韓国・平昌の江陵アイスアリーナで開催された「第23回オリンピック冬季競技大会(XXIII Olympic Winter Games)」のフィギュアスケート個人戦、日本代表-羽生結弦(Yuzuru HANYU)のフリースケーティング演技の動画です。
Date:2018年2月17日
曲名:「SEIMEI」- 梅林茂 映画『陰陽師』より (Seimei (Japanese movie soundtrack) by Shigeru Umebayashi)
技術点:109.55
構成点:96.62
合計:206.17
- 男子シングル・フリー得点詳細(英語)
- 男子シングル・フリージャッジスコア(英語)
- 男子シングル総合結果(英語)
オリジナル・サウンドトラック「陰陽師」コンプリート
オリジナル・サウンドトラック
韓国・平昌(ピョンチャン)開催、第23回冬季オリンピックの日程・出場選手・結果。男子シングルは羽生結弦が金メダル(連覇達成)、宇野昌磨が銀メダルを獲得、田中刑事18位。女子シングルはアリーナ・ザギトワが金メダル、宮原知子が4位、坂本花織が6位。ペアはサフチェンコ&マッソ組、アイスダンスはバーチュー&モイア組が金メダルを獲得。
(解説なし)
(アメリカ英語)
(アメリカ英語)
(アメリカ英語)
(イギリス英語)
(スペイン語)
(ポーランド語)
(イタリア語)
(オーストラリア英語)
(オーストラリア英語)
(スロバキア語)
(チェコ語)
(カナダ英語)
(中国語)
(ロシア語)
(カナダフランス語)
(ドイツ語)
(ポルトガル語)
(ホームビデオ撮影)
(ホームビデオ撮影)
(ホームビデオ撮影)
(ホームビデオ撮影 演技前)
(ホームビデオ撮影 プーさんの雨)
(ホームビデオ撮影 6分間練習)
(金メダルが確定した瞬間~)
(カナダCBCインタビュー)
(タラソワコーチ、タラ・リピンスキー&ジョニー・ウィアー)
“【金メダル】羽生結弦 平昌オリンピック フリー演技 (解説:英語)” への274件のコメント
柔道の井上康生監督のコラムを読んでいろいろ考えました。
以前4回転5本の構成表を見てニコニコしてる羽生選手は
王者としてこの一本で勝つ勝利を追い求めていたんだなと。
NHK杯の怪我で圧倒的一本で勝つ勝負が難しくなり、
指導の差とかポイント差で勝つ戦略に切り替えた。
ニコ動でチェコ、ベルネルのフリー解説を聞いて前半ステップが
レベル3のわけ、同じ理由で4ループも入れなかったのだろうし
4回転を4本いれたことの意義とか、本当に細かく緻密に勝つことに
こだわった戦略を知りました。
平昌五輪のこの場所で今の自分がやるべきことやれることは全てやった。
あの瞬間、自分にも試合にも勝ったと羽生選手は確信したのでしょう。
ニースからソチへソチから平昌へ、毎年スペクタクルすぎるドラマを
リアルで見せていただきました。ただただ感謝、おめでとう、ありがとう。
この続きもまたみせていただけるのかな。羽生選手待ってまーす。
後半の4Tの後、打楽器に合わせた足捌きが素晴らしい。
彼の足が音を奏でているように見える。
また偶然ですがフェンスが紫であったのも良かった。
羽生選手の衣装・プログラムの世界観とこの上なくマッチしていた。
ソルトさんの
>アスリートとしての羽生は神ではない。いつかは王者の冠を後継のものに譲る日は必ずやってくる<
このシーン、羽生選手の大ファンだけど、見たい。
もう自分の時代は去ったのだと悟った時の、羽生選手の表情、立ち居振る舞い、コメント、背中。
勝ったまま終わらずにいて欲しい。王座を明け渡した時の彼の背中も見てみたい。
私は羽生結弦というドラマの大ファンだから。
JWでトゥルソワが4T4S入りで優勝して、女子が4回転を習得したい徐々に言いだしたけれど、男子トップ選手はどう感じているのだろうか。
ワールドまでしばし時間があるのでこちらにおじゃまします。
誰が引退したら国内、いや世界フィギュアに影響かでは
羽生選手ではなかろうか。その日がいつかは本人のみぞ~。
いままでヤグ・プルなどそうそうたるメンバー出現。
いずれもリレーで有名選手はいらした。
ネイサンなど注目だけどスター性となるとどこまでひっぱれるか。
私はこの意味でも注目。
255さんのコメントは羽生選手に愛情を感じません、本当に羽生選手ファンですか?
