坂本さんのスケーティングがシニアと評価されたのはホッとしました。他所の解説だけど、ファイナルの時はジュニアでもシニアでもなく中途半端と言われていたので。
ロミジュリはいろんな人が今まで使っていた曲だから新鮮味が感じられないのでしょう。トゥーランドットやボレロもそうだけど、プログラムとして使うと、退屈と思う人は多いそうです。
特に欧米の人から評価されるのは、やはりあまり聞いたことがないような曲のようです。
デイブのコメントって主に英語圏に属するスケートファンの一般的な見方とも必ずしも合致していない気がします。
GSにアカウントを持っているので結構読んでいるのですが、本田さんのロミジュリに対しては絶賛して泣いてしまったと言う人から、うーむ、此れといって何も感じないと言う人まで様々、逆に坂本さんに関しては、彼女に関するコメントをした人がおしなべてジャンプ、スキルを賞賛していた気がします。ベーシックなスキルがきちんとしている人は好感が持たれるなぁとの印象でした。
ただ、確かにザキトワさんを手放しで褒めている人はあまりいなくて(別に批判が多いとは全く感じませんでしたが、)人気は感じないとは思いましたが。
ジェニファー・カークが抜けてからTSLは単なる嗜好の偏ったスケオタが
選手や関係者に対して好き勝手言っているだけになってきているように感じます
私のTLでもあまりに偏見とルールを無視した評価なのでもう訳さないと宣言される方多数で・・・
素人の寸評に意味があると思うか思わないかは人それぞれなので仕方がないでしょう
TSLのFacebookにあったEmily Tuttle(振付師?)がつけた女子のPCS
SS TR PE CO IN
ザギトワ 7.25 7.00 7.25 6.75 7.25
本田 8.5 8.5 8.75 9.25 9.25
坂本 7.00 6.5 6.5 6.5 7.00
ウンスー 7.0 8.5 6.75 6.5 6.75
本田選手の評価はデイブ並み…
非英語圏のところのも含めると、坂本選手、ウンスリム選手のことは思っていたよりずっと良かったという感じで、本田選手のPCSはもっと高くていいという意見が多い。というか、本田選手の演技がどうこうより、現行の採点システムへの不満噴出って感じ?今回も海外の現役スケーターとみられるツイの中に「これで(本田選手の演技)勝てないなら、もう芸術性の高さで勝てる望みはない」というのも見受けられました。
参考までに、好き嫌いが分かれるハーシュの本田選手についてのツイ
“OMG Marin Honda (JPN) at jr worlds FS. Seamless, incredible flow out of jumps, ethereal. ” “Have just watched Marin Honda program 5 times. Utterly spellbinding. Most beautiful skating I have seen all year. Comp scores WAY too low”「シームレスで、ジャンプからの流れといいこの世のものと思えないほど美しく今シーズン見たスケートの中で最高。PCSは不当に低すぎる」
ハーシュの評価を引用したジャック・ギャラガーのJT記事
“Flawed system cost Honda second world junior title”(欠陥のある採点システムが本田の二連覇を犠牲にした)
ロシアの新体操と雑なスケーティングの演技は、見ていてあきる。自分的には、村上佳菜子を見ている感じ。ただし、今季のトップスケーターの中では、ポゴリラヤは見ていて他のロシアのスケーターと違う印象をうけます。あと、リプニツカヤも、だいぶ演技が変わったと思います。他はだめですね。
TSLのおさらい会はフリーのPCSについてです。TES、GOEや、それを加えた総合順位に関してどう考えていたかは分かりません。
デーブがペトロフをかなり買っていたのは面白かった(他の2人はアリエフ)。私も今季かなり期待していたのですが、シナトラの曲が古臭すぎて見る気になれなかった。衣装も格好良さが足りなくて。ジョナサンの言っていた「本気で踊ってない」に同感です。
来季は彼の年齢に似合ったプロをお願いしたいです。
アリエフ君はフリーのプログラムを変えたのが良かったかな。
