愛知県名古屋市の日本ガイシホールで開催された国際競技会「2017/2018 ISUグランプリファイナル(ISU Junior & Senior Grand Prix of Figure Skating Final 2017/18)」、日本代表-宮原知子(Satoko MIYAHARA)のフリースケーティング演技の動画です。
Date:2017年12月9日
曲名:ジャコモ・プッチーニ 歌劇『蝶々夫人』より (Madame Butterfly Act 3 by Giacomo Puccini + Goro’s Entrance (Madame Butterfly Act 2) by Giacomo Puccini + Butterfly Bids Her Child Farewell (Madame Butterfly Act 2) by Giacomo Puccini + Prelude)
技術点:67.00
構成点:71.88
合計: 138.88
- 女子シングル・フリー得点詳細(英語)
- 女子シングル・フリージャッジスコア(英語)
- 女子シングル総合結果(英語)
愛知県名古屋市開催の日本ガイシホール開催、ISUグランプリファイナル2017の出場選手・日程・結果。女子シングルはアリーナ・ザギトワが優勝、宮原知子5位、樋口新葉6位。男子シングルはネイサン・チェンが優勝、宇野昌磨2位。
(アメリカ英語)
(アメリカ英語 NBC)
(カナダ英語)
(日本語)
(日本語)
(解説なし)
(解説なし)
(解説なし)
“宮原知子 グランプリファイナル2017 フリー演技 (解説:アメリカ英語)” への107件のコメント
彼女の内面の美しさが演技に現れていて、本当に繊細で美しく強い演技でした。こういう人が日本代表であって欲しい、と思わせる演技。ケガの影響でジャンプが戻っていなくても、今できる事を最大限努力する姿勢は、後輩スケーターも見習って欲しいです(*´-`)
ジャンプの復調が全日本やオリンピックに間に合うかどうかは分かりませんが、彼女の日本人らしい美しい精神性は、日本人だけでなく世界中のスケートファンが敬意を抱くと思います。その為にも頑張って欲しい。大スターにはならないかも知れませんが、偉大なスケーターです^ ^
回転が不足しているから回転不足を取られる。今回取られたジャンプがあった。回転が足りているジャンプは回転不足を取られてない。誰もが完璧を目指して努力しているが、100%ミスしないというわけにはなかなかいかない。
そういうこと。
N杯の時は無事にフリーを最後まで滑れるかと心配していたのに、今ここまで戻しているなんて本当に感無量です。
知子ちゃんのステップ大好きです。
今回回転不足のジャンプは残念でしたが、全日本に向けてまた調整していくんじゃないかなと思います。
お疲れ様でした!
知子ちゃん、5位惜しかった。ジャンプが残念でした。
1位のザギトワまでは9.81点差で遠いとしても、2位までは僅差の
2.79点差で、ジャンプに回転不足なければ、台乗りできたでしょうね。
SSが今回9点台に乗り、PCSが(スケアメより+0.8)伸びました。
振り付けを見直した成果が出たのかな。
知子ちゃんは、PCS 71.88で、
ザギトワに+1.46点、ソツコワに+3.19点
と勝っているが、回転不足の影響で、
技術点が67点と(スケアメの72.23より -5.23点下がった)
ザギトワに-9.61点、ソツコワに-6.59点負けている。
技術点の基礎点
知子58.14(スケアメより-4.7)
ザギ66.01(-7.87)
ソツ62.62(-4.48)
技術点のGOE 他の要素で加点あるので…そんなに差はない。
知子GOE +11.06-2.2=8.86(スケアメより-0.53)
ザギGOE +11.8-1.2=10.6(-1.74)
ソツGOE +11.17-0.2=10.97(-2.11)
コストナーには技術点で+0.13、オズモンドには+0.5勝っている(今回両者ともジャンプのミスあり)
pcsでは-3.08点、オズモンドには-0.74点負けている。
今回ファイナルに出た6人(ロシア2人、カナダ、イタリア、日本2人)と、
メドベ―デワ+今回出てないアメリカ勢が、恐らく、五輪の台乗りを争う
メンバーではないでしょうか?(もちろんまだ分かりませんが)
メドベデワが本調子なら、技術点(基礎+GOE)、
PCS(9点台後半)と飛びぬけているが、
ザギトワはまだ不安要素があり、2位以下は、それほど差がない。
つまり、知子ちゃんが五輪に出るとして、トップ3に入るには、回転不足やエラーのない、しかもGOE+1~2の付くジャンプを、ショート3本、フリー7本、全部揃えられるかが、カギを握るということ。
その他には、ステップ、スピンの加点を、もっと稼ぐこと。
エッジに乗ったスケーティングも、もっと思い切り良く。
TR(つなぎ)の更なる加点を狙う、もうちょっとの工夫などでしょうか。手の表情の変化とか、足さばきとか・・
あと、演技(パフォーマンス)は、今回、SPもFSも、それほど入り込んで
いるようには見えなかったし、音楽との一体感や、グルーブ感も、
私には、もっとできるでしょ?って感じました。技術に意識がかなり行っているように見えました。
今回ファイナルのアイスダンスの、トップ3のフリーの演技を見ていて、
まだまだ滑りの質には、上には上があるんだなぁと感じました。
芸術性、演劇性、音楽性、スケ―ティングも、ジャンプがない分、
高まっているなと思いました。知子ちゃんの目指す滑りのお手本が、ここにあるのではと思いました。
特に、テッサ・バーチュー/スコット・モイヤー組を見ていて、
男性が、黒子のように、女性を引き立てているのを感じました。
知子ちゃんの演技にも、見えない黒子のような相手役(恋する相手や、からかう相手)がいて、その相手と、対話しながら演じれたら、もっと素敵に見えるのかなあと思いました。
ジャンプに関しては、最近、ロシアのミーシン・コーチの
技術に関する本を、訳してブログに載せている方がいて、
