2018年世界フィギュアスケート選手権男子シングルフリースケーティング後に行われた上位3選手(ネイサン・チェン、宇野昌磨、ミハエル・コリヤダ)による記者会見の動画です。
イタリア開催、2018年世界フィギュアスケート選手権の大会情報、出場選手&結果。女子シングルはケイトリン・オズモンド優勝、樋口新葉2位、宮原知子3位。男子シングルはネイサン・チェンが優勝、宇野昌磨2位、友野一希5位、田中刑事 13位。
2018年世界フィギュアスケート選手権男子シングルフリースケーティング後に行われた上位3選手(ネイサン・チェン、宇野昌磨、ミハエル・コリヤダ)による記者会見の動画です。
“世界選手権2018 男子シングルFS後記者会見 (2018/3/24-英語)” への27件のコメント
両選手を称えているショウマは頭が良い。ネイサンもショウマの怪我を知っていたし、努力家だと褒め称えているし実に良い仲間たち。
ネイサンは声がいい。
オリンピックの後ワールドは延期したほうがいいか、無くしたほうがいいか?という質問に、真面目に答えるネイサンの後、
ショーマは「僕はどっちでもいいです。」その後、その後理由として、選手が決めることではないし、あれば出る、なければ出ない、ルールの従うだけと述べているのですが、英語で彼の意見が訳されれ至極まともに聞こえるし、受け取るほうも普通に話が流れる。その後、別の質問では他の2選手がショーマの意見を受けて、答えている。きちんとショーマの話す要素が伝わって話が続く。
日本だったら、「僕はどっちでもいいです」で、爆笑とか、ショーマ流とか、またイメージが勝手に作られるんだろうなと思った。彼の発言をちゃんと受け取るよりも、彼をイメージに押し込める感じ?
海外でのショーマの姿のほうが本当の彼の姿のような気がする。
昌磨君って本当に純粋なんですね。
オリンピックの時は天然とかいろいろ言われていたけど。
インタビューやこの記者会見の発言を聞くと、まっすぐでとてもフェアな性格がよく表れていると思いました。他の2人に対するレスペクトもとても自然です。ネイサンについて好きなところは?の質問をされているのに、コリアダ君についてもちゃんと言及するとか。このような気づかいが自然にできる人なんですね~。もう天然とか言わないでくださいね!
最近のアスリートは言葉に気をつけている人が多いですが、昌磨君の場合は自分の思うことを飾ることなく伝えていることが魅力なんだと思います。
ルール改正や五輪の年にワールドは必要か?の質問にも、自分は決められたことに対応するだけと・・・アスリートだなとまたまた感心でした。
ネイサンも2位に50点差をつけての優勝にどう思うかの質問に対しては、昌磨は今回、怪我をしているから、オリンピックのような演技もできていないし、今日は点数よりも勝ったことを喜んでるとさらりと言ってくれたのは好感持てました。
お互いへのレスペクトが感じられるトップ選手のいい会見でしたね^^
ネイサン君の声にしびれる~ぅ。
世代が一気に若返った会見。
オリンピックイヤーの試合日程についての質問は
ご本人達はもろには答えにくいですわ。
3人のメダリスト以外にもアンケート形式できいたら
面白い結果というより改善策の必要性が出てくるかも。
多くの試合も誕生して維持など含め今後どうなるのかな。
ルール改正についてもも転倒はすべて(-1)で良いと思うんだが。素人の私判断。
リピート・ルール減点も必要なのかな。演技中何回転、回った認定か本人はわかりにくいは解説者も以前から。
国によって試合が混戦している選手はどうだろう。
今回上位陣が一気にフリー10位以下に転落はみてて胸痛む。
それこそ怪我や多くが欠場になったらB級試合に。
やはり、オリンピックでメダルを取るということは、本当に特別で、権威があるのだなということを、今回、ネイサンのこの一言を聞いてつくづく思いました。
“It’s an honor to be sitting up here with him(Shoma) who is you know Olympic silver medalist. ”
皆さんご存知のようにオリンピックの銀メダリストとここに同席して光栄に思います。
こういうことって、普通言いますかね。本当に優等生ですね。確かに、金メダルを取った、しかも2大会連続取った、羽生選手を前にしたらわかるのですが。
