TheSkatingLesson.comのデイヴィッド・リースとオペラ歌手のジョナサン・ベイヤーがカナダ開催ジュニアグランプリファイナル&シニアグランプリファイナルとクロアチア開催ゴールデンスピンについて語った動画です。映像は「TheSkatingLesson.com」のYoutube公式チャンネルで公開されたものです。
カナダ・バンクーバー開催、ISUグランプリファイナル2018の出場選手・日程・結果。男子シングルはネイサン・チェン2連覇、宇野昌磨2位。 女子シングルは16歳の紀平梨花が優勝、アリーナ・ザギトワ2位、坂本花織4位、宮原知子6位。*羽生結弦は怪我で欠場
カナダ・バンクーバー開催、ISUジュニアグランプリファイナル2018の出場選手&日程、結果。男子シングルはスティーブン・ゴゴレフが優勝、島田高志郎3位。女子シングルはアリョーナ・コストルナヤが優勝、アレクサンドラ・トゥルソワ2位。
(ゴールデンスピン:3分05秒~、JGPF:36分25秒辺り~、GPFペア・アイスダンス:54分10秒辺り~、GPF男子:1時間27分30秒~、宇野昌磨:1時間28分50秒辺り~、GPF女子:1時間32分35秒辺り~、宮原知子:1時間35分15秒辺り~、坂本花織:1時間38分50分辺り~、ザギトワ&紀平:1時間43分55秒)
“TSL グランプリファイナル&ゴールデンスピンのおさらい (2018/12/9-英語)” への33件のコメント
男子の部分をまとめてみました。男子は、トップ3位のみ話題になっていました。意訳・省略ありです。ご参考までに…。誤訳の訂正・補足など、お気づきの点をご指摘いただければ助かります。
*****
ネイサン・チェン
6分間練習で成功していなかった4Lzに挑んだのは素晴らしい。だが、プロの中身がだんだん薄くなっている気がする。夏に入れていたフライングキャメルからのスピンや、その直後に決めるクールな動作が(SPから)消えてしまった。FSからは繋ぎや振り付けが消えた。
目標達成までの過程でいうと、今はどのあたりだろう?昨季は、まず技術的に目いっぱい組み込み、何がうまく行くか試していた。今季はジャンプを戻すため、他はできるだけ取っ払ったのかも?ジャンプが戻れば、また入れるかもしれない。入れないかもだが。技術的に負担を少なくして体を少し休めているという事もあるのでは。振り付けを戻す時間があるだろうか。世選前にシェイ=リーン・ボーンやサミュエル・シュイナード(振付師)と見直しをする時間があればいいが。
宇野昌磨
素晴らしく質の高いものを数多く持ちながら、あんなにミスの多い選手を見たことがあるだろうか。フリップの技術が頼りにならない上、ミスが続いてはだめだ。
チェック時にまた片腕を振り回している。何度も同じミスが繰り返し出ている。練習熱心なのになぜ直らないのかと思う。シカゴでトレーニングを受けてもチェッキングの問題はあまり直っていない。以前からある問題なのに。1シーズンに1週間だけシカゴで見てもらうのではなく、絶えず繰り返し練習を続ける必要があるのだろう。着氷が安定するよう体に覚え込ませなくては。
ネイサンは3Aが大の苦手だったが、安定して跳べるようになった。4Fは今季を通し改善した。4Tは乱れたものの、全体的にネイサンの方がプランを立て体系的な取り組みができていた。
チャ・ジュンファン
よくやっている。FSで4回転を2本揃える事はできなかったが、ミスを引きずらないよう、しっかりトレーニングしているのが伺える。腰に問題でもあるのだろうか?両プロに入れている背中を反らせて入るジャンプを6分間練習でも少し慎重に跳んでいて、表現がいつもと違っていた。だが、全体的にとても良い演技だった。今季は進歩が目覚ましい。バレエのクラスをたくさん取って背中を伸ばし姿勢を正すといい。
ジュンファンの滑りは力強く滑らかで、本当に気持ち良い。技術の高さと芸術性を切り離して考えなければいけないという話が前回のトークで出たが、滑りの質を踏まえるとジュンファンは芸術性が高いと言っていいと思う。そう、姿勢も芸術的要素に加えるべきだ。彼のリラックスした姿勢は今風でクールだ。『ロミオ+ジュリエット』の現代的な曲調の部分にぴったりだと思う。
とても変わった手袋をしている。手に生気が全くない。
ブライアン(オーサーコーチ)がSPのスコアに落胆していたが、PCSは伸びると思う。だが、ジュンファンの美しい演技に対し、PCSが思ったより少し低くて驚いた。ただ、力を抜き過ぎていると感じる箇所もあった。
3Aに入る時の姿勢は、少し締まりがなくあまり良くない。トップを目指すなら背中をしゃんとさせる事。跳ぶ前に少し力を抜こうとしているのと、細部に少し注意が行き届いていないのと両方が原因だろう。
[訳注:ジャンプに関して二人の意見が分かれています。この後、ジョナサンはトゥクタミシェワ選手を例に出し
・エリザベータの手がジャンプの前にくにゃくにゃなのは力を抜くため戦略的に行なっているもので芸術面に注意が行き届いていないからではない。
・ジュンファンの姿勢もそれと同じだ。
この2点を挙げていましたが、デイヴはそれに答えず、そのままトゥクタミシェワ選手の話に話題を変えていました。]
*****
以上です。
もう訳して下さってる!!感謝、感謝です!!