今回は、デイヴ、ジョナサン、ラーの三人によるレビューです。四大陸と同様、各自がフリーの採点を行い(構成点のみ)、上位4名について語っています。女子シングルの部分のみ訳してみました。ご参考までに…。対話形式ですが雑談はできるだけ省き、まとめました。意訳ありです。修正、補足など歓迎です。
D=デイヴ、J=ジョナサン、L=ラー
SS=スケート技術、TR=要素のつなぎ、PE=演技、
CO=構成、IN=音楽の解釈
*****
イム・ウンス
D: 平昌へ向け人気上昇中。『ミス・サイゴン』は、おもしろい選曲。
J: 選曲は良い。ヘリコプターの曲でスピンを入れたのが気になった。
D: ヘリコプターの曲でスピン。そのまま過ぎ(笑)。
J: ヘリコプターの曲が不自然に長い。ヘリのイメージを使い過ぎ。
L: 曲のカットが良くない。繋がっていない。
D: 編集がつたない。
L: 知らない振付師だったけど…。
D: 振り付けはシン・イェジとアレックス・チャン。どちらがどのプロをやったのかは分からない。イム・ウンスはスタイルの良い美人。プレゼンも良く、解釈もできる。こんなに力のある選手には、もっと良プロが必要。SSは他の選手と比べスピードがある。オープニングのコンピネーションはキム・ヨナを彷彿させる。スピードがあり、表現もいい。手足が長く細身だが、ラインはいまいち。バレエを習えば、もっと伸びやかになると思う。SSは8.00。
J: スピードはあるけどクロスオーバーに頼ってはだめ。クロスオーバーで速度を上げていて、両足滑走が多い。評価基準に従い多方向へ滑っていたのは良い。エッジもしっかりしていた。SSは7.00。
L: 私はその中間で7.25。二人に同意。流れがありラインも良い。手足は伸びているけど、トゥまで神経が行き届いていない。
D: TRは7.5。上位女子の平均点。素晴らしくはなかったけど、まあ良かった。
J: クロスオーバーの多用が気になった。漕いだ数を正確に数えたわけじゃないが。ジャッジも数えていない。メモから顔を上げる度にクロスオーバーだった。僕の採点は…6.25(笑)。ジャッジの一人、アナスタシア・マカロワは8.00をつけていた。信じられない。
D: 7.50をつけた僕とマカロワは、目の付け所が同じだったんだね(笑)。
L: 私も6.25。つなぎが薄い。クロスオーバーが非常に多い。クロス以外は、スリーターンなど簡単な滑り。ロッカーやチョクトウ、カウンターなど難しいターンが無く、バラエティーに欠けていた。
J: 複雑なつなぎが無かったってことだね。
L: そう。それとジャンプ着氷後のハーフクロスオーバーからのハーフバッククロスオーバー。あれは酷い。あれが一番下手だったサラ・ヒューズを思い出す。
D: 後方へのクロスだね。PEは7.0。長所は多いけど、最大の見せ場のスパイラルからのLzで転倒したので点に響いた。手足をもっと伸ばして欲しい。ヴィンセント・ゾウを矯正したキャサリン・ヒルに習うといい。ヴィンセントをトム・ザカライセックコーチのインターメディエイトクラスから世界ジュニアチャンピオンに育てた。
J: 僕は7.25。よくある綺麗なポーズで絵になっているが感情が伴っていない感じ。いい演技だが迫って来なかった。
L: 6.50。部分的に投射していたけど、演技中ほとんど下を向いていた。要素に入る前は特に。下を向いていない時、目はボードの高さにあり、観客を見上げることはなかった。
D: COは7.50。頑張っていた。振り付けは安っぽく感じたが、ウンスは懸命に演じていた。ただ、このジェスチャー(胸の前で両手を合わせる)をいちいちジャンプの前後に入れるのは頂けない。文化に関係なく。
J: 僕は7.00。ヘリコプタースピンは少々トラウマ。2A+3Tの配置は音楽に合っていて良いタイミングで跳んでいた。だがデュエットがクレシェンドで絶頂に達した時、ウンスがしていたのはクロスオーバー。プログラムのクライマックスが要素のつなぎでは…。
L: 同じく7.00。ポジションを維持して欲しい。全くキープできていない。
D: INは最高点をつけた。ただ、曲の構成は気に入らない。特に最後。「曲が悪い」と下線つきでメモしてある。INは8.25。曲が悪くてもよく解釈し表現している。
J: 僕は7.00。ムードは捉えている。だが曲の変調、例えばシロフォンでタラララ…とリズムが大きく変わるところに反応していなかった。
D: ヘリコプターの場面をウンスはどう解釈したのかな?