それと、ネイサンの今後は彼曰く、少なくとも2年ぐらいはラファエルさんのところで練習するようなので安心しました。大学はどうするんでしょうね。そういうことを聞いてほしかったですが。
昌磨くん、来期からのルール改正でジャンプ1本少なくなると、一番やさしい、3回転サルコー(ジャンプの時間は10秒ほどしかかからない)を省くことになるとか言ってました。それが、彼には大変なんでしょうか?ちょっとその辺が昌磨節っぽくって、わたしのような素人にはわかりませんでした。
ほんとうに3人とも、お互いの存在を尊重して優等生の会見でした。来期が楽しみです。
イケボのネイサンですね。
皆様翻訳ありがとうございました。
良い雰囲気の会見で終われたのが唯一の救いでした。
選手の皆様、本当に今期お疲れさまでした。
>ちょっと一言さん
来季からのルール変更についての昌磨くんの解説ですが、
演技時間が30秒減る中、ジャンプは一つ減るだけ。
昌磨くんのプログラムで言えば、一番簡単な3Sを省くことになる。
が、3Sは十数秒しかかからない。
(という事は、例えば3Sに15秒を当てるとして、それに加えて15秒減るということになり、単純計算4分15秒でこなしていた他のエレメンツを4分でこなさねばならなくなる)
なのでその減った15秒がのしかかり、プログラムがきつくなる
と言いたいのでは?
一応シニア女子と同じエレメンツになるわけですが、男子の場合はクワドが多く入るので、それだけ助走も多く必要になりますので、TRには影響を及ぼすことになると推測されます。
アクセルジャンプだけで考えても、
女子は2A×2
男子は3A×2で、これだけでもかかる時間は違ってきますから。
振り付け師の腕の見せ所かもしれませんね。
このインタを拝聴し
近頃の昌磨くんは、美穂子先生と相談しながらコレオ創りにも積極的に関わっていると聞きますので、もしかしたら既に来季のプログラム構想も始まっているのかななんて想像しました。
オールドファンAさん 短い3Sを減らす(-15秒)クワドジャンプ
入れながらステップスピンの要素も熟さないといけないので大変です。
仮に4回転ばかりにすると助走ジャンプ助走ジャンプになる可能性も…
そう考えると助走が長い選手は不利になりますね(特に3Aと4回転)
昌磨君は振付け(コレオ)少し関わってますので興味深い内容でした。
確かカナダに行く予定(まだ行ってません)来季構成を相談するのかな。
ワールドの記者会見を見てるとファイナルの記者会見を思い出します。
3選手ともナショナルに向けて代表になれるよう頑張ると言ってました。
各国代表に選ばれてのワールドメダルほんとうに良かったですね(^^)
ちょっと一言さまの疑問ですが
来季のルール変更では演技配分が女子と同じになります。時間が4分。ジャンプがひとつ減って7本。他にもあるそうですが(GOEとか4LzのBVとか)
女子のジャンプはほぼ3回転で構成されてるけれど、4回転は助走が3回転より長く必要。単純に女子がやってる事と同じ事をすればいいで訳じゃないです。3Sを無くしても10数秒しか削れないとなるとどこかであと15秒以上詰めなければならない。しかも昌磨クンは4Sに挑戦すると言ってるので、おそらく単独の4回転S・Lo・Fとそれぞれ3A2本・4Tからのコンビネーション、+3Loか4Tという内容で考えてると想像できます。より助走時間が必要になるけれど15秒詰める。
単純に考えればジャンプの独創的な入りだったり、スピンの多彩なポジション変化だったり随所に入ったトランディションだったりが無くなった、いわゆる「スカスカの演技」になりかねない条件です。それを克服して高い評価を得るプログラムを作るのは・・・考えただけで頭痛くなりそうだけれど、達成できたらと想像するとワクワクもします。
よーするに4回転を4回も5回も跳ぼうなんて考えるな、ヤメレって警告に真っ向勝負する感じですかね。
と、私は想像しました。
そんな事をさらっと短い言葉で表現しちゃう、また眠そうな昌磨クン。
最近、アチコチで言ってる「天然じゃないです、多分。ちゃんと考えて生きてます」がものすごくぴったりくる。
とても和やかな雰囲気ですね。来季も楽しみになってきました。いつもフィギュアスケートから元気や勇気をもらっています。
ネイサンの声にうっとり。
そして、はっきりと意見を述べるられるのですね。
皆さん、忙しいでしょうけど、少しゆっくりできるといいな。本当にありがとう!