ありがとうございます。
疑問、なぜ、ザキトワは、五輪後、7cm背が伸びたと、言っているのでしょう。銀メドベゼアと、1,2cmの差だった。
FSF様
グランプリシリーズからの神翻訳ありがとうございます。
ネイサンのことは、二人と同じ意見です。
少し、物足りなさを感じました。
紀平さんが日本で話題になっていますが、ロシアでザギトワが真逆の扱いで気の毒になりました。
最近、サンボ70の取材を目にしますが、日本の鬼コーチの比ではありませんね。
エテリが悪魔に見えます。
目の演技をしろと指導している場面があり、厳しすぎて、あれでは無理ではないかと思いました。
門下生が皆、ロボット的で心が入っていないのも頷けます。
やめていく生徒も多そうです。
濱田コーチの教えに、
ライバルを大切にとあります。
愛がないと、生徒も育ちませんね。環境は大事です。
サンボとまでは、いかなくても、日本も野辺山合宿で、ライバルが集まり、表現指導をスターの卵のように指導したりしていて、みんな楽しそうでいいと思います。
年一回ぐらいしかないのは、残念ですが。
過酷な練習をしている選手にとって、一番の敵は、マスコミと悪質なファン、
紀平さんがワールドでも同じ活躍ができるように願っています。
エテリ組がロボットのように見えるというのはひとつの感想としてありだと思いますが、ロシアのコミュニティで紀平選手がマシーンと呼ばれているのも何度か目にしましたよ(もちろん否定的な意味で)。私は紀平選手のファンなので不快な気持ちになりましたけど、要するにファンは自分の応援する選手の演技は素晴らしく感情のこもっているように見えて、手強いライバルは凄いけど精密機械のようにこなしてるだけ…と思うんでしょうね。
宇野くん贔屓のTSLも最近はちょっと手厳しいですね・・・
言っている事は巷で不評の佐野稔さんのコラムとほぼ同じように感じます
同じミスが何度も続くのはやはり彼のジャンプの技術的な問題なんでしょうか
個人的には体型が(特に上半身が)がっちりして来て、ジャンプをコントロールするのが前より難しくなってきてるんじゃないかと思いました
FSF様
いつもありがとうございます
女子の翻訳もお待ちしております
私はロシア贔屓なので、エテリ組が特段ロボットのようで心がこもっていないとは思えないのですが、、、
クワドも強要していませんしね
エテリ自身シングルで挫折し選手としても大成しなかったので、女子がいかに難しいか熟知している
だからこそ短い選手生命の中でタイトルを取り、また引退後も輝けるよう、合理的に考えているんだと思います
あと、目の演技、目線は大事ですよ、口元、顔の傾け方、も大切
鏡の前でレッスンするんです
恥ずかしがっていたら、この競技はジャッジに伝わりません
言っていることはマトモだと思います
管理人様のupとFSF様いつも素早く翻訳くださって
とてもありがたく読ませてもらっています。
昌磨くんの技術的な面からくるミスによる停滞感と
ネイサン選手の若干密度を薄くした現時点でのプログラムからみた
伸び代、と解釈すると、今の状態から先を見据えたとき、今回の
順位の差がそのまま、点数は開きが出てくる可能性否めないとも
感じました。
このお二人の指摘と解釈に確かにと感じる点が多いです。
ネイサン選手のファンでもありますが、
それ以上に昌磨くんのファンでもあるので、些か複雑な心境です。
ネイサン選手の(大学と練習拠点の)環境的に影響があったことも
多いにあるのだろうなと思っていました。
昌磨くんには、是非是非克服してその才能と周りの期待に違わぬ
スケーターとしての確固たる実績を積み上げて、と願います。
ファンも本人ももどかしく感じていることでしょう。
チャ選手も(ゴルフの石川遼に似ているなぁ見るたびに思いつつ)
近々手強い選手になるだろうし、手先などへの意識がもっと行けば
もっと魅力的になるだろうと感じていましたが、そうした日も近い
かもしれないですね。
翻訳、ありがとうございました。
FSF様、翻訳ありがとうございます。感謝。
昌磨、金メダルが手に届くところにあるのに取れないにのが不思議です。ついこの間まで羽生君を追い落とす雰囲気でした。
二人ともそれが望であるかの様にも見えていたんですが、最近の不調は何なのでしょう。
思い切って美穂子先生の所を跳び出さない?世界は広いですよ。
勝ってほしいです。
ジュンファンは今年凄い進化しましたよね。
去年までは成長期もあったのでしょうね。雰囲気を出すのが凄いうまい選手だと思います。