J: 分からない。愛情表現を手話で「アイラブユー」と振り付けるような違和感があった。
L: 6.75。ウンスはこのプログラム以上に良いスケーターだと思う。
D: 全く同意。アシュリー・ワグナーには悪いけど、来季はウンスに『ラ・ラ・ランド』を滑って欲しい。
L: お金を出してでも引き抜いて米国代表になって欲しいくらい。
坂本花織
D: 彼女のジャッジは難しい。まさにこれ!という要素が無い。本郷理華と違い姿勢は悪くないが、背中が硬い。膝やエッジの使い方は良い。色々入れていたが、惹かれなかった。
J: 全日本ではあまり記憶に残らなかった。プログラムが思い出せなかったくらい。今回、PCSを高くつけ過ぎたかも。あとで見直したら点が甘く感じた。もっと見直していれば厳しくつけたと思う。
L: スカートの形が悪い。品はある。
D: 手足や首を長く見せなきゃ。スケート靴は覆ってシルエットをすっきりさせて。
L: このプロには感動しなかった。
D: エッジはかなり深く、ジャンプは大きい。色んな技を見せていた。滑りが綺麗だからSSとTRは8.00。ただ、特別じゃない。
J: 僕もSSは8.00。膝やエッジの使い方などがいい。バリエーションが多かったのでTRは7.50。
L: SSは7.75。エッジの流れが良いのは同意。スムーズで、まるでシニア。ザギトワよりずっとシニアぽい。参加選手の中でシニア女子に見えたのは、本田と坂本。TRは6.50。つなぎはシンプルだった。これは私の問題なんだけど、TRはジェイソン・ブラウン、SSはパトリック・チャンをついお手本に思い浮かべてしまう。だから、もの足りなく感じる。坂本は綺麗なスリーターンからLoや2Aを跳んでたけど、それだけ。
D: 当日ご機嫌だった僕は、全員に採点が甘くなりインフレ気味。PEは7.25。背中が硬いけど、全体的にクリーンで気持ちの良い演技。曲に合わせた背中の演技が無く、感情がこもらない。身体が音楽に反応していない。シンクロスケーティングに向いていると思う。エッジのタイミングを巧く合わせられるだろう。16人の中の一人ならいいけど、スターじゃないと思う。補欠が限度じゃないかな。
J: (PEは)7.50。動きにバラエティーがあり姿勢もいい。だが見ているうちにだんだん素っ気なく感じ、興味を失った。
L: 7.50。もっと表情が欲しい。
D: PEは意見が一致した。振り付け通り演じようとしているけど、解釈ができてない。振付師は洗練されたシニア構成にしたようだけど。COは7.50か7.75で迷ったが7.75にした。ウンスより質が高いと思ったので。
J: 7.25。(リンク)カバー率はいいが、手の動きが不安定。手や腕が生き生きとした美しいポジションもあれば、だらりと死んでいたり。
L: 同じくCOは7.25。INも7.25。奇麗だけど超平凡なプログラムに思えた。INは誰も似たり寄ったり。
D: 僕もINは7.25。
J: 同じく。平凡かな。
D: だね。すごくシフォングリーンだ。総合点はイム・ウンスと同じ61.20.