それを読ませて頂いたのですが、とても有益な情報だと思いました。(貼らせて頂きます)
https://ameblo.jp/astrid-m/theme-10093754708.html
その中で、ジャンプ編⑤ ルッツに関する解説では、
https://ameblo.jp/astrid-m/entry-12188123723.html
↓
・最も難しく、かつ効果的(?)なトウジャンプ
・バックアウトで滑走しながら、フリーレッグをスケーティングレッグのわきまで引き、両肩を回転方向と逆に限界まで回す。踏切足のトウはスケーティングレッグよりブレード2つから3つ分後ろ、ブレード1つ分横に着ける
・ルッツの回転のつけ方は
①上体を回転させる
②踏切足のトウで助走停止運動(助走によって得られた水平方向のスピードを助走を止めることで跳びあがる力に変えるみたいなそんな感じ)を行う
の2つ
・①が先で②は後に行う。順番が逆だったり同時だったりすると、トウが氷についてから離れるまでの間に、上体に十分な角速度がつかず、回転運動がやりにくくなる。まだ、逆に②が遅すぎると、体が回り過ぎて踏切がやりにくくなり、ジャンプが低くなる。
・上体の回転の角度を大きくする練習としては、15~30kgの体操用の棒やバーベルを肩にかついで回転運動を行うトレーニングをするとよい。回転の角度が大きくなれば、高い角速度が得られ、初めの回転が大きくなって、回りやすくなる。
・状態の回転の技術を高める練習には、ウォーレイとトウレスルッツのコンビネーションを用いるのもよい。これらを跳ぶと、上体の回転運動の感覚を身につけられる。
・助走停止運動を身につけるのは、上体の回転運動の習得より簡単で時間がかからない。そのため、上体の回転運動ができるようになったら、初めて踏切足のトウを氷につけさせ、踏切の練習を始める。
・肩の線が運動方向と直交する状態の時にトウを突くとよい
・踏み切りの時の胴体の動きが重要である。ルッツは回転方向(前方と上方)に手足を振るのが難しいため、胴体を振ることでそれを補う必要があり、また、胴体を振ることで踏切足の負担を小さくできる。ドナルド・ジャクソン(世界で初めて3Lzを成功させ、その後12年間他に3Lzを成功させた選手はいなかったというレジェンド)、ガブリエル・ザイフェルト(ユッタ・ミュラーの娘で、女子として世界で初めて3Loを成功させた)、J・ペトケビチ(Wikiには載ってなかった。誰だろう)、D・ハンフリー(ハンフリーという名のスケーターにはジェイ・ハンフリーがいるが、イニシャルがDではないのでおそらく別人。誰だろう)、佐野稔(居酒屋解説)、セルゲイ・チェトベルヒン(札幌五輪銀メダリスト)などは胴体を振ってルッツを跳ぶ。
・胴体の振りをマスターするには、床の上でスパイラル姿勢(おそらく浅いシャーロットスパイラルのような姿勢)から胴体を勢いよく垂直になるまで起こす練習をする。この時フリーレッグは、常に胴体の延長線上にあるようにすることに注意。これができるようになったら、ゴムひもの一方の端をスケーターの首に、もう一方を床の上の固定物に結んで、難易度を上げる。それをマスターできたら、胴体を起こすと同時に体を回転させるようにする。
この練習をする時は、支持反応の垂直成分(?)の大きさに遠心力がかなり大きな影響を与えており、遠心力は振り上げ運動の速度に左右される、という点を考慮しなければならない(この一文はいまいち意味が分からない…解説プリーズ)。そのため、できるだけ素早く振り上げることが大切。
この練習法を使うと、空中で軸が傾きにくくなる。
・・とこのようにあります。
特にここで気になるのが、②踏切足のトウで助走停止運動をする
タイミングです。②をもっと早くすれば、高さが出るのではと思うのですが。。
日本開催なのに表彰台に日本人選手がいないのは淋しい。
回転不足があったり、加点がもらえなかったりすると表彰台に上がれない時代なんですね。
6分間練習前に田村コーチと談笑している知子ちゃんかわいい。
今回、回転不足は取られたものの、僅差の5位、日本人では上位になれたのは幸いでした。
ここ数年、日本女子を引っ張って来た宮原さんですが、全日本での回転不足の基準次第では、すんなり優勝できない可能性もあるからです。
補欠からの出場、そしてその与えられたチャンスをしっかりものにするメンタルの強さ、これがなければ、オリンピックなんて大舞台で自分の演技はできないのでしょうね。
https://ameblo.jp/astrid-m/entry-12190835794.html
ジャンプ編⑥ フリップ
※ジャンプ編①~⑤を読んでからお読みいただくと分かりやすいと思います。
・フォアアウト→バックインのスリーから入ることが多いが、フォアイン→バックインのモホークで入ってもよい。後者はサルコウのアプローチと似ていて同じ特徴を備えており、踏切時の姿勢はサルコウより安定しているが、初めの回転をつけるのはサルコウより難しい。
・上体の回転で生じる初めの回転と、右足トウによる助走停止運動で生じる回転を合わせて回転する。
・踏み切り姿勢では、フリーレッグとフリーアーム(右足と右手ということ)を後ろに引くことで、上体の回転運動をやりやすくするように。
・踏切時は踏切足の右足だけでなく、スケーティングレッグの左足も勢いよく伸ばすこと。スケーティングレッグによる踏切が十分強くないと、着氷の時に体が前に倒れてしまう。この点でフリップの踏切はルッツの踏切に似ている。
_人人人人人人人人_
> 驚きの少なさ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ミーシン教授はフリップジャンプがお嫌いか…?
最後の、左足でも氷を強く押さないと体が前に倒れる、というのはユーリャが陥っていたミスかなあと何となく思いました。成長期で不調になってからのユーリャのフリップはいつも体が前に倒れてしまっていた印象でしたよね。なぜそうなったのかはよく分かりませんが、ユーリャのフリップは左足のエッジがフラットだから、氷を押しにくいのかな?
