TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーがグランプリシリーズ第3戦中国杯2017について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
中国・北京開催、中国杯2017(中国大会)の大会情報、出場選手&結果。女子はアリーナ・ザギトワが優勝、樋口新葉2位、三原舞依4位、本田真凜5位。男子はミハイル・コリヤダが優勝、田中刑事7位。
(樋口新葉:28分45秒辺り~、三原舞依:32分30秒辺り~、本田真凜:42分5秒辺り~)
“TSL スケートカナダ2017のおさらい (2017/10/29-英語)” への26件のコメント
この二人の邦人女子3人の印象が興味深いな~と思った。以下、要約。
新葉ちゃん:元々あまり好みのタイプではないスケーターだけど、パワーあるし、去年と比べて各段に上達してるし、だんだん惹かれてきちゃってる自分がいる。彼女3A飛べるんだって聞いたし練習でも飛んでるの見たけど、いつ入れるのかな。Gファイナルで入れるのかな、ボクだったらGファイナルまで取っておくね。オリンピック前だし、そのときまで出し惜しみしておいて、入れないてプログラムを安定させておいてから、オリンピック直前のGファイナルで世界をあっと驚かせる策をとるけどね。なるほど。
まいちゃん:それ、誰だっけ?特に不安要素もないし、きちんと滑るし申し分ないけど、なんというかエクストラの何かに欠けるんだよね。でも、これって練習したからって身に着くものではないからね~。
真凜ちゃん:PCSがなんでこんなに低いのか、納得行かないね。彼女は俄然エクストラの何かがある、あるある。課題としてはもうちょっとスピードを出して、ジャンプももうちょっと高さを加えられれば、ジュニアっぽさがさらになくなってオリンピック出場も可能でしょう。
結論:まぁ、この3人の誰がオリンピックに行ってもおかしくないよね。
訳してくださってありがとうございます!
自分も三原のファンだけどラテン系や外人が見るとそんな印象を持つ人が多いと思います。
樋口と本田は表現面では本 当 にアピール力が凄い。とはいえ本田のPCSは今の所妥当だと思う。
ほとばしる情熱に美しい見せ方、魅了する力、パフォーマンス力はマイちゃんは全日本迄劇的によくなると思えない。マイちゃんの強みは失敗しないことにつきると思います。SPみたく失敗すれば樋口に離され本田と並ぶ状況。
今シーズンはまだ改善段階なのでPCSの劇的底上げは難しいと思う。ノーミスを繰り返すことで少しづつ上がるかもしれない。作戦次第でPCSの底上げは可能かもだけど今のコーチにそんな作戦力あると思えない。リベルタンゴもって来たくらいだから。三原に試練を与えても勝たせるプロではない。宮原のコーチやブライアンオーサーにエテリなら三原を勝たせる綿密な作戦を考えてくれそう。
22歳の北京オリンピックシーズン頃には世界中を唸らせるパフォーマンス力を身に付けて欲しいと思う。
クランストンの「ストロベリー・アイス」は、なぜかサンリオ制作と思ってたなー。
チョック・ベイツ組、ヨーコ、Oh No!w
今回はタイトルに「余談」とあるように話があちこちに飛んでいて、日本女子については、日スケ連は五輪2枠に向けて3人で競わせた、ワカバはハーディングやミドリ・イトーと同じ足で跳ぶタイプでロシア風に腕で跳ぶより体型変化に耐えやすい、マイ・ミハラを米代表にできるなら死んでもいい、マリン・ホンダは補欠の地位となりつつありジョナサン傷心、とも言ってます。
樋口選手がいまのところ1番いい感じですが、3Aに関しては、試合で飛べないからいれてないとしか言いようがないし、出し惜しみしていきなり出せる技じゃないから、たしか、ご本人も今シーズンいれるつもりはないとハッキリ答えてらっしゃいましたよね・・・。紀平選手のように入れて飛べているなら別だけど、最初の2Aは2Aだからあの場所で、あのタイミングや振り付けで出来ると思うんですけど、そこらへん少し無知なのかな?