世代交代って高橋さんから羽生選手に変わった事を思い出します。高橋さんは羽生選手選手より8才位年上でしたし怪我されていたしその様な事があった。言いたい事は羽生選手から早く宇野選手に世代交代して欲しいのかと?
三才違いだし切磋琢磨して互いに頑張って欲しい。
羽生選手の引退の時は優勝で終わる事は難しいですが、夢のクアドアクセルに望み悔いなき笑顔で終わって欲しいです。
できれば優勝して笑顔で終わる事が一番嬉しいです。
羽生ファンさん
生活に追われている主婦の戯言です。
羽生選手やトップ選手が持っている生きて来たバックグラウンドだったり、選手自身のドラマ性みたいなものに無性に惹かれるんです。
諸行無常というか移りゆく季節のように、全てが美しい想い出になっていくのが素敵だなと。
それ+各選手のプログラムの美しさが相乗効果を持って胸に迫ってくる感じ。好きなのです。大映ドラマで育った主婦は酔いたいのです。
介護も育児も確定申告も忘れて。
ソチの頃、次のオリンピックまで待ち遠しい気持ちだったのに、もう平昌も終わってしまって、あ~夢のような時間だったんだなと。
美しく勝って、美しく負け去ってゆく羽生選手の背中、見たく無いですか?
その時どんな表情を、どんな言葉を残すのだろうか、とか。
どんなに栄華を誇った強者であったとしても、いずれ時と共に去ってゆくのが必然であるのなら、その去り際にみせる美学、生き様を見てみたいのです。それ程羽生結弦は美しい選手なのです。
引退・・・シビアな発言ですがどの選手にも必ず訪れる事ですよね。
ハチドリさんの「去り際の美学」そうですね引き際って大事かなって思います。私個人は羽生君のショーも好きですが何より羽生君の試合に臨む時の表情にゾクっとします。「普段の羽生君とガラっと変わるから」それに惹かれてるんですが・・・勿論スケートもですが。
だからショーより試合の羽生君を長く見ていたいと思ってました。
でも引退の時期はいい時にしてほしいと思ってます。「たとえば華のあるうちに」多分羽生君の中で時期はほぼ決めてるんではないかと思ってます。賢い方ですから人生設計は考えてると思います。出来れば4Aを決めて真ん中に上がった時になったら言う事無いですね。
>美しく勝って美しく負け去ってゆく羽生選手の背中見たくないですか?
これは想像ですが羽生君の性格なら負けたままで引退しない様な気がしますが・・・こればかりは分かりませんね。
ハチドリさん、華のあるうちにさん、私に付き合って頂きありがとうございます。
無良崇人さんが引退発表されましたね。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/03/16/kiji/20180316s00079000197000c.html
「結弦が五輪のSPを滑り終えた時点で自分の役目が終わったなという気持ちになった」
あの美しいショパンのバラード1が無良さんの引導を渡したのだと思うと確定申告を終えたばかりの主婦は胸が苦しくなりました。
また、美しい季節がまた一つ去ってゆくんですね。
ほんと映画を見ている気分です。
スター様もしや傷つけてしまったのでは?ごめんなさい
m(_ _)m
私は負けず嫌いの羽生選手ならこの先試合で負けても引退の時は勝って引退したい様な気がします。彼はまだ学生ですし多分スケート日記の様なものに自分のプランを書き込んでいるはず!!!