知子ちゃんが苦戦している3F 何かヒントになるといいのですが。
「コーチとスケーターのためのフィギュア技術」ミーシン著 ジャンプ編①
フィギュアスケート・ジャンプ解説
念願だったミーシン先生の本を借りることができました。ばんざい。めでたい。
この本はコンパルソリー編とジャンプ編に分かれていて、まだジャンプ編しか読んでいないのですが、内容が充実しすぎているので、とりあえずジャンプ編の一部の要点をまとめておきます。
・新しいジャンプを教える時は、あらかじめ助走、踏切などの個々の動きを完全にマスターさせておかないと、スケーターは多くの動きを意識してコントロールする必要が出て来てしまう。(つまり、無意識で出来るまで教える必要があるということか)
・新しいジャンプを教える時、トウジャンプは回転なしの踏切、エッジジャンプは回転を減らして練習。エッジジャンプで回転なしだと踏切の質自体変わってしまうため。
・1つの技術を過度に定着させてはならない。時には今までの型を破り、動きを変えていく。要素の仕上げが完了したと思ってはならず、常に習得の途中であると思うこと。
・技能をある程度定着させたい時は教える要素をそのまま指導し、定着ではなく改善の段階に入ったら、技能の定着度が高くなると無意識にできるようになり意識的に動きを制御することが難しくなるため、習得したいことを変形したやり方で練習するといい。例えば回転数を減らす、助走を遅くする、両足で降りる、着氷してから回転するなど。こうするとスケーターにとってその時点で最も重要な動きがはっきりし、その動きの遂行に重点をおける
・スケーターに目隠しでジャンプを跳ばせると、3~10回目から急速にその跳び方に慣れ、成功率が上がる。そのような目隠し練習はジャンプの安定に役立つ。
・遅い助走からジャンプを跳ばせ、後で助走スピードを上げるという指導をするコーチもいるが、それは非効率である。助走が遅いジャンプは質が低いため、助走スピードを上げると同時に質の改善に取り組まなければならなくなるから。
・ジャンプ前の姿勢や滑走の安定のためには、固定した姿勢で助走して、コーチに合図されて初めて踏み切るという練習が効果的
・踏切で急激に進行方向が変わらないためには、踏切の姿勢を取ったまま、跳びあがることなく数秒間滑るという練習が効果的
・ジャンプで重要なのは、離氷~着氷で前進運動を全身に同時に伝えること、軸を中心とする回転運動を開始すること、空中で軸の安定した運動を確保することの3つ。
・ジャンプで、残留角速度(たぶん、着氷した時に残っている回転エネルギーみたいなものだと思う)を適切な大きさにするには、体のほどきが接氷前0.1~0.2秒より遅くてはならない
・体をほどくときは、上体を回転方向と逆方向に回すとよい。必要な回転数を回りやすくなり、ブレードがスリップしにくくなって安定する。
・空中で、体軸に対して手足の動きを左右対称にできると、離氷時・着氷時で体の氷に対する傾斜が同じになり、いいジャンプになる。そのため、ゴムひもやおもりを手足につけて体をほどいたりまとめたりする練習をして、対称な動きをできるようにするといい
・ジャンプミスの原因は、①軸ブレ ②回転不足 ③残留角速度(上記参照)が大きすぎる ④体の水平方向への運動速度が小さすぎる ⑤着氷の仕方自体が悪い の5つに分けられる
①軸が前方かつ内側、または後方かつ外側にぶれると転びやすくなる。上手いジャンプでは、軸が空中で前進運動していて、回転していない。もし軸自体が回転してしまうと、バランスをとれず転倒する可能性が高い。
②着氷の状態は、トウが氷に接触した時点で肩がカーブの方向に平行(90度の回転不足、という意味だと思われる)、ブレードが進行方向と30~45度の角を成す(30~45度の回転不足という意味)のが理想的である。
③ほどきが十分でないと起きる。前述したような、着氷時に体を逆方向に回す着氷方法が効果的。
④水平方向への運動速度が小さすぎると、着氷のカーブがきつくなり、バランスを取れなくなる。助走が遅かったり、踏切でスピードが失われると起こる。
⑤よい着氷の仕方は、きちんと着氷の衝撃を和らげて体の垂直方向への運動速度を消しているもの。このような着氷にするには、トウからエッジへの乗り移りをスムーズにしなくてはならない。トウでの着氷が苦手なスケーターには、フライングスピンを練習させるとよい(ジャンプの後スピンするには、ジャンプ後トウにできるだけ長く乗っているのが重要になるから)
・着氷が上手く行くかどうかは、その前の部分全てが上手くできたかにかかっている。ミスした時は誤りがどこにあるか見極め、その誤りを直さなければならない。
要点だけなので、省略した部分もあります。
この後、各ジャンプ(アクセル、サルコウなどの種類ごと)についての解説が始まるのですが、それは別記事で。コンパルソリー編についてはまるでめどが立ちません…
「コーチとスケーターのためのフィギュア技術」ミーシン著 ジャンプ編② アクセル
フィギュアスケート・ジャンプ解説
ジャンプの種類ごとの記述はアクセルがダントツで長かったです。それはもう凄い長さでした。ミーシン先生はアクセルジャンプが好きなんでしょうね。
「コーチとスケーターのためのフィギュア技術」ミーシン著 ジャンプ編① を読んでから読んだほうが分かりやすいと思います
・離氷時のブレードの回転角(プレロテ)が大きいと助走停止効果が大きい=上に向かって跳ぶ。小さいと助走停止効果が小さく、幅跳びになる。回転角を大きくするにはフリーレッグを円く、小さくするには直線的に振るとよい
・バックアウトに乗り5~6メートル/秒で助走して、フォアアウトに踏みかえて跳ぶ。アクセルが得意な選手の踏みかえの角度は120~155度、平均140度(いろんな選手のアクセルを見ましたが、だいたい180度くらいに見えます。昔の本だからかな?それとも私の見方が何か間違ってる?)
