カナダ・トロントで練習を公開し、平昌五輪シーズンのフリープログラムを発表した羽生結弦のニュース動画です。
フィギュアスケート14年ソチ五輪金メダリスト羽生結弦(22=ANA)の今季フリープログラムが、15-16年シーズン「SEIMEI」の再演となることが8日(日本時間9日)、カナダ・トロントで行われた公開練習で発表された。既にアイスショーで披露している新ショートプログラム(SP)も14-15、15-16年に使用した「バラード第1番」の再演。五輪でSP、フリーともに過去のプログラムを滑るのは極めて異例。世界最高得点を出した得意の曲で、66年ぶりとなる連覇に挑む。
平安時代の「陰陽師(おんみょうじ)」安倍晴明をテーマとした「SEIMEI」は、自ら選んだ思い入れのあるプログラムだ。狩衣(かりぎぬ)をイメージした衣装に加え、振り付けにも能や狂言を研究して日本の伝統を取り入れた。過去に日本人トップスケーターらも和風プログラムに挑んできたが、国際舞台ではなかなか評価されにくかった。だが、羽生は15年のNHK杯で当時の世界最高得点となる216・07点をマーク。続くグランプリ(GP)ファイナルではさらに219・48点と記録を塗り替え、世界に「和」を認めさせた。
2季前は4回転ジャンプが2種類3本だったが、昨季4回転ループという新たな武器を加え、フリーでは3種類4本が出来るようになった。「SEIMEI」で4回転ジャンプ4本を成功させれば、自ずと技術点は引き上がる。
見慣れたプログラムという懸念について、羽生を指導するブライアン・オーサーコーチ(55)は「それはない」と否定した。「誰が見ても、いいなぁと思うプログラムだし、振り付けも新しくなっている。ただ、レベルを引き上げる必要はある」。2度目の「SEIMEI」をいかに進化させるか。五輪に向けて、新たな挑戦が始まる。
(2017年8月9日掲載 日刊スポーツ「羽生結弦、今季フリーは「SEIMEI」再演に決定」より)
“羽生結弦 平昌五輪シーズンFSプログラム発表「陰陽師」 (2017/8/9-10)” への450件のコメント
通りますさん。
団体戦が全競技後になるというのは本当ですか?
そうなれば色々な心配事も無くなりますよね。
~SPもFSも自分でいられるプログラム~
自分でいられるプログラムがあるって素晴らしい事ですよね
ファンにもそれは感じますよね
OPを控え昨季のポプレガのようにコツコツと積み上げていくのでは
間に合わない、シーズン初頭から高い完成度をみせてアピールしていかなくてはいけないシーズン 特に日本では。
羽生選手は今の現役スケーターの中で一番負荷を抱えている選手だと
自分は思っています
OP金メダリストとしての続行、ライブ中継があり、入退場や控えでも公式練習でも6連でもその一挙手一投足がクローズアップされ、精神状態までも見透かされてしまうような撮影のある日本の過熱環境、マスコミ対応やアイスショー関連、若手の台頭、などなど。
普通ならプレッシャーで押しつぶされてしまうような中
強い精神力で受け入れ跳ね返し挑戦し続けておられます
自分でいられるプログラムが少しでも羽生選手の安息になりチカラを与えてくれていたらいいなと思います
とにかく体調よくOPに出られますように、最高のパフォーマンスが出来ますように(結果はついてくる)と願っています
団体戦に関しては 詳しく知らない方も多いかと思いますので、補足させて頂きます。
(もしも間違っていたら ご指摘下さい。)
直近の世界選手権での成績により、現段階で 日本は男女シングル(男子3枠・女子2枠)以外は五輪の個人出場権がありません。
国別の出場枠をかけた最終選考は、9月末のネーベルホルン杯。アイスダンスとペアはここで個人での出場権(各1枠)の獲得を目指すことになります。
また、五輪の団体戦出場は、次の2つの条件をクリアすると 出場権ありになります。
1) 男女シングル・ペア・アイスダンスのうち、3つ以上のカテゴリーで個人戦の出場権を獲得する
2) 上記の 1)を満たす国のうち、2016ー2017シーズンのチャンピオンシップとGPS(ジュニアGPS含む)の国別合計ポイントで上位から10位までの国
なお、3つのカテゴリーで個人の出場権を得た場合、残り1つのカテゴリーは、もし個人戦に出られる成績ではなくても 団体戦のみの出場が可能です。
(ただし、ミニマムスコアはクリアしなければならない)
つまり、ネーベルホルンでアイスダンスかペアのどちらかが個人戦の出場権を獲得した時点で、日本は団体戦出場権が与えられ、更にその団体戦では4カテゴリーの選手が出場可能になるわけですね。
ここで ミニマムスコアについてですが、アイスダンスの村元哉中&クリス・リード組は問題なし、ペアは 日本国籍カップルの高橋成美&柴田嶺組と 須崎海羽&木原龍一組は、確かいずれも先日のアジアンオープンでミニマムをクリアしたと思います。
(ちなみに、ネーベルホルン杯で枠取りに挑む 須藤すみれ&フランシス・ブードロ=オデ組は、国籍の関係で五輪には出られません。しかし日本所属のペアの中では最も力がありますから、自分達は出られないながら ネーベルホルン杯に派遣されます)
なお、合計ポイントによる出場条件は、日本は既にクリア済みです。
(続いて失礼します)
団体戦は導入自体が新しいので 参考例がソチしかありませんが、同じ色のメダルでも 団体より個人の方が格上というのは、報道を見ても アイスショーでの選手の紹介を見ても 感じますよね。
個人でメダルを狙える位置にいる男女シングル選手は、個人戦を団体戦より優先して欲しい、というのは偽らざるファンの気持ちかも知れません。それは、おそらく羽生選手に限らず 他の選手のファンも同じでしょう。
ただ、選手の心中はどうでしょうか。
ソチでロシア女子のソトニコワ選手は「団体戦に自分が起用されなかったのが悔しくて、個人では絶対にメダルを持ち帰ると決意して挑んだ」と言っていましたから、アスリートならば やはり出たいのかなとも思います。
それに、日本のフィギュアは カップル競技が強くないのは事実ですが、しかし もし実力的に個人の力では出場がかなわないとしても、アスリートならば 団体戦だけでも五輪の舞台に立ちたいと思うのは当然では?
全日本が強化選手だけの大会ではないのと同様、五輪だって 決してメダル候補だけの大会ではありません。
更に、フランシス選手の国籍の為 五輪には出られないとわかっていて、他の日本人カップルの為に枠取りでネーベルホルン杯に派遣される すみオデ組の気持ちを考えてみて欲しい…ちょっと想像するだけで、私など涙が出そうです。
おそらく選手は そういったことを全て理解した上で、皆 今季に勝負をかけている訳ですよ。
世界のトップに登り詰めても あれほど他者へのリスペクトを忘れない羽生選手が、なかなかスポットライトの当たらない そういう選手のことを考えないわけはない…と私は思いますが。
きっと、自分が頑張ることで入賞に貢献できるなら、と 頑張ってしまう性格なのではないか?と 私の目には映ります。
とにかく彼は、他の選手に比べて 背負うものが大き過ぎますね。
おそらく 報道されないような事も沢山あるのでは…と推察します。
しかし、だからと言って「羽生選手を団体戦に出すべきではない」などと果たして外野が言い切れるのか…?そこは 私は疑問に思います。
ただのファンに過ぎない自分ができることは、決まったことは受け入れて もはや 懸命に応援するのみなのだな、と感じました。
新プロ発表の直後は 確かに複雑な思いを抱いたのは事実ですが…もう、何があろうと彼を応援します!