J: デイヴは二人ともジャッジより上につけたね。
D: 気分が良かったからね。でも差はつけた。
J: イム・ウンスは55.00でジャッジより少し下。坂本は60.40でジャッジと大体同じ。
L: 私は54.00と…57.60.
本田真凛
D: 『ロミオとジュリエット』は全てが良かった。女子の中では、ここ3-4年で一番好きなプログラム。膝が柔らかく、滑らかな滑り。ベストコスチュームに推薦する。SSは8.5。ジャンプの入りも出も良い。スケート技術の高さが全てのジャンプを引き立たせている。着氷が柔らかく、抒情的。僕ならアイスショーやCMにどんどん出すね。身のこなしを始め、全てが純粋無垢。
J: SSは8.25。柔らかく華麗に流れる滑り、片足滑走、エッジの傾きも美しい。
L: 8.00。私がつけたSSでは最高点。とても自然な動き。真凛を観るのは大好き。ただクロスオーバーは両足とも氷をもっと押し切った方がいいと思う。足を上げず、氷に残したままフォアクロスに入っている。それ以外は素晴らしい。
D: TRは8.50。最高難度のつなぎではないが、全てクリーンで極めて質が高かった。
J: 僕は8.00。クロスオーバーが目立った。でも色々つなぎを入れていた。
L: 7.50。フットワークシークエンスは誰よりもずっと難度が高かった。3Sにつなぐシークエンスは、片足で入り片足で出ている。素晴らしい。Loへのシークエンスで足を上げた技の名前は分からない…。
D: Loを跳ぶ前のケリガン風スパイラルだね。
L: 踵を持っていた技ね。名前は無いと思う。体操だと技には全部名前がついてるけど。でもクロスオーバーが目立ち、他はつなぎが薄かった。ジャンプのつなぎは半分がクロスオーバー。
D: 僕はPEが最も加点・減点の振れ幅が大きい。ここから僕の真凛愛が炸裂。PEは9.00。全てが純粋。佐藤有香のクオリティとミシェル・クワンのスターパワー。究極のパフォーマンスだ。
J: 僕は8.50。「ミシェル・クワンの手」とメモしてある。指の使い方がミシェルを彷彿させる。だが、中途半端な動作もあった。例えばランジ。サッとおざなりにやっていた。彼女なら、どれも最高の技ができるはず。オープニングのポーズももっとビシッと決められる。だがPEの要である身のこなしは、ほぼ一貫して良かった。
L: 同じく8.50。魅了された。演技に引き込まれ目が離せなかったのは、真凛だけ。
D: COは凄く高い。9.50。最高だった。フットワークがプログラムを引き立てた。フットワークシークエンスの振り付けが音楽にぴったり合っていたのは、このプロだけ。ステップさえ音楽とタイミングが合っていた。プロ全体が終始なめらか。真凛のCOに最高得点をつけたが、本当に素晴らしい振り付けだと思った。
J: 僕は8.50。採点基準にあるように、全ての動作が「目的」を持っている。動作に気持ちが込められ、どのステップも無駄が無い。あるのは解釈に必要なだけの動き。僕の好きな基準(笑)「個人的および公的空間の利用」もクリア。繊細に投射している。曲をフレーズで区切り、壮大な舞のセンテンスを作り出す。まるで真央の舞のようだ。エミリー・タトルは、「真凛はさらに良い」と指摘している。小さい細切れの動作ではなく、大きな動作で振付を際立たせている。