・踏切の時体を安定させまっすぐにすることが重要。腰を引く、頭を下げる、前かがみになるなどしないように。
・アクセルを跳ぶときの踏切カーブの曲率は、直径3~6メートルと小さい。このカーブを滑走した結果生まれる角速度(回転力みたいなもの)もやはり小さい。
踏切カーブの曲率が大きすぎる(トレースがゆるやかなカーブを描かず、フックのような形になってしまう)と、上体が下半身に対して回ってしまい、初めの回転が大きくなりすぎ、空中で軸が回転運動を起こす=正しい前進運動をしないことが多い。これは、ブレードの進行方向と身体の重心の進行方向が離れてしまい、踏み切りの終わりに支持反応(立っている時、足が地面から離れないようにする反応)の作用する方向が体の重心から離れたところを通るようになって、それが踏切の効果を下げ、余計な回転力を作りだすから。
曲率が小さいと、ブレードの進行方向と身体の重心の進行方向が近いため空中で軸が前進運動しやすい条件ができる。
だから、アクセルの練習をするときは、踏切カーブの曲率を大きくすることで回転をつける跳び方をしてはならない。
・上体をひねることで回転をつける跳び方もよくない。踏切で回転方向に上体をひねると、踏切の終わりまでには下半身も同じように回ってしまい、最終的に踏切カーブの曲率が大きくなる。
人によっては、むしろ回転と逆方向に上体をひねることが多い(対抗運動)。これは踏切の滑走によって生じるわずかな体の回転を打ち消す働きをし、振り上げをしやすくなる。
・アクセルの助走停止方法(跳びあがる方法)は①トウ停止 ②エッジ停止 ③組み合わせ停止
①踏切カーブの最後、トウに乗り移って氷を蹴る方法。氷上に残るトレースは細く、エッジによる削れ(スクレーブ)がない。ユッタ・ミュラー(カタリナ・ヴィットのコーチ)の見解では、理論的に高いジャンプを可能にする方法。ブレードで長い間ブレーキをかけることがないため、水平方向へのスピードを大きいまま保て、幅跳びになるが、回転運動を作りだすという点では効果が小さい。マスターするのが難しい。
②エッジを使った助走停止。ブレードがカーブの方向に回り(プレロテ)、トレースにはスクレーブがあり、アウトエッジの前の部分により多くのスクレーブができる。ミーシン先生の考えでは、この方法だと高いジャンプになりやすい。安定した回転をつけられ、トウ停止より簡単。
③①、②の組み合わせで、エッジで助走停止→トウに乗り移る、という踏み切り方。はっきりしたスクレーブと、徐々に細い線に移行する部分からなるトレースができる。カルロ・ファッシおすすめ。これを使うスケーターが2Aを最も安定して跳んでいるというデータがあり、コントロールの確実性は最も高いと言える。トウ停止より簡単。
1Aで用いられることが多いのは②→①→③、2Aだと②→③→①.
・アクセルは助走停止の方法が重要なため、指導では、スケーターのジャンプ技術と助走停止方法ごとの特徴とを照らし合わせる必要がある。その後で直していくとよい。ただ、コーチがトレースにばかり注意を払っていると、肝心な回転運動や前進運動の上体を見失うことがある。トレースは、踏切の時の身体の動きが正しいかどうかチェックするためだけに役立てるべきだ。
・アクセルの踏切に最もいいタイミングは、腕とフリーレッグが真下を向き、肩の線がカーブの方向と直交しているタイミングで、この時支持反応は最大になり、ブレードは氷に最も深く食い込んでいる。これより踏切が早いとスケーターは氷に押し付けられているように感じ、遅いとずれた視点から踏み切っているように感じる。
・腕とフリーレッグは、軸の運動方向と平行になるように振る。これは、腕とフリーレッグの運動面と軸の距離を小さくすることで、離氷時の回転モーメント(回転に必要な労力、のようなもの)を小さくし、初めの回転速度を高めるためである。
また、腕とフリーレッグの移動方向は、踏切方向/重心の移動方向と一致しなければならない。そのためには、両腕を前方・上方に平行に振り上げる必要がある。これは走り高跳びの背面跳びと似ている。フリーレッグの振り上げも同じく。
・床の上で、腕におもりやゴムひもをつけて両腕を振り上げる練習をするとよい。両腕は平行な面の上を通り、腰にいくぶん触れるように振る。
・また、腕を振る時は、できるだけ後ろに引くこと。振り上げ部分の運動距離が伸び、振り上げの速度を上げられる。できれば水平になるまで腕を後ろに引く。フリーレッグを振り上げる時、大腿部は垂直方向に対して45度に達するのが望ましい。また、フリーレッグの膝を曲げると、股関節の軸に対するフリーレッグの慣性モーメントが小さくなり、足全体の加速が楽になる。
・振り上げるだけでなく、素早く振り上げを停止できることも大切。停止が早い程振り上げ運動は効果的である。ただ最初は、運動軌道が正確かどうかに重点をおくべきで、素早い停止はそれができてから。
だいぶ要約しました。
ミツンどんだけアクセル好きやねん…
「コーチとスケーターのためのフィギュア技術」ミーシン著 ジャンプ編④ ループ
フィギュアスケート・ジャンプ解説
ジャンプ編①~③を読んでからお読みいただくと分かりやすいと思います。
・バックアウトループターンと似ていることから名前がついた。ベルナー・リットバーガーの名前をとってリットバーガージャンプとも呼ばれる。
・ループは体の回転を始めるのを彩すぎないようにうるのが難しく、また振り上げの幅が限られる事から、最も難しいエッジジャンプの1つである。