韓国で勇ましい和プロは難しいかもと思ってたので、SEIMEI 再演は素直に嬉しい。
朝鮮半島と外交関係が希薄な時代のキャラを、よく発掘したもんだわ…。
安全祈願みたいなプログラムだから、地元の人が喜んでくれるといいのだけど。
フリーに5クワドなんて男子シングルを五輪で見るチャンスは、平昌後のルール改正を控えて最初で最後の可能性があるので、もう、ありがたく応援させて頂くだけでございます。
団体戦は、五輪会場のフィギュア向けの氷の確保とゆー目的が大きいと思う。
昔はなかったショートトラックが、いつの間にか五輪会場をフィギュアと共用して種目とメダルを増やしてきて、ISU内の力関係が変わるとなると、フィギュアも対抗するしかない。
選手やスケ連にしても、五輪メダルで国の助成金やらが動くから、チャンスは多い方がいい。
そして新種目には、五輪肥大化を招く大人数のシンクロより、団体戦の方が抵抗が少なかったということ。
ソチの団体戦は、興行的には、プルシェンコやリプニツカヤ選手が団体金を取って、個人種目へのドラマを引っ張って成功だった!とゆー評価です。
ただ、リプニツカヤ選手は急な人気で消耗して、個人戦は奮わなかった。
団体戦より、パパラッチみたいなマスコミやファンの方が、選手は迷惑だと思う。
すみません、上記153の団体戦出場権のルールで 間違いがありました(汗)
条件 2) のポイントについて
《誤》2016ー2017シーズンのチャンピオンシップとGPS(ジュニアGPS含む)の国別合計ポイントで上位から10位までの国
《正》2016ー2017シーズンのチャンピオンシップと2017ー2018シーズンのGPS(ジュニアGPS含む)の国別合計ポイントで上位から10位までの国
でした。大変 失礼しましたm(_ _)m
なので、日本はポイントの条件はクリア済みというのは間違いで、今シーズンが始まって GPFが終わらないと正確なポイントランキングが出ないということになります。
しかし、例年のGPS~GPFでの日本選手の成績からすれば、ポイントランキング10位以内は ほぼ確実かと思われます。
ということで、ネーベルホルン杯が終わって もしアイスダンス又はペアのどちらかが個人戦の出場権を獲得すれば、その時点で即団体戦への出場決定とはならないものの 極めて高い確率で出場ということになりそう、と訂正させて下さい。
ややこしくて すみません(> <)
団体戦への流れ、よく理解でしました!ありがとうございます。
羽生君の連覇の為には団体戦はむしろ不要とのある方の意見がありましたが、仮に団体戦の日本の参加が決まったとして、唯一、選手個人の出場を選択出来る種目がシングル男子です。
羽生君が体調面や、連覇の為に個人戦に集中したいと言えば、不参加も可能なはず、(ソチの時も若手二人が出ましたし、)初参加の他の二選手は団体戦には必ず出たいはずですので、視聴率のことを除けば、なんら問題はありませんよね。
団体戦において、最初からメダル圏外の日本は、メダル圏内の北米、ロシアにくらべて、団体戦に全力を出す必要がなく、氷を確かめる為の予行演習ぐらいの意識で取り組めます。
このことは個人戦をメインに考えると、強豪国に対してのアドバンテージかと思います。
団体戦の出場権を獲得してもらうためにも、アイスダンス、ペアの選手達を応援したいですね。
150 つららさん
個人的には今のフィギュア男子シングルの採点法に於いて容姿や衣装など一般人が思うほど勝敗を左右するものではない、好みの問題、特にスポーツ選手の容姿など強ければ自然と格好よく見えてくるもんだ、弱いとショボく見えてくるもんだと個人的には考える自分ではありますが、確かに羽生なら日本選手団の旗手としてそれ以上に勝る選手は考えられませんな。旗手なら日の丸持って歩くだけだし実力的にも容姿に於いても実に日本男児のかがみのようであり、アスリート達の晴れ舞台で世界にアピールするにピッタリだ。羽生が駄目ならスキージャンブの高梨沙羅か?スピードスケートの小平か?
自分も含めOP シーズン、どうしてもそこに話がいってしまいがちだが選手達にとってはそこに至るまで例年に増して長く厳しい道のりになるんだろう。ケガなく着実に歩んで行って欲しい。
団体戦の日程について、捨てHNで事実と異なるコメントをしている人がいたので、釣りだからスルーしようかと思いつつ、一応最新版(確定版ではない)の日程を貼っておきます。
今年3月に更新された「Version #8」です(フィギュアは前Versionから変更なし)
https://www.olympic.sk/userfiles/files/Program%20ZOH%202018.pdf
フィギュアの日程を以下に抜粋します。開始時間は全て10時〜です。
また、団体戦初日以外は、全て夜(11日は16時〜)に同会場でスピードスケート又はショートトラックがあります。
【団体戦】
男子・ペアSP 2/9(金)[同日20時〜開会式]
ダンスSD・女子SP・ペアFS 2/11(日)
男女FS・ダンスFD 2/12(月)
【個人戦】
ペア SP2/14(水)、FS2/15(木)
男子 SP2/16(金)、FS2/17(土)
ダンス SD2/19(月)、FD2/20(火)
女子 SP2/21(水)、FS2/23(金)
EX 2/25(日)[同日21時〜閉会式]
ソチと大体同じような日程ですね。残念ながら団体戦の日程が最後になったという事実はないようです(今後変更の可能性はありますけど)
ちなみに、同じ日に異なる競技に氷を対応させることについては、4大陸前に韓国内の記事で紹介されていました。
「たらのフィギュアスケート」様で翻訳されていたので、リンクを貼っておきます。
フィギュアの方が柔らかい(氷温が高い)氷、スピスケ・ショートトラックの方が硬い(氷温が低い)氷なので、フィギュア終了後に氷を削ってショートトラックに適した厚みと氷質と温度に調整するのだそうですが、オーサーコーチは、「(フィギュアが午前なので)最初の種目であるフィギュアに合わせて氷を管理するしかないので、フィギュア選手に悪影響はないだろう」「ソチではフィギュアが午後だったので苦労した」と語ったとのこと。
http://taranofsdiary.jugem.jp/?eid=316#sequel
ソチにも同日に異なる競技をやっていたという記憶がなかったので調べてみたら、
・ショートトラック(スピスケも?)と同会場で、
・フィギュアの方が後、しかも試合の間隔は、ソチの方が短かった、
・ただし、男子FSの日は他競技はなかった
ようです。(お時間のある方はご自分で検索してみてください)
ソチは、日程の問題(特に、SP・FSが連続、SP終了が遅くその後プレカン等あったため、上位選手は翌日寝不足でフラフラ…)の方が大きかったので、「氷質」の影響はあまり話題にもなっていませんでしたね。
開会式は、ソチの時は、団体戦があったので皆欠席の中、ショーの企画・演出等に興味があったまっちーだけが「今後の勉強のため」に出席していたような…
平昌も、
開会式は同じ日に(出場できれば)団体戦、
閉会式は同じ日にEX、
疲れているでしょうし、旗手姿は、私は別に見なくてもいいかな(ご希望の方、スミマセン)
日本選手団の旗手・・絵になるだろうな。
しかししかし、屋根もない吹きさらし会場情報。
長時間入場まで待機しつつ行進後もその場で?となるならこりゃ
厳しい。大会が即スタートする競技は入場パスやギリギリ入国
もあると聞いてます。
競技そのものと場外対策、こちらも鍵。
キムヨナ金メダルのときとコーチが同じだからといって、羽生選手を応援してくれるほど、韓国は甘くありません。
日本選手への嫌がらせ計画を立てる連中がいることは、私も聞いています。
そういう状況で、旗手を務め、団体戦に出場し、シングルでも戦うというのは、命すり減らす行為です。
金メダルの可能性が低い他の競技に旗手を任せ、メダルの可能性がゼロの団体は若手に委ねるという戦略がベストだと、私も思いますよ。
前回の冬季五輪で惨敗が続く中、唯一金メダルを取り、日本人としての誇りを取り戻してくれた羽生選手は、皆さんも思う通り、最も守られるべき存在です。
SPにバラード1番、LPにSEIMEIとは、まるで右腕にギャラクティカ・マグナム、左腕にギャラクティカ・ファントムって感じでこれぞ最強の絶対王者。この最強装備の羽生を倒せたら、その者こそ真のチャンピオンと言えよう。
ただね、個人的な感想ではやっぱり2つとも再演は残念かな?大輔や真央ちゃんは「続けてくれてありがとう、続けてくれなければこの世にこのプログラムは存在しなかった」って言いたいくらい新プロがフィギュアスケートの世界を広げてくれたから。
SEIMEIなんて所詮B級邦画のサントラ。和の世界とか言ってるけどシェイリーンのは洋画のニンジャやゲイシャと同じ。ストーリーは子供でもわかる単純さ。一般大衆に受けるだろうけどキムヨナの007と同じにおいがプンプンする。
SPがクラシックなのがせめてもの救いですね。
「フィギュアは絶対評価だからかつて世界最高得点を得たプログラムをノーミスしたならおいそれとは点は下げられないから戦略として有効」とか意見があったけど、2年前と比べて今はジャンプも繋ぎも進化してるしできる人も羽生君だけではなくなっているから同じことをやっただけではGOE+3もPCS10もつかないと思う。採点のインフレーションの通貨切り捨ては毎年ある。できる人が増えてくれば要素の判定は厳密化される。
「SP、LPとも再演はルール違反ではない」という意見があったけど、どのスポーツにも不文律(暗黙の了解)ってのがある。マナー違反としてジャッジの心象に影響を及ぼすことは十分考えられる。今後世論が「2つも再演は卑怯」ということになればなおさら。
よってSEIMEIの再演はハイリスクだと思ってて素直に喜べないし全面的に肯定できないけど、羽生君の最強の武器がSEIMEIしかないなら仕方ないってところ。
「同じ演目をやり続ける芸術」という意見があったけど、芸術の根本は誰もやっていない表現をすることだと思う。第一クラシックやオペラ、バレエ、能とかは演目は同じでも演者が違う。フィギュアで言えばそれは王道の楽曲を違う選手が新たに演じること。ましてやSEIMEIが王道たる真の芸術作品とは全く思えない。まあ「勝ちにいく」という時点で「芸術を捨てた」と同義だからSEIMEIに芸術性を論じること自体がナンセンス。かつて羽生君に「フィギュア道の求道者」を感じたこともあったけど、「勝ちにこだわる」と決心した時点で「道」は捨てたと言わざるを得ない。
もちろんアスリートとしては最高で尊敬に値する。もう芸術とか言うのは陳腐だ。
上の月見そば様のご意見にほんと同意です。
結果としてこの選択がハイリスクになっているというのが
本当にそれな・・というかんじで(笑)。
わたしにはこの選択は彼はわざとやっているのか?!とも
思えてきましたよ・・w
まあどうなのでしょうね??