試合で演技をするというのは、本当に難しく、ほとんどの選手が練習通り、それ以下の表現なので、心に響いてこないことが多いです。
試合内容が悪くても、ゾーンに入った人の演技には心を持っていかれるし、逆に、演技をしていなくても、一生懸命な姿に、心を打たれることもあります。
羽生君と島田君は、その場の雰囲気や気分で、アドリブのように、表情をコロコロ変えることができる数少ない表現者だと思います。
比べてはいけないのですが、比べてしまうので、エテリも大したことないなと、思ったりして。
メドベがエテリチームにいた頃、羽生君をお手本にし、表現にも磨きがかかっていくのを感じました。
でも、教えて身につくものだけではなく、生まれもった才能もあるのではないでしょうか。
プルシェンコなんかもそうですね。
今回はミーシンのとこのサモドロアとリーザの演技も素晴らしかったです。
紀平さんは、バレエダンサーのように体で表現できる人だと思います。
ビューティフルストームは
全身を使い表現していて、
紀平さんにピッタリのプログラムだと思います。
ノービス時代のフリーで色っぽいしぐさや表情のプロがありましたから、もともと幅広く演じ分けられる選手ではあります。
濱田組には、さっとんや本田みゆうちゃんがいるので、いい刺激になっていると思います。
紀平さんが安定したアクセルを跳び、四回転を装備したら、男子トップ争いにも食い込める程の成績になりそう。
可愛い顔して、すごいマッチョ、あれを見るとスタミナがあるのが、わかります。
ワールドまでどうか、怪我をしないで、頑張って下さい。
女子のまとめです。女子は全員について話していました。長いので二つに分けます。今回は、トゥクタミシェワ、宮原、坂本、サモデュロワ各選手のまとめになります。ご参考までに…。誤訳の訂正・補足などお気づきの点をご指摘いただければ助かります。
*****
女子
エリザベータ・トゥクタミシェワ
エリザベータの大胆なツイッターは、全て戦略だろう。それに加え、今季は怪我もなく健康体なので、中身のない振り付けをカバーできているのだと思う。芸術的構成が抜け落ちたプロだ。エリザベータは吹き飛ばされた枯葉のようにあてもなく、あちこちに移動する。世選で優勝した時は、少なくとも良プロを演じていた。一つの視点を通し全体が構築され、まとまっていた。
FSは長く感じた。トゥルソワ同様、FSよりSPの方が良い。FSは途中でつまらなくなる。エリザベータは氷上で個性はあるが、特に優雅さや芸術性、美しさがあるわけではない。振り付けが優れているわけでもない。腕の動きも多い。基本的にパフォーマンスでまだ点数は獲れるだろうが、パフォーマンスが後回しになっている。
アシュリーもSNS用の顔を持っていたが、氷上でも個性的な演技を見せていた。エリザベータの場合、SNSと競技プロで見せる個性に大きな隔たりがあるようだ。スケーティングよりSNSの方がおもしろい。
だがLzは素晴らしい。今回のLz+Tは凄かった。ジャンプは秀逸だ。だが、スピンのポジションその他、ジャンプ以外に問題がある。特にステップシークエンス。FSの3Lz+3Tには圧倒的されたが、ステップシークエンスは思いついたまま適当にやっているようにすら感じた。良い面と悪い面の混在する演技だった。
宮原知子
ルッツはピッキングに問題があるようだ。自信をなくしているように見えた。ジャンプの回転を見直している最中だが、感覚を失っているようだ。脚を後方に伸ばしトゥを突く際、少々戸惑いが見えた。
理由を明言するのは今回も控えるが、前にも言った通りFSの衣装は良くない。気が散る。切り抜き部分は失敗だ。それに裏地は赤の方が効果的だと思う。片袖が付けてあり助骨が目立つ衣装は、美しさを減じてしまう。知子の美しいラインさえ楽しめない。衣装を見ただけで全く演技に集中できない。
知子の体はキャンバスだ。特にSPラストのレイバックスピンは素晴らしすぎてベッドから転げ落ちそうになった。最初のほぼ飾り気のないFS衣装は知子が氷上に描く美しい絵を見せてくれた。こちらの衣装は少々妨げになる。
知子は小柄なので滑りを大きく見せる必要がある。全てを壮大に見せなければならないが、この衣装はその効果がない。小柄で滑りが小さく見えるのでPCSが低くなったのももっともだ。SPの衣装は一色でまとめ知子を強く大きく見せていた。あの衣装を着てスパイラルをするとラインが長く見えインパクトが大きかった。だが、この衣装はそれほど観客に訴える力が無い。細かく作り込んであるので注意を引くが(顔をゆがませる)。