・踏み切り前にフリーレッグ(左足)を前に出し、それに続き回転方向と逆に上体を回す。フリーレッグを氷に着けず、上体が回転方向に回るのが早すぎないように踏み切る。踏切のトレースはゆるやかなカーブで、最後のみ曲率が大きいように。
・練習は、(右足の)バックアウトからフォアインのスリーターン→モホークで足を替える→バックインで滑るというステップから始めるといい。これをサークルの上で繰り返す。フリーレッグを前で交差状態にすること、上体が回転方向に回らないようにすることに注意。
このステップをマスターしたら、(左足の)フォアアウトからバックインのスリー→踏切足の右足をバックインのカーブの上に置く、という古典的なアプローチの練習。
(右足の)バックアウトからフォアインのスリーターン→モホークで足を替える→バックイン、というアプローチはこれ
フォアアウトからバックインのスリー→踏切足の右足をバックインのカーブの上に置く、というアプローチはこれです
・他のジャンプと同じで、アプローチの滑走と踏切姿勢そのものの安定が重要。踏切姿勢を安定させるための練習として、(左足の)フォアアウトからのスリーを行い、バックインで長く滑走する。その時、踏切足側の腕(右腕)は後ろに引き、頭は滑走カーブの内側(右側)に向ける。初めの回転をつけるのは上体の回転のため、このような振り上げをやりやすい姿勢をとるとよい。
・2回転以上の練習をする時は、アプローチが似ているバックスピン(?)、バックアウトでゆるやかなカーブを2,3秒滑走した後ジャンプしフリーレッグを後ろに伸ばす、などの練習が有効。
サルコウよりは長かったですが、やはりアクセルと比べると段違いの短さw
ミーシン先生はそんなにもアクセルがお好きなのか…
「コーチとスケーターのためのフィギュア技術」ミーシン著 ジャンプ編⑦ トウループ
フィギュアスケート・ジャンプ解説
ジャンプ編①~⑥を読んでからお読みいただけると分かりやすいと思います。
・別名チャーリージャンプ
・初めの回転がつけやすく、踏切への準備や踏切の回転が空中での回転と同じ方向であることから、最も簡単なトウジャンプの1つだと言える
・フォアイン→バックアウトへのスリー、またはフォアイン→バックインのモホークの後踏切足に乗り換える方法で入る。前者は回転数を増やす場合に効果的で、後者は踏切を安定させるために効果的。
フォアイン→バックアウトへのスリーからの入り
フォアイン→バックインのモホークの後踏切足に乗り換える方法
・メカニズムはサルコウに近い。
・トウループの特徴は、踏切時の身体の回転の角速度の増加が速いことである(=回転速度をすぐに上げられる)(これ、サルコウ、ループ、トウループの回転の角速度を比較したグラフがついていました)。これは、左足トウによる助走停止運動の効果が高いため。3回転が最もやりやすいジャンプの1つである。
・踏切時、左足が後ろで交差し過ぎてはならない。踏切足を正しい位置につけるためには、体全体を一つにして入りのスリーを行い、骨盤に対して上体を強くひねらないようにすることが必要。左足はスリーの後すぐ氷につけなくてはならない。
・練習としては、フォアインからバックアウトへのスリーを連続して行う方法がよい。
結論:教授はアクセルとルッツがお好き
コンパルソリー編はいつかやるんですかね。今のところ読んでもまるで理解出来ないんですが、もし理解出来る日が来たらやりますし来なくてもやるかもしれません。
ただ仮にやったとしても長過ぎて終わる気は全くしないしそもそも需要はあるんでしょうか…
ショートは良かったけど、フリーは蝶々夫人という感じがしなかったな。
ジャンプが低くギリギリなのでPCS稼ぐしかない。
衣装も中国っぽいから変えた方が無難かな。
これから滑り込むしかない。
ジャンプ、いつ見ても残念
衣装は近くで見るときれいだけどね。
両方、一色使いで遠目だと
体が小さいから、さみしいね。
どちらかというと、SPの方変えてほしいかな。
ご苦労様でした。知子さんがんばりましたね。ジャンプがいつも心配です。
その他は、いつもステキです。これから練習頑張るでしょうが無理しないでください。全日本に向けて良い練習できますように・・・・・
ロシアばかりでフギィアスケ―トつまらないな・・・点取りの構成ばかり
日本人なので日本選手応援しています。
ポムポム様
女子では、みんながやらないようなことをして、それを賞賛される時代は終わったのかもしれません。同じようなプログラムでその質を競うんですね(ジャンプ全部後半とかはインパクトありますが、作品としてのバランスはどうかというと、偏っているのは事実です)。プログラムにあまり差が無い分、競り合いは白熱するといえば確かにそうとも言えますが。
何だか、豪快だった柔道がいつの間にかカブトムシの喧嘩みたいな試合に変わり果ててたのを彷彿します。
宮原選手、怪我や痛みの再発を恐れつつ応援してましたが、そんな心配をよそに普通に上位争いに返り咲いたことに驚きです。全日本頑張れ!!
おはようございます。
管理人様 動画アップありがとうございます。
GPF お疲れ様でした。
大きな怪我をして
どう回復していくのか
どう進めていくのが良いのか
ご本人も周囲の方々も初めてのことばかりでしょう。
試合に出られるようになり二戦終わり急遽
自国開催のファイナルの試合が決まり
混んだ日程になり…
身体やメンタルの状態がどうなのか
常に初めてづくしというか…
五輪への道
大勝負の代表選を控えています。
この試合は全日本 に向けて必要な舞台だったと思います。
五輪に出場するであろうトップが揃う
国際大会での評価を確認できたのは良かったです。
応援しています!!