羽生君はつねに常人の斜め上、はるか上のことやるってくる人ですから(笑)
すでにこの再演選択だけでも嵐をよんでますしねー(笑)。
そんな漫画の主人公ような青年をリアルタイムで見られるだけでやっぱなんかしあわせでとてもおもしろいですよねー。
あれこれ理屈こねて肯定している人には、本当に羽生君が好きで、だからこそ不安で、だからなんとは自分を納得させたいという心理があるのだと思います。否定もまたしかり。自分もそうかもしれない。
なんかボロクソに書いてしまった自分でも「今の羽生史上最高MAXの羽生君の技術でかつての世界最高得点プログラム2つをやったらどうなるのか?」はとても楽しみだというのは嘘ではない。
ほんと漫画の主人公みたい。ほんとしあわせでおもしろい。
団体戦は、平昌でも最初に行われるのですね…?
長年、単体でメダルを争ってきた競技に新たに追加された団体戦は、やはり単体競技が終わってからにして欲しいな…と思います。
ソチの時は、団体戦に参加するメリットとデメリットなどあれこれ考えられましたが、結果として団体戦の参加の有無でコンディションに違いが出てしまったと思うので…。
ちなみに、団体戦に出場する選手は、例えば単体競技で最大枠3人いる国の代表は、シーズンのランキングか何かしらの順位により選ばれるのですよね?
羽生選手のプログラムがどちらも過去プロと知って、しばし、うーん、そうかぁ、そうなのかぁ…と、かなりテンション下がったというのが正直な気持ちですが、えるさんのコメント読んだら、目から鱗というか、なるほど~と思い、だいぶスッキリとしてきました。
私は、真央ちゃんがオリンピックで仮面舞踏会、ノクターンをまた使うと知った時も(曲の使う部分や振付が変わるとしても)、最初のうちはやっぱり、うーん違う曲で見たかったなぁと思いましたが、シーズンが進むにつれ、どんどんはまっていって、今でも大好きなプログラムになりました。
羽生選手も、ジャンプ構成を上げたり、振付にも変化はあるでしょうし、シーズン最後には更にバージョンアップした両プログラムの完成形が見られたらいいなと思います。
羽生選手のオリンピックシーズンのプログラム選びをめぐって、様々なご意見も出て、スポーツについて、フィギュアスケートという競技について、「芸術性」について、応援するとは何なのかについて、オリンピックという特別な大会について・・など、いろいろと考える機会にもなっている方が多いことでしょう。
今や漫画やアニメ、他のエンターテインメント作品にも「美」を感じる人はたくさんいますし、「美」の基準自体もかなり多様化した現在、「芸術性」などという実に曖昧で流動的な言葉をもって、プロの良し悪しを論じることはもはや相当難しくなっているようにも思えます。
かと言って、「芸術性」という言葉が生きている以上、単に自分が素晴らしいと感動するから、好きだから、誰々が絶賛してるから、などでは「芸術」認定の基準にはなり得ません。
従って、SEIMEIというプロに芸術性があるのか否かを論ずることにもかなりの難しさがあると思いますが、
>「勝ちにいく」という時点で「芸術を捨てた」と同義
> 羽生君に「フィギュア道の求道者」を感じたこともあったけど、「勝ちにこだわる」と決心した時点で「道」は捨てたと言わざるを得ない。
このご意見に対しては、私は疑問があります。
元々フィギュアは得点によって勝ち負けを競う競技です。ですから、少なくとも競技のフィギュアスケートにおける芸術とはその要素が要求されるとは言えど、芸術のための芸術ではあり得ません。
究極的に言ってしまえば、選手の目指す競技の演技の中での「芸術」は芸術とは言えど、勝つための「手段」。当然ながら勝つための同じく「手段」である技術と異質のものあるいは切り離せるもの、ではないでしょう。(少なくともこれまでの採点方法にのっとれば。)
これまでも私は何度か述べてきたのですが、そもそも芸術と呼べるようなものには「卓越した技術」の裏づけがなければ、到底万人を納得させられるような「芸術」の域に達する作品になることなどあり得ない、と考えます。
ひたすら過去の記録を更新することで人間の身体能力の可能性を追求するのがスポーツだと思いますし、フィギュアはスポーツ。
一般的な「芸術」よりも、「芸術性」についてもそれを支える条件である「技術」の追求、その完成度が常に猛スピードで要求されている、と思います。
何か一般的な「芸術」と競技フィギュアで要求される「芸術」をごちゃまぜにしている人、またはそれにとらわれ過ぎている人が世の中には多いように感じられてなりません。両者は、裏付けとなる技術の進化のスピードが同じではない。
羽生選手のような競技フィギュアスケーターが捉えている「芸術性」と見ている人が捉えている「芸術性」とは果たして同じものなのでしょうか?
世の中で芸術性が高いと言われる音楽を使うことやら、バレエの舞台でも通用するような素晴らしい振り付けであることが、単純にフィギュアのプロにおいて、フィギュア独自の芸術性(美)につながる、ということではない、と私は思います。
先のシーズンの Hope & Legacy は、非常に実験的なプロであり、フィギュア独自の「技術」が完成しない以上、羽生選手がやることなら全てが素晴らしく見える、という人をのぞいては実は地味で見栄えがいまひとつのプロではなかったでしょうか。
それが、最後の土壇場、世界選手権という大舞台の追い込まれた状況で、高い技術をもって、彼は多くの人の予想さえ裏切るようなシーズン最高のフリーの演技をして、プロを大化けさせる、という革命的なことをやってのけました。
あの演技に「芸術性」を完全に否定することができるのでしょうか?もしそういう人がいるなら、私は「あなたにとってスポーツであるフィギュアに求める芸術性とは何なのですか?
他の分野では絶対に表現できないフィギュアの世界の芸術性とは何なのですか?」と問いたいです。
SEIMEIというプロにおいても同様のことは言えるのではないかと思いますが、選手自身が入り込みやすい、ということだけでなく、普通に見てSEIMEIのほうがドラマ性があり、わかりやすく、型として取り入れた振り付けも断片的にでも面白い。バレエなどにはもちろん、ゲイシャ、ニンジャにはない型を取り入れている。
(「和」の観点から言えば、私は実は本質的には、Hope & Legacy の方がずっとそうだと思っていますが。)
おそらくオリンピックでの勝利を幼少の頃から目指してきた羽生選手はソチ後、どのプロを演じるに当たっても当然オリンピックでの演技を視野に入れてきたことでしょう。
SPなら、バラード第1番、 Let’s Go Crazy, FSなら、オペラ座の怪人、SEIMEI、Hope & Legacy, これらはすべてそれぞれ違う感動を呼んだ、それぞれにファンを作った、彼の競技人生において「代表作」になったと思います。
新曲、という選択肢ももちろんあったでしょうが、その中から、羽生選手が選んだのが、今回の両プロであった、ということですね。プロ同士のメリハリ、相性も考慮の上ででしょう。
再演に関しては、上でも書いたとおり、それぞれの思いがある。それと同じように、羽生選手にも彼なりの思いがある、ということでしょう。
不自然にも見える発表の時期や順番を考えれば、おそらくご本人、陣営、相当慎重に検討はした・・しかし最終的には「やはりこれだ」という羽生選手自身の、選手としての直観もあったかもしれません。(ずっと前から決めていた・・というのはどうでしょうね。本当かもしれないしそうではないかもしれませんし、ご自分の中ではそうだったのかもしれませんし。ファンとしてはそのまま信じますが 笑)
いずれにしても、いろいろなことの「答」は全て演技の中にのみあるものだと思います。
早く自分の目で、いろんな情報など却って入れすぎないうちに見てみたいです!(ドキドキしますが。)
長々書きましたが、羽生結弦というアスリートに、見ていて悲痛なまでの(目標完全達成の上での)勝利への強い欲求が常になかったなら、あの「美しい」3Aジャンプひとつも私達は見ることがなかったのでは、と思います。
羽生選手は実に終始一貫した選手であるように私には見えます。
徹底的技術の追求を伴っての勝ちへの強烈な欲求なしに、競技フィギュアの芸術性など実は望めないないのでは?ということです。
夏の間のお仕事をきっちり、楽しくこなして、元気にシーズン突入目指してファイト、頑張れ!!!です。
新プロ発表当初のあまりの残念感から、今となっては、どのようにこの決定がされたのか?自分自身を納得させるため勝手に想像するのを楽しんでいます。
ここからは妄想です。