羽生選手には一つ〇〇の噂を何とかして欲しいです、優しい奥様と結婚してかわゆい子供を授かり幸せになってもらいたい。
〇〇の事を言う人をギャフンと言わせたい。
羽生ファンさん
>スター様もしや傷つけてしまったのでは?ごめんなさい
いえいえ、普通のファンならば勝って欲しいと願うのは当たり前です。
私はスポーツが持つドラマに否応なく惹かれてしまう耽美派というか少女趣味というか。
まあ一服の清涼剤のようにしてひと時現実逃避して、日常をなんとか乗切ってるので、お気になさらずに。(笑)
私は今回、優勝どころか入賞も無理だと思っていました。
凡人の発想ですね。
なので4Aも俄には信じがたいんです。
右足が治っても練習するにも怪我のリスクもある、身体への負担を考えると練習回数も制限されるであろうし。恐怖心とも闘わないと。
試合で違和感なく4Aを表現として溶け込んだプログラムを滑る事が出来るのか半信半疑です。もし4A入りノーミスでワールド等のA級の試合で優勝できたら、税金で羽生専用リンク建てましょう!(笑)
健康と怪我に気をつけて,4年後に焦点を合わせて
競技選手権も選んで
絶好調に持っていって
3連覇できないかしら???
4年後も見たい
選手としての羽生結弦
何だ寂しい!(´;ω;`)
足が完全に治りクアドアクセルに挑戦する羽生選手が見たい!怪我だけは気をつけて下さいませ!
後早稲田大学は卒業して欲しいですm(_ _)m
浸っていたら早1ヶ月余が過ぎてしまいましたが、私からは謝意と祝辞に代えて以下を。
クリケットのパネルにある故トーラー・クランストンをご紹介します。彼は陳露の振付からもうかがえるように、美的感覚、特に色彩感に溢れた芸術家でした。2015年に亡くなっているので、クラブで彼の名前や少しの情報は耳に入っているかな。
www.toller-cranston.com
www.artworldfineart.com/toller-cranston-estate-collection/
このSPにかけて『トーラー・クランストン×ショパン』で以下も。
www.ina.fr/video/CPC80054570
ゆづ、これから芸術を極めていくならクランストンは避けて通れないスケーターです。彼は画家としても本物ですよ。審美眼に優れたスケーターだということです。彼は日本でいうところの芸能人がちょちょっと書いて有名になるレベルと比較にならない、アーティスト中のアーティスト。私などより、本場カナダでいろいろお話してくださる人に出会える 🙁 といいですね。
時々羽生選手の試合を見たくなる!平昌オリンピックのショート、フリー共に素晴らしいかった!
家族皆で応援してました。平昌オリンピックのフリーを見た旦那が凄い根性しとるしそのうえ男前やな〜と言っていた。
旦那はオリンピック後に顔が宇野選手に似てると言われ何だか嬉しそうでした。
未来の羽生結弦、未来の浅田真央も、ここの掲示板を見ているかもしれないということを忘れないでほしい。
人によっては、楽しいのかもしれないけど。
前に羽生選手が、ポテチや炭酸飲料が好きですが太らないタイプと雑誌に書いていた?かと思います、その情報で信じられないと書いている方を見かけましたが、羽生選手の幼い頃の体型を見ても細いし、多分私と同じ胃下垂ではないかと思います。
私も胃下垂でもの凄く食べますが、何故か太りません?職場でも、仲良しでも驚く程食べても、何で太らない?と言われ続けています。
羽生選手、オリンピック2連覇、本当におめでとう!!