スケートアメリカとくらべて良くなかったですね。
始まる前から 接戦なので良いか悪いかかな、つまり2位か5位かなと思ったのですが、終わったあとあまりぱっとしなかったのでダメかなと思いました。
スケアメと比べて良くなかったところ。
1 顔芸が多すぎた。びっくり顔なのでアップにされると引く。スケアメではアップがなかったからかもしれないが自然で良かった。
2 力が入っていた。メイクにも。なんだかすべてに。
今回は友人のホムパでTVを見せてもらったのですが、少し興味がある友人数名だけで見てました。
皆さん、スケートファンとまではいかないので、ザギトワが一番いいっていってました。宮原さんは、こじんまりしてる、華がない、う~んって感じ。まあしょうがないです。ファンでなければこれが普通の反応ですから。
でもそのあと、オリンピックは決まったの? 真凛ちゃんなら見るのになって。それからロシア可愛い。可愛くないと見れないな。いつものお決まりの反応でした。残念ですがそんなものです。
宮原さんがもう少し魅力的になるには、日本国民に注目してもらうには女性らしさをつけることです。今のままでは中性的で男子スケートとなんらかわらないです。もう少しふくよかになってもいいのかなと思います。
回転不足って素人目には分からない
テニスのチャレンジシステムみたいに機械で
判定してるのを見せてくれたらいいのに
緊張や焦りからジャンプが小さくなることを、自身も荒川さんも以前語っていましたが、今回もそんな感じに見えました。
素人目線ですが、N杯とアメリカでのフリーの3-3はルッツの蹴り上がりがうまくいって、綺麗な軌道で跳べていたように感じました。
左足に張りがあるというのは気になるところですが、一過性のものであることを願うばかりです。
全日本までジャンプを重点的に練習するとのことですが、どうかチームで最大限のケア、サポートお願いしたいです。
絶対的エースと呼ばれるにはなぁ、、ジャンプがなぁ、、。って感じ否めません。
ジャンプ以外は素晴らしいという意見多々見ます。確かにそうだとは思うんだけど、、、。
競技としてのフィギュアスケートの醍醐味ってやっぱジャンプの美しさだって思う、、。羽生君て姿勢や所作、カラダの使い方がどうのこうのとか、踊りがどうのこういちゃもんつけられることあるけど、何しろそのジャンプが誰が見ても美しいですよ。3Aに関しては誰にも文句言わせないようなジャンプ飛ぶでしょ。世界が溜息つくような、、。ジャンプ以外の美しさ楽しみたけりゃショー見に行きゃいいわけで、、。競技である以上はそのスポーツ的要素上ジャンプの点数多いのは当たり前。技術点に頭打ちなしで、自然な入り、高さ、飛距離、流れのある美しいジャンプ飛べてこそ最上級の賛辞受けるわけで、、。
ジャンプを評価されて初めて絶対とかいう言葉がすんなり入ってくるような気がするんだなぁ、、。氷上はバレエの舞台でもダンスの舞台でもない。
知子ちゃんの普段の佇まい自体素敵で、ほんとに日本女性を絵に描いたよう人だと思ってるけど、フィギュアスケート勝負となったら、やっぱジャンプの貧弱さは彼女の最大の難点。残念すぎる。
知子ちゃん、お疲れ様でした!!
表彰台はとても残念でしたが、二位までの選手と僅差ですし、怪我明けで調整も遅れたことでしょうし、急な出場でもありましたし、大健闘だと思っています。
美しく、強く、凛とした蝶々さんでした。
頑張り屋の知子ちゃん、ジャンプは立て直してくることでしょう。
全日本、頑張って!!
必ずオリンピック切符をゲットすると信じています。
野武凛♪
なんか小姑みたいにネチネチ、やだな〜
ジャンプは本人が一番課題にしています。
怪我から本格的にジャンプの練習を始めて時間も経っていないが
回転不足もしっかり受け止めてやる気満々です。
さっとんは本当にしぶとい
いつも通り、うるさいアンチに負けるな! さっとん!
知子ちゃん最終滑走で凄く良かったです。2A-3を2本もいいのかも。
私も今回は同じように思いました。もちろん私個人の勝手な思いです。
ファイナルでの経験は次に繋がると前向きの知子ちゃんですね。
宮原選手ジャンプがダメ。残念過ぎる。ジャンプが飛べないので一切評価されない。
このダメジャンプを見ろ
宮原選手ジャンプがダメ。残念過ぎる。ジャンプが飛べないので一切評価されない。
このダメジャンプを見ろ
優勝者の2A 4.2
宮原選手2A 4.34
あれ?
でも競技にジャンプ以外の要素などない
StSq 4 ステップ?あれ?
75は間違えて押しちゃった
さゆりも蝶々夫人も凄い良いのにジャンプだけジュニア以下の高さと幅。オリンピックと世界選手権ではジャッジは確実に怪しいジャンプは刺すと思う。
それでも代表になったらオリンピックと世界選手権は最終グループに残れれば良いなと思う。ソチは日本人が最終グループに残れなくて淋しかったな
知子ちゃんの2A加点に驚きました。嬉しい情報ありがとうございます。
宮原選手、お疲れ様でした。僅差での5位、ハイレベルな戦いでよく健闘されたと思います。
ひとつ思うのですが、回転不足云々、華がない云々(時には海外の解説が~とか家族が~とか大多数の意見であるように)書かれる方は何を求めてコメントされるのでしょうか。
ここは宮原選手の動画ページなので、例えば前回の試合の方がこういった所が良かったとか、衣装についてとか、そう言ったご意見があるのはわかります。ファンの間での意見交換は、違う見解があるのも楽しいし勉強になります。
しかし所謂アンチの様な書き込みをされた所で、多くは宮原さんのファンが見るコメント欄なので同意を得るのは難しいでしょう。
ご自身の理想のスケート、もしくはスケーターの方が宮原選手より評価されるべきだという信念は変わらないと思いますし、それを否定しようとは思いません。
ですが貴方がたと同じく宮原選手のファンが宮原選手を素晴らしいと思っている気持ちは変えられないのです。
宮原選手やコーチ陣は、外野に指摘されずとも彼女の弱点をきちんと把握し改善に努めています。ファンの多くももっと改善できる所はあるとした上で、現状の素晴らしいところや努力を称え応援しているのだと思います。
そんなファンが多く見るこの場で、ご自身のご意見に賛同を得るのは困難なためストレスがたまるでしょう。また煽り目的だとしても、ファンは上記のような姿勢で大して動じないので、どのみちストレスがたまるでしょう。
提案ですが、ご自身の応援するスケーターや理想のスケートを滑る選手のページで思いの丈を書き込んだ方が、思いが同じ方から多く同意を得られ、ご自身の正しさが認められいい気分になれる事でしょう。
そう提案したところで変わらず書き込む方は繰り返すでしょうが、宮原選手のファンがそういった意見により気持ちが変わる事はないという事実だけははっきり申しておきます。
長文大変失礼いたしました。次は全日本、どの選手も万全な状態でベストな演技ができますよう祈っています。
>ひとつ思うのですが、回転不足云々、華がない云々(時には海外の解説が~とか家族が~とか大多数の意見であるように)書かれる方は何を求めてコメントされるのでしょうか。
宮原選手の動画のページでそれをやるわけですから、ファンを不快にさせることが目的でしょう。加えて、暇なもんですから1人でも多く釣れれば尚よし、一分毎にコメ欄チェックしてるんじゃないですかね?