TESカウンターで技術点が表示されるが、見えない所で減点するなら見ている必要があるだろうか?硬くなっていた割に技術点が高く出たとは思ったが、11点も下げられるとは思わなかった。カウンターの表示通りなら知子は3位に入っていた。カウンターは全く当てにならない時がある。今までにも何度かあった。減点そのものは納得行くが、点数を調整するならもっと早くすべきだと思う。一瞬、期待したのに。
坂本花織
ジャンプが大きく、スピードもあり氷上で存在感がある。芸術性や音楽性はさほどないが、スケーティング技術やジャンプは優れている。転倒してもPCSが出ていた。個別で見るとPCSが少々高く感じるが、滑走順が知子の後だったのがプラスに働いたのだろう。
ソフィア・サモデュロワ
FS 『バーレスク』を演じる前に十字を切って何やら神妙につぶやいている様子が良かった(笑)。演技後はイエーイ!となっていた(笑)
腕の曲がったタノは目障り。それに比べてコストルナイアのタノの絶妙な事。ソフィアはタノを多用し過ぎている。
JGPFもGPFも出場を果たした上、今季は非常に安定感がある。世選派遣はソフィアで決まりだ。ロシアの世選メンバーは決まりだと思う。ソフィアは知子に勝ち、トップ5に入った。怪我などない限り、ソフィアを派遣すべきだろう。
(ジョナサンが反論)ファンの立場から言わせてもらうと、ソフィアの持ち味がよく分からない。氷上でアイデンティティが確立されていないと思う。だが確実に演技をこなすだろう。
例えばだが、世選でザギトワやトゥクタミシェワに演技中、何かアクシデントがあったとしよう。3人目が8位を取らないと枠が守れない状況になったとしてもソフィアなら任せられる。トップ10入りは確実だろう。エフゲニア(メドベデワ)に現時点でこれが期待できるだろうか?素晴らしい演技をするかもしれないが、大失敗をするかもしれない。スピンやジャンプのミス、不安定な演技をこれまで見て来た。これまでの戦績からしてもソフィアに決まりだと思う。若さやエネルギーで選ぶ訳ではない。枠取りに必要だからだ。ソフィアは重圧のかかる場面で毎回、演技を成功させてきた。ジャンプの質は最高とは言えないが、回り切って成功させている。
トゥクタミシェワとザギトワはメダル候補だ。世選メンバーは明らかだ。日本も同様だと思う。GPFを見たところ、あと3週間で大きな変化があるとは思えない。ロシア選手権でエフゲニアが最高の演技を見せれば、話は別だが。もしエフゲニアが3位、4位になったとしても今シーズン全体の結果を見るとソフィアだと思う。ソフィアのコーチ、ミーシンはロシア国内でコネがある。トゥクタミシェワもミーシン門下生だが、そのあたりがどうなるか?興味深い。
(エフゲニアにとって)厳しい状況のようだ。エフゲニアは見直されるほど見事な演技をしなくてはならない。ソフィアが良い演技を見せているので、もしかするともう手遅れかもだが。
*****
以上です。
以上です。
いつもありがとうございます。
LIZA様が肺炎になられ、ますますロシアの代表わからないけど、LIZA様に出て欲しいです。
ゆるるん様
肺炎に…心配ですね。
早く良くなられますように。
ロシアのナショナル大会がありますよね。
管理人様動画 紹介ありがとうございます。
FSF様
毎回の読みやすい翻訳、感謝しております。
迅速な投稿ありがとうございます。
宮原選手のFSの衣装はアメリカ大会の時のが好きです。
髪かざりの赤いカメリアも素敵。
スカートの裾が長いので回転に差し障りがあるのかな?とか
思ったり…何か理由があって変えたんでしょうか。
ファイナルでは黒の片袖、手袋が追加されていましたね。
トゥクタミシェワ選手は
演技構成点が今ひとつ出ないなぁーと
いつも思っていて…
彼等が話されている中に、その理由があるみたいですね。
FSF 様、感謝いたします。
宮原選手、私もアメリカの時の衣装が良かったです。黒い部分に跳び上がるたびに真っ赤な裾がとても素敵でした。
坂もっちゃん、ひどいなぁ。芸術性凄いと思うんですけれど~~
未だに演技を見ては涙してますよ~~あれ、転ばなかったら確実に台乗りしていたと思います。
何でも滑れる坂もっちゃん、もう少し評価してください~~
坂本さんは何でも滑れるかもしれませんが、何でも同じに見えてしまいます
ジャンプは幅、流れ文句ないのですがね
姿勢がまだ少し悪く背中が固いので、もっと上半身豊かに使えるといいですよね
>吹き飛ばされた枯葉のようにあてもなく、あちこちに移動する
爆笑ww
確かにリーザの動き独特で