・・なんて、ご自身がプロデュースされたショーも終わった今、なんだかよりじわじわとその喜びが増しているような私です。
平昌五輪は家で観戦、応援、と決めていましたが、もし羽生選手が優勝したら、その演技を目の前で観なかったことを後悔するかもしれない、と直前になって、やはり行こう!と勢いで観戦に行ってしまい、その時には何だか興奮しすぎて冷静に何かを捉えることもできず、その後、世界選手権もあり、いろいろなことを感じすぎて、頭の中もまとまらない、ちょっと疲れて脱力、というような、自分にとっても濃すぎたようなオリンピックシーズン終盤でした。
これから、祝賀パレードやら園遊会やらの様子をTVで見させていただくことになると思いますが、その時にはさらにこの2連覇の大きさや偉大さを1ファンとしても、実感させていただくことになるのかもしれません。
改めて、羽生選手の五輪2連覇を考えてみると、これはご自身にとっても、また男子フィギュアにとっても歴史やルールの変遷に大きな意味をもたらした(もたらす)ものではないかな、と思われます。
ソチの優勝は、もちろんSPのプロとしての完成度が高かったことも大きいでしょうが、結果的にはクワドというジャンプの基礎点の高さがものを言ったところがあったようにも思います。
しかし、平昌は、ジャンプも含めてソチよりもはるかに高い次元での各要素のバランスがとれた、「プログラムの完成度」が大きく評価された金メダルだったのではないかな、と感じています。
思い出されるのが、2016-17シーズンのヘルシンキ世界選手権で優勝した後に羽田空港で行われた帰国会見です。
(このブログ内)http://www.fgsk8.com/archives/post-58446.html
個人的に、プログラムの中では羽生選手の特徴や魅力が最も凝縮されて最大限に出ているプロは、今でもバラード第1番ではないかと感じているのですが、数あるインタビューの中では、この会見はアスリートとしての羽生選手らしさが非常によく表れているもの、と思っています。
1年後の平昌五輪のこと、男子フィギュアのこと、宇野選手など他の選手のことなどについても語っています。
平昌五輪が終わった今、羽生選手自身はこれをご覧になり、どのように感じられるでしょうか?
この会見では、「現時点で、男子のフィギュア界のレベルが全体としてどんどん上がっている中で、来年の平昌オリンピックはどのくらいのレベルの戦い(になる)と見られて、かつ羽生選手がどういった演技をしているかという現時点でのイメージを教えてください。」との質問に対して、羽生選手は、「一人のスケーターとして、来年のスケートのレベルを考えた時に、まだこれ以上にレベルが上がるということが考えられません。・・・フリー、ショートともに(ノーミス演技が)できる選手が増えると考えているので、レベルの上がり方としてはこの世界選手権の延長線上に平昌オリンピック、または平昌オリンピックのシーズンの試合があるのかな、という感じがします。」と答えています。
これは、ソチ後にボーヤン選手、宇野選手、ネイサン選手などの登場によって、一気にクワドの数、種類増に加速がつき、この時点では羽生選手もクワドは、4T, 4S, 4Loを試合で跳んで成功させていた、その流れの延長線上に、つまりそれらを入れてさらに SP,FS 揃えてノーミスに近い演技で平昌での勝負が決まる、と考えていたのだと思われます。
しかしながら、実際には、羽生選手はクワドの種類を増やす過程で自身の大きな怪我があり、他の選手も結局はより多数、多種のクワドを入れた上でのプロの完成度をSP,FS揃える形で、前シーズンより劇的に高めるようなことはできませんでした。
ネイサン選手は平昌のFS、また続くミラノ世界選手権FSで4種6本というクワドを入れて素晴らしい演技をしましたが、それでも羽生選手の持つ、クワド3種4本だった2017ヘルシンキ世界選手権FSでの記録は更新できませんでした。
平昌後のルール改正は、今にして思うと、この状況を見通していたものであったか、のようにさえ思えます。
羽生選手は、この平昌のフリーはクワドは2種類、それもクワドの中では基礎点が低いもの4本で勝負に出ましたが、その完成度が誰よりも高く(このフリーのコンボにできなかった4Tのrep.をのぞいて)GOEを稼ぎましたし、その他の技術要素、PCSでも平均して高得点を出し、結局SP,FS通して、1番安定感のある「完成度」の高い演技で平昌の金メダルを勝ち取ったのですね。
それを考えると、ソチ後4年の流れを作ったのは羽生選手のソチ優勝であり、今また、それとはまた違った今後4年間の流れを予見し示唆しているのが、この平昌の二つのプロの演技でもあるのかな、などとも思えます。
羽生選手は、4Aを目指すという新たな目標をかかげて現役を続けてくれる、ということで私はとても嬉しいのですが、これは4Aだけでなく、新しいルールのことも考慮すれば、まだまだここで現役を退くのは、男子フィギュア界にとってももったいな過ぎること、と思えますし、もしかしたらそのあたりも実はしっかり見通して、でしょうか?などと・・。
やりたいプログラムでも、技術レベルをキープできる限りは十分行けそうでは?