L: 二人の意見に同意するけど、私は7.00。すごく良かったけど…解釈の問題かな…やはり平凡に感じた。真凛独特の動きが無い。彼女のためだけに創リ出された動きが。誰が演じてもいい振り付け。とは言え、誰も真凛ほど巧く演じられるとは思わないけど。動作、音楽、振り付けに独創性が無い。真凛の個性を引き出すプロじゃない。創造性も独自性も無い。真凛は美しいスケーターだし、とても巧く演じているけど。
D: 振付はジェフ・バトルだね。
J: この先、より真凛を象徴するプロができる。そのポテンシャルが真凛にあるのは同意。でもこのプロはシニアと同格だと思う。
D: 僕は独創的なプロだと思った。ラーの意見は頷ける点もあるけど、その評価はFSよりもSPにふさわしいと思う。『スマイル』は、かなり平凡に感じた。ツインテールも減点(笑)。ジェフは良プロを作ったと僕は思う。意見の相違だね。だから最高点と最低点は切り落とし、平均値を出す採点システムなんだ。INはPEと同じく9.00。音楽の解釈はとても良い。もっとエネルギッシュな真凛の演技を観たことがあるけど、ジュニアレベルでは群を抜いていた。ザギトワの演技直後に真凛の演技を観て、真凛にはもっと高得点がふさわしいと思った。
J: 僕は8.50。今大会の誰よりも自然体で巧み。ニュアンスも伝わった。もっと奥深い曲の解釈ができたと思うが、音楽のムードに合わせて真凛のムードも変化していたのは良い。これは採点基準の一つだ。ところで四番のジャッジ、ヤナ・バゥディソバって誰?真凛に酷く低い点をつけている。
L: 私は8.00。すごく良かった。とても美しい。ただ、ユニークさが欲しい。真凛はユニークなスケーターだから。真凛だけの動き、真凛だけのプロが欲しい。
D: 聞こえたかい?ジェフ。真凛は来季、五輪に出るだろう。そして勝たなきゃならない。メドベデワやザキトワとの激戦になる。ユニークな動作が必要だ。「これぞ本田真凛!」とラーに言わせてくれ。
L: (小声で)真凛の方が上よ。
J: 真凛の実力はこんなものじゃないとラーは言いたかったんだね。
D: ちゃんとジャッジすれば、いま世界一の女子は真凛だと思う。氷上で縄跳びの9-11プロより、ずっと洗練されているし才能もある。真凛は記憶に残るスケーター。ロシアの女子は集団で記憶に残るだろう。スタイルが似通っているし、独創性に欠けるから。
J: 真凛のためには五輪開催が2019年だったら良かったと思う。
D: 同感。
J: 真央が世界フィギュア選手権から外れたので、真凛を入れて欲しいけど若すぎてだめだね?
D: そう。米国女子同様、日本は3枠確保が怪しくなった。世選出場は本郷理華、三原舞依、樋口新葉。3枠か2枠かは他の選手の結果など色んな要素に左右される。日本女子代表メンバーは世選で突出した存在とは言えない。日本女子に枠取りの危機なんておかしな話だけど、スター選手が不在なのであり得る。採点がどうなるか興味深い。ジュニアの真凛は全日本では全く大目に見てもらえなかったからね。
D: 真凛の総合点は、71.20。僕の最高点。一番低いのはウンス。ランキングと差別化が肝心。
J: 僕は66.80。それでもジャッジより4点以上高い。
D: 今大会、ジャッジは全く仕事をしていない。ジュニアスケーターを差別化していない。みんな線引きを恐れている。僕が依頼を受けてはるばる台北まで行くなら、きっちり審判を務めるけどね。
L: 私は62.40。
アリーナ・ザギトワ