歌いながら気の向くまま滑る、みたいなww
その中でジャンプをビシッと決めるから引き締まる
まあ、リーザ云々より、振付とリンクの使い方に問題あるんですよね…
ミーシン先生、ジャンプ教えるのは世界一上手なのになあ
ソフィアのひたすらクロス切る姿は、私も可愛いなと思いました(笑)
3枠争いはソフィアとコンスタンチノワかな
コンスタンチノワに行って欲しいけど、安定感はソフィアよね
メドはよっぽどの事がないかぎりないでしょう
FSFさん、翻訳ありがとうございます。とても楽しく読ませていただきました。
>ステップシークエンスは思いついたまま適当にやっているようにすら感じた。
私はこちらに爆笑してしまいました。
リーザって鼻歌でも歌いながらお散歩でもしているかの如く楽しみながら滑っているかのようにも見えます。「今日はこっちの道に行ってみようかな~♪」なんて。
ところで、やはりロシアナショナルは欠場に決まったようですね。残念ですが是非ユーロには登場して頂きたいです。
なんだかやけにアドレスが長いんですけど、ソースを一応貼っておきます。
https://jp.sputniknews.com/sport/201812135701883/?utm_source=https://twitter.com/i/cards/tfw/v1/1073079966596784129?cardname=summary_large_image&autoplay_disabled=true&forward=true&earned=true&edge=true&lang=ja&card_height=343.99993896484375&scribe_context=%7B%22client%22%3A%22web%22%2C%22page%22%3A%22profile%22%2C%22section%22%3A%22profile%22%2C%22component%22%3A%22tweet%22%7D&bearer_token=AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAPYXBAAAAAAACLXUNDekMxqa8h%252F40K4moUkGsoc%253DTYfbDKbT3jJPCEVnMYqilB28NHfOPqkca3qaAxGfsyKCs0wRbw&utm_medium=short_url&utm_content=knTJ&utm_campaign=URL_shortening
知子ちゃんの衣装は前回の衣装に片方の袖を付けたのと、前回は気になっていた肋骨が見えなくなった気がしたので肌色部分の生地を変えたか足したのかなと思っていました。変わっていなかったんですね。髪飾りもあまり目立たないので変えるか銀色でも足した方が良い様な気もしましたが。何れにしても何となく元気が無い様にも見えたので、自信を失ってしまっているのかも知れませんね。あんなに綺麗な演技なのに切ないな・・。
ええええ?リーザはナショナル欠場ですか?
でもでもロシアは日本以上に連盟の思惑で、ワールド選出が定められるお国柄。
今季は代表の一枚はリーザだと思うよ〜。
ところで、私は今大会で何度も見てしまうのが坂本選手のフリーです。
後半のステップとか、もうちょっとぎこちなさをどうにかして〜とか思いつつも、あの爽快な滑りをまた観たくなってしまうのです。
不思議・・・。
女子の続き、ザギトワ選手と紀平選手のまとめです。
*****
アリーナ・ザギトワ
今大会、FSでかなり硬くなっていたと思う。守る物ができ、緊張してうまく実力を出せていない様子だった。ジャンプ技術が頼りないと、良い結果が出ないこともある。五輪チャンピオンだと知らなければ、自分なら『カルメン』のスケーティング技術に8点台すら出さないかも。ビデオを見ながら梨花とスコアを比べてみたが、慌ただしい『カルメン』プロは全く良いと思わない。
ザギトワは元々、平衡感覚が良くない。それで余計にプロが慌ただしく感じるのだと思う。3Lz+3Loは見事だが、その直後にスパイラルで前進したり奇妙な繋ぎを入れ、体重を前にかけたり後ろにかけたりしている。体幹にしっかり重心を置いた美しい滑りではない。ザギトワが手足をバタつかせるのは繋ぎが多いからでも振り付けのせいでもない。平衡感覚の問題だと思う。