しかし、心情的な話にしかなりませんし、TSLでも触れられていましたが、これを言うと荒れそうだからこそ最初の方は翻訳されなかったんでしょうけども・・・
樋口選手の演技が悪かったから2枠に減って、枠取りに一番貢献した三原選手がいけなかったらすごく残念だ。でも、それをいうと、宮原選手は怪我で出場しないままうまく復活できたら、彼女も枠を取る権利があるわけで・・・。勝手な憶測ですが、回転不足をしやすい・疑われやすい樋口・本田よりも、三原のほうが安心だっていう思いもあって、彼女を一番推したいんですけど、全日本で納得がいくような結果が出たらいいんですが、皆がノーミス・クリーンだったらと思うと、逆に切ない。選手の実力よりも政権で決まりそう。
詳しく翻訳していただき有難うございます。
やっぱり3枠ほしかったですね。
TSLで言われてることはいつも個人的好みもふんだんに交えた一つの見方。
それはそれでいいとは思うがその見方が正しいかどうかは全く別問題。
フィギュアはあくまでスポーツでありオリンピックはアスリートの最高峰の決戦。しかもそれぞれの国の期待を背負うことになる。
日本代表は全日本での結果が一番ものをいうかもしれないが、興行的商業的なこと華やかさ云々や1試合の結果だけでなくて、シーズン通して最も「スケートの技術」を安定して発揮できて引き続きより良い順位を取れそうな選手を男女ともしっかり見極めて欲しい。
誰を選んでもどこかからは必ず文句は出るだろうが、ショービジネスの世界ではなくこれは一つでも順位を上げるべく戦うスポーツだという認識は最も大事と思う。当たり前のことなんだけど。
各国スケ連の読みが大きく試される。
女子については差し当たり3枠取り戻すために誰を選ぶか、になるのかな?
ハビのことは何て言ってるんだろう。
ハビと、アシュリーケインはウィルス性胃腸炎かな。
早く治るといいね。
中国にはシングル男子とペアに有力選手いるからね。
樋口選手が3枠獲得の責任者としてスケ連あるいは国家と契約なんかしてたかなぁ
今季女子はジャンプの質がより厳密にジャッジされる傾向がうかがえるので、樋口さんや三原さんのように高さ、幅に問題のないジャンパーに代表になってもらう方が望ましいような、、、
樋口さんの場合はセカンドジャンプの回転に若干不安があるのみだけど、本田さんは全ジャンプの回転がぎりぎりで加点がつきにくい。GPSではSP、FP全てのプロで刺される始末で、慢性の回転不足になりつつあります。正直、濱田門下生のジャンプは今季のジャッジングシステムだと評価されにくいような印象です。
二つに分かれますね。
スケオタは実力のある人を出してほしい(樋口・三原・宮原)
一般市民は見たくなるような華のある人を出してほしい(本田)
スケ連は実力のみで選ぶ(樋口・三原・宮原の中から)
スポンサーはチャンネル変えたくならない人つまり視聴率のみ(本田)
このお二人は、好みは本田で出て欲しいのは樋口みたいですね。だったらこの2人で用は足すのではないかな。
全日本の1位2位というのが一番苦情が少ないし、ややこしくないし正々堂々としていてわかりやすいと思います。
この人たちより、日本のスケートファンの方が目が肥えてるってば。
OPの切符は結局全日本で全てを出し尽くすしかない訳ですけど、
陰謀論は好きでない私ですが、
個人的にはどの国際試合よりも全日本選手権が一番、
勝たせたい選手に点数を盛り、
そのライバル選手には引っ張れる足があれば、
ここぞとばかりに引く、という印象が有ります。
その時のリアルタイムの演技内容以上に….。
もちろんスケ連も、ワールドなどで良い成績を残せそうな選手を送り出したいという意向の元なんでしょうけど、
その為に「全日本一発勝負」と言いつつ、前哨戦のGP国際試合でポジティブな評価を受ける事が、少しづつ全日本での点数の下地作りになっている気がします。
そういう意味でも、有力若手3選手が揃った今大会は、単なるGPSの1試合以上の意味があったかもしれないな…。
