埼玉県さいたま市(さいたまスーパーアリーナ)で開催された競技会「木下グループカップ フィギュアスケート ジャパンオープン2017 3地域対抗戦(Japan Open 2017)」、欧州代表-エフゲニア・メドベデワ (Evgenia MEDVEDEVA)のフリースケーティング演技の動画です。
Date:2017年10月7日
曲名: ダリオ・マリアネッリ 映画「アンナ・カレーニナ」 (Anna Karenina soundtrack by Dario Marianelli)
技術点:77.03
構成点:75.05
合計:152.08
- 女子シングル・フリー得点詳細(英語)
- 女子シングル・フリージャッジスコア(英語)
- 女子シングル総合結果(英語)
映画 アンナ・カレーニナ オリジナル・サウンドトラック
ダリオ・マリアネッリ
ジャパンオープン2017の出場選手・日程・結果。女子シングルは三原舞依、本田真凜、男子シングルは宇野昌磨、織田信成が出場。欧州チームが優勝、日本チーム2位、北米チーム3位。
“エフゲニア・メドベデワ ジャパンオープン2017 フリー演技 (解説:日本語)” への54件のコメント
eがまたつくようになりましたし
3lzを後半に飛ぶのがきつかった
のでしょうか
プログラム変えましたね。
ジャンプの配置はこれまでと
全く同じですが、去年のプロ
よりは見ていて面白かったです。
メドベのアンナカレーニナ感動しました。本当に脱帽です。始まりから終わりまで最前列で物語を見ている様な感覚になりました。
両手を開いての満面の笑みは絵を見ている様にハッとさせられ、美しくてウットリしました。2回目は悲壮感漂う表情に魅せられ終わりはすぐそこと言われている様に感じました。この2つは特に気に入りました。
流石、演技も技術も最高。特に、どんな細かい所作でさえもが綺麗で違和感なんて何処にも無くて本当に素晴らしかったです。
mmm♪mmm♪mmm♪mmm♪mmm♪mmm
これはこれは・・・17歳にして貫禄ですな・・・
Lzがちょっとなのかしら。
管理人さんのリンクがうまくいってないようなので
http://www.jsfresults.com/InterNational/2017-2018/japanopen/data0205.pdf
凄いね。
.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽
あれ、リンクおkになってるな。
管理人さん、失礼しました!!@(;・ェ・)@/反省…
演じる、なりきるのが上手で、曲の表現で高得点を出す事ができる選手なので、こういう物語風の曲にかえるのはよい選択かも。前回の国別対抗では曲の解釈で満点も並んでたし、得点の出方みると、フィギュアスケートにおいて、新しい分野を開拓している感じもあります。フランス映画かミュージカルの舞台を見ているような、今までのフィギュアスケーにはあまりなかったような不思議な感じ。欲をいえば・・・というか個人的な趣味で曲は先シーズンの方がよかった気もしますが、まだ若いから新しい曲の方がチャレンジしがいがあるし、新鮮だし、見てて面白いかな。楽しませてくれますね。
化け物だな。
ひとつの映画をみているみたいだ。
勿論、好みはあるだろうけど・・・
つねに上半身が動いてる・・もうばけものとしかね・・
こんだけ体力わざわざつかう必要どこにあるのよ??
ショートは上半身をスケートが前に進む動きに合わせて
の振り付け。
フリーはスケートとは別に上半身の動きは映画を演じてる。
この人、本当のバケモン。。。
凄かった。よくあれだけ色々取り入れて表現してあれだけ崩れないな。
オリンピックでは完璧なメドベを見たいです!!歴史を作ってください!!
曲を変えてよかったのではないか。前の曲は、これで音楽解釈の点が高いの?と思ったから。
衣装がいつも素敵。やはり女王とよばれる選手は衣装も憧れられるものですね。
スリムな体型を維持して、ジャンプもノーミス。身体能力の高い選手なんだなと思います。
ただ表現しているところが短いイーグルの間になんかやったりするのは、簡単そう。新葉ちゃんや舞依ちゃんの方が、むずかしい振付をやっていると思うんだけど。伸びやかさの方にも点数の評価をしてほしい。
本当にメドベとザギトワはどうかしている。
これだけ高度なことをしてミスしないとかクレイジー過ぎて、もう別の競技。
採点方法変えようとも、高度なことをしてミスしないんじゃ、誰も勝てないです。
なんかプログラムとかスケートを見て楽しみっていうより、彼女達がどう進化していくのかが楽しみ。
もう成長しようが無いと思いきや、まだ成長してくるのが本当に楽しみ。
一方でみんなメドベに勝てないから、みんなジャンプで手を上げるようになってきたし、どういうことって思います。
さすがにルールは見直してほしいですね。
変えたんですか~
前の曲でもよかったんだけど、ちょっと漠然としてたからなあ~
それにしても、ロシア選手ってこの曲好きですよね~
以前アイスダンスの選手が、今季はジュニアのコンスタンチノワが滑っていたような気がします。
まあ、本家本元トルストイの母国ですからね。
舞踏会のシーンがメインかな?
