TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーがタリン杯の感想とカナダ開催グランプリファイナルについて予想と注目選手について語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
カナダ・バンクーバー開催、ISUグランプリファイナル2018の出場選手・日程・結果。男子シングルはネイサン・チェン2連覇、宇野昌磨2位。 女子シングルは16歳の紀平梨花が優勝、アリーナ・ザギトワ2位、坂本花織4位、宮原知子6位。*羽生結弦は怪我で欠場
(羽生結弦欠場:2分30秒~、男子シングル:8分55秒辺り~、女子シングル:15分25秒辺り~、坂本花織:25分30秒辺り~)
“TSL グランプリファイナルプレビュー (2018/12/3-英語)” への12件のコメント
ジュニアのファイナルは公式からyoutubeで配信されるんだけど、またジオブロックかかるのかな…かからないといいな…
男子はネイサンの構成に興味津々です。
しょうまは変わらないだろうな〜
ベテラン勢の活躍も楽しみです。
女子は3Aの成否で大きく順位が変わりそう。
ジョナサンが言うように、滑走順は大きく影響しそうですね。
アイスダンスも拮抗してて予想がつかない…ハベドノ?ステブキ?
(個人的にギニャファブ頑張れ〜)
デイヴは金曜日から現地に入ってフリーの公式練習の様子をアップロードしてくれるとか。
プレスとして入ると撮影が禁止なので、一般観客として行くんですね。
でも出来るだけインタビューも撮ってねー!
男子のプレビューをまとめてみました。雑談は省いてあります。ご参考までに…。誤訳の訂正・補足など、お気づきの点をご指摘いただければ助かります。
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羽生は棄権となった。約4週間、氷に乗れないが、今季終盤に姿を見せてくれる。世選が楽しみだ。
羽生の棄権を受け、男子の出場メンバーは次の通り。宇野昌磨、ネイサン・チェン、ミハル・ブジェジナ、セルゲイ・ヴォロノフ、チャ・ジュンファン、キーガン・メッシング。
カナダ人選手のGPF不在を前回のトークで話題にしていたところ、キーガンが入った(笑)。男子は3つのセクションに分けられると思う。昌磨とネイサンが優勝候補だが、場合によってはジュンファンが二人の真ん中に割って入る可能性もある。観る者としては少々番狂わせがあった方が面白いと思う。
だが、現在ネイサンは技術的に優っているとは言えない。SPは良プロだが、これまでの採点を考えるとPCSは昌磨が上だろう。ネイサンの場合、要素の質が決め手になると思う。GOE争いになるのでは。今季はまだネイサンの得意とする4Lzを見ていない。4Sもまだ。4回転は何を跳ぶのか興味津々だ。
ジュンファンが一石を投じるかも。キーガンも可能性ありだと思う。だが、キーガンはスケートカナダで素晴らしい演技を見せたが、次の大会は振るわなかった。どう評価したものか。今季のキーガンは、順位を下げたと思えば上げ、総じて安定してベースライン上にいる。GPFは4-5位あたりでは。単に参加目的で出場してはいないはず。ヴォロノフとブジェジナにミスが出れば付け入る隙があるかも。正直、ブジェジナは予想がつかない。GPS序盤はかなり好調だったが、GPFはどうなるか。
控え選手だったキーガンは、心の準備ができていたと思う。羽生は松葉杖を突いていたので、おそらくキーガンは出場を見据え練習を続けていただろう。
ブジェジナはGPSで2戦とも好調だった時のアダム・リッポンを思わせる。演技構成上、GPFはアダムの6位が予想されたので楽しんで演技できればいいと思っていた。だが、雰囲気に飲まれあまりいい演技ができなかった。同じことがブジェジナに起こっても不思議ではない。だが、そうならないよう願っている。GPSの2戦は、ブジェジナにとって大きな励ましと自信となる内容だった。GPFでは緊張せず、あの勢いを忘れないで欲しい。
今季のGPSは例年以上に1位を獲る選手が明らかな大会だった。層の厚さを感じる種目が少ないGPSだった。
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以上です。GPFが楽しみです!
いちじくさんのコメントで
<<デイヴは金曜日から現地に入ってフリーの公式練習の様子を<<アップロードしてくれるとか。
<<プレスとして入ると撮影が禁止なので、一般観客として行く<<んですね。
とありますが、ホスト側のスケートカナダからの規律では、公式練習でも撮影はコーチ等の限られた人以外は禁止とありますが、デイブは大丈夫でしょうか?
Skate Canada’s Camera Policy
Absolutely no video recording is allowed. Only accredited coaches and team managers may be permitted to videotape their own skater/team from rinkside during that skater’s/team’s practice or performance.