余談だが、二人で Magic Memories On Ice (1990) を話題にしており、一部動画サイトにあるとゆーのを探して見たら歴史的名演技の紹介で、クリスティ・ヤマグチはペアと掛け持ち中でワールドで台乗りしてない頃だから、終盤のカルガリーのカルメン対決、エリザベス・マンリーの次がミドリ・イトー。
コンパルソリーがなければ勝ってたけどここでは4位と紹介され、最後の締めのナレーションが、コンパルソリーは廃止されるが、女子が3A跳ぶのがフィギュアの未来だ!お祝いだ!イトー!ブラウニング!1回転足してクワドだ!となってて目が潤む。
また、先日逝去したリュドミラ・ベルソワのプロトポポフとのペア五輪金フリーが月光ソナタから始まるのが、パパダキス・シゼロン組。
ディディエ・ゲヤゲの政治力でダンスは仏組が勝つ!とデイヴはテキトー言ってるが、分断国家での五輪におセンチになってるから、選曲加点はあるかもなー。
フェルナンデス選手については、今までもやらかすことはあったので、特に心配はしてないらしい。
デイヴは、朝のシャワーで気分よく歌って口に入った水から胃腸炎になったとゆー意見。
ジョナサンがメキシコとか歯磨きにボトルウォーター使うしと言って、二人とも中国ではお腹に来る、コーチ不在よりヤバいのは食事だけでない、と認識してるw
ラ・マンチャよりアリランの方が受けるぞ、マリン・ホンダもトゥーランドットよりアリランなら五輪行けるかも!って、デイヴ余談すぎw
フィギュア記者のアキコとやらに日本のファンの怖さを聞いてないのか?w
まー二人にとっちゃ日本ネタなんて癒しでしょう、米代表のシングル大混戦もすごいw
複数の方がいろいろ訳して頂きありがとうございます。
いつも二人の余談がぶっ飛んでいる感じで、日本のBSなどでもフィギュア番組はあるようですが考えられない会話ですね(^^;。
五輪代表選考は男子3枠目も読めませんが、女子2枠も予想が難しいですね。
GPSの結果が五輪選考にどれくらい影響するのか分かりませんが、個人的にはあくまで現時点で樋口選手が一歩前進したかなとは感じます。
特に今回のフリーの演技は絶対に負けない、五輪に行くんだ!という気迫を感じる演技で素晴らしかったです。
とはいえ今回出場した三選手は実力差はあまりないと感じますし、 あとはNHK杯の宮原選手の滑りが気になるところです。
GPSでなかなか結果をだせなかった選手も全日本選手権で一発逆転もあり得るのかな。
出来れば選手達の為にもスッキリと決まりますように・・。
去年、ライストを探してたら、中國のニコ動みたいな奴でコメント書き込める奴見た時の驚きですが、中國には羽生ファンと真凛ファンが多いのに驚きました。
この2人が出場する前から、真凛は?羽生は?的なコメントが並ぶんです。
で、ショックだったのが宇野選手が出ると、豆・・・・・ちびと言う意味?とか低空(ジャンプ低い)、樋口選手が出ると豚・・・みたいなコメントが並ぶんです。欧米人も中国人も外見の見栄えとスター性が一番のようです。日本人って外見で判断するのは良くないみたいなところがあるけど世界は違うようです。
ヤフコメでも今日も本田選手への罵倒が並んでましたが、今回のSPを見る限りではジャッジの目から3人の差は僅差なんですよね。でもヤフコメでは真凛は2ランクも3ランクも下みたいな意見が圧倒的です。なんか日本人の方が偏ってる気がするんですけどね。ツベのコメント見ても海外の人の方がコメントに愛があるw
ショートの3点差は僅差ではないと思うけど。
私も真凜好きだけどやっぱり五輪本命選手達と比べると実力に差があると思う
複雑なムーブメントが少ないからPCSも上がりきらないしジャンプが回転不足気味になってきて加点も貰いにくい。五輪シーズンとはいえシニア1年目だし期待しすぎる方が良くないんだと思って応援してる
どこの国でもネットでは酷いこという人はいるよ。あとヤフコメは最底辺しかいないから見ない方が精神衛生上良い