背が伸びるにつれ姿勢が悪くなり、変な滑り方をするようになった。前進する際、頭から突っ込むようにして滑っている。Lz+Loに入る際、以前よりパターンを多用している。力強いバックでリンクを横切りLzに入るのではなく、曲がりくねった進入路で変なリズムをつけて入っている。ちょっと変だ。2Aの入りも苦労している。
ザギトワは美人だ。スピンも素晴らしく、練習熱心なのが伺える。五輪前、ジェーニャ(メドベデワ)もそう言っていた。結局、問題は指導や振り付けに遡る。ザギトワは言われた通りにやっていると思う。だが、どんな指導を受けているかが重要だ。
このプロは、踵を使う動作をあちこちで繰り返すばかり。音楽の編集も酷い。まともに曲が終わる箇所が一つもない。カルメンが逮捕される場面を演じているが、曲が違う。(『ロミオとジュリエット』を演じている)ハベル&ダナヒューにも言えることだが、いくら良い滑りを見せても、物語を語らずして最後に死ぬ場面だけ入れるわけにはいかない。同様に、カルメン逮捕の場面を突然放り込んでも意味がない。カルメンの物語を語らないなら、それもいい。ただ、中途半端に入れないで欲しい。
紀平梨花
五輪や欧州、GPFチャンピオンといった地位や名声が後ろ盾にあれば、シングルトゥループを跳んでも普通は負けたりしないはず。梨花は最初の3Aで転倒したので、なおさらだ。
だが、梨花のミスはそれのみ。あとは非常に質の高い演技を見せた。最もカリスマ性の高いスケーターではないが、振り付けやポージングの音ハメが非常に巧い。常に表情豊かというわけではないし、特に芸術性が高いわけでもない。音楽を感情的に表現するわけではなく、知子のようなアーティストでもない。かと言って芸術性が全くないわけではなく、ちょうどその中間だ。曲のアクセントに合わせて手を上げ、質の良いレイバックスピンを放つ。多くの研究と努力を重ねた成果だろう。
典型的なスタースケーターのように自意識過剰ではない。冷静に試合に臨んでいる。6分間練習で3Aをミスしてもパニックせず、落ち着いて跳び直していた。FSで1本目の3Aを失敗してもパニックせず気持ちを立て直した。転倒をスローモーションで見ると「しまった」という顔をしている(笑)。だが、立ち上がって集中し直し、やり遂げた。
「求めている演技はこれだ、もっとこういう演技を!」とフィギュアスケート界がメッセージを発信している気がする。少々物議を醸すことになってもザギトワを優勝させることもできたのに、そうしなかったからだ。梨花には知子のような芸術性はないが、そこを目指し努力する姿勢は望ましい。
これまでフィギュアスケートは振り子のように一方向へ大きく振れていた。技術や姿勢が怪しく、パントマイムが入った慌ただしいプロの方に。
そこへ純粋にスケーティングが美しい選手が登場した。ミスは出るし、芸術的高みに達してはいないが、梨花はおもしろい形や振り付けを見せてくれる。GOEは+5ではなく+3~+4でも、質の良い技を一つずつ確実に成功させ得点を重ねていく。ミスが一つ出ても演技は成功させた。ザギトワとの点差は妥当だと思う。両プロ共、勝ったと思った。FSのLoとFは少々粗くなり、ヒヤっとした。理想的なジャンプではなかったが、うまくコントロールした。梨花の滑りには喜びがある。
IJSジャッジングシステムは厄介だ。IJSを乗り越えるための闘いが常にあり、濱田門下生も絶えず努力している。梨花は非常に安定している。体にもブレードにも安定感があり、スピードも素晴らしい。今大会の優勝者にふさわしい。国籍やジュニア/シニアを問わず、とにかく質の高いスケーティングが評価されるよう願っていた。梨花は3Aのコンボを跳び、技術的に優れていた。コストルナイアは3+3をタノで跳びまくった。
策ではなく、優れた滑りが評価された。若手選手たちはザギトワのプロではなく、こういったプロを真似するだろう。真似するべきとは言わないが、クォリティとはどういうものかメッセージを発信する事は重要だ。
トム・ディクソン(振付師)は、繊細な男子の振り付けの方が得意だと思っていた。だが、知子と梨花は二人ともトムと組み、非常に美しいプロをGPFで演じた。トムにとってプラスとなるだろう。
*****
以上です。
FSF様、翻訳ありがとうございます
ザギトワ選手の滑りに対する評価は厳しいですがいやわかるなと・・・
姿勢が悪くなった、変な滑り方など、あまり大きな声で言えなかったのですが今シーズン本当に悪目立ちしている気がします
紀平選手は技術偏向でも芸術的でもなくその中間というのはその通りだと思います
とにかく特にこれが問題というところがないので全体的に底上げしていければさらに強くなるのではないでしょうか?