(https://thunderbirdarena.ubc.ca/2018/11/what-you-need-to-know-isu-grand-prix-of-figure-skating-final/)
実は、今回、近所に住んでいるので観に行く予定です。
個人的には、ネイサン、昌磨君のファンなので、もうちょっと、デイブがジョナサンより技術的な分析をするのかと期待していたのですが、きっとジョナサンと似たり寄ったりなのでしょうか。確かに技術的にはネイサンは昨シーズンに比べ、4回転の種類、回数も落としていますが、徐々に調子をあげていますので、ファイナルでは、フリーで4回転4回、前半2回、後半2回に上げてくるのではないでしょうか?昌磨君は、4TのコンボをSP,FPでも決められ、なおかつ、後半の3回転のコンビも確実に決まれば、接戦になりそう。
FSFさんいつも翻訳ありがとうございます。
ちょっとさん
そうなんですね。デイヴ知らないのかもしれないですね〜
それとも、ヒソヒソ話してるから確信犯?目立つから注意されて未遂に終わりそうですねw
ライヴだとスピードなど他、情報量が映像とは全く違いますし、現地で観られるとの事、羨ましいです。
デイヴの技術を見る目は私もたまに?となります。
一応スケートの経験はあるようですが。
TSLの発起人で、一緒にやってたジェニファー・カーク(元選手)が以前は技術的な事をフォローしてました。
GPF、良演技揃うといいですね〜
女子プレビューのまとめです。男子同様、雑談は省きました。ご参考までに…。誤訳の訂正・補足など、お気づきの点をご指摘くださると助かります。
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おもしろい闘いになりそうだ。出場は、アリーナ・ザギトワ、紀平梨花、宮原知子、エリザベータ・トゥクタミシェワ、坂本花織、ソフィア・サモデュロワ。
ザギトワはGPFを重要な大会と位置づけ、勝ちに行くだろう。準備万端、絶好調で出て来るはずだ。とは言え、もし一つでもミスが出て紀平梨花が3Aを3本とも降りればどうなるか。
3A以外で梨花に重要となるのは、両プロともノーミスで揃えること。直近の2戦はSPでミスが出ている。SPの失敗をFSで挽回するパターンに陥ってはいけない。SPを成功させた上で思い切りFSを演じよう。梨花がSPで首位に立つことは想定してない。なぜなら今季、ザギトワのSPが安定しており、高いPCSでジャッジに支持されているからだ。
梨花がザギトワを下すには、条件が全て揃わなければならない。ジャッジはザギトワの評判と名声の長期維持を望んでいるだろう。ゆえに番狂わせを起こすには、梨花に最高の演技が求められる。たとえ僅差の勝利であったとしても、ジャッジは喜んでザギトワに大勝利を与えるだろう。
梨花の快進撃は一時的なものか否か、トップ選手としての資質が問われる局面を迎えている。シーズン後半に向けGPFがその口火となるだろう。GPFで成功すればトップ選手に格付けされ、全日本・四大陸・世選で優勝候補となるだろう。
一方、ミスが出て4位以下に終われば金メダル候補にはならないが、それでもメダル候補には見なされると思う。だが、この差は大きく、梨花は挑戦者の位置づけとなる。今、大事なのは勢いだ。GPFの戦績によって過去2戦の勝利の妥当性が証明される。或いは、ほぼ無効化されてしまうだろう。直近の戦績まで再評価されるため、GPFは変なプレッシャーがかかる。
梨花の評価はまだ定まっていない。大きなプレッシャーにどこまで耐えられるかも分からない。世界ジュニアのタイトルはなく、JGPFも最後の難関まで突破していないからだ。ザギトワはやってのけた。知子も経験豊富だ。トゥクタミシェワは好調だった2015年、頂点に立った。梨花がどんな演技を見せるか、いかにプレッシャーに立ち向かうか楽しみだ。
FSの演技はニュアンスも出せるようになり、どんどん良くなっている。場数を踏むたび自信をつけている。また一人、素晴らしい選手の演技が見られるのを楽しみにしている。
だが、GPF出場選手中、最も芸術性が高いのは知子だと思う。知子がジャンプを決められるかが鍵だ。ジャンプが成功すれば、順位はどうなるだろう?銀、銅、もしくは予想外の金か?それとも3Aを跳ぶ選手やGOEの高い選手が多いため、表彰台を逃すだろうか?全員がノーミスならどうなるだろう。女子は強豪揃いなのでノーミス演技が多く出ても不思議はない。
エリザベータが3Aを成功させた試合を生で見た事がないので…失敗したのは見たが…生で見るとどれほど威力を感じるか知りたい。美しいルッツやアクセルを生で目の当たりにすればPCSも上がるのだろうか?二人ともノーミスなら知子のプロはエリザベータに及ばないのだろうか?分からない。
滑走順が決め手になりそうだ。エリザベータは知子や梨花の後より、サモデュロワの後に滑った方が有利だと思う。花織の後も避けた方がいい。芸術性は別として、スケーティング技術(SS)が優れている花織は、エリザベータにとって少々やっかいな相手だ。