3点差は、たまたま樋口選手がアンダー取られなかっただけ。
樋口選手、ロシアではアンダー取られてましたよね。
女子はロシアの選手でも怪しいですから、ジャッジや本人の緊張次第でどうなるかわかりません。
3人が違って見える人は総合的に見た際に偏りがあるのだと思います。
3人が完璧な演技をしたらジャッジ次第と・・・その時に本人の魂がジャッジや観客に伝えられたか次第です。
3人の良さが全然違うのでジャッジの好みは大きく点数に反映されると思います。
ヤフコメが底辺というのは偏見ですね。それこそヤフコメと同じなので人のことは言えません。
一般的に中国の人は確かに男女とも見た目重視ですね、それもすらっとしたスタイルが受ける様ですが、
欧米ではモデルでもないフィギュアスケーターにそんなところを求めてないですよ。
中国のファンの年齢層が若いこともあるかもしれませんね。
以前の中国杯の羽生君へのプーさんの嵐や、今回の本田さんへのピカチュウーとか、日本以上ですね。
確かに中国は見た目重視で、技術的な事は日本のスケオタの方が詳しそうですね。
あと、ヤフコメが底辺かどうかは、私も大した人間じゃないので何とも言えませんが、あまり見ない方が精神衛生上良いのは確かだと思います。
だいたい叩かれてる人は決まっていて、2ちゃんと変わらない酷いコメントも多いです。
今回まりんちゃんも気の毒なくらい叩かれていた様ですね。私は以前見て不快になり一切見るのをやめました。
あれは世間一般の声でも、スケオタ全般の声でもなく、底辺とは言わないけど、ヤフコメ欄に住みついてる、似た者同士似た者同士の偏ったコメントが多いと思っています。
今回の試合は樋口さんが一歩リードですかね。でも全日本はまだわかりませんので、みんな頑張って欲しいです。楽しみにしています。
樋口さん、三原さん、本田さんの演技を生で何度も見ていますが、ジャンプのスケールが前者二人と本田さんでは一回り違うのがはっきりと分かります。本田さんのジャンプは残念ながら幅も高さもない。
あと映像だと分かりにくいんですが、ジャンプ以上に差があるのがスケーティングかと。樋口さんと三原さん、あとカナダ女子はもの凄く速いです。フィギュアで一番評価されるスピードでこれだけ差があるので、個人的には樋口さんと三原さんに頑張ってもらいたいかな。
本田さんは衣装が一番綺麗で見ていて楽しいんですけどね。
羽生くんや真凛ちゃんは、ビジュアル的に別次元なので、いわゆるスケートファンと、アイドル視しているファンと、混在している気がします。
私の周りの若い子(20代)は「羽生くんの顔が好き」「何しろかっこよすぎる。スケートはあまり見ないけれど羽生くんだけは好き」と、アイドルとして見ていたりします。
そういう時私は、スケート(が)すごいのよと言いたくなるのですが。
ところでNHK杯は、去年は草太くん棄権→龍樹くん、ことしは村上くん→友野くん。怪我がつきもののスポーツ、補欠の順番がいつ回ってくるかもしれないし、オリンピックが終わるまで女子がどうなっているか本当にわかりません。
オリンピックシーズン、見た目の可愛さなんてどうでもいい。
まず、勝てる選手、しっかり準備してきた選手にしか興味ない。
急にスポットをあてて、プレッシャーを与えたくないので、
マスコミにはそっとしておいてほしい。
今まで、中国はペアが強く、シングルで強い選手がいなかったので、日本ファンほど、詳しくないかもしれません。
ナンソンあたりから、注目するようになったのだと思います。
恐らく
世界の一部の人は外見で判断してるかもしれない、一部の日本人の方が偏ってるかもしれない、一部の海外の人の方がコメントに愛があるのかもしれない、
ってことですね。
2日後NHKに宮原選手が出るので仕上がりをみてから判断でもいいのでは
世界選手権2位を持ってる宮原選手、三原選手、樋口選手、本田選手だと思う。
女子の3位と1位、ラジオノワ選手とザギトワ選手の部分をまとめてみました。意訳、省略ありです。誤訳の訂正、補足など歓迎です。