終盤の哀し気な曲が好きで、スピンでクライマックス迎え、そのまま消えるように終わるのかな?と思ったら汽笛きちゃったよ(笑)
汽笛(効果音)は故意に入れたんでしょうけど(メドは毎年効果音を使う)、入れない方が綺麗なのに・・・そこだけ残念でした。
足元も上半身もスゴいんだけどそれよりも何故ゆえにこう何時どんな試合でもノーミスに近い演技が常にできるのか、人間のフィジカル、メンタルを越えてるようで普通の人間とは思えないです。ホントはもっともっとスゴいことができるのに試合ではせいぜい7,8割の力で戦ってるんじゃないか?としか思えない。
才能なのかトンでもない練習量なのか?
上手いんだけど何だかどれも同じ表現方法にしか見えなくてイマイチなサイボーグ的なこれまでのプロよりこれは女性らしいところも出ているようで良いと思う。ステップにも情感が出てる。効果音はたしかに不要。
プロに深みのようなのは相変わらず感じないけど年齢的にもまだ若いのだし…
とにかくこの高度な次元の安定感はなかなか追随困難ですかね。
そうですよね~ これでいいと思いますよ、オリンピックですからね。
彼女はもう五輪金しか眼中にはないでしょうね。
この曲の方がメドべ選手には合っていると思います。
そして構成もほぼ戻してジャンプもいつもどおり完璧でした。
点数も140点代だったのがあっという間に150点代に戻ってきました。
ただ一つ、あのFSのお衣装は好みだったので残念ですな~
smile様
こういう映画、舞台、ミュージカルを見ているような演技は、メドベデワよりも先にリプニツカヤが「シンドラーのリスト」で開拓したと思っています。
13.hottpuさん
思うのは自由
ただメドべちゃんの所で彼女のファンが不快に感じる米を書き込むあなたの感性も私には理解できない
管理人様 動画アップありがとうございます。
スケートをしながら踊り(の中にジャンプが混じっていますね)
演じ…
全てを高いレベルでこなし作品を作り上げる。
唯一の弱点はルッツの様ですが
踏切のところ、足元だけ見ていないですし(私は)
全身を見てて…音楽♬聴きながら…
もう素晴らしい!!の一言ですね。
美しく強い!
彼女を超える選手、出てくるのかな。
ヴィヴィアン・リー 主演の映画を観たことがあります。
モノクロームだったので…
赤いドレスが素敵ですね。
K・チェン選手のカルメンが腹を刺してから元気にスピンしてるのもびみょーだが、五輪金フリーが鉄道自殺で終わるとしたら、さらにびみょー…。
演技派なら、ルスランとリュドミラとか石の花のヒロインだってできるだろ!
前のはつまらないという評価もあったけど、使用曲のタイトルをつなぐと意味がありそうで、1月の星はトーヴィル・ディーン組が使ったことのある曲だし、振付師は頑張ってたと思う。
まあでも、トルストイはプーチン大統領の愛読書だそうで、トルストイの子孫がプーチンの文化顧問らしーから、有名作品のヒロインを演じて仲良くして、平昌五輪の往復をしっかり護衛してもらう方が安心かも。
連投すみません。
まりごっくさんの意見に笑ってしまった!