D: 「プログラム前半が退屈すぎる」という意見がある。『ドン・キホーテ』を演じているだけで「少女キトリ」だの「少女キトリのヴァリエーション」だの言う人もいる。バレエのユースグランプリを観た僕の感想はこうだ。バレリーナの少女キトリ達はザギトワよりラインや姿勢が綺麗。解釈のレベルもずっと高い。ザギトワの『ドン・キホーテ』はあらゆるレベルで安っぽい。ここ2-3シーズン、ずっとジャンプにだけ集中していたのだろう。
J: 全体的な印象としては、後半にジャンプ諸々、詰め込んでいるので前半の得点源はPCSのみ。つまり後半にジャンプを固めボーナス点を稼げる反面、前半はPCSを徹底的にチェックされるプロだ。
L: エッジが浅い。思い切り反論されるだろうけど…曲につけた動きは本田よりザギトワの方がユニークだと思った。
D: ユニークにお粗末ってこと?(笑)
L: 音楽に対してユニークってこと!ハッとさせられる動き。9-11の縄跳びは平凡から逸脱したユニークさがある。他のスケーターには無いユニークな動き。
D: ザギトワはエネルギッシュだと思う。でも姿勢やラインが…。脚がしっかり伸びずに曲がっている。伸びやかさが無く姿勢も悪い。バレエ曲を選んだのはまずかった。彼女の弱点が全て強調される。前半がスケーティング以外何も無いのもそう。
J; チュチュを着けたプロが少し復活してるね。以前、オクサナ・バイウルやロシアのアイスダンスペアが着ていた。黒鳥のドレスが美しかった。バレエの衣装を着ていると本物のバレエを見ているような気にさせられる。衣装のトリックだ。
D: オクサナや(エレーナ)イリニフのバレエプロは長所が引き立った。伸びやかさ、ライン、バレエの素養など。だがザギトワのプロはハロウィン衣装の振り付けのよう。SSは7.75。本田真凛には8.50をつけた。ザギトワはスピードがあるがエッジが浅い。ロッカーやチョクトウを入れる力はあっても、特に良い出来ではなかった。TRは7.75。後半を盛っているので技を入れる余裕が無い。クロスオーバーばかりで繋ぎが薄い。PEとCOは7.50、7.50。僕にしては低い。INは7.75。活気はあったけど曲の解釈が弱く独創性に欠ける。
J: SSはスピードがあり力を見せたので8.00。あまり滑りを見せる暇が無いが、滑りにぎこちなさが見られた。例えばイナバウアー。何の技か分からずビデオを見直した。TRも同じ。ジャンプからジャンプで、つなぎを入れる余裕が無い。7.50をつけた。PEは8.00。エネルギッシュで腕の動きがシャープ。意識して動かしていた。投射できていた。ジャッジのつけたCOの最低点は7.75。僕は6.75をつけた。採点基準に無くて悪いけど、全体のバランスが悪い。均整が取れてない。真凛でフレーズの話をしたが、ザギトワの振り付けは途切れ途切れの要素ばかり。目的無しに気ままに動く。音楽のリズムに乗って動いたり、勝手に動いたり。3、4、8番のジャッジがCOを本田より2.5点も高くザギトワにつけていて不愉快。INは解釈がメロドラマぽい。それに身体の動きが曲に合っていないので7.00。熱くなってごめん(笑)。
L: SSは6.75。エッジが浅い。ポジションがキープできてない。例えばつなぎのスパイラルなど。ラインは良い。腕がバタバタしている。必死に動いていてジュニアぽい。TRは6.00。つなぎが薄過ぎ。後半に盛り過ぎ。PEは8.00。よく投射している。観客に向けたプロ。
J: 「公的空間」だね(笑)。
L: 表情は良いけど、演技が雑。COは7.50。さっきも言ったけど、動きがユニーク。最後までキャラクターになり切っていた。INは7.75。音をよく捉えていると思う。でもとにかく雑。