*****
エレーナ・ラジオノワ
着氷時に肩が上がり猫背になるのは、回り切ろうとしているから。ロシア女子は腕で跳ぶ傾向がある。腕に頼ると体を持ち上げ易い反面、体型変化を迎えると回転速度が落ちるため、体を持ち上げにくくなる。ロシア女子が11歳で3+3をバンバン跳んでいても、体型変化後はどうなるか?と言われる所以だ。
一方、樋口新葉やトーニャ・ハーディング、伊藤みどりは腕を使わず脚で跳ぶ。このため、体型変化後もジャンプを維持できる。腕で跳ぶ女子は20歳を超えると跳べなくなる。滞空時間も短い。ラジオノワはかなり早く降りて来る。着氷しているが、ジャンプの度にヒヤヒヤする。緊張するとスケートは膝に来る。腕も硬くなる。ラジオノワはこれら全てを肩で補っているため、美しくない。選手として危機に瀕している。
だがラジオノワは見ていて楽しい。エッジの使い方が粗いため優勝できないが、ワクワクする。ジャンプを降りるか転倒するか予想がつかないので五輪出場は無理かもしれない。際どい位置にいる。出場候補は5-6人上がっている。ロシア内の駆け引きを踏まえると、エテリ・トゥトベリーゼの門下生が3人出るとは考えにくい。特にタラソワはソツコワとラジオノワのコーチ、ブヤノワと長年の絆がある。3枠目は、この二人のうちどちらかが出ることになるだろう。ただし、ミーシンがトゥクタミシェワに3Aを3本跳ばせることに成功すれば話は別だが。
アリーナ・ザギトワ
SPでミスが出た。あれほど高難度のFSをこなせるのになぜ?FSを滑り慣れているから?それともザギトワにとって連続でジャンプを跳ぶ方がたやすいのだろうか?エラーが出た3Lz+3Lpは、今回、比較的出来が良くなかった。SPでエラーが出たせいか、特にFSで緊張したようだ。いつものザギトワなら余裕で跳ぶ簡単なコンビネーションが、FSでは回転がギリギリに見えた。次の大会でSPにミスが出なければ、FSでどんな滑りを見せるのだろう。興味深い。
ハロウィン衣装に振り付けたみたいだ。バレエプロを成功させた選手といえばイリ二フやコーエンが浮かぶ。彼女らにはソビエトのバレエトレーニングを受けたかような伸びやかさがあった。指先からつま先まで動作をしっかりキメていた。ザギトワの動作は腕だけ。そして猫背。ディック・バトンの記事によるとGOEを狙い、動作が複雑かつ高難度になっている。ブラケットからカウンター、タノ、シャーロットなど入れるのはいいが、曲を捉えていない。氷上の体操だ。氷上で体を捻っているだけ。
フリップの後、腕を差し出す動作はとてもパワフルでハッとさせられる。だがその他は得点のために詰め込んでいる。ユーロスポーツで「ジャンプ着氷後、直ちに次の動作に移り追加点を狙っている」と言っていたが、問題はそこだ。技を詰め込むよりエッジに乗った華麗な技を見たい。
ダーティな感じがする。ザギトワのせいじゃない。フィギュアスケートが向かっている方向性が問題だ。美の創造より得点偏重。過去10年間でフィギュアスケートに何か悪い事が起こっている。美学から離れ、全てを数学的に測ろうとして今の状況がある。極めて不快だ。
とは言え、五輪優勝のダークホースにザギトワを選んだ。ネイサン・チェンやザギトワなど、ジャンプを得意とする新星の方が優勝候補ほどプレッシャーを感じず五輪に臨めるから。新星に勝たせたい訳ではなく、そういう場面を何度も見て来た。ザギトワには勢いがある。
メドベデワよりザギトワの方が、脚でジャンプできている。フリップなどのジャンプはザギトワの方が少し高い。両手タノでジャンプに一層高さを出している。他の選手はただ手を上げているだけ。マリア(ソツコワ)もそうだ。ザギトワのタノは、両手を上げることでしっかり体を持ち上げるブライアン・ボイタノ風に見える。