この会見、中身が濃くて面白かったです。
五輪後のワールドについて開催すべきか、またスケジュールはどうか?という質問に対し、宇野選手は選手なので決められたことに従うだけ、日程については調整すればいいだけと回答しているのを聞いたネイサンの「え、マジ…?」みたいな意外そうな表情に笑ってしまいました。ネイサンはジュニア時代から共に戦ってきたけれど、宇野選手のこういうところまでは知らなかったのかな、と。でもまあそうですよね。昨季からあれほどまでの濃密スケジュールをこなしてきた宇野選手だからこそ、調整すればいいだけとかさらっと言えてしまうんだよねと笑いながら見てました。
来期以降のルール改正について、選手だから決められたことに従うだけと前の答えを踏襲した人と具体的に細かいところまで考えている人にわかれましたね(ここも個性が表れていて面白い)。宇野選手、もうこんなに緻密に考えてるんですね。彼の言うジャンプが一つ減るが30秒短くなって余裕がなくなるというのと、さらにジャンプのGOEが±5の幅に広がることと、PCSなどの質を重視する(でしたっけ?)という傾向がプログラム作成にどんなふうに絡んでいくのかが興味あります。
ネイサンのラファコーチ継続も何か安心しました。第二のお父さんみたいに思っているというあたりで、外野はあれこれゴシップ的なことを好き勝手に言っているけど、両者の間にはちゃんと深いものがあるんだなあ、と。
五輪のあの失敗の経験が彼を強くしたというのも、今回本当にそうだと感じました。私なんかだと、まだ傷が癒えてなくてもおかしくないのではと思わなくもないけど、まだそんなに経っていない大きな大会でこうやってちゃんと結果を出して突き進んでいけるネイサン、強いです。尊敬します。
あと宇野選手が二人を称えるところがすごいなと感じました。彼の場合リップサービスとか無難な発言で済まそうとか、いいことを言おうという狙いなんかではなく、心の底からそう思っていて、素直にこういう言葉が出てきているのがよくわかります。
三人とも受け答えが素晴らしいです。人並みならぬ努力で頑張ってこのレベルまで来られて、人の心を打つような演技ができる人は、話す言葉にもそれなりのものがあるなあと感じました(スケーター全員がそうだとまでは言わないけど)。
オリンピックの後の世選4月半ばぐらいまでずらせないのかなあ、そうしたら一回ちょっと休める時間があるように思うけど。あと、どうして前年の世選で枠が決まるのだろう。その年のグランプリやB級試合の合計とかでファイナル直後ぐらいにそのシーズンの世選の枠が決まるとかのほうが自然なきがするのですが。海外選手は後半までギアを上げない選手もいるからか、世選は独立したものだからかしら。何はともあれ選手のみなさんはルール対応大変ですね。来季一気にみんな暴走系になってたりして。振付師の皆さんも腕の見せ所ですかね。
みなさんと同様、和やかでお互いを称えあえる関係性を
垣間見、とても微笑ましくみました。
(技術的なことは私には解らないのですけど・・)
3人ともフェアで謙虚さを弁えていて、質問に雄弁すぎず
適切に応えていたな、と。
ネイサンも大好きな選手。男前ボイスでテキパキって答えて、
利発な印象そのまま。
コリヤダは、はにかみ屋さんですねほんと。
昌磨くんはやっぱり、とびきり透明な湖のよう。
思いのままを語っていますが、それが同席している2人への
素直な感情、”応援したくなる”といえる宇野昌磨に、心持って
ゆかれます。
大げさかもしれないけど、ただ一心にひたむきにスケートに
打ち込み、ここまで自分の感情や考えを相手に掛け値無しで
思っている、伝えられる ーその真っさらな気持ちが、ピュア
でフェアである人って、稀有。
他を僻むとか妬むとかのネガティヴさがなくて、自己研鑽に
かえていく思考。ありのままを受け入れて毅然と立ち向かう姿。
己を俯瞰でみていて「泰然と構えて生きる」を体現している姿。
心揺さぶられる演技はもちろんですが、氷上外のキャラに
かわいいと応援している自分、昌磨くんに申し訳ない。
最大限のリスペクトを払って、これからもずっと宇野昌磨を
まっすぐ応援してゆきます。ショーマッ!