五輪金(おそらく)が人妻大不倫劇でラストは自殺・・・
まあロシア人にとって不倫はどってことないみたいだし、トルストイ大好きなロシアらしいなあと思います。悲劇は感情移入しやすいんでメドも表現しやすいのかもね。
アベルブッフ臭がぷんぷんすると思ったら、やっぱアベがエキシビ用に作った作品を改訂したみたいですね。
五輪に自国の作品を披露するのは大いに賛成ですが、汽笛はやめよーよ!アンナの自殺を暗示する意図だとしても、ラストの美しい音楽が台無し・・・
最初のザワザワ(効果音)も舞踏会の人混みを暗示するために入れたんだと思うけど、もうアベの「効果音を最初と最後に使う手法」は飽きましたわ・・・
リプのソチ五輪SPの時は雨や雷の音を入れ感動したんですが、それ以降はね・・・
アベに言いたいわー「君が天才なのは認めるけど、多用するとあざとく感じる」とね(笑)
あと、ステップシークエンスの音楽がごちゃごちゃしててよくわからん。ジュニアのコンスタンチノワの編曲のが素敵です。
長くなってすみません。
個人的には前の作品の方が良かったよ~
確か前の作品は「人の生死に関連する魂」みたいなテーマだったっと思う。メドは無から生み出すのが得意なので、今季は何を伝えようとしているのか、それが楽しみでもあったんですがね・・
惹き込まれました。
このメンバーの中でもやはりずば抜けてうまいと思いました。
テレビで見ているとスピード感ないなと感じたりしましたが、一蹴りがなかなかにえげつないです。緩急つけながら演技しているところや、エッジワーク、ジャンプの異常な安定感など、彼女の強みが見えてきたJapanOpenでした。
SP、FSともに良いプログラムなので、このまま突っ走ってほしいです
凄い選手です。
この安定感そう出来るものでは無いでしょう。
リンクに入る時の表情から意気込みが感じられました。
全体的にメデベデワ選手らしいプログラムでしたね、只一つ難を言えばジャンプ全部にタノはちょとプログラムの流れとして、苦手かな。
でもこの精神力の強さに脱帽です。
基本は勝ってなんぼのアスリート。その意味でこの年で高い技術でしかも徹底した安定感、これを実現できるところが世界一をキープできてる所以。さらっとしてるようで相当ストイックに努力を続けてるだろう選手。
演技の好き嫌いは最終的には見る人の嗜好の問題。
彼女の選手としての資質を見込んで大人の世界観で教え込まれたプロの感情表現までを巧みに覚えたサイボーグのようにこなして来たけど、人の心の奥底に響くような演技にはまだ至ってない感をこれまで受けてた。
しかし今季少し違う面が出てきてるようにも感じる。子供から大人になる過程で選手は言われたことをただ忠実にやってるところからそれぞれの自我が演技にも出る過程へと移るように思う。
メドベージェワの演技の本当の面白さはこれからではないかと自分は思っている。
素の彼女と演技をしてる時の彼女にはこれまでは大きなギャップがあった。
忠実にまたそれ以上に大人の要求に応えることが出来るこれまでのメドベージェワは天才子役のような選手に見えてた。
ザギトワのような脅かされる選手の出現も今後の彼女の演技を少しずつ変えていくかも知れない。
他のところでやってください
十人十色と言う言葉があるように、好き嫌いはどこの世界にもありますが、
彼女の演技に、私はなぜか感動を覚えたことがありません。すごい選手
であることは点数をみればわかりますが、点数を取るための要素を淡々とミスなくこなし終わってみれば、はい150点! 誰にでもできることでは、
ありませんが・・・
プログラムのなかの電話の音や汽笛の音、タノジャンプに鬱陶しさ感じるのは私だけでしょうか?
一度普通のジャンプでの演技を見てみたいです。
最初のプロの方が新境地というか独創的で良いと思いましたが、
ネペラ杯で試してしっくり来なかったんでしょうか。
この「アンナカレーニナ」は従来の路線と変わりなく
テーマも分かりやすく大衆受けもするし
リスクが小さいという判断なんでしょうね。
それでも150点を軽く越えて来ますが。
素晴らしいんだけど、!がついてもGOEがプラスになる採点が
よくわからないんですけど。
手を挙げていることや降りてすぐイーグルに移ることで加点が
あるから多少気になる点があってもプラスマイナスでプラスになるってことでしょうか?
!がついたからって必ず減点されるわけではないとも聞きましたが、では何のためにあるマークなんでしょう?