直前に演技を終えた選手が残したエネルギーに乗りつつ、それを上回る演技をし、ジャンプを成功させ更に盛り上げる形がいい。美しい演技の後だと、エリザベータの粗が見えてしまう。だが逆も言え、美しくエレガントな知子の直後だと、エリザベータのジャンプは更に大きく見えるだろう。
いずれにせよ、うまく行けば弾みがつき、失敗すれば打撃を受ける。だが、滑走順で違いが出るのは確かだ。YouTubeで実際の滑走順と違う順序で見たら受ける印象が全く違っていた。
たて続けに演技を見て行くと、まずスピードの違いに気づく。そして生で観るとジャンプの手応えが違う。エリザベータと梨花の3Aを生で見たら、インパクトの違いがはっきり分かるかもしれない。これはビデオでは分からない。ウォーミングアップの様子も見たい。例えばウォーミングアップで2Aを跳ぶか3Aを跳ぶかによって戦略や手法を伺い知る事ができる。選手の調子も見えて来る。
芸術性に欠けるかもしれないが、花織のFSは小型エンジンのようにエネルギッシュだ。後半のジャンプを決めて観客を味方につけ、コレオシークエンスでやらかさなければ(笑)、GPFで順位を上げられるかも。SP6位スタートでも、持ち前の魅力で観客を引きつけ5~3位に入る力がある。トップスケーターの域にはまだ達していないが、大きなジャンプを跳ぶ上、SSも確かだ。GPFは、どこまで上位に食い込むか楽しみだ。
SSと芸術性を分けて考えるのは大事だと思う。花織の上半身は優美さに欠けているが、下半身、つまり、膝・ブレード・エッジの使い方は質が高い。このように、SSが高いスケーターが必ずしも美しいスケーターという訳ではない。だからPCSはSSだけでなく色んなカテゴリーに分かれている。芸術的なスケーターはSSが高く、非芸術的なスケーターはSSが低いと思いがちだが、そうではない。いろんなバリエーションがある。
ソフィア・サモデュロワは、GPSデビューの今季も気圧されず、マイペースでクリスティーナ・アギレラワールドを演じている。練習仲間のエリザベータと揃ってGPF出場。上位に入る可能性大だ。GPFで良い演技を二つ揃えれば、世選に向けかなり有利になる。
そうなれば、GPF出場を逃したエフゲニア(メドベデワ)にとって深刻な事態となる。GPFは世選への足掛かりになったはず。エフゲニアが落ち込むとは思わないが、精神的に十分前に進める状態だろうか。目標達成は厳しいだろうが、最大限の努力を払っていると思う。
ロシアと日本は常に国際試合で競い合っている。彼女らにとってGPFはナショナルに向けての第1段階だ。そして3週間以内に第2段階が始まる。GPFは最初の山場だ。
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以上です。
myTV SUPER – 服務條款
FSF さま、翻訳本当に感謝いたします。
宮原選手、出来たら真ん中に立たせてあげたいです。
勿論、紀平さんも坂もっちゃんも台乗り。都合がよすぎますね(笑)
FSF様、素晴らしい翻訳をいつもありがとうございます。
滑走順のコメントが、とくに興味深かったです。
私も、表彰台トップの知子ちゃんを、見たいです。
そして何より、日本選手全員(男女4人)が笑顔で演技を終えられますように。
ジュニアを忘れていました。
高志郎くんの演技も楽しみにしています!
久しぶりに村主章枝さんの解説がききたい。
FSFさん いつもわかり易く丁寧な翻訳ありがとうございますm(_ _)m
シーズンインしてから 管理人さまが次々と新しい動画をupして下さるので 動画スレの流れが早く、お礼コメントをしようと思ったら もう次の動画が上がったりで「しまった、お礼を書きそびれちゃった…」という失礼をしてしまったことが 実は何度かありました。
でも、いつも大変ありがたく思いながら 読ませて頂いています。(勿論 FSFさん以外に時々訳を載せて下さる方々に対してもです)
GPF、ジュニア女子はロシアの国内戦というか ほぼエテリチーム(& 元エテリチーム)選手権?というようなメンバーですが、シニア女子はロシア3選手のうち 2人がミーシン門下生なんですね(^^;
これは 近年ではなかなか珍しいかも…?
男女シングルは やっぱり日本人選手に頑張って貰いたいなぁと思いますが、一方 カップル競技は 別の競技かと思うほど五輪前と顔ぶれが入れ替わって、どの選手が表彰台に乗るか 興味津々です。
この後 どの国の選手も それぞれナショナルが控えていますし、怪我のないよう&疲れを残さないよう…でも その中で皆さん納得の演技をして欲しいです^^
フィギュアファンとしては、海外の選手を含め全員の素晴らしい演技を見たい。
宇野君のファンとしては「そろそろ完璧に近い演技」を、宮原さんのファンとしては「より完璧な演技」を見てみたい。
でも紀平さんの登場は嬉しいの一言だし、坂本さんのジャンプも本当に好き。島田君も頑張れ!
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