ネイサン、コリヤダ両選手は勿論、どの選手もまずは体を
労って整えて、そして来季またフェアで素晴らしい演技を
楽しみにしています。
皆さん、翻訳ありがとうございます!
大変助かります。。
日本人なのに割とストレートな昌磨の話しっぷり!
なんか、ワールドワイドなカッコ良さを感じる♪
でも、その言葉には品格があるなぁ…。
本人は人見知りとのことですが、愛されオーラ全開♪
きっと天性のスターなのね☆
それに各選手の個性、優れたところを素直に認めて、
心からリスペクト出来る。
自分を含めた周りの全てを公平に、
客観的に見れる目があるんだね。
自分のことを客観視できるというのは、
自分を見失わないでいられるし
より高みを望める大切な素質だと思うのです。
実はそこが昌磨の一番の武器なんじゃないかな。
ネイサン君も、コリヤダ君も
やっぱり一流のアスリートだけあって
賢く、自然体で存在感抜群!
(プレカン後の3人が大爆笑してる写真を見たんですが、
コリヤダ君の爆笑リアクションって何だったんでしょう?)
さて、皆さんが考察されておられますように
来シーズンのルール改正はちょっと心配ですが、、
きっと素晴らしい彼らの饗宴が観れることには変りないハズ。
今から本当にワクワク、ドキドキです♪
選手の皆様には怪我だけは気をつけて欲しいものです。
(ああ…、昌磨の来期のプロの曲は何でしょ?)
(勝手ながら…、月光か、革命のエチュードか、
あらんふぇすを希望。)
宇野選手のファンです。ひと言言わせて下さいませ。宇野選手がチェン選手とコリヤダ選手を好きだと言うのはいいのですけれど、チェン選手には特に次は負けないよ!と言って欲しいです。
何故羽生選手にだけに勝ちたいと公言するのか分かりません?
日本人選手なので、言いやすいのでしょうけれど、一緒に競い合ったチェン選手より2つも年上なのですからチェン選手に次は負けないよ!と言って欲しいです。
言える人間だけに言うと言うのはいけないよ!宇野選手ならチェン選手を超えらると思います。頑張れ宇野選手!