ザギトワ選手のプロは詰め込みすぎで雑に見えると他所にも
書きましたが、「慌ただしい」とはまさにそのことですね。
平衡感覚が良くないとは思いませんでしたが、言われてみれば
確かに手足や上体がグラグラしているように見えますね。
長い手足をすっと伸ばせば美しくみえるのに、途中で止めたり
少し引っ込めたり。なぜそうするのか分からなかったですが
腑に落ちました。
FSF様のご奉仕のお陰さまで、本当に良く理解でき感謝申し上げます!いつもありがとうございます。
フィギュアは、芸術性と技術が一つになったスポーツだと思う。紀平選手が芸術と技術の中間だと言われるのは、このスポーツをするに当たって的を得た、バランス地点にいると思う。
(芸術と技術のどちらが好きかは、人の好みに依るが。)
最近は、芸術性を維持しつつ技術志向が進み、来シーズンは4回転の時代突入!もてはやされるスター達はシーズン毎に目まぐるしく変わるであろう。何と過酷なスポーツなのだろう!あれほど世界の頂点を極めたメドベ選手が苦闘し、それに変わったザトギワ選手もしかり、そしてトルソバ選手が注目を浴びたかと思えば、それ以上のアレーナ選手が伸びて来た!恐ろしい!
ままならぬメンタル力、類い稀な精神力、そして冷静に対処できる頭脳も必須になってくる!スケーターの皆さん、体に気をつけ頑張って下さい!
繋ぎの入れすぎ、バタバタ感はずっとでしたよね。繋ぎを入れすぎても、きれいに整理して素晴らしい滑りを見せてくれる選手もいる。
まだ16歳、エテリ組も新しい滑りが必要になってくるでしょうね。
ジャッジは滑りが全てといったオーサーの言葉が思い浮かびました...
今回のデーブとジョナサンには同感する言葉が多かったです。訳してくださった方、いつもありがとうございます。
坂本選手。どうにもエレガントさに欠けるんですよねぇ。FS冒頭の動き出しのところは素敵なのに。演技中の上半身やジャンプのランディングでのフリーレッグの位置のルーズさはリピンスキー&ウィアーにも指摘されてました。でもあまり気にしすぎて縮こまっても持ち味が削がれるだろうし。
紀平さん。 確かに、華やかなスター!とか、創造性豊かとはあまり感じず、堅実で真面目な選手という印象です。今後、コストルナヤが3Aを実戦投入するようになったらライバルになるでしょうか?そうなると、3Aより他のジャンプやスケーティングの質が重要なように思います。紀平さんはLZが得意なのはいいですね。
知子さん。後輩に追い上げられて厳しい状況。しかし演技の質は抜群。それは誰もが認めているでしょう。ジャンプが以前の型に戻ってしまったように思ったので、根気よく改善あるのみです。
宇野選手。素人目にも完全にジャンプの技術的な問題のように思います。○○選手のジャンプの特徴は?と考えた際、坂本選手なら高さも幅もある豪快なジャンプ、宮原選手は高さは無く小さいけど回転スピードがはやく俊敏なジャンプ、紀平選手はその中間くらい、等と特徴を述べることが出来ます。宇野選手の場合、回転が外側に抜けていき着氷で右手を回すのが特徴のジャンプ、という印象なんです…。今季の世界選手権はホーム開催でライバルの羽生選手は怪我持ち、ネイサン選手は勉学との両立もあり、宇野選手にとってはまたとないチャンス。それにはジャンプの質を揃えることかなと思います。
FSFさん、いつもすばらしい日本語訳をありがとうございます。
相変わらず好きなことを言いまくってると面白く感じつつ、それぞれの選手の長所も認めた上で鋭い指摘もあったり逆にそうかなぁと感じる部分もあります。
〉全体的にネイサンの方がプランを立て体系的な取り組みができていた。
これは宇野選手との比較で言ってることだと思うけど大変同意できます。
て言うかネイサンは以前から他の誰よりもこの点が優れていて頭の良さが各試合運びに現れてると思う。
スケートのみならずアメリカ社会とかでのし上がって行くタイプだなとすごく感じる選手。
計算通りに行くわけではないけど毎回の目標が見ていてもはっきりと分かりやすい。
でもタイプが違うから、彼のやり方を宇野君がやってもそれが合うかは分からない。
宇野君はやや大雑把な長期的目標の元にとんでもない数のミスを重ねてある時突然トンネルを抜けるようなタイプの選手であるようにも感じます。
宇野君のジャンプの問題はこれ以上を目指すならやっぱりチームが精査して改善をはかる必要もありそうだけど、ここなどで述べられてるようなことが果たして本当に正しいかは分からない。
彼だけでなくて今の状況で勝とうとするなら男女問わず短期ではなくて常駐のジャンプ専門のコーチは誰にとっても実は必要になって来てるように感じますね。
たとえば羽生君なんかもクラブでスペシャリストのジスランコーチに頼るところは大きくなって来ていそうで最近では彼の帯同も増えてる感じ。
毎回見てるわけでもないけど、全体的にいつも感じるのはこの人達の芸術性とかpcsの話は曖昧で非常に個人的趣味や興行重視が強いような。
tesとpcsは非常に連動性が高いように私自身は感じていてそこにスポーツ性を感じるのだけどこの人達はその辺どう捉えてるんだろう?