ベストな対処法 : 全無視
今まで我慢してましたが、、はっきり言わせていただきます。
私は今シーズンの宮原さんのジャンプ低いとは思いません。
怪我して筋力アップしたためか以前より高さ幅が出てます
批判する方。きちんと昔の動画と比べてください
先入観で殴り書きしてて知識ないのがわかります。
私が今まで見てきてジャンプが高いなと感じてたのは
伊藤みどりさんと安藤美姫さんですね。
宮原さんは歴代の選手の中でもスピン、ステップ、所作の動きがずば抜けていてトータルパッケージが高いと思ってます。
五輪メダルとれると信じてます。トリノの時、私は荒川さんは絶対金メダルとれると強く思ってました。周りに言ったらまさかでしょう、なんて言われてましたが、、私は樋口選手、三原選手、本郷選手みんな好きですが、宮原さんが何か(運なのかわかりません)もってる感じがします。。五輪が楽しみです。
サットン海外でも総体的にもうスターですよ。ショート終わった後なんてザギトワに比べて再生数やコメント数比較にならなかった。リプちゃんもサットンの演技見るの楽しいって大好きだよね。真央ちゃんのアナザーストーリーでソトニコワちゃんが、ジャンプ大会音楽も要らないって言ってたでしょう。荒川さんはファイナルに出れなくてやっとオリンピック出たし。宮原さんジャンプ高くなってる。それしか言えないで言うと思うけど、オリンピックで日本人女子で世界基準宮原さんだと私も思います。
確かにジャンプ高くなってるんですよね。
あと、着地の心地よい氷にぶつかる音が以前よりします。
ただ、アンダーがあるのは、体重が3キロ増えたという話があるので、微妙に回転が去年より遅いのかな?と思ってました。
回転が遅いと当然少し高くなったくらいでは、緊張などで体が硬くなったりすると回転が足りない?と思ってます。
確かに五輪でメダルを取れる可能性のある唯一の選手は知子ちゃんだけなんですよね。(新葉ちゃんが3Aを入れてノーミスなら新葉ちゃんもありえます)
しかし怪我の回復状況次第で五輪に出場できないかもしれないのが現状。
今回の演技も本人が言っている通り、ここまでできるとは思わなかったというくらい良い出来だったのでしょう。
荒川さんが丁寧に解説してくれていたけど、3-3と3Fは跳び急いでタメが足りなかったと言っているので、そういうことなんでしょう。
知子ちゃんのジャンプは一昨年くらいから、かなり改善されているし、練習ではもっと良いジャンプを跳んでますね。
うまく練習で跳べているようなジャンプが試合でも跳べれば、回転不足にはならないと思います。
失礼ながら言わせてもらうと、本人が回転不足だと認識できているかどうかは本当に大事。
新葉ちゃんがロンバルディア杯で回転不足は取られなかったけど、本人は回転不足だったと認識できたことが、今季の強さにつながっていると思います。
どの試合でも回転不足を取られないようなジャンプを跳ぶしかないんです。
正直スケアメの知子ちゃんのジャンプはいくつか回転不足だったし、それが反映されれば坂本さんが優勝だった。
でも知子ちゃんが唯一五輪でメダルを取れる可能性のある選手だから、少し優遇されるような判定があってもそれはそれで良いし、本人はちゃんと回転不足であることを認識してるから問題ないです。
回転不足を認識した上でどこまで回転不足ではないジャンプを跳べるかですよね。
表現力では世界トップクラスですからね。
全日本で知子ちゃんが良い演技が出来ると良いです。
なにがあろうがどんなことがあろうが、回転不足のレッテルを貼らないと気が済まない。本人にも認めさせろ!許すな!糾弾しろ!!
そんな悔しさから恨みに転じているような・・・・・・・・
ユレモさん
仰る通りの理由でしょうね。だいぶストレスのたまる趣味かと思うので、それをわざわざ選択するのは何故だろうと不思議に思う次第です。
わかりあえない事は諦めつつ、している事は無駄ですよと伝えてはみましたが、無きものとするのがベストなんでしょうね。
宮原選手の演技とファンの方のコメントを楽しみにしつつ、これからも応援していこうと思います。
拙文にお返事頂きありがとうございました。
walkさん 私も丁寧なステップに綺麗なスケーティング好きです。
知子ちゃん全日本に向けて頑張ると楽しみです。ステイヘルシーで。
宮原選手の結果は残念でしたが内容は素晴らしかったと思います
N杯までは正直言ってオリンピックはどうかなと思ってましたがアメリカ杯の優勝で一気にオリンピックの夢に向かって近づいたなと思いました
今回のファイナルですがFSに関していうと冒頭の3-3と課題のフリップで回転不足がありましたが 3-3に関しては万全の状態じゃないということでムラがあるのは仕方ないのですが フリップはちょっと修正するのが難しいのでここをどう乗り切るかが本人も気にしている点だと思います
ただ後半の2A+3Tですが2Aで幅跳びをしてから3Tをつけているのでこれは大きな得点源になりそうだなと思いました
3-3にこだわりがあるようなのでやるかは微妙ですが
もしこれが2つ決まるとプログラム全体の確実性が上がると思いますし
回転不足も和らげる効果もあるのでちょっと頭にいれとくのもありだと思います
何人かスケートアメリカの方が良かったと仰ってる方がいて、、
私もそう感じたわ。
何故かしら?
回転不足以外はどこも破綻した演技ではなかったのに。
スケアメの時のような心を掴まれるような何かが、、
見てるこちらの問題もあるけど、、
だいたいいつも同じ演技を繰り返してるのに、受ける印象が毎回違う、、
フィギュアって面白いわね。
全日本が楽しみ。
知子ちゃんのジャンプが低いからダメだダメだとおっしゃる方が多いですけど、そもそもジャンプの高さと飛距離ってGOEの項目の一つにすぎなくないです??まさか、高さと飛距離だけでGOEが出てるとおもってたりしないですよね??