>ひと言さん
宇野選手は以前から度々
羽生選手には「勝ちたい」
チェン選手やボーヤン選手には「負けたくない」
と言っています。
その真意は、羽生選手は格上の選手で、チェン選手やボーヤン選手は自分と同格の選手たちと考えているからだそうですよ。
ほんの少し前まで、羽生選手はずっと届かぬ遥か上の存在だったけれど、昨年のワールドで僅差まで近づくことが出来、やっと勝ちたいとはっきり言えるようになったと。
ノービス時代から、羽生選手の凄さを肌で感じてきたからこその、最上のリスペクトであり目標なのではないでしょうか。
選手たちはだれも皆負けたくない、勝ちたいはず。
そんなの当たり前です。
銀メダルとは言え、今回は負傷というアクシデントもあり、大差の敗戦でした。
負けず嫌いと言われる宇野選手(選手は皆負けず嫌いですが)も心中に期するものありでしょう。
演技直後には「やりきった」と思っていたが、翌日にはその「やりきった」が消えて「悔しさ」だけが残り、4Sの練習に取り組むと決意を新たにしているようですから。
私はこの和やかなプレカンの雰囲気にとても癒されました。
三人が三人とも互いをリスペクトしていて素敵でした。
私は宇野選手の醸し出す作品の世界に惚れ、裏表のない率直な人柄にも惹かれています。
また、こちらを訪れる彼のファンの多くの方々の優しさにも感謝していることを付記いたします。
記者会見の様子を訳してみました。既に訳してくださっている部分と一部重複します。日本語の部分は、そのまま文に起こしました。ご参考までに…。誤訳の訂正、補足など歓迎です。
*****
N=ネイサン・チェン
S=宇野昌磨
M=ミハイル・コリヤダ
司=司会者
Q=質問
司: 優勝のネイサン・チェン選手から始めたいと思います。世界選手権の金メダル獲得は米国にとって2009年以来の快挙です。
N: 世選での演技に満足しています。五輪では多くを学びました…FS以外、全く思うように行きませんでした。世選ではSPで五輪の挽回を、FSで五輪のような演技を目指しました。優勝できて光栄です。米国代表として2018年世選で金メダルを獲得でき、光栄です。そして(宇野選手の方を向き)五輪銀メダリストと同席できて光栄です。今週は嬉しいことばかりです。
–写真撮影–
司: 2位は昌磨です。昨季と同じ結果ですね。
S: SP、FS両方とも自分のベストな演技はできなかったんですけれども最後まで諦めないという気持ちがこういった結果に繋がったんじゃないかと思います。
Q: ミハイル、世選は初の表彰台ですね。今のお気持ちを。
M: 正直、嬉しいです。SPは特にいい出来でした。ロシア男子が世選の表彰台に上がったのは2011年以来なので素晴らしい事です。僕ができて嬉しいです。
Q: ネイサンに質問です。ネイサンがリンクに出る時、前に滑った選手に転倒が続出していた事は知っていましたか?それと、五輪での苦い経験は世選で同じ事を繰り返さないよう心の準備をするのに役立ちましたか?
N: 他の選手にミスが多く出たのは何となく気づいていました。彼らの得点が予想を大きく下回ったため、僕にもミスが許される余裕ができたので4回転6本を跳ぼうと決めました。五輪では勝手が分からず神経をすり減らしました。五輪は世選とはレベルが違うけど、昨季、世選に出た経験と五輪で学んだ事が、今大会に向けて心構えや演技に大きな助けとなりました。
Q: 3選手に質問です。素晴らしい演技もありましたが、ミスも多かった大会でした。男子だけでなく女子もです。五輪から間もない世選開催ですが、世選は例えば4月に時期を延ばした方がいいと思いますか?それともオリンピックイヤーには開催すべきではないとお考えですか?
N: 世選が五輪のすぐ後で良かったと思っています。気持ちよくシーズンを終える事ができました。五輪は重責や重圧で選手達の疲労も大きいので、今大会はそれが影響したのかもしれません。それでも五輪閉会式から世選開幕まである程度間があり、リラックスし疲労回復する時間は充分あったと思います。ですが、もっと時間がもらえても良かったとは思います。でも世選が開催されて良かったと思います。失くしてしまうのは良いとは思いません。
S: 世界選手権があった方がいい、ない方がいいっていうのは、正直僕はどっちでもいい。あれば出るし、なければ出ないという気持ちですし,決められたルールに従いたいなと思ってます。ほんとに決められたもので、そこに合わせればいいだけだと思っているので。選手の意見というよりもその日程が決まったらその日程に向けて練習すればいいだけかなと思っています。
M: 昌磨に同感です。選手が決めることではないし出るとなったら出る、そういうものだと思います。個人的には休養・準備時間は充分ありました。
Q: 4回転の成功にみんなこだわっていますが、世界チャンピオンにとって4回転6本とは?