確かに表情の作り方とか身体表現に更に磨きがかかっているなあとは思ったけど、ジャンプにクセがあるだけにそこで表現が途切れてしまうのが残念かな…
いい表情をしたと思ったら突然はいジャンプ跳びますよって身構えるのにものすごく違和感を覚えた。
16桜さん>思うのは自由
ただメドべちゃんの所で彼女のファンが不快に感じる米を書き込むあなたの感性も私には理解できない
横から申し訳ないですが、この言葉にビックリ
笑ってしまった。
だって桜さんがある選手のコメ欄で陰謀論ぶちまけて、ファンを不快にしてたじゃない?
どの口が言ってるんだか。
自分を省みて下さいね。
昨年のFSより彼女に合っている演技かなと思います。
ただ、こってり演技から「はい、ジャンプ跳びます!コンビネーションよっこいしょ!」って感じが年々強くなってる印象。
昔鈴木選手がいたけどそのあたりが被るんだよね。メドベージェワ選手の方が圧倒的に難しいことやってるから比べたりできないけど、ジャンプのどっこいしょ感が近いというか・・・「ジャンプが演技から浮き上がって見える」んだよね。
特にタノジャンプはザギトワ選手がいたことでより「点数がつくので無理やりつけました」感が強く出たかな。見栄えが良かったのはどっち?って考えたら圧倒的にザギトワ選手の方が綺麗だったし。
タノを付けようが付けまいがよっこいしょ感はあるんだろうけど、取って付けた感が出るくらいならタノは控えめにした方が良いと思うな。見栄えの良くない連発タノはPCSから減点しても良いくらいだと個人的には思う。
案外チャップリンを演じると上手いのでは(*゚▽゚*)
彼女は明るくてひょうひょうとした素顔を持ってますよね。
今回はアンナ・カレーニナという重く悲しい女性の生涯がテーマでしたが。
メドにはこのプロやって欲しかった
感動しました!
まだ17歳なのに「命をかけた恋」を演じきるなんて。
解説者の八木沼さんの「あの目でこちらを見られると、ドキッとしてしまう」すごくわかります。彼女だけ、なんだか次元が違いますよね。
個人的には、強くてカワイイ「セーラームーン」もやってほしいけど。
あさがお様
>!がついたからって必ず減点されるわけではないとも聞きましたが、では何のためにあるマークなんでしょう?
「あなたのエッジはエラーがつくほどではありませんが、まだ曖昧ですよ。今後努力して修正してください」ということです。
参考までに。以下はGOEのプラス項目です。
1)予想外の/独創的な/ 難しい入り
2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る.(SPにおけるステップ/動作から直ちに行うジャンプでは独創的な,興味深い,オリジナリティがあるもの)
3)空中での姿勢変形/ ディレイド回転のジャンプ
4)高さおよび距離が十分
5)(四肢を)十分に伸ばした着氷姿勢 / 独創的な出方
6)入りから出までの流れが十分(ジャンプ・コンビネーション/シークェンスを含む)
7)開始から終了まで無駄な力が全く無い
8)音楽構造に要素が合っている
これらのうち
・2~3項目が該当すれば+1
・4~5項目が該当すれば+2
・6項目以上であれば+3
となります。
今回適用された引き下げは「F/Lzでの不明確な踏み切りエッジ(記号“!”)」ですが、これは上記合算された数値から「-1」あるいは「-2」を引き下げる、というのが運用ルールとなっています。
該当のGOEは一人が「2」で後は全員「1」ですが、(「2」は上下がカットされるので除外)「!」がなければもう少し上がっていたでしょうね。
つまり、エッジが曖昧だったことでメドベージェワさんは少し点数上損をしている、という事実は変わりません。
それにしてもすごい選手ですけどね。
さらに詳しくディスカッションされたい場合は雑談コーナーにどうぞ。
アンナカレーニナなら、2シーズン前のボブロワ-ソロビエフがストーリー、感情表現とも素敵でした。シングルで10代で演じるのは無理があり、まだ「小芝居」の域かな。
とはいえ、メドベ選手のミスないジャンプと繋ぎの濃さには脱帽です。
33.様