コーチ陣としては、SPプリンス持ち越しFPを新プロが既定路線だった。(振り付け師お抱えのクリケットでは五輪プロを振り付ける名誉もほしいので)
しかし、プリンスが最後までしっくり行かず、とりあえずSPはバラードに戻すことにしたが、この時点ではFPは新プロだった。
新プロは五輪向きの王道路線で候補曲もすでに数曲決まっていた。
羽生選手自身は和プロをやりたいという気持ちをずっと抱いていたが、カナダ人のコーチが五輪プロとして賛成するはずもなく、そうこうしている中で、日本でのアイスショーで不在となり、ずるずると時間が過ぎた。
羽生君の気持ちが乗らない中で新プロへの取り組みが遅れ、とうとうコーチも根負けし、結果的にSEIMEIの再演という流れとなったのが発表が遅れた理由。
こう考えると、初志貫徹の羽生君となり、インタビューで「以前からオリンピックではこれをやりたかった」と答えたのにも、うなずけます。
バラ1をオリンピック再利用するのが、もっと早く決まってたら
2年続けず、とっとけばよかったのに。
でも2年目に完成させたから、また使いたくなったんだろうな。
団体は、3番手に決まった男子にSPもFS頼んだらと思ったけど、ソチのロシアみたいにピーク合わなくなるしな。
ただ、EXはスワンやめてほしいな。
羽生ファンのスワンをいいと言っていた中には
今までにない雰囲気と、あまり演技相性のよくないデビットのわりにいいねって言うのと、タラソワからのリクエストだったからというのも多少あると思う。
友人はフィギアに詳しくはないので、
EXやアイスショーは盛り上がるプログラムが当たり前と
思ってて、アイスショー出演者の半分以上がしっとりした
演技ばかりだった時、つまんなすぎると言っていました。
いろんな人が見るオリンピックなので、
バラ1、スワンでしっとり系で被らなきゃいいな。
私も、自分の前のコメントで少し触れたのですが、実は169あおらさんとほぼ同じ様なことを妄想していました。
羽生選手はSPを、コーチ陣はFPを違うものにしたかったが、そこらの意思疎通がうまくいかないまま時間が経過し、結局間に合わなくなってしまったみたいな風に想像してしまいます。
もう決まったことですから、こうなったら応援するのみではありますが、ここのコメント欄は、盲目的なファン限定の場ではないと思います。同じ様な絶賛コメントばかりでなく、色々な感想や想像や意見があるからこそ、読んでいて楽しいですし、専門的な事を解説してくださる方もいて、ファンのフィギュアスケートに対する視野も広がって、とてもいいことだと思うのです。
168.桔梗さんの
「おそらくオリンピックでの勝利を幼少の頃から目指してきた羽生選手はソチ後、どのプロを演じるに当たっても当然オリンピックでの演技を視野に入れてきたことでしょう。
SPなら、バラード第1番、 Let’s Go Crazy, FSなら、オペラ座の怪人、SEIMEI、Hope & Legacy, これらはすべてそれぞれ違う感動を呼んだ、それぞれにファンを作った、彼の競技人生において「代表作」になったと思います。
新曲、という選択肢ももちろんあったでしょうが、その中から、羽生選手が選んだのが、今回の両プロであった、ということですね。プロ同士のメリハリ、相性も考慮の上ででしょう。
再演に関しては、上でも書いたとおり、それぞれの思いがある。それと同じように、羽生選手にも彼なりの思いがある、ということでしょう。」
私が感じていたことを、とてもわかりやすくコメントしてくださって、すっきりと気持ち良いです!
本当におっしゃる通りだと共感しています☆彡
痒いところに手が行き届いた感覚です(*´꒳`*)
ありがとうございます☆彡
EXでは、羽生選手、let’s go crazyと、ノッテステラータを、使い分けてくださるのではないかなと、私見ですが感じています。
一つは、SPで演じたかった選択肢に入っていたこと。観客の皆さんとコネクト出来るという喜びがあり、大変盛り上がり、たくさんのファンの皆さんが羽生選手とともにハッピーな気持ちになれること。
一つは、タラソワさんが選んでくださり大好きなスワンでもありファンからも好評で振付けや楽曲が自分自身も大変気に入っているということ。
170.かくてき様のお気持ちもわかります。好みは様々ですし、いろいろな御意見が出てくるのは、羽生選手自身、わかってらっしゃいますし☆彡
羽生選手、大変義理堅くて、感謝の気持ちを常に忘れていないため、素晴らしい曲をプレゼントしてくださったタラソワさんや素敵な振付けをしてくださったデビットさんに感謝の気持ちを込め、今後EXでノッテステラータを選ぶこともあるでしょうし、かくてき様がおっしゃるように、EXではやはり盛り上がる曲を演じたいとも思われたり、こちらもジェフと素晴らしいプログラムを一緒に作ったという想いだったり、たくさんのファンからもコネクトが大好評だったlet’s go crazyなので、やはりEXでは盛り上がるため使いたいのではないでしょうか☆彡
Faoiでも、その時々、ファン想いなので、皆さんにいろんな曲で楽しんでもらいたいと、いろいろ曲を変えて演じ分けてくださり、皆さんを楽しませたいという気持ちも大切にしている羽生選手なのでNHK杯などでは特に演じたいと感じ観客の皆さんと一体化し盛り上げてくださるような気がしています☆彡
けれど、オリンピックでとなると、タラソワさんが観てくださっていたり、世界中のたくさんの方々が観てくださっていたり、ソチでもスワンを演じてくださったので、万感の想いを込めてノッテステラータを選んでくださるかもしれません☆彡
また、あるいは、まったく違う新しいのを用意されてるかもしれないですが…私はlet’s go crazyやノッテステラータが大好きなため、この2つを、使い分けで演じてくださるような気もしています☆彡
そして、羽生選手、まだまだ、現役でいてくださるのではないかなとも、感じています。「平昌では、バラ1とSEIMEIを、演じたいなと思って選びました。」と、羽生選手。その「平昌では…、」と、発したときの、ニュアンスが、今回のオリンピックでは、これとこれ。次は…と、続きが、そう遠くない未来が見えた気がしています。羽生選手は、いつも前をひたすら向いていて、自分の未来をいつも考えていらっしゃるので、ある程度ビジョンが見えてきているのではないかなと、感じています。昨日の「おっさんまで頑張ります」は、どんな形でかわからないけれども、ボーダーラインははっきりしていないけれども、自分が、どこまでいけるのか、どんなふうに深化し極めたいのか、果たしてどこまで進化が出来るのか、どんな曲を使いたいのか、そしてその曲を試合で使いたいのか、ショーで演じたいのか、など、いろんな考えをさまざまな角度に張り巡らせていて、ある程度のビジョンは、浮かんできているのではと感じるのです。
様々な御意見があると思いますが、羽生選手のファンであればどこまでも、羽生選手の気持ちを尊重し、あたたかく見守り、ともに応援していくことで、羽生選手と同じときを刻みながら過ごし楽しんでいければ、それほど、幸せなことはありません☆彡
羽生選手が、健康で、お元気で、笑顔で、幸せな気持ちでいてくださっていたら、現役選手であっても、現役を退いてプロスケーターであっても、指導者であっても、他のスポーツ全般に関わるキャスターだったり、松岡修造さんのようなレポートをしてくださったり、フィギュアに携わっていてくださるのであれば、ずっとこの先も、応援していきたいです☆彡
たくさんのファンの皆様とともに!
四大陸ではノッテステラータだったため、現地の韓国ファンの皆様は、平昌では違うlet’s go crazyが良いのかな?とも感じますね☆彡
オリンピックでは、EXで2曲ミックスしてスペシャルバージョンとか…出来たらいいなぁって、感じています☆彡
スポーツ観戦されてるたくさんの方々が、目にするオリンピックなので、いろいろな羽生選手を、ぜひ観ていただきたいなと、感じています☆彡
国別では、ノッテステラータのあとに、アンコールですがlet’s go crazyも、演じ盛り上げてくださいましたね☆彡
https://m.youtube.com/watch?v=-9NDGZAODzc
本当に、素晴らしい、盛り上がりでした☆彡
こちらのラストプリンス、大好きで何度も拝見させていただいてます☆彡
試合のプログラムとしては、ラストとなりましたが、EXでは、きっとまた披露してくださるのではと、感じています☆彡
再生回数もすごいですね☆彡
これからの羽生選手、彼の描く道。ますます、目が離せません☆彡
今シーズン、初戦が一ヶ月とちょっとになりましたね!