D: ドンキで手を上げる場面のサラ・ヒューズほどにはタイミングがズレてないね(笑)。サラは必ず外してた。さほど洗練されてなくてバレエ向きとは思えない女子に限って、なぜドンキを選ぶのか不思議だ。ザギトワの総合点は61.60。
L: 57.60。本田より5点ほど低い。
J: 59.60。手遅れだけど、うっかり坂本のPCSをザギトワより高くつけちゃった(笑)。
L: 構成点別に順位を整理してみた。SSは本田が1位。トップ4人中、ザギトワは4位。TRも同じ。PEは本田、ザギトワの順。COとINはザギトワ。
*****
以上です。イム・ウンス選手の評価が高いですね。これからが楽しみな選手の一人です。坂本選手の評価は低すぎると思いました。あの『カラー・パープル』にとても感動したので。ザギトワももっと褒める所があると思うんですが、彼らには不評でしたね。デイヴの「真凛愛」の強さには笑ってしまいましたw あと、ラーが途中で居眠りしてびっくりww そこをカットせずに流すのがTSLらしいです。雑談は省きましたが、ベイエリアに「マリン・ホンダ」という自動車販売店があるとかで盛り上がっていました。
時間がなくて男子は訳せそうにありません。どなたかお願いします。
訳して下さった皆さま、ありがとうございます。
FSF様、大変な長文を貴重なお時間を割いて訳して頂き、本当にありがとうございました。
とても読みやすく、興味深く参考になりました。
翻訳ありがとうございました。
どーでもいいことですが、真凛ちゃんって、スピン、ジャンプしてる顔が、きれい。
私の知ってるかぎり、高橋大輔さんと、二人だけのような気がする。
最近のスロー映像の、画質が良すぎて、寄りすぎだと、かわいそうになっちゃう。
ジャンプ、スピンの再生部分の顔を、遠くからにしたり、ぼかしたり、体だけ映したりって無理なのかしら。
すごく美しい演技のあとだと、気の毒になっちゃう。
選手は気にしてないと思うけど、選手のレベルもあがってるのだから、カメラの技術も、よくなってほしい。
世界ジュニア台乗り二人素晴らしかったですね!
長い長いヒヤリングをありがとうございます。特に、FSFさま、私、日本語のヒヤリングでもこのように忍耐強くできません。
シニア、さとこちゃんは残念でしたが、フィギュアのリンクは必ず何かをもたらしてくれると思います!
FSF様、大変な長文を貴重なお時間を割いて訳して頂き、本当にありがとうございました。
とても読みやすく、興味深く参考になりました。
翻訳ありがとうございます。
私も日本語を聴きとりつつ文字起こしすら難しい。
この3人の選手評価以前に演技をしっかり見てくれているのは
ありがたい。
各選手のジャンプのアップの表情、すごいものがあります。
笑顔でないのが私は胸打たれます。
各選手の動画紹介アップの時の静止表情、これはとびっきり
きれいなものをお願いしたい。90%以上は満足。
この動画には超長いHNはなさそうですが
短い素敵なもので登場願いたい。
このところ意見をそのままHNに使用されてる方が
他スレッドで目立ち始めてます。
固定ではなくほぼ一時的なようですが
ちょっと引っかかってしまうのは私だけ?
かつてTVの番組でやたら長いタイトル表記が
流行った時期を思い出しました。
何でも、気になって、
つついてくる方がいますが、悪意のないものなのなら、スルーすればいいことでは?