来季の展開が、羽生選手の演技も、男子フィギュア全体も非常に楽しみでわくわくしています。
怪我が完治して、来シーズンにまた新たなお気持ちで、思い切り臨めますように!!!
何度も何度も見たくなり、見るたびに感動して止まない。
まさに晴明殿が羽生選手に宿り、この地球上に神降ろしをしたかのごとくの神々しい魂の演技。
こんなアイススケートができるのは世界で羽生選手しかいないだろう。
二つめのオリンピック金メダル、改めておめでとうございます。
この個性的で素晴らしい曲を提供した梅林茂氏、日本の文化を懸命に勉強してビジュアル的で奥深い振り付けをしてくれたシェイ=リーン・ボーン、世界最高のコーチ、ブライアン、物語性を感じる衣装、全てが結集して至極の演技が完成し、その瞬間に居合わせることできて本当に感謝の気持ちで一杯です。
・・・・・・・・・・・
オリンピックは世界中の何十億もの人が見る。地球上の人類の人口は75億人弱だが、フィギュアースケートのような人気のある競技はさだかではないが、50億人ほどの人がメディアを通じて見るのではないだろうか。
他の大会も大切だが、そういう意味でやはり「オリンピックは最高の演技の場」と言えると思う。
世界中の人と出会える場所・・・・。世界中の人に伝えらる4年に一度の希有な機会。
プロに転向されてしまったら、もう一般の人たちはアイスショー会場に行かない限り見れなくなってしまう。
羽生選手におかれては、しっかりと脚の怪我(羽の怪我?!)を回復させて、是非またこの最高のスポーツの祭典で、何十億人もの面前で、
世界一美しいジャンプ、世界一魅了する演技を披露して世界中の人たちに希望の光明、導きの光を照らしていただきたいと個人的には切望します。
願わくば・・・それが可能であるならば・・・。
新基礎点の暫定版に基づいて比較をしてみました。
4回転の繰り返しは1種まで、FSのジャンプは7個、1.1倍は最後の3ジャンプなど他のルール変更もありそれほど参考になりませんが、平昌の結果に新しい基礎点とGOEを当てはめて変換しました。基礎点の変更はジャンプとコレオ(ChSq1)のみで、スピン、ステップは変わらないようです。
GOEは7段階から11段階に割合で変換しました。例えば現行で+3だったら新ルールでは+5、+1.5なら+2.5。現行ではエレメンツ毎の係数が異なっていますが、新ルールではコレオ(ChSq1)以外はジャンプ、スピン、ステップは全て一律(基礎点のパーセンテージ)となりスッキリしています。
また文章表現は見当たりませんが基礎点表を見ると分かるのは、URの場合基礎点の70%獲得だったのが75%に引き上げられるようです。
羽生
平昌 SP111.68 + FS206.17 = 317.85
新ルール SP114.15 + FS208.81 = 322.96
宇野
104.17 + 202.73 = 306.90
103.78 + 199.44 = 303.22
フェルナンデス
107.58 + 197.66 = 305.24
109.03 + 200.33 = 309.36
ジン
103.32 + 194.45 = 297.77
105.96 + 192.95 = 298.91
チェン
82.27 + 215.08 = 297.35
74.45 + 212.78 = 287.23
こうして見ると基礎点は概ね下がっても質の良いジャンプであれば総合的には高得点につながるようですね。
大方GOEの数値が増幅するといえそうです...つまり現行でプラスのGOEであれば新ルールではより大きなプラス数字になり、GOEマイナスの場合はより大きなマイナス数字となります。チェン選手のSPが随分下がるのはそのためです。6本の4回転を回り切ったFSの得点が下がるのは...GOEは全体的に上がるのですが基礎点の下がり具合の方が大きい故です。