ともに応援していきましょう!
https://m.youtube.com/watch?v=0WxWw-5eCNc
基本的には、どういう経緯でオリンピックシーズンのプロが決まったか、ということなどは、実際の試合でその時その時のプロの出来具合、そして何より試合結果に比べれば、ファンであろうとなかろうと、さして重要なこととも思えませんが、発表後、今現在のインタビューよりは、こちらの管理人さんがupして下さっている「奇跡の大逆転V 羽生結弦が帰国会見」での羽生選手のことばの方が参考にはなるかな、と思います。
かなりオリンピックシーズンのプロ選びについてつっこまれてますが、それへの受け答を今どう捉えるか・・。
トップアスリートが今後の作戦的なことまでそう易々と本音など語ることはない、と考えるのがむしろ常識でしょうが、言葉の端々からはその選手の選手らしさが判るものだとは思います。
私は羽生選手が時々言う「(あまり)考えたことがない」・・この表現なぜかとても好きです。落ち着いている時の羽生選手のインタビューは発言がかなり客観的でもあります。
169.あおらさんの「自分自身を納得させるため勝手に想像・・」
まさにファン心理で面白すぎだし、何だかとても微笑ましく、ことばの選択も含めてところどころ大爆笑です!
フラットに考えれば、FSにそこまで拘りを持つような選手が、「とりあえずSPはバラード1に」とかオリンピックシーズンに向かう選手やコーチにとって「ずるずると時間が過ぎた」はあり得ることとは非常に考えにくいのではありますが・・(笑)
でも「プリンスが最後までしっくり行かず」とか「コーチも根負けし」とかはあり得そうな感じがして・・。
上記のワールド後帰国会見において、
「自分の魅力が1番出た今までのプログラムは?」の質問への答、「ノッテステラータはかなり自分の中でも表現に特化したものだと思っていて、そういう意味では魅力が出せてるものかと思うけれども・・・」
この部分、私は結構興味深いです。なぜかと言うと、バラ1とかSEIMEIでなくて、え?ノッテステラータ?とこの時にちょっと不思議に感じたので。
もちろん一度観たら魅了されるプログラムであり、EXやショーのプロとして最高のプロの一つかもしれませんが。
インタビューにはあんなこと、こんなこと・・言外の意味、というのもいろいろとあるものかもしれませんね。
彼の言葉は、大変心に響きますね☆彡本当に心に残る☆彡
「羽生選手の言葉はニュース」というのが、最近の記事で大変興味深かったです☆彡
この記事とは別のことになりますが羽生選手のインタビューがとても好きなのは、そのニュースになる言葉達が、いつ飛び出てくるのか、内容はどんなか、そのことがたくさんの人々に興味関心を抱かせているからではないのかなと感じています☆彡
彼の言葉がいっぱいつまったインタビューは、BGMみたいにいつまででも聴いていたい☆彡ずっと流していたい心のアルバムです☆彡
>170
>ただ、EXはスワンやめてほしいな。
友人さんがどの程度フィギュアに詳しいのか、興味があったのか不明ですが、別に羽生選手のエキシをつまらないと批判したわけではないですね?他の人のですよね?
バラ1もSEIMEIも自分らしく自信を持って演じられると言ってましたよね。私は最終的には羽生選手自身が決めたものだと思います。時間がなかったとか、話し合いがうまくいかなかったとは思えませんが。
桔梗さんに質問させて頂きます。
桔梗さんの仰る客観的な部分って私はあまり分かっていません。
ただ、先見の明というか俯瞰力、先を見る力が尋常では無いなと思います。
ソチが終わった後しばらくして織田さんとの対談で、自分も周りももっと上手くなった中で戦いたいというような事を仰っていました。
その当時、今のようなハイレベルな状況を羽生選手はある程度想像出来ていたのでしょうか?
それとも今の状況が予想以上に凄い事になってしまったのでしょうか?
この事について桔梗さんはどのように思われますか?
何故こんな質問をするかと言えば、京セラ、au等の実業家の稲森和夫さんが携帯事業に参入しようとした時、まだ影も形も無いのに携帯を誰もが持つ社会をリアルに想像し、利用者の月額使用料まで予想して、それがある程度その通りになっていたと本で読んだ事を思い出したからです。
ソチの後、1年休んで戻ってきたパトリック選手は思ってたより学習曲線が上を向いていたといったようなインタを何かで見たのですが、ここまでの状況を予測していた選手や関係者ってどのくらいいたのでしょうか?
宇野選手が4F、羽生選手が4Loをギネス認定され、ネイサン選手を始めとする複数の若い選手がが3~4種類の4回転をプログラムの中で5本跳べるなんて。
今この段階で、ここまで若手の4回転習得スピードがあがっていなければ、例えばFPで4回転3本程度で優勝争いが出来るレベルであったならばもしかしたら再演とは違う新しいプログラムを見る事が出来たと思われますか?(愚問だったらすみません)
178.さゆきち 様
あくまで個々の妄想だし、聞き流していい戯言かと。
にしても、勝手な妄想を書き込んでる人等、例え妄想だとは言えその内容等、羽生選手に対してすごく失礼だなと。
褒め称える必要はないけど、自称ファンだと言うならせめて尊敬の念は持って言葉を選んで書き込む配慮を。
18日朝日新聞朝刊掲載のジェフのインタビュー:
「3〜4月の世界選手権直後、ゆづにどうしたいかを聞いた。
答えは、『バラード1番に戻りたい』だった。」
以上。
妄想タイム終了。
勇名トラ様、朝日新聞の情報ありがとうございます☆彡
別のスケーターのことです。
失礼しました。
ゆずりん様、ありがとうございます。
まあ「妄想」というのは、あくまでも個人が現実、事実とは言えないことを心の中で、多くの場合、安心感や快楽などを求める心理によって思い描くこと・・というようなことでしょうから、私自身も含め、自覚がないとしても感想欄などでは多かれ少なかれ日常的に行われていることだと思います。
「事実」は事実として受け止めなければなりませんね。
あおらさんなどの「妄想」(ご自分でちゃんとそう自覚されています)は、自分の予想や希望に反した事実を何とか受け止めたいがためのいわば個人的な対策なのであり、私はまさにファン心理、と受け止めました。
ただまあ、羽生選手に失礼、というようにお感じになった方もいらっしゃるようですが、私は羽生選手というよりはどちらかと言えばオーサーコーチに失礼かな、とはやや感じてはしまいました(笑)
まあコーチ像(羽生像は言うまでもなく)というのも人それぞれ違う、ということでしょうし、あくまでも個人の妄想、誹謗中傷までに発展するようなものでなければ、それは別に自由でかまわないのではないかと思います。
ということで、その件に関しては、バトルさんのインタビュー(真実を語ってくれているだろう、と考えて)で妄想タイムは終了しましたが、それがわかったことにより、羽生選手がワールド帰国会見で語っているように、オリンピックシーズンということであっても、これまでと同じようなプロ決定の流れ(SPはバトルさんと決める、FSは羽生選手やコーチ、いわゆるクリケット陣営の方で決める)があったのだろう、ということは推察されます。
179.あめんぼうさんの私ご指名質問に対しては、いずれも正確には「私には判断できない」というのが答です。
根拠となりえる資料、情報を確信できるほど持っていませんし、羽生選手の心のうちまではわかりませんので。
でも「どう思うか」はお答えすることはできると思いますので、今時間が取れませんので、また夜にでも参りますね。すみません!
ネイサンチェンが6本のクワドと、シェイリーンボーンブログラムで勝負に挑んでくることを考えるとSEIMEIとバラ1が一番よい選択なのかなと思います。
ネイサンがノーミスだと、いくら羽生君が技術やテクニックで上回っても、勢いで見劣りするのではないかと思うのです。
海外のスケート関係者の中には、昔ながらの男性的なスタイルを好む人もいて、
それに対抗できて、負けないプロって、やっぱりこの黄金コンビなのかなって。
新しく作って時間かけたり、クレイジーのように、やっぱりしっくりこないみたいになった時、時期が時期なだけに、取り返しがつかないのでは。
選手の中には、世界大会あたりでやっとブログラムが馴染んでしっくりするってことありますから。
このプロ2つなら、
他の選手が何を持ってきても、大丈夫というか、勝てる自信があるんだと思います。
あめんぼうさんのコメントに横から失礼します。
ただの感想ですのでお聞き逃しください。
ソチでは羽生選手はSPは完璧でしたが、FSはジャンプミスが
あり不本意なスコアでした。他のライバル選手もミスが目立ち、
金メダルでしたが、あのソチの相当な悔しさこそがそれからの
彼の成長の原点になっていると想います。完璧な演技でチャンピオンになると言う目標。
羽生選手があの時点で今の4回転時代を予想できていたかなんて不明です。彼のみぞ知る。ですよね。ただ、お気づきだと想いますが
ソチ五輪の2013-2014にジュニアでは、GPF、jrワールドで3本の4回転に挑んだのがボーヤン選手でした。全て完璧に降りてはいませんが、他選手に先駆けジュニアで3本投入したのが起爆剤となり、シニアにも波及し、今の潮流になったのではと言う仮説は捨て切れません。
翌年2014-2015には、当時16歳だった宇野選手の4T、3Aでの快進撃が始まりGPFで金(当時のジュニア世界最高記録)と17歳jrワールドでも優勝しています。他にもクワド入れる選手が出てきたシーズンでした。
ひょっとしたら、ボーヤン選手は勿論ですが、当時Jrだった宇野選手もこの4回転時代の幕明けに一役買っているかもしれません。
スラリとした体格に恵まれた欧米型ではなく、ひと際、小柄な宇野選手の活躍は多いにセンセーショナルだったのではないかと個人的には想っています。その後はボーヤン選手がシニア入ってすぐ4回転4本、3A2本入れてワールド銅、昨シーズンはネイサン旋風ーー!!