基礎点が無いPCSに減点という概念はありませんよ。ただし、ジャンプの転倒や回転抜けなど、プログラムの完遂度に対して、「ネガティブな影響を与える失敗要素」がある場合は、各ジャッジは最終的に算出したSS、PE、CH、INから最低でも0.25の減点は行うはずです。TRでの減点に関しては、転倒によって省略されてしまった振り付けやステップの度合いにより最低でも0.25の減点を行います。
例えば、演技完了後に9.00 8.50 9.25 8.75 9.00と評価を出した後に一つジャンプで転倒があった場合、つまり「ネガティブな影響を与える失敗要素」を加味して、8.75 8.50 9.00 8.50 8.75を最終的な評価とします。
メドベージェワの片手上げ(両手上げ)は、通常のジャンプの空中姿勢にアップデートを加えた「ポジティブな要素」でしかありません。減点要素とみなす認識自体が、彼女に対する牽制にしか思えません。とはいえ、以前のような片手のみの空中姿勢の変化では、インパクトが無くなりましたね。ザキトワは全種3回転で両手を上げ、ソツコワも全種3回転で片手を上げて追随してきました。実質的な技術点のリードと視覚的なインパクトを増大させるには、初戦のように全ての3回転ジャンプで両手を上げることが必要だと考えられます。
>>タジウスキー様
おっしゃるように本来ポジティブな要素でしかないはずのタノが、見栄え的にどうか?という話です。これは何もメドベージェワ選手に限った話ではなく、例に出されたソツコワ選手にも言えることです。特にソツコワ選手はメドベージェワ選手よりも肘が曲がりすぎて「手を伸ばして挙げる」という感じではなくなっているジャンプのように見受けられました。フィンランディア杯FSの演技終盤の2A-2Tの2Aにいたっては頭に手を乗せているのとなにが違うの?くらいに肘が曲がっていましたし。
冒頭の3Lz-3Tもファーストのランディングがドシン!となったのを強引にセカンドに持っていっています。別に強引なジャンプが全てダメということではないですが、少なとも「月の光」のイメージからは遠い印象を受けました。手を挙げるためなのかジャンプに意識が行き過ぎている印象もありましたし、そこまで「手を挙げる」ことがこの演技に必要なのか?と思ってしまいます。
つまり何が言いたいかというと、技術的に難しいことをしているから技術点が上昇する、というのは当然理解できますが、演技においてそこまで手を挙げる必要がどこにあるのか?と感じてしまうまでの過剰なタノが、もっとジャンプを軽やかに跳ぶ方がはるかに「演技の見栄え」として良いにも拘わらず優先されることが果たしてどうなのか?ということです。
同じようにタノを連発するザキトワ選手のジャンプにさほど違和感を感じないのは、彼女のタノが自然だからですね。ジャパンオープンではスッと伸びた手(ないし腕)がインパクトがありつつも、ジャンプ自体はサラッと優雅に跳んでいるように見えました(こらえたジャンプもありましたが)。
先日羽生選手がSPの4T-3Tの3Tで両腕を挙げていましたが、あのジャンプこそ「演技に溶け込む」タノだと思います。もし仮にあのジャンプのランディングが乱れたのにタノを強引に付けたとしたら技術点にはプラスに働くから必要かもしれないけど、演技としては必要のないタノだったな、と感じたと思います。
メドベージェワ選手の場合、ジャンプのよっこいしょ感にん?と感じる瞬間が多い。前にも書いた通り悪い意味でジャンプが演技から目立って浮き上がるんですよね。つなぎが濃く優雅な彼女の演技だからこそなのかもしれませんが、言ってしまえば悪目立ちという印象。3Sはスラっと手が挙がってとても美しいけど、続くセカンドがどっこいしょ!ってなってしまっているし、それなら手を挙げていない単独3Loの方がよほど演技に溶け込み美しいと感じる。演技が重く見えるような見栄えのジャンプにわざわざタノを付けることで「点数のためにやってる感満載」と感じてしまうのは、演技的にどうなのかと。それはもはやポジティブな工夫ではないように思います。
これまでも良かったけど正統派プロも出来ますね!