N: 世選でも実施できて嬉しいです。繰り返しますが4回転6本は、準備は充分して来ましたが、戦況を踏まえた上で決めました。五輪では6本全てを完璧に跳べた訳ではありませんし、世選でも5本はうまく行きましたが6本目はステップアウトしてしまったので、まだ改善の余地はたくさんあります。でも挑戦する機会が得られた。ルール改正があるので来季はどうなるか分かりませんが、今季ずっと頑張って来たので、今大会、あのような演技ができて嬉しいです。
Q: メダリスト3人に質問です。ISU の新たな指針によりFSの時間が短くなり、要素の数も減る可能性がありますが、それについてご意見を。
N: 先ほど昌磨が言った通り、選手が決める事ではありません。決定事項は受け入れ、とにかくベストを尽くします。今のところ、ルールがどう変わるかわかりませんが、どんな改正であれ選手にとって刺激になります。一年中、同じトレーニングをしますが、今季末か来季初めには練習内容を変える事になるかもしれません。それもいいかなと。今はまだどんなルールになるか分からないけど、僕らはルールに沿って自分自身に磨きをかけようと思います。
S: ジャンプが1個減るっていう事なんですけれども、それはみんな同様だと思うんですけど。多分、減るというジャンプは僕で言うと3S。一番難易度が低いジャンプがなくなって、その一本は十数秒で跳べるジャンプだと思うんですけど、30秒減るっていう事なので、これまで以上に大変なプログラムになるんじゃないかなと僕は思っています。
M: なんと言えばいいか…。これから採点法が大幅に改正されますが、珍しい決断だと思います。ルールは選手にとって枠組みとなるので、フィギュアスケートは変化するでしょうね。全員が4回転を6本跳べるわけじゃないので。
Q: ネイサンへの質問です。昌磨やミハイルに50 点もの点差をつけたことについてどう思いますか?
N: 昌磨は怪我しているので。そのためSPもFSもいつもの構成ではなく、例えば五輪でやった事を世選ではしませんでした。僕も怪我を抱えて試合に出た経験があるので、いかに厳しい状況かよく分かります。点差はあまり気になりません。自分の出した結果は嬉しいですし今日のところは勝ちましたが、もう先に進みもっと巧くなるよう頑張ります。彼らも一生懸命練習するでしょうから。
Q: ネイサンと昌磨に質問です。ジュニア時代から競い合い、ずっと仲がいいですね。相手のどんな所が一番好きですか?
N: 昌磨は頑張り屋で、ここ2-3年、いい刺激になっています。昌磨が4Fを降りたので僕も4Fの練習に意欲が出ました。今は4Loに挑み試合でも成功させているのを見て、僕もうまくなろうと思います。昌磨は芸術性も兼ね備えている。昌磨と競い、練習する機会が持てるのは最高だといつも思っています。刺激を受け僕のモチベーションも上がり、これからも上達しなくちゃと思います。
N: 個人的な意見なんですけど、ネイサン選手とコリヤダ選手は選手としても人としても凄い好きで、つい応援したくなってしまうという、同じ選手ながらも、そういう気持ちを持っているんですけれども。まず、どこが優れているかと言われると、全部が巧い…プラスアルファ、ジャンプが安定していてしかもこれだけの種類を大きな大会で成功させるという気持ちだったり、凄い優れている所が多いので。ネイサン選手だけじゃなくてコリヤダ選手もSP、4Lzを無い状態で100点も出していましたし。みんながみんな自分の武器を持って闘っているんじゃないかなと思います。
Q: ネイサンに質問です。アルトゥニアンコーチはネイサンのFSで、心臓発作を起こしそうになっていました(笑)。[訳注:ここに入る文が聞き取れませんが、バタバタしていたという意味の事を言っているようです。] コーチは大丈夫ですか?もう一つ質問ですが、今後、アルトゥニアンコーチと師弟関係を続けますか?