>宇野選手が4F、羽生選手が4Loをギネス認定され、ネイサン選手を始めとする複数の若い選手がが3~4種類の4回転をプログラムの中で5本跳べるなんて。今この段階で、ここまで若手の4回転習得スピードがあがっていなければ、例えばFPで4回転3本程度で優勝争いが出来る
レベルであったならばもしかしたら再演とは違う新しいプログラムを見る事が出来たと思われますか?
↑大いにあると想います!もっと選手の他の局面が観れたはずです。4回転の複数種類と本数はいずれ進化するものだったと想いますが、ここまで急激に進化したのは若手選手の影響は大きいですね。あいつが跳ぶなら俺はもっと跳ぶ。と、男子は皆、負けず嫌いです。こっちは心配で寝れません。桔梗さんへのご質問でしたのに、興味が沸いてしまって・・失礼いたしました。
上の方で、羽生選手のプログラム選びの一因として団体戦の事まで考慮して
「韓国という地で 初出場の若い選手のフォローまでしなければならないとも限らない。」
「SPとFS共に確実性の高いプロを持って来たのは必然性があったと言えるかも知れない。
というコメントを拝見して、少々お考え過ぎかなと想いました。
フィギュアスケートのシングルスケーターは、まず個人戦に重きを置いてプログラムを選択すると見るのが妥当でしょう。だからと言って羽生選手に限らず、団体戦を、誰一人として手を抜こうなどとは考えないと想います。また、羽生選手が「初出場の若い選手のフォローまでしなければならないとも限らない。」と仰るような心配は全く感じません。チームジャパンを意識して頑張ろうと想う気持は日本選手なら、皆同じである事、選手に代わって申し上げます。(五輪候補者を予想した上で)
先の国別をみただけでも、日本選手は若手は10代とはいえ、チーム戦への意識はとても高く、ジュニア時代から枠取りの経験もしている選手もいますし、責任感も強く其々メンタル強者だと想います。頼もしい後輩達を持った羽生選手は、安心して自分の演技だけに集中できると想いますよ。
ただ、団体戦に出る選手の負担を熟慮して関係者の方々の全力のサポートを心から願っています。
126秋の空さんの、
>4年に一度のOP、技術は勿論ですが あらゆる面で最上の運を
>引き寄せた選手が頂点に立てるのやも知れません。
全く同意です。コメント全文、温もりのあるお言葉にほっとしました。
さてSP,FSは覆るわけないので、あとEXはどうなるんでしょうね?
じっと我慢の子状態で待っていますが。なかなか発表しませんね。笑
let’s go crazy、ノッテステラータ大好きな方多いんですね。
どうも受け付けない・・あのジェフのノリと、あれこれ寄せ集めたみたいなスワンの振り付けが。(好きな方すみません。)
今世紀最大のスケーターでありながら、コレッてプログラムが少ないかな。プログラムの外れ感というものは、羽生選手に限らず他選手でもありますから、P・チャン、ハビエル選手くらいに年齢と経験と長く選手生活を送らないと到達できない境地ではあるかもしれません。(個人的な感想)とにかくEX楽しみに待っています。
わたしのちょっと失礼とも受け取れる「とりあえずSPをバラードに戻した」との表現は、その時点では他の選択肢として新SP制作の可能性も残していたと思いたい、というファン心理からですが、
ジェフの発言では4月の段階でSPはバラードに確定していたのですね。
なるほど、このように皆さんが確かな事実を教えてくださることによって、妄想も成仏出来ます。
羽生君はすでに金メダル保持者であり、同じ立場にない我々が本人の本当の気持ちを推し量ることなど不可能ですが、今の彼にとっては、なりふりかまわず金メダルではなく、いかに理想の形で金メダルを取るかが重要なのではないか?ということを考えるようになりました。
オーサーコーチの勝利の方程式に単純に乗っかるのではなく、(すでに4年前に達成してますし)むしろ自分の考えを貫くこと、その一つが和プロで金メダルなのではないかと、長く海外に拠点を置いて来た羽生君だからこそ、そこにこだわるのではないかと思えてくるのです。
その中で当然、文化的背景の違うコーチ陣との相当のやりとりがあり、お互いそれを乗り越えてオーサーコーチも懐深く彼の考えを受け入れてくれたと思いたい、というファン心理というところでしょうか。
ただの道草子さん
私の想像いや妄想に、回答コメントめっちゃめちゃありがとうございます。(なので妄想が苦手な方ごめんなさいね。)
スポーツや歴史にタラレバはありませんし、渦中のご本人の心情なんて絶対に誰にも分かりません。
インタだって言えない事も山ほどあるのが当たり前ですし。
だけどそれを自分なりに色々考えて、その余白の部分を想像するのが凄く面白くて。それで素朴な疑問をファンの方に聞いてみたくなりました。
私はスケオタではありませんので全てにおいて全然詳しくないのですが、この今のこの状況って小説より面白いですよね!
>ソチ五輪の2013-2014にジュニアでは、GPF、jrワールドで3本の4回転に挑んだのがボーヤン選手でした。全て完璧に降りてはいませんが、他選手に先駆けジュニアで3本投入したのが起爆剤となり、シニアにも波及し、今の潮流になったのではと言う仮説は捨て切れません。<
そうでしたか。知りませんでした。
シニアで最初にFPで4回転3本入れたのもどの選手か知らないので、その辺りの経緯はもっとちゃんと知ると面白そうですね。
私の場合、2015-2016にボーヤン選手が4Lz-3Tを跳んでいるのを見て、驚きましたがまだまだ表現の部分では未熟さがあり新しい才能が出現したんだな~程度に感じていました。
でも羽生選手はボーヤン選手がSPに2本の4回転を入れているのを見て、すぐさま自身のSPにも2本の4回転を入れましたよね。
結局今それが最終Gに残るための大前提のようになっているし。
それと本当に腰を抜かしたのが2016-2017のネイサン選手です。
卓越した踊りの上手さと洗練された身のこなし。
それに加えて4F、4Lzは抜群の安定感。
ペリーが来た時みたいな気分になりました。いや経験してませんが。(笑)
まさに私にとっての新時代の幕開けはネイサンによって告げられました。(笑)
とどのつまり、こんなハイレベルな状況、どこまで選手や関係者はソチ後すぐに想像出来ただろうかと思うんです。
よくどの分野でも業界のリーダーがまだ見ぬ未来を想像し、自分なりのビジョンを持って新しい物、新しい価値を創りだしますが、羽生選手はこの状況を身体のどこかで感じていたのでしょうか?それとも予想以上だったのかな?なんて思ったり。
もちろんOPチャンプの自分が先頭に立って創っていくんだ気概はありありだったと思うのですが、そのあたりの事をだれかスポーツライターさんインタビューしてくれたら面白いのにと思っています。
まあそれでもうちょっと4回転の習得スピードが全体的に遅かったら、どういう状況になっていただろうか?とか「タラレバ」をフィギュアファンの方に聞いてみたくなりました。
皆様こんばんは。
コメント、伸びてますねびっくりです。
羽生選手のことは、皆無関心ではいられません。
私も、彼の美しくも激しい、エキセントリックなスケートが大好きです。
人は、己の器以上の思考力は持ち得ません。
これは、自戒を込めて言う言葉。
理解出来ないことは、無理に考える必要もなくじっと推移を見守るのも先人の知恵ではないでしょうか。
事象が動いて初めて、欠けたピースがひとつずつハマって行くのです。
私たちは、単なる破片がやがて一枚の大きな作品に仕上がる過程を、感動とともに見上げることでしょう。
羽生や彼のチームの描く絵を、私たちはまだ誰も見ていない。
観る前から勝手に妄想に耽って懊悩するのは、思春期の青少年に許される形而上的擬似恋愛の変型。
愛は憎悪も呼ぶので、アスリート羽生のファンでいてくださるなら、そこから解脱することをお勧めします。
羽生選手のスケートがお好きな方は、明るく期待を込めてオータムを待ちましょう。
彼が魂を込めた集大成の演技を、もうすぐリアルに観ることが可能なのです。
本当に楽しみですね。
144番 える様
インタビューの書き起こし、ありがとうございます。
映像もあるわけですが、こうして文字から言葉を拾うと彼の言葉がクリアに見えます。
読み手に響く彼の学究気質と、年相応の可愛らしさを興味深く感じました。
蘆屋道満大内鑑…える様は、本当にさらっと良いことを仰る。
氷上の舞台で舞う彼を、葛の葉の心で見守りたいものです。
> 189. あめんぼうさん
シニアでFSにクワドを3本入れたのは カナダのケヴィン・レイノルズ選手かロシアのマキシム・コフトゥン選手ではないかと思っていましたが(正確に調べたわけではないので 違ったらすみません)、ワールドの表彰台争いをする位置にいる選手の中では、最初にクワド3本入れたのは おそらくハビエル選手だと思います。
彼は2012/2013シーズンには もうクワド3本入れていました。ちょうど羽生選手がクリケットに移って一緒に練習し始めた年で、同じリンクメイトが先んじてクワド3本のプログラムに移行していたわけですから、当然 羽生選手もその頃には 同じかそれ以上の構成を視野に入れていたのではと思います。
(しかもそのシーズン、ワールドではハビエル選手が表彰台に乗り、羽生選手は怪我があったとはいえ4位でしたので)
ジュニアで複数クワドに挑んだのも、おそらくケヴィン選手ではないかと思うのですが…(本数は2本でしたが)
しかも、2008/2009シーズンにはもう入れていたという(驚)
回転不足だったり GOEがマイナスだったりではありましたが、羽生選手が初めてジュニアワールドに出場した年に、既に彼の目の前で 複数クワドを跳んでいたことになります。ですから、いずれ自分も…という展望は かなり早くから持っていたのではないでしょうか?