エフゲニアのFPの中で一番好きかな、
技術に詳しくないですがステップ、つなぎが本当にきれい。
Lzに!が付こうが、絶対女王に変わりないですね。
名無し(a6ad7) 様
夏休み休暇最終日でヒマなので、横入り失礼します。
名無し(a6ad7) 様のファンの心情としては分かります。
技術面で言えば、腕を上げた形でジャンプするということは、回転不足のリスクや回転軸が取りづらくなる等の弊害があり、通常の胸の前で両腕を締めるジャンプより難易度が高くなるので、GOEのプラス項目に「3)空中での姿勢変形/ ディレイド回転のジャンプ」が存在します。
一方でGOEの規定には空中での姿勢変形に対する「形の定義」までは成されていません。
彼女らが立つ舞台は「競技会」であって、それは「技術力を競う」ものです。そして、勝つためにあらゆる努力をしています。
その観点で見れば、「通常のジャンプより難しいことをこなしている」のは事実ですから、何かしらのルール変更がなければ名無し(a6ad7) 様のご不満が解消されることは無いでしょう。
・・・という身も蓋もない答えになってしまいます。
ちなみに、地方大会を見ていると、メドベージェワさんてもはや宇宙人なんですけど。
テレビでピラミッドの頂点の選手ばかりみていると感覚がマヒしてきますが、地方大会では3Lzと3Fを揃えること自体大変だし、ましてや両方高いGOEなんて実は超高難度なとんでもないスキルです。
きれじろう様
詳しい説明ありがとうございます。
ジャッジというものはいろいろと複雑で素人が口を出すようなものではありませんね。
演技を見ながら冷静にあの短い時間に多数の要素を採点するのだからすごいと改めて思いました。
今もし、3A二本、3-3を跳んでいた仮面舞踏会の過去の真央ちゃんのフリー演技を採点したら、この点数は、軽く抜いているでしょうね。残念でなりません。点数は、やはり参考にはなりませんね。メドベージェワの表情は、すごいと思いますが。
りり様
仮面舞踏会は2008-2009フリーで使っていましたね。
当時と現在はルールが変わっていますが、メチャクチャに変わっているわけでもありません。
点数上大きく違うのは、URが創設されたこと、それと基礎点、GOE、エレメンツ内容が若干変わっているぐらいですね。
評価内容自体は殆ど変わっていません。
TESの両者の特徴は
・メドベージェワさん
①ルッツに弱点があるが軽度
②基礎点に比べてGOEを加えた点数は大きく跳ね上がっている
・浅田さん
①このときはジャンプコーチがおらず、自主練だった為ルッツ矯正の見込みは無く外しており、3Aに頼るしか無かった
②ジャンプの加点が低い
一方、浅田さんのPCSは佐藤さんによるスケーティングスキルの根本的改善の前であり、全般的に低い。
PCSが上昇傾向に転じるのは、改善の成果が出始めた2012-2013シーズン以後。
また、2015中国杯で浅田さんが素晴らしい3Aを跳べたのは、スケーティングスキルの根本的な改善によって、安定したスケーティングとスピードの増加によって可能になったからです。
従って、申し訳ありませんが、2008-2009当時の浅田さんが今のメドベージェワさんの点数を抜くのは不可能です。
参考までに下記に今回のメドベージェワさんの点数と、2008-2009シーズンフリーで最も高得点だった浅田さんの点数(2008GPF)を並べてみました。
1,Evgenia MEDVEDEVA(2017ジャパンオープン)
TES:基礎点62.33、GOE込み77.03
PCS:75.05
合計:152.08
●TES
基礎点 GOE
1 3F+3T 9.60 1.60
2 3Lz! 6.00 0.70
3 FCCoSp4 3.50 1.00
4 StSq4 3.90 1.70
5 3F 5.83X 1.40
6 3Lo 5.61X 1.60
7 2A+2T+2T 6.49X 0.64
8 3S+3T 9.57X 1.90
9 2A 3.63X 1.00
10 ChSq1 2.00 1.30
11 CCoSp4 3.50 0.86
12 LSp4 2.70 1.00
●PCS
Skating Skills 9.18
Transitions 9.11
Performance 9.61
Composition 9.43
Interpretation 9.57
2,Mao Asada(2008グランプリファイナル)
TES:基礎点57.07、GOE込み59.60
PCS:59.60
合計:123.17
●TES
基礎点 GOE
1 3A+2T 9.50 0.80
2 3A 8.20 1.40
3 3F+2Lo+2Lo 8.50 0.40
4 FSSp3 2.60 0.30
5 SpSq4 3.40 1.60
6 3S 4.90X 0.60
7 3F< 1.87X -1.00
8 3T 4.40X 1.00
9 2A 3.85X 0.40
10 FCoSp4 3.00 1.00
11 SlSt3 3.30 1.00
12 CCoSp4 3.50 0.40
●PCS
Skating Skills 7.80
Transitions 6.95
Performance 7.60
Composition 7.50
Interpretation 7.40
りり様
追記です。
あんまりここでルールに関する細かい議論をするのもなんですので、異論がございましたら、このページの一番下までスクロールしていただき、「掲示板」をクリックしてください。
そうすると「雑談コーナーPart2 」なるスレッドがあります。
私以外にもルール好きなマニアもいらっしゃいますし、そちらでお話しましょう。
もんだいはGOEでしょうよ。
ジャッジ、人間にやらせるのやめたらいいんじゃないの?