N: まだラフと話していませんが、元気でいて欲しいですね。多くの選手を世選に連れてきたので、当然プレッシャーがかかり凄く緊張すると思います。でも優勝できて最高です。ラフも超喜んでくれて。僕たち、ここ2-3年、本当に努力して来たので僕の成功はラフのものでもあります。世選で良い演技ができて嬉しいです。ラフも喜んでくれています。これまでの練習の成果がここで出ました。ラフと僕の絆は単なる選手とコーチを超えるもので、僕にとって良き指導者であり、ほとんど二人目の父です。この関係が壊れることはありません。これから2-3年ほど、喜んでこのままラフと続けます。
Q: ネイサン、機会があれば五輪のSPをやり直したいですか?戦略をどう変えますか?
N: 正直、ノーです。五輪はもう終わったこと。どちらのSPも失敗から学んだ事が多かったですし、あの失敗のおかげでスケーターとして上達でき、あのように大きな大会にどう臨むべきか学べました。あの経験が将来僕を良い方向に進めてくれると思います。SPを成功させていたよりずっと。
司: もう質問はありませんか?無いようですね。では、ありがとうございました。
*****
以上です。
FSF様、いつもありがとうございます。
翻訳していただいてとても嬉しいです。
昌磨君、めちゃくちゃ疲れているんじゃないでしょうか
帰ったらすぐアイスショーもありますし
どこかでゆっくり休んで欲しいですね。
17.FSF様。
詳細な翻訳をありがとうございました。
それぞれのキャラが良くわかって、非常に興味深かったです♪
特に、キャッチボール様がおっしゃってたことが良くわかって
面白かったです。
「決った日程や、ルールの中で頑張るだけ」
という昌磨のまっつぐな応じが、
決して優等生風な答え方じゃなかったからか、
それまでクレバーに見えていたネイサン君、コリヤダ君も、
じゃあ…僕たちもそれで、みたいな流れが読み取れて面白かったです。
ルール改正の件も、
昌磨は割と具体的なイメージを述べていましたが、
他の2人は案外無難な応じで意外でした。。
こうして詳細な翻訳を拝見しますと
会見での昌磨は、プライドを持った「一流の職人」という印象ですね。
ちなみに、昌磨の「正直僕はどっちでもいい」のくだりは
実際どう通訳されたのか…、とっても気になりました(笑)。
(彼の真意を理解した通訳さんが上手く訳してくれたのかな?)
翻訳していただいた皆様、FSF様、いつも的確な和訳に大変助けられています。
大変ありがとうございました。
FSF様
翻訳本当にありがとうございます。
セクシー低音ボイス早口ネイサンの次に、昌磨の高めゆったりボイスの対比が面白い^^
五輪の後の世選についての質問に対する昌磨の応えが秀逸すぎる。
恐らくネイサンもコリアダもまだよく考えていなかった(まとまってなかった)と思うのだけど、昌磨が「決められたルールに従う、選手は試合に向けて練習すればいいだけ」と凄然と言ってのけた時、二人ともストンと腑に落ちて、「昌磨に同感」「さっき昌磨が言った通り」と続いたような感じだった。
ルール改正についても、昌磨だけが具体的な答えだった。
日頃考えていないと、すぐあんな回答出てこない。
ネイサンと昌磨に振られた質問だけど、全くナチュラルに同席しているコリアダ選手についても触れているのは、真のジェントルマンで国際人だな~と思った。
inside skating のツイート↓
#ShomaUno was his usual self during #pressconf: reserved, moderate. But he had the most beautiful answer, saying that he admires @nathanwchen and @MK_4ever not only as skaters, but as humans as well, and so he roots for them. #WorldFigure
(某所の訳)↓
ショーマ・ウノは会見中いつもの通りの彼だった、口数少なく節度ある態度。しかし最も美しい答えをしたのも彼だった。ネイサンもオリヤダもスケーターとしてだけではなく、人としても尊敬していると、そしてそれ故に彼らを応援していると。
私としては、「尊敬している」という表現ではなく「凄い好き」と言った昌磨に萌えたというか(昌磨の「好き」ゲットした二人裏山~)、きちんと二人に「凄い好き」が伝わっているといいな、と思った。(会見では「like」で訳されたけど)
ネイサンは、昌磨が五輪の時「ネイサンのFPに一番感動した」と言ったの知ってるのかな?