現在の複数クワドの潮流を決定付けたのは この2〜3年ですが、既に相当前から 種は蒔かれていたわけで、2013年ワールドでパトリック選手と一緒に表彰台に乗ったハビエル選手や、同じカナダのケヴィン選手がこのような戦略を取っていたということを考えると、やはり羽生選手が
「皆 パトリックに勝ちたくてクワドを跳ぶようになった」
と言うように、クワド時代へと扉を開いたキーパーソンは やはりパトリック選手ではないかな…と個人的には思っています。
加えて 私が思うには、その後の「3種以上のクワド投入の流れ」を決定づけたのは、羽生選手の2015年NHK杯、まさにSEIMEIで300点超えを果たした その時の演技ではないかと。
あの時 クワドは4T&4Sの 2種3本だけでしたが、GOEの嵐となるような完璧な演技で それまで考えられなかった点数を叩き出したことで、他の選手は「Yuzuruに勝つには、より難度の高いジャンプを入れた構成にしなければ勝てない」という流れになったのではと思います。
言ってみれば、女子で鬼のようにGOEを稼ぐメドベデワ選手に勝つには、ジャンプを全て後半に入れるとか 3Aあるいはクワドを投入して基礎点を稼がないと もはや勝てない…という発想になるのと同じではないでしょうか。
300点超えのNHK杯のあと、彼はGPFで 更に世界記録更新で330点超えの演技を見せてくれたわけですが、その時ジュニアで出場していたメンバー(男子)は全員、その後 羽生選手を意識した発言だったり 彼をリスペクトしている様子などがみられます。そりゃあ、あんな演技を目の当たりにしたら ものすごい衝撃に違いなかっただろうな…と思いますよね(^^;
ちなみにその時ジュニアGPFに出場していたのは
ネイサン選手(アメリカ)
アリエフ選手(ロシア)
山本草太選手(日本)
ヴィンセント選手(アメリカ)
サモヒン選手(イスラエル)
ロマン選手(カナダ)
です。なかなか 手強そうなメンバーです。。。このうち 何人かは、間違いなく五輪でも共に争うことになるでしょう。
羽生選手が 2015年NHK杯とGPFで それまでの常識を上回る演技をしたことで、追随する若手も常識では考えられないほどのスピードで進化を遂げたのは間違いないのではと思います。
179. あめんぼうさん
184.では、取り急ぎご質問に対して、超結論的な言い方で「私には判断できない」と申し上げ、すみません。
結論的にはやはりそれに変わりはないのですが、ご質問の答というより、それらについて私が個人的に感じていること、などを書かせて頂きますね。
まず、客観的と俯瞰的についてですが、これらは厳密には意味が違いますが、共通するのは、自分の考え方や感じ方、あるいは自分の立ち位置だけからものごとを見る、判断するというのではなく、相対的に見たり全体図を見渡して判断するものの見方だと思います。
主観的判断だけでは俯瞰的なものの見方はできないと思いますが、羽生選手のインタビュー(試合直後の興奮状態の時はのぞき)では、私は彼が全体図をよく研究、分析し、その中での自分の状況、やるべきことを第三者的な目でよく見ている選手だなあ、と感じます。(具体例は長くなるのでここでは省きますが。)
我が道を究める求道者のように言われることがありますが、基本は私は羽生選手は、ライバル選手の演技にも、そして数字(客観的なもの)にも、極めて敏感な選手だと思います。このあたり、むしろオーサーコーチの方が、「他の選手を意識するより、勝つためには独自の道を」という考え方があったようで、昨季はいろいろな歩み寄り、話し合いが行われたこともあったと思います。
結果はどうだったでしょう?
4回転ループを何としても試合で生かす、でなければ予想される他の選手たちの演技の状況の中で勝てる可能性はない、と読んだのは私は羽生選手の方だったのかもしれない、と。
スポーツは、なんと言っても目標は各試合での勝利、そして得点競技の場合は次に記録更新を目指して戦っていると考えられますが、トップクラスになればなるほど、身体能力と頭脳の戦いであり、頭脳の方で言えば、全体状況と自分の力をより正確に読み、予測しながら、戦略をいかにうまく立てるか、ということが勝敗の要となるのでしょうが、結局「結果」が出せる、ということは、いくつかの例外はあるかもしれませんが、身体能力も頭脳も両面が秀でている、ということ。
それを考えれば、ソチで優勝以来ここ3シーズンも、どの選手よりも勝率において優れている(ランキング1位)羽生選手に、他の誰よりも(試合で勝つことにおいて)「先見の明」があった、というのは結果から自明の理であるように思います。
ただ、先を読む力、これについては、仮にもスポーツの世界大会で、表彰台に連続的に上がるようなトップ選手(+コーチ)というのは、皆さんその力がある、ということでしょうから、今シーズンも誰が1番、先を読む力があったか、ということは結果を待たねば言いきることなどできないわけで、万が一負ければ「羽生選手は本当は誰よりも先見の明があったのだけど、オリンピックには魔物がいたから勝てなかったんだ。」こんなことをいくら必死に言っても一定のファン以外に世間一般で通用するとは思えません。
これまでのところは、誰よりも先見の明があった、と言えてもそれが永遠にそうであるとは言えないのですね。
ただ、今までこれほどまでの結果を出し続けてきた選手なのですから、次のシーズンにおいてもその戦略には大いに期待ができる、ということは言えるのではないかと私は思います。
私はもちろん、羽生選手の先見の明が再び証明されることをひたすら願っています。
スポーツの記録は、同様のルール内で行われている以上、後戻りすることはありません。
2回転→3回転→4回転→5回転・・と進んでいくだろう、人間の力はどこまで可能なのか、それを追求して行くのがスポーツでしょうから、4回転を誰かがやれば、本数も種類も増えていくだろう・・これは選手でなくても誰でも予想できることです。どんどん進化して、いつかはこういう時代が来ることは、羽生選手でなくても読んでいたと思います。
ただ、そのスピードについては、いつどんな選手が出てくるか、それによって予想ができない部分があり、ただの道草子 さんがおっしゃるように、羽生選手出現の後、ボーヤン、宇野、ネイサン選手、という大得点源である4回転ジャンプをこれほどまでにプロにぶち込んでくる選手たちが「短期間」に現れる・・これについては予測の難しさはあったかもしれません。
羽生選手がどこまで読んでいたか、はご本人に聞くしかありませんね。
関係者の中では、シニアの試合だけを見てるわけではなく、ノービス、ジュニアの選手達からつぶさに見ている人がおおいでしょうから、その延長線上にあるシニア男子の状況が今のようになることを読んでいた人は当然いる、と考えるのが普通、と私は思います。
最後のご質問、
>例えばFPで4回転3本程度で優勝争いが出来るレベルであったならばもしかしたら再演とは違う新しいプログラムを見る事が出来たと思われますか?
これは全くわかりません。
可能性、ということでしたら、今回だって新プロを見ることができる可能性はあったと思います。
全体レベルがどうであっても、再演を選ぶ選手はいます。
その時々の全体状況、選手の状態、様々な角度からプラスマイナスを予測して計算、検討の結果プロは決まるのでしょう。
私がご質問に関して思うところはこんなところです。
ところで全く話は変わり余談ですが、(すごく昔にどこかで書いたようなそうでないような・・忘れちゃった。)
羽生選手が卓越した技術面やメンタル面だけではなくて、ちょっと普通の選手とは違うな、と感じる部分が私にはあるのですが、それはこの男子フィギュアの厳しい状況をなぜかものすごく楽しんでいる、自分は苦しんでるのに、この状況が楽しくて仕方ない、そういう感じが、あえて作っているという風ではなく伝わってくるところです。
大変な状況だ、とか言いながら、最後に「楽しいですけどねぇ。」なんて言っちゃってる。
選手でありながら、何だかフィギュアというスポーツを常に1スポーツファンとしてその進化も大いに楽しんでいるようで、自分自身が大変な思いをしているというのに男子フィギュアの選手たち「もっとやれ~!」「もっと跳べ~」みたいに心のどこかで期待しているようなところがあるような。
国別の時にも「他の(たぶん他のカテゴリーの)選手達の演技を見る機会がほとんどないからすごく楽しかった。」というようなことも仰ってたし。
「羽生結弦」というフィギュアの選手、アスリートに対して1ファンとしての「理想像」のようなものが常にあって、何だか思考が「僕の好きな羽生結弦だったら、こんなことはやらない。こんなことは言わない。こんな風なんだ。」みたいな・・・。
思い通りにならなかった時にも確か「こんなの羽生結弦じゃない。」とか言ってませんでしたっけ?