難易度が高くなくても、エレメンツの質が高くクリーンに滑ることが大きく順位に影響する--今までもそうでしたが一層「質とクリーン度」が重要になるといえますね。
ジャンプ1本で見ると...例えば3A、4SがGOE満点だったら:
3A
平昌 8.5(基礎点)+3(GOE満点)=11.5
新ルール 8+4=12
4S
平昌 10.5+3=13.5
新ルール 9.7+4.85=14.55
注目の4Aの新基礎点は12.5...いよいよ前代未聞のプログラムを見れる日がやってきますね!2019-20でしょうか-!?それともいきなり来季??
そういえば2月平昌の真最中にロシアの国内戦でアルトゥール・ドミトリエフ選手が4Aに挑戦しました。プルシェンコが期待をしている選手ですね。FSの5位です。転倒、DGでしたが4Aがプロトコルに出現したのは史上初?
http://fsrussia.ru/results/1718/cor1718/MMC__Scores.pdf
http://fsrussia.ru/results/1718/cor1718/index.htm
高山真さんのコラムを見た。
羽生くんのステップ、繋ぎの凄さを細かく文字にしてくれてたけど。。。
私にはちんぷんかんぷん。文字だけじゃ解かんないよ~( ノД`)シクシク…
ただその中でも、すり足ステップの難しさは良く解かった!
もっと点数くれ!と叫びたいっ!!
今シーズンは加点、惜しまず付けてくれていいからねっ!ジャッジ様っ!
『SEIMEI』初見の時に歴史の歯車が回るような隔世を感じ雷のような一条のものが走ったのを覚えている。こうして度々やってくるのは映じて去らない脳裡に深い印象を与えているからだろう。想念の流れに導かれて文字を連ねてみようと思う。
2015NHK杯のSEIMEIは氷の上の限定的な空間に高精度な技術と従来の発想を超えた日本的な様式美の表現手法を用いて身体性のある舞台を組み立てた。精緻を極めたジャンプは高速助走という推進装置で水平方向のエネルギーをトゥやエッジで踏み切るタイミングで速度のベクトルを垂直方向に変換し角度の圧力差から生まれる飛距離は滞空時間が長く空中姿勢を安定させ余裕の回転数を確保して舞い降りてくる。エレガンスなランディングは何度見ても美しい。運動エネルギーを最大限有効活用した揚力を自らに与え上向きの空気力に引っ張られるように上に降りてくるのはまるで宇宙物理に適応しているかのようだ。身体の各部を通じて生まれる感情や感覚が広く示唆に富んでいて臨場感溢れる完璧な演技をしうる底力は世界に衝撃を与えた。
続くグランプリファイナルは大きな世界を背負ったまま羽生選手自身が疑似体験している生きた表現はこの上ない高度の様式性とヒューマンな感情の表現が緊密に結びつき現実を錯覚する幻想的な世界であった。観客は先の体験を通じて織りなされたえも言われない不思議な異空間感覚を視認することになる。
そこに到るまでの過程に最後の重要な役目を務められた野村萬斎氏との対談があり、深いものの捉え方や表現の仕方が作り出す奥深さ、細部についての感受性の鋭さなど日本の伝統演劇のDNAともいえる薫陶を受けている。日本の伝統演劇は家柄による芸の伝承で代々受け継がれた洗練された美しさがあり萬斎氏の伝統演劇への美意識は何百年という歴史の篩にかけられ丁寧に育まれ磨き抜かれたものである。育成には長い時間と労力、技術や才能だけでは得ることができない、後から学んで身につけるのは大変難しい。ましてや指導しても吸収することができない場合もある。