ザギトワのプロは好きじゃないし、足が外側に向いていないのでバレエの動作だとも思わない。つま先も伸びていないし、腕の動きも洗練されていない。ロシア人で赤いチュチュを着ているからと言ってキトリにはなれない。ナタリア・オシポワを見てみるといい。『キトリ』を語るのはその後だ。動作を終わらせ、伸びやかさを出すには時間が必要だ。ザギトワのプロには時間の余裕が無い。次のつなぎ動作に入らなければいけないので、フリーレッグを充分伸ばす暇も無い。振り付けも美的観点から良くないと思う。特にステップシークエンス。たが、腰を落とし膝で滑る動作は目先が変わっていておもしろい。
何年か前、(アレクサンドラ)プロクロワがジュニアの時に演じたプロを思い出す。同じチュチュの衣装を着て同じ『キトリ』プロだった。メドベデワがザギトワと全く同じチュチュを着ていたが、曲は『Ballet Russe』だった。どれも同じようなプロだ。ロシア女子のあの手この手はもう見つくした。だが、成功しているから変える必要がない。それがジレンマだ。
SP、FSとも新葉の方が上だと思った。
*****
以上です。デイヴお勧めのナタリア・オシポワのキトリ、素晴らしいですよ。YouTubeで観られます。
https://www.youtube.com/watch?v=SOvXo841L1o
訳してくださった方々、ありがとうございます。楽しんで読ませていただきました。樋口選手のことを「好みのタイプじゃなかったけど、惹かれてきてしまった」とは…ある意味、最大級の賛辞なのでは?と思いました。素直に誉めないところが彼ららしいというか(^^;
FSF様、人名まで丁寧に訳してくださってありがとうございました。オシポワのキトリ、鮮烈な艶やかさに思わず見入ってしまいました。バレエの表現をそのままスケートにもってくるのは難しいと思いますが、観る側としては期待してしまう所なのかもしれませんね。
イリニフ、コーエン、(聞き間違いでなければオクサナ・バイウルの名前も出ていたでしょうか…)いずれもバレエ音楽を活かした素敵なプログラムを演じていたのを思い出しました。ザギトワ選手はたしかに少しせかせかした印象があるかもしれませんが、FSは彼女の雰囲気にも合っていて、溌剌としたキュートな魅力を感じました^^
◆コメント欄の利用(書き込み・閲覧)は自己責任でお願いします。コメント内容の信憑性や真意やトラブル等、管理者は責任を負いません。コメント欄は誰にでもすぐに書き込め反映されるシステムになっています。時には意図しない内容のコメントも第三者によって投稿されることもあることをあらかじめご承知おき下さい。
◆コメント欄は、毎日不特定多数のユーザーが閲覧しています。マナー、ルール、モラル、ネチケットを守って利用ください。管理者が不適切と判断した場合、予告なく削除します。
◆コメントの投稿者名欄には、実名やコメントのタイトル、「匿名」「通りすがり」「名無し」、ブランク(空欄)又は特定ユーザーに対する返信名(○○さんへ)ではなく、ハンドルネーム(ペンネーム)を記入してください。ハンドルネームは、一記事に対して複数使用しないようにお願いします。
◆不愉快なコメント(荒らしや悪戯、中傷・煽り等、根拠のない難癖をつけたり、けんか腰な口調)を見つけても、決して相手にはせず無視(スルー)していただくようお願いします。これらの行為に当てはまるコメントへ相手をした場合は、基本的に荒らし書き込みとともに削除します。
荒らし・煽り又は禁止事項に接触するコメントを見つけた場合、掲示板の「要望欄」よりURL(アドレス)・コメント番号・投稿日時等を明記してご報告ください。内容を確認した上で、削除等など処置をいたしますのでご協力ください。
【禁止事項】
● 一般の方の個人情報(名前・住所・電話番号等)掲載
● マルチポスト
● 関連のないサイトからの広告・宣伝
● 自作自演・成りすまし・一つの記事内で複数の名前を使用
● スケート選手・ユーザーへの誹謗・中傷・批難
● 荒らし・煽り行為
● 罵倒及び明らかに他人を不快にする投稿
● 犯罪の予告などの書き込み
● 政治・宗教活動、勧誘行為. 触法行為