そんな言い方する選手、見たことない。
ナルシスト、というのとはちょっと違うような。
羽生選手にはいまや世界中に多くの熱狂的ファンがいますが、何だか私には「羽生結弦」のファンNO.1は、羽生選手自身なのではないかなあ、ファン度では絶対かなわないなあ、などと妙なことを考えてしまうのです。私だけ・・・ですよね?!
ファンはそんなこと言っててお気楽でいいなあ、な~んて言われてしまいそうです。ごめんなさい。
(いっぱい書いて疲れたので、ついへんな余談で失礼致しました。)
頑張れ、羽生結弦選手!!
FSで初めてクワド三本入れたのは、フランスのジュベール選手ですよ。旧採点時代の選手ですが。新採点時代になって一度男子の4回転が消えかかって、それでもそれを繋ぎ止めた選手たちがいて、それが今の羽生くんやそれに続く選手たちにも受け継がれていってる過程が何とも感慨深い。旧採点時代の選手たちとその変化をリアルタイムで見てきたものとしては、こうやって進化していくんだなぁと。羽生くんがんばれ。周りがどんなこと言ってもその演技の責任を取れるのは自分だけだからね。
> ワールドの表彰台争いをする位置にいる選手の中では、最初にクワド3本入れたのは おそらくハビエル選手だと思う
と書きましたが、やっぱり間違っていましたね(汗)すみませんm(_ _)m
194.のこさんのおっしゃる通り、ジュベールさん(ワールド優勝の実績あり)もそうでしたし、そういえば 超・大事な人を忘れていました!本田武史さんです。彼もクワド3本入れてました。
更に、もっと古くは ティモシー・ゲーブルさん(初の4S成功者)も入れていたそうで、本田さんでも「FSで3本のクワド成功者」は3人目みたいです。
(「成功者」ではなくて「挑戦した選手」なら もっと他にもいたかも…?)
羽生選手が 自身で「最も憧れた熱い戦いの五輪」と語っていたソルトレイク五輪でも、ゲーブルさんは プログラムに3本のクワドを入れてたそうですから(実は 私はあんまり覚えていないのですが…)、幼い時から 何本(+何種類)ものクワドを跳ぶ選手を見て イメージしていたのかもですね。
起き抜けに 急に本田さんのことを思い出して、「めちゃ失礼だった!」と慌てて訂正に来ました(汗)
それと 私も余談ですみませんが、193.で桔梗さんが書かれた「ちょっと普通の選手と違う 彼のメンタリティ」は、まさしく私が考える「羽生選手の最も凄いと思うところ」です。
「もうこんな試合やだ〜!」とか言いながら 絶対楽しんでるでしょ!と昨季のワールドを見ていて思いました(^^;
勝負のシーズン、重圧がすごいとは思いますが、どうか楽しみながら 彼自身の納得のいく演技ができますように。
旧採点で言うなら、ISUの公式戦で、FSで初めてクワド3本に成功したのはティモシー・ゲーブルではありませんでしたか?
それから本田さんも成功させています。
4Sと4Tが跳べる選手は旧採点時代からいました(4Sに初めて成功したのもゲーブル)が、現在に至る多種クワドへの流れを加速させたのは、羽生選手本人も仰っていたように、ボーヤンが4Lzを安定して入れられるようになったこと、だと思うのです。
人類が成功した3種類目のクワドである4Lzはムロズさんが2011年に成功していましたが、その後に続く成功者はしばらくいなかった上、ムロズさんにも安定して入れられるジャンプでもなかったです(ちゃんと調べていませんが、記憶ではそう。)
それをコンボにして入れられる選手が出てきた。
羽生選手が「ボーヤンが4Lz跳んだのを見て、4Lzって跳べるんだ。跳んでもいいんだと(皆が)思った」という内容の話をプレカンで言っていたことがあると思います。
ボーヤンは皆さん仰っているように、ジュニアの時から4Sも4Tも跳べたので、3種クワドを頼れる武器にできるわけですから、FSでクワド5本が可能になった。しかも基礎点のとても高い4Lzを入れて。
これは脅威ですよ。
3種目のクワド投入を視野に入れている選手は羽生選手自身(4Loは大分前から練習していたし、成功もしていましたよね)を含めて割といましたが、試合に入れるほどの必要性(クワドは心身への負担が非常に重いので)はそれまではなかったけれど、入れていかないといけないかも、という流れになっていったのでは、と思います。
それから2016年春に昌磨くんが4Fに成功し、即座に投入し、安定。
4Loに羽生選手が成功、安定。
ネイサンが4種クワドひっさげてシニアに上がってきて、今に至るという感じでしょうか。
あと、あめんぼうさんの
>>でも羽生選手はボーヤン選手がSPに2本の4回転を入れているのを見て、すぐさま自身のSPにも2本の4回転を入れましたよね。
というのはちょっと違うかな、と思います。
羽生選手はそれよりも前にSPにクワド2本入れることを目指していました。2014年のSPで当初(COC前)クワド1本だけど、後半にしていたのは、そのための布石だったと思います。
SPでは失敗が出来ないので、2クワド投入は慎重に計画していたところ、スケカナでのやらかしがあって、2クワドという流れかなと私は思っています。
皆さんのコメントの直近の一部を読んだだけの状態で、全部読まないまま、とりあえずここまで書きましたので、話の流れからズレているかもしれませんがご容赦を。
これから遡ってコメント読ませていただきますね。
投稿してからDa Capoさんのコメントに気付きました。
内容的に重なってしまってごめんなさい。
そうでしたね。ゲーブル選手でした。失礼致しました。ご指摘ありがとうございます。ソルトレイクで一度男子の技術が頂点なり男子黄金時代と言われていたのが懐かしいです。今が本当の意味での黄金時代になったような気もします。こんなもうスピードで男子のレベルが上がるなんて本当予測出来ませんでした。
Da Capoさん、のこさん、dark eyesさん、
正確に調べて下さって丁寧な回答コメント、読んでいてとても面白くて、本当にありがとうございました。男子の熱い戦いの歴史が皆さんの文字の向こう側にずいぶん前からあったんだと初めて知り、興奮しました!
桔梗さん
丁寧な回答、お忙しい所ありがとうございました。
>ノービス、ジュニアの選手達からつぶさに見ている人がおおいでしょうから、その延長線上にあるシニア男子の状況が今のようになることを読んでいた人は当然いる、と考えるのが普通、と私は思います。<
本当にそうですね。クリケットにも天才ジュニアのステファン・ゴゴレフ君がいてノービス時代から4回転を跳んでいるのを毎日見ているのだから、この状況を予想する方がいると考えるのは当然と言われれば当然ですよね。
私はここ数年の一部のトップ選手のハイライトを見ているだけなので、劇的な進化に大興奮しているのですが、回答下さった皆さんのコメントを読むとその源流は旧採点時代からはっきりとあったみたいですね。
バンクーバーOPでは3回転のみのチャンピオンでしたが、おっしゃる通りスポーツである以上後戻りする事は無く、この流れは平昌以降、桔梗さんが138で書いて下さったルール改正でどうなるかは分かりませんが、その後も続いていきそうですね。
羽生選手が試合や戦いを楽しんでいる、楽しめるメンタルがあるのはアスリートとしてこれ以上幸せな事は無いですね。
被害者、という言葉がありますが、この被るという言葉や状況に甘んじる事と正反対だなと思います。
体験モードというと語弊がありますが、やっぱり客観視できるというか、俯瞰で自分を見る事ができるんですよね。
どの分野においてもトップリーダーは客観視する能力に優れている人が多いと思うのですが、個人的にはお笑い芸人さんが自分を客観視して笑い飛ばす能力が凄いなと。
正反対は時代も何もかも全然違いますが、マラソン選手で故人の円谷幸吉さんを思い出しました。
一身に国民の期待を背負うという事はともすれば極端に視野が狭くなってしまうかも知れないという事ですが、羽生選手は逆にその状況を楽しんでいる。そのメンタルはどこから来るのでしょうか?
昨日NHKでファミリーヒストリーという番組でオノ・ヨーコさんのルーツを紹介していまた。素晴らしいご先祖、ご家族があっての前衛芸術家、ジョン・レノンのパートナー、オノ・ヨーコさんなのだなと納得しました。
それで思ったのは何十年後でも良いのでいつか羽生選手のファミリーヒストリーが見てみたいです。羽生選手の能力を開花させた羽生家に流れる精神文化をルーツを通して知りたいと思いました。
ゴゴレフはもうジュニアなんですね。
JGSすごい楽しみです。
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