「みんながみんな自分の武器を持って闘っているんじゃないかなと思います」も各個人の個性を認めつつ簡潔で美しい表現だな、と思ったけど、英訳でちゃんと昌磨のセンスが伝わってるといいな~。
日本での昌磨君の取り上げられ方は、「天然昌磨」的に作りあげられて
いる感が否めませんが(もっといろいろな部分も紹介すべきだと思う)、
私は、彼の話している内容を聞いていると、ちゃんと自分の意見を持っていて、聞かれたことに対して自分の思っている事を、正直に端的に答えている姿を見て、頭の良い話し方ができる人だと思っています。
それと、気遣いができる人であるとも思います。年齢の上下に関係なく、
相手(ほかの選手)に対しての配慮の言葉(態度)が、いつもあります。
そのうえで、自分の考え方も短い言葉で述べることのできる人だと思います。
いわゆるマスコミの「いじり」の中で、おもしろ昌磨風に取り上げられているけれど、私は、パフォーマンスだけでなく、昌磨君の人として「賢い」部分を見つける度、彼を応援したくなります。
拙訳にコメントをくださったみなさん、ありがとうございました。お役に立てていれば、嬉しいです。宇野選手の発言に一か所SじゃなくNを付けてしまっているのに気づきました。Nが二つ続くのでお分かりかと思いますが、二つ目のNはSです。
19. こざるさん、
「正直僕はどっちでもいい。」は、”Actually, to be honest, either way is fine.”と訳されてました。日本語通りの訳ですね。
訳して下さったみなさま、ありがとうございます。
感謝。
FSF さん、大丈夫です。最初、「あれ?」と思いましたが、話の流れでしょーま君の言葉だとわかりましたから。
>ショーマ・ウノは会見中いつもの通りの彼だった、口数少なく節度ある態度。しかし最も美しい答えをしたのも彼だった。ネイサンもオリヤダもスケーターとしてだけではなく、人としても尊敬していると、そしてそれ故に彼らを応援していると
すごく嬉しいコメントですね!!
FSF様
英語音痴の私のくだらない質問に、
ご丁寧なお答え、誠にありがとうございました☆
必死で辞書を引いてみました♪
「実際のところ、正直、どちらでもいいです。」ですね。
確かにまんまの通訳ですね(笑)。。
でも、「節度あって、最もうつくしい答え」とのこと。
変に捻じ曲がって伝わってなくて良かったぁ~♪
重ねて、ありがとうございました。
1番緊張して見えるのはネイサン、次にコリャダ君
落ち着いて見えるのは昌磨君
ルールのこともネイサン、コリャダ君もオリンピック、ワールドまでが精一杯で先のことは考えてなく、これからで
先の先を考えてるのは昌磨君で埼玉ワールドが楽しみだね
きっとリベンジ来ると思うな
この3人のプレカンはいつもほんわか面白い
誰が何位でも応援出来る
8番のほしさんのコメントで
助走の長い選手はルール改正後は不利になると言うのはネイサンのことですね。
その通りであってジャパンオープンがそうでした、ぼろぼろでした。
あれで目が覚めたって本人も言っていました。
あれから家族全員で(特にお父様)ルール改正後のgoe の出かたを徹底的に研究したそうです。
ネイサンにとってラッキーだったのはこの大会で優勝出来たことです。
大学との両立も考えながら少しずつレベルを上げつつジャンプの完成度も磨いてトータルパッケージを目指して
ルール改正後の埼玉で優勝出来たことです。
あの記録はまだ破られていないのですが2023〜2024の今季はどうなるでしょうか
ワールド後、ロシアのブロガーさんがルール改正後のマイナスが1番多いのはネイサン、ヴィンス、ボーヤンそして昌磨君でした。
真ん中にロシア選手でジェイソン君達もいたかな、1番マイナスが低かったのは羽生君でした。
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