別に厳しくてもおおいに結構だけど全員に平等に厳しく、出来栄え点も謎盛りやめて正しく加点しないとね。ルールを厳格化するなら尚のこと、カメラ増やして誰も文句言えないジャッジシステムにすりゃいいのに。
うーん・・・雑談コーナーで議論したほうがいいような気もしますが・・・いいでしょう。
アタ様
GOEの評価項目(プラス項目およびマイナス項目)に従って、「何が」問題だったのかを「いつ」の「具体的なエレメンツ」を挙げて説明してください。
Rep 様
>「謎盛り」
これも同じですね。アタ様への質問と同じです。説明してください。
時代は常に進化しています。10年近くも前の演技と比べるのはナンセンスと思っています。
2008GPFフリーの真央さんのPCSは59.60ですが、その頃は決して低い数値ではありません。同じ試合でキムさんが60点台、ロシェットさんは58~59点台でしたね。
ちなみに、2006トリノフリーの荒川さんのPCSは62点台でした。
今ではジュニア上がりの選手でもフリーのPCSで60点に迫る(超えている)数値を出してます。
PCSに際しては、10年前と今とでは10点は大袈裟かもしれませんが、7~8点は上がっているように感じます。
りりさま、大変興味深いご意見をありがとうございました。真央さんの3A2本と3-3でメドベちゃんの点数を軽く越えていたかはわかりませんが、もしも当時、女子のSPにアクセルジャンプの3Aが認められ、厳しいDGではなく、URが適用されていたらと思いました。
これもナンセンスな話でしたね。
野武凛♪
私もノブリン様のご意見に同意です。
そもそもが10年近く前の競技会と現在を比較すべきではありません。
なぜなら2008-2009の頃に比較して大きく技術が進歩しているからです。
今では
・ジャンプ前のフリースケーティング動作が当たり前
・特にロシア勢はタノを多用
・ジャンプ着氷後の姿勢も工夫するのが当たり前
となっています。
これだけでもGOE3項目に該当します。
つまり+1は確実に増える。
こうなると、GOEで2008-2009シーズンの時代と現在では比較にならないのです。
(勿論地方大会は話は別です)
これだけではなくスケーティングスキルそのものもどんどん進化しています。
浅田さんがバンクーバー五輪後大きくスキルを引き上げたように。
当然、浅田さんだけではなく他の選手も引き上がっています。
エッジエラーも以前に比べて跳び分けが出来る選手も増えました。
それと、豆知識ですが、2008-2009シーズンはそれまでの新採点方式がジャンプやスピンにばかり注目が行き、スケーテンングスキルが重視されない形になってしまっていたため丁度「質の重視」に舵を切ったシーズンです。
田村明子氏の著作を読むと、このシーズン、審判はかなり試行錯誤を繰り返しています。
最終的に確定するのは2009年の世界選手権のあたりと思われます。
以前、雑談コーナーにて記載したのですが、ヨナさん、コストナーさん、浅田さんの世界選手権におけるPCSの変遷を下記に参考として記載しておきます。
なお、FSのカッコ内の数値はフリーのプロトコル上に表記されている数値で、
・ショートと同じ比率の点数(フリーのプロトコル上の点数)
としています。
フリーはショートプログラムから2倍されるので、変動が過剰にみえるためこのような書き方にしました。
●2007 世界選手権
SP
ヨナ:30.46
真央:30.12
コストナー:28.77
FS
ヨナ:30.82 (61.64)
真央:31.75 (63.49)
コストナー:28.64 (57.27)
●2008 世界選手権
SP
ヨナ:28.14
真央:28.88
コストナー:27.94
FS
ヨナ:29.28 (58.56)
真央:30.29 (60.57)
コストナー:29.26 (58.52)
●2009 世界選手権
SP
ヨナ:32.72
真央:30.16
コストナー:29.68
FS
ヨナ:34.2 (68.40)
真央:31.44 (62.88)
コストナー:29.24 (58.48)
●2010 世界選手権
SP
ヨナ:30.28
真央:30.96
コストナー:29.00
FS
ヨナ:32.52 (65.04)
真央:31.24 (62.48)
コストナー:30.12 (60.24)