モチーフの数が極めて少ないのにも関わらず羽生選手は並外れた勘の良さから限りなく吸収し言葉の奥にある真意を汲み取る努力と複数の視点で洗練させ空間の使い方を古典演劇の形式から見出し身体性のある演技を氷の上という舞台に組み立てたのだと思う。身体性とはどれだけ内面化できているかであり身体性のある極限美を演じさせたら衆目の見るところ羽生選手であろう。萬斎氏との対談は最も肝心なところ完成させるための最後の仕上げであり奥深い核に触れ本質に開眼したのではないかと思う。日本の伝統演劇の知見を世に提供し様式美と日本独自の美意識が反映されたSEIMEIの演技は海外でも高く評価された。
加えて、SEIMEIはフィギュアスケートにおける日本発の文化の交流であったと私は思っている。それは欧米スタイルのフィギュアスケートに文化の交差が生む新しい創造性の誕生と換言できるかもしれない。国際的な交差は新しい表現を創造するチャンスであり「甦る機運」が生まれるところに大きな意義がある。新しい風に触れ眼界を広くさせそれまでの合理性への懐疑、美的価値観の転換は大きな驚きであり差異を認め融合に向かい圧倒的な力を持つフィギュアスケートへと再生され歴史が広がるのではないか。 洋の東西を問わず斬新な衝撃力でもって仕切りを開け接合部をシームレスに渾融したのは新紀元を画する出来事であったと私は思っている。
また、 振付家の手腕が試される珠玉の名曲で違う振り付けの新作を主流としながらも新たな展開を見せる現状が表れているのではないか。新作の再現の固定化、則ち変化のための変化に振付家は苦しい大きなジレンマを抱いていたのではないか。言わばSIMEIの斬新な衝撃力が危機感を目覚めさせた気配もある のではないか。個性的で新鮮なアイディアやユーモラスな表現は時代が移り変わっても見る人の好奇心や想像力を刺激するものである。SEIMEI はフィギュアスケートの未来を占う上での一つの大きな鍵であり時間の経過とともに理解が浸透すれば新たな知見を加える要素になるのではないかと思っている。
続きます。
続きです。
すでに羽生選手は技術の獲得により精神力を覚醒し科学科するに至っていたと考える。フィギュアスケートの本質とすでに持っている下地をどれだけ変化させられるか、私は継承と創作の二面に注目していた。羽生選手は 精緻の域に達してもなお省察の眼を自らに向けることを止めない不易なる美を達成しようとしていた。平昌オリンピックでのSEIMEIはより根源的に渾身の傑作となる。
一人の人間の外的表現とそれを規定する内なるものの表現の相補的な概念が奥深い演技を可能にしている。高度な技術で様式的演技に徹しつつもヒューマンな感情。ただの振り付けだけではないみずみずしい情感と典雅な雰囲気。羽生選手は日本の伝統演劇との接触からより創造的な表現への迫り方を強烈に伝達しているのは明瞭であった。羽生選手の精緻な技術の一つである感触の軽やかさは古典演劇に起点を持つ極意であり、様相を瞬時に変化させる変身の鮮やかさ美しい動作のために残渣を残さない決定的手法である。そしてどれほど美しく見せるか、一つひとつの動きはまるで錦絵を見ているように美しく、型と衣装をいかに美しく見せることができるか動きは常に様式の美しさを追及していて規律性のある動きや様式美にはめ込まれた美しさが空間に溢れている。
身体は外部の情報を感じてニーズをキャッチし今度は外部に対して働きかけ数千人の観客の感触や圧力をはね返すかの如くフィードバックする。 良い観客の存在が良い演技者を育て良い演技を創り上げていくのだと思う。 繰り返し見たい演技とは高い完成度の演技でありその完成度を通してその度ごとの新たな感銘を受けるのだと私は 鑑賞眼を養うことができた。