「高さ、飛距離」の項目はGOEの一つにすぎず、ほかにもいろいろあります。それこそ高さはなくても「空中姿勢の美しさ」だったり「独創的な入り、また独創的な出」だったり「音楽要素にあっている」だったり、他の項目でGOEの項目を満たせばそれなりにGOEはでるわけです。今回冒頭の3LOと2Aー3Tは結構なGOEがつきましたよね?高さがなくても空中姿勢の美しさなどが評価されたのだと思います。
確かに高さがないと回転不足に注意しないといけないですが、高さがあれば回転不足と無縁ということもないですよね?ソツコワ選手なんかもジャンプは高さがありますが、比較的回転不足をとられることも多い選手です。トリプルアクセルがとべる未來ちゃんも、低いジャンプじゃないですけど、回転不足をやはりとられがちな選手。回転不足は高さだけでなく回転速度も関係してくるので、一概に「高さがない=回転不足になる」とはいいきれないと思います。
逆に高さもあり、回転不足と無縁なジャンプをとぶカナダのデールマンやオズモンドなんかは決まるとGOEもりもりの素晴らしいジャンプを跳びますが、飛距離や高さがあるジャンプを跳ぶ選手は転倒も多く、パンクもしやすかったりします。
知子ちゃんは回転不足こそ取られやすいですが、ジャンプのパンクや転倒は本当に少ない選手です。加えてスピンステップのレベルの取りこぼしもほとんどなく、加点も高い。
つまり、何が言いたいかというと、選手にとって弱点と強みはそれぞれ別であり、トータル的に考えないと正確な評価はできないということです。それこそ弱点だけを探そうとおもえばいくらでもでてくるでしょう。でもそれは世界のライバルたちにも同じことをいえるというわけです。
ただエテリの門下生は別ですね。あそこは比較的弱点がない。だけどメドベは怪我をしているし、ザキトワもメドベと同じくらいの鋼のメンタルと聞かれれば、若干隙はあります。
ともかく、フィンランディアすらスキップして、急遽出場したファイナルにここまでできたのはさすがです。順位こそ5位したが213点と復帰2戦目ということを考える脅威的な仕上がりです。全日本も楽しみにしています。
自分もアメリカ大会の方が感動しました。
アメリカ大会は1900 年頃の海外の人が思い描く日本の女性のイメージが新鮮でした。
今と違ってどんな国かも分からないから東洋でエキゾチック感が全面に出て。
今回は、振り付けからか?ちょっとだけ現代ぽく、なったような印象。そして最後の盛り上がりにかけたような?
自分もジャンプは置いといてスケアメのが良かったです。ファイナルは振り付け変更してすぐ乗り込んだので滑り込みが足りなかったと思う。
あと好みと思うけどカメラワークはアメリカ人のが断然迫力ある絵が取れてると思うんです。凄い宮原の良さが光るアングルだった。
日本のカメラワークは酷すぎ。特にフジと中国大会とNHK。大事なステップやスピンを遠くにある頭上のカメラで追いかけたり選手が何をしてるか分からないひきまくった足元が見えないカメラワークは全日本でしないで欲しい。
宮原の正確なエッジワークやスピンが見えないカメラワークだけはしないでくれ。カメラマンがただ酔いしれてるだけなので絶対やるな。選手に失礼だ
華がないなあ~。
サットンお疲れサマでした。そうですね。私もスケアメの振り付けが良かった。何か素人目には普通になったと単純に思います。それでもサットンの演技は知性や理性、そしてアートを感じる。サットン好きな方達のツイッターやコメントも知性や理性があり優しい方達ばかりですね。そういうファンやコメント、サットンみたいに清冽で賢くて、大好きです。
私もスケアメのほうが感動しました。
ジャンプに関しては怪我明け特にグレーゾーンなジャンプが多いので、回転不足は仕方ないかという印象。怪我明けでここまで演技できるなら上出来でしょう。目標は全日本連覇、代表内定ですから焦らずに。
焼き豚さま
ジャンプに関する詳しい説明をありがとうございます。
単純に高さと飛距離だけではなく、他にも評価される色々な要素がある訳ですね。
「高さがない=回転不足」とは一概に言えず
「高さがあれば、回転不足と無縁」とも言えない。
宮原さんのジャンプに高さがなくてもGOEがついたものがあり、
それは、空中姿勢の美しさだったり、独創的な出と入りや、音楽に合っている等…。
色々な評価要素があるということなのですね。
とても解りやすく丁寧に説明して頂き、ありがとうございました。^ ^
急にファイナル出場が決まり準備も万全ではない中、あれだけの高得点を出せたのは、
やはり宮原さんの並々ならぬ努力の賜物だと思います☆
連投失礼します。確かに知子ちゃんにとってファイナルは想定外。
12月1日に知らされて12月8日と1週間しかないです。
最終滑走がんばりました。今回点数で濱田先生は戦力を変えるかも
以前大会でまさかのステップノーカン辛い思いを次に活かしました。
通常の速度の状態でルッツトウとフリップは回転が足りないと思いました。
少し緊張していたのか、体の動きが最初よくなかったように思います。
でも後半はとても良かった。とくに2A-3Tは、ひとつめの2Aは低めに幅を出して流れを保ち高く3Tを、という理想的な形。美しい。
回転不足は宮原さんはきちんと調整できると思います。過去に何度もそうやって調整してきていますから。全日本に合わせてくれれば良いなと祈っています。
注目すべきはPCSです。宮原さんは、現状ではジャンプの完成度が途中だという自覚があり、PCSは怪我明けの間ずっと上げる努力をしてきたもの。そのPCSがしっかり出ています。コストナー、オズモンドに次ぐ点で、この二人にはよほどでないと追いつけないので、今の宮原さんとしては予定どおりの出来だったのではないでしょうか。9点台がずらっと並びました。
課題をひとつひとつキッチリとこなして身につけてくる宮原さんですから、全日本ではきっと今よりいい状態で来てくれると思っています。
今回も丁寧な演技で感動しましたが、振付けはスケアメで大好きだった所が変更されてしまいました。。
終盤のスパイラル〜2Aの間の、後ろに下がりながらの振付け、
ドラマチックでとても心打たれていたんですが。
解釈の変更なのかな?
でも振付変更からは時間が足りなかったと思うので、更に磨かれた全日本での演技を楽しみに待ちたいと思います。
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