あなただけが利用するわけじゃない、いろんな方がいるんですよ。
たぶん最新コメントで「さんより」いらないと書かれた方
同じですよね。真凜ちゃんフリー動画のことかな⁇
内容は問題ないので、気にしなくていいと思います。
たくさんの翻訳ありがとうございますm(__)m
コメントされてる内容に何でも気になって
突っついてる訳ではりません。
どこかへも同じような意見が別の方から出ていて
お話の輪に入って行ければなと思っただけです。
賛同一致でなくとも別の意見もあります~くらいのつもりです。
わかりました。
書き込みを遠慮したいと思います。
23 翻訳神さま
翻訳して下さった方への敬意と感謝が込められたナイスHN!と、
私はそのセンスに感心していました☆
他で時々見られる、本文の書き出しをそのままHNにしたような、長いものには違和感ありますが、これはその類ではないと思います。
どうぞ気にしないで。^^
HNくらいでいろいろ言うのは止めませんか。萎縮して書き込めなくなっちゃうと思います。
内容をちゃんと読めば、荒らしでないことくらいわかりますしね。
皆様、翻訳ありがとうございました。
デイヴのまりんちゃんに対する「女子の中では、ここ3-4年で一番好きなプログラム。」の後、ジョナサンが「真央」と言ってくれたのはうれしかったなぁ。
翻訳してくださった皆様、ありがとうございます。
まりんちゃん、愛されてますね 笑
ところで、コメントの内容であれ、HNに対してであれ、言いたいことがあるのなら当該スレにコメントするのが筋でしょうね。
全く関係ない、そのことが話題にも上っていないスレに、本人不在の中突然話を持ち出すのは、一体何がしたいんだろう?と非常に違和感があります。
誠に申し訳ありません。
HNについてはすでに申しました通り
こちらのスレッドの方達にはいっさい該当しません。
この動画ブログサイト全体に意見をそのまま「長く方」の方が
増えてきたかなとついでに並べてしまいました。
本来ならその「長い意見的な名前」が出たすぐ下に書くべきでした。
例「私はこの選手の演技はとても上手いと思います」さんより
的になるような。
規約ルールにもなさそうなので重ね重ねお詫び申し上げます。
この件はこちらからはすべて終わりにします。失礼しました。
ジュニアの大会の女子シングルだけで50分!
私は本田選手に入ったあたりで挫折したので、翻訳でまとめて頂いて、とてもありがたいです。
今回の採点ごっこは、五輪を目指す選手への、シニアの洗礼ですかね…。
年齢制限で平昌に行けないイム・ウンス選手には親切なのに、坂本選手の前に米代表について5分ほど話してる中で、テネル選手について、よくいる中西部の金髪白人のかんじのいい子、印象が薄くスターでなくて選手として先はない、大学かディズニーのオーディションに行けば、とデイヴがひどい。
ただ、金欠19才が急にシニアで五輪行きを掴むための準備ができるかは、実際きびしい。
その流れで、坂本選手の評価が抑え気味になった可能性も。
基礎はしっかりしてて、あとは仕上げなんだけど、資金が必要。
初見で良い点を付けたものの、そんな状況を考えて厳しめに修正したのかも。
スカートがダサいと言っても、本田選手と同じ衣装屋に頼めとは言ってないんですよね。
オサレ競技なんだから、神戸のオサレ企業がサポートしてくれるといいのにー。
ザギトワ・プロは、バレエよりもサーカスに見える。
シニアでやられたら笑うけど、子供のパーティー衣装のゴージャス版みたいで、ジュニアらしくてかわいい。
ショートはベリーダンス風味だし、ザギトワ選手の父方がタタール系で、スラブ系が主流のロシアではエキゾチック美少女なのを見せながら、勝てるわ話題になるわで、結局はエテリ組の作戦勝ちだったと思う。
ジュニア選手の連覇を煽って生放送なんてどーかと思いましたが、見応えのある試合展開で、本田選手のよい意味での軽いキャラに救われました。
世界に本田選手に救われたい人が多すぎる。
ジェフ・バトルの次回作が楽しみです。
テネル選手に対するディブの批判は全く必要のない醜いものでした。選手の将来は、本人が決めれば良い事で、出場した米女子ジュニア中、良い成績を残した選手に対して失礼だし、職場にも存在する、年取って来た人に対して根拠のない退職を勧めて、若い人を応援する差別と同じです。
私は、他のブログやニュースを見ないので、日本人外の意見を聞きたい時、このサイトのTSLを聞きます。特に国籍で贔屓を出してない所もあるので、、。ポテンシャルのある人が、それに満たない演技をした時に、アメリカ人に対して厳しいのかと思っていましたが、今回のテネル選手に対する部分は違います。ディブさん、人を傷つけない様に気をつけて下さい。
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