思考や行動を重ね合わせ計画に落とし込み実行し続け自分をプロデュースする、たとえ不利な状況になっても粘り強く想を構える選手は強いということも知った。今となってはっきりと理解できることがある。
神は自信に満ちて幾たびも容易ならぬ困難に容赦なく投げ込んだのだと。
羽生選手の登場によってフィギュアスケート男子シングルの世界は一変した。新しい体系もいずれできあがるだろう。それが世の中の常であり人間の歴史なのだから。
『過去の歴史があって今に至っている』と羽生選手は語っている。次世代に繋げることを主眼に俯瞰して発言できる人なのだ。
天才はある日突然変異で生まれるわけではなく先覚者達の理論の積み重ねと実践を繰り返す努力の時間を経てまたその環境が整っていてこそ生まれるのだろう。先覚者に学び憧憬やに充ちていた羽生選手はその挑戦たちを無にさせることなく未来に継承してゆくことができたと思う。
最後に。
天才はその生涯において何度も転生を成し得るのだと羽生結弦選手を通じて知ることができた。
五輪連覇は羽生結弦選手の志を落とし込んだ一つ目のマイルストーンである。
羽生選手には明示的に意識化されていないものがまだまだあるという感慨に誘われずにはいられない。
具備する知の羅針盤に方角を誌す未来が拓くことを願って止まない。
書きたいと思いながら纏まった時間が取れず失念している面も多分にあると思うがタイムアップが近づいている。
状況に通じない面、主観成分も多分にありその目的を達していると言えない。何卒ご了承くださいませ。
東京オリンピック公式Twitterより
素敵なインタがアップされました。
「平昌2018オリンピックから、もう1年。ちょうど1年前には2連覇を果たしたばかりの羽生選手からお話を伺いました
✨✨✨」
https://twitter.com/Tokyo2020jp/status/965123232163495936
一年前のインタが、今、不思議な感覚なのですが、とても新鮮な感じがしていて、魅入ってしまっています。。
羽生結弦という、人間に、その存在に、まだ見ぬ未知なる魅力に。
それがどんなオーラなのか、いったいどんな姿なのか。。
羽生結弦が創り出す世界観。。
そこへ向かい吸い込まれそうな感覚。。
羽生結弦、若干24歳。
とても新鮮で、清々しく、爽やかな風が吹いていくような…フレッシュな感覚。。
彼は、まだまだ、これからも魅せてくれる。
平昌からもう一年。。
まだ、一年。。
これからの、羽生結弦という彼の存在に、まだまだ、目が離せない。。
怪我には気をつけて、健康第一で。
これからもいろんな羽生結弦というアスリートの姿を、観ていきたい。
それだけ強烈に引き込まれてしまうもの。存在感。
懐かしさだけではなく、そう、改めて感じた瞬間でした✨
ありがとう✨
ニュースウォッチ9に、羽生結弦選手、世界選手権へ向けて、年明けから氷上練習再開のニュースが流れました。
ファンはこれまでクリケットチームによるインスタにて、お写真ではありますけれど、氷上にいる羽生結弦選手を見ることが出来、安心しておりましたが、一般の方々には、伝わっていないことだったので、今日は公式に公表されて、良かったです✨
やはりテレビで放送されると、さらに、ほっとして、安心できます✨
https://youtu.be/2OF3DdxbppM
ジャンプの種類は公表されていませんけれど、右足になるべく負担がかからないジャンプに調整をされて、当日はショートフリーともに、万全のコンディションで臨めますように願っております✨
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● 荒らし・煽り行為
● 罵倒及び明らかに他人を不快にする投稿
● 犯罪の予告などの書き込み
● 政治・宗教活動、勧誘行為. 触法行為