●2011 世界選手権
SP
ヨナ:32.94
真央:30.74
コストナー:30.23
FS
ヨナ:33.44 (66.87)
真央:29.97 (59.94)
コストナー:32.32 (64.63)
●2012 世界選手権
SP
真央:29.60
コストナー:30.74
FS
真央:29.97 (59.94)
コストナー:32.86 (65.72)
●2013 世界選手権
SP
ヨナ:33.18
真央:32.40
コストナー:33.85
FS
ヨナ:36.81 (73.61)
真央:34.21 (68.41)
コストナー:35.35 (70.69)
●2014 世界選手権
SP
真央:35.85
コストナー:37.46
FS
真央:36.38 (72.76)
コストナー:36.89 (73.78)
結局、浅田さんも佐藤コーチの元で地道にスケーティングスキルを向上させ、コストナーさんもスピードを制御できるようになってから、ヨナさんと変わらない上昇率(30点前後→36点前後)になっているのが分かります。
2010年以降、浅田さんもヨナさんと比べて3~4年遅れて本格的に新採点方式に対応した改革を実施しますが、やはり簡単にジャンプの安定などに繋がったわけではなく、時間はものすごくかかったわけです。
なお、安定したジャンプとPCSは無関係ではありません。スケーティングが安定していればジャンプも安定するからです。
私は2015中国杯フリー、浅田さんのスーパートリプルアクセルは今でもよく動画で見ます。
無駄な力なんか一切無い、本当に素晴らしいジャンプです。これは佐藤さんの地道なスケーティングスキルの改善が実を結んだ瞬間で、2010年からの苦労が詰まっているのです。
んで、
・ノブリン様の見立て:8~10点上がっている
・私の見立て:評価点自体はそんな変わってないんじゃね?
これをファンの間で探求していくのも面白いかもしれません。
難しいですけど。
あ、すいません。間違えた。
誤:評価点自体はそんな変わってないんじゃね?
正:2009世選以降は評価点自体はそんな変わってないんじゃね?
です。
それとノブリン様も「7~8点」でしたね。
こちらもすいません。
男子のトップクラスの選手がいずれ、5種クワド当たり前になったとして、4Aは難しいし4Lzも苦手だし、となったら全ジャンプ後半にしたりするんだろうか。
などと、想像してみました。
日本はなぜだか伝統的にアクセルが得意な選手が多いので、最初に4Aを跳ぶのは日本男子から出てくるのかなぁ。
あるいは、中国辺りだろうか。
女子も、そろそろ5種トリプルの構成は頭打ちなので、次の北京の頃には6種トリプルや4回転の争いになるのかも?
今のジュニアが順調に育てば、そんな時代になるのかなぁ。
パープルヘイズ様
>3Aを跳ばず3Lzが苦手で要素を詰め込むだけ詰め込んでGOEやPCSを稼ぐメドベージェワがけっこう批判される
>けっきょくは日本のファンは日本人が勝てば満足ってことに過ぎないんじゃないのかな?
そのような理由の人も多いかもしれません。あるいは「好きな選手目線だけ」という人も多いような感じもしますね。
ルールのとらえ方にしても、好きな選手目線故に不正論が出てくる面も多いのではないでしょうか。
それと地方大会を見ていて強く感じることがあります。
それは、テレビ放送では国の代表レベルの人しか放送しないので、「3回転ジャンプは成功して当たり前」という大きな誤解が生じている、ということです。
地方大会ではそもそもルッツとフリップを両方揃えて、しかも高いGOEなんて希少価値があると言ってもいいぐらいです。
でも、地方大会にしたって、出場選手はその地域の「代表」です。
つまり、ファンはピラミッドの頂点しか見ていないからフィギュアスケートの全体像が見えていない、ということなのかなぁ、という気がします。
メドベージェワさんはあらゆる面で高いレベルのすごい選手なんですけどね。
さやか様
そうですねぇ。ファンやマスコミは喜ぶかもしれないですけど、怪我が心配です。
最近女子は助走が長くてもタノで飛び着氷後に中途半端繋ぎをつければGOEが高くつくようになったのでしょうか?
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