たとえば衣装などはどれだけpcsのどの項目においてそんなに拘るほど点差が出るのか、これだけ言われるととても気になります。
見た目、美的に優れてる方が見てる方としてはいいに決まってますが、たとえば衣装や髪型を変えるということには選手側から言えばそれなりの理由があってのことだろうと思うんですけどその辺は選手側からは説明できるわけでもないんですね。
坂本選手などの滑りには私は舞踊とは違うスポーツの美しさをじゅうぶん感じますがこの人達にはpcsが高すぎる?
ザギトワ選手の演技にも酷評されるようなものは個人的には感じませんね。
24番、イーグル様、「全体的にいつも感じるのはこの人達の芸術性とかpcsの話は曖昧で非常に個人的趣味や興行重視が強いような。」私も同感です!
衣装を変える裏に、選手のどれだけの計り知れない意志や努力や決意があるかもしれない。その目に見えないところを、個人的ジャッジで言明してしまうのも、選手が哀れ。
私も坂本選手にスポーツの美しさ、スポーツマンの潔さを十分に堪能できてます。まあ、一つの物差しとして、この動画を見ると良いと思っています。
FSF様、分かりやすく素晴らしい翻訳をありがとうございます。
いつもありがたく拝見させて頂いております。
TESとPCSは、やはり切り離しては考えられないものなのだと思います。
技術が乱れれば、美しく流れる演技も損なわれてしまうでしょうし。
宮原さんは、いつものように素晴らしい演技だと思ったのですが、
回転不足などの影響から技術点が下がり、その結果PCSも60点台に下がってしまいました。
一方、紀平さんとザギトワさんは非常に高いPCS(70点台)が出ています。
「なぜ、宮原さんより、シニアに上がったばかりの紀平さんのPCSの方が高いのか…」
という疑問のコメントをどこかで見て、その気持ちもよく分かりましたが、
やはり圧倒的な技術の高さは、演技もそれだけ見応えがあり完成度も高く、
その結果、PCSも高くなるのは当然の成り行きかと思いました。
私は、宮原さんのファンでもありますが今回の紀平さんのPCS70点越えは非常に納得できます。
もともと紀平さんの表現力も高いレベルだと思います。
フリーのドラマチックで美しい演技は感動的でした。
ゴールデンスピンの男子、女子のまとめです。ジェイソン・ブラウン、ミハイル・コリヤダ、マライア・ベル、ブレイディ・テネル各選手について話していました。省略・意訳ありです。ご参考までに…。誤訳の訂正・補足などお気づきの点をご指摘いただければ助かります。
*****
男子
ジェイソン・ブラウン
キスクラでジェイソンと座っていたのは1992年五輪出場のカレン・プレストン。クリケットクラブのスタッフで、ジェイソンのサポートコーチとして技術面の指導に当たっている。ブライアン(オーサーコーチ)はGPFでチャ・ジュンファンに帯同しているし、トレイシー(ウィルソンコーチ)はおそらくエフゲニア(メドベデワ)の指導中なのだろう。
ジェイソンはまたも良い演技を見せた。2回転になったジャンプもあり、2本目の3Aは回転不足、両足着氷などまだ問題はあるが、改善している。自信もついてきている様子。要素の質が常に上がっている。このレベルを維持して行けそうだ。成功しない4Sに挑んでいないのもプラスだ。方針が固まって来たようだ。
FSのシャツはダメだ。FSは芸術面が全体的に良くないと思う。美しい動作を入れてはいるが。SPはロヒーン(ワード振付師)に敬意を表したい。素晴らしい作品だ。来季、ジェイソンが現役を続けるなら、どんな作品にするのだろう。ロヒーンはジェイソンと長く組んでいるので、次はどうアングルを変えて来るか楽しみだ。
ひと月半前からガラリと変わった。フランス大会の思いがけない銀メダル、そして今大会の優勝。世界チャンピオンの座を狙うトップスケーターの一人、コリヤダを退けた。コリヤダに勝ったのは今季2度目。ジェイソンを称えたい。技術構成を変えず、今できる事をやっている。ミスが少なくなった。難度の高い技抜きでミスが出ると、かなり苦しい。だがミスが無ければジャッジはジェイソンに高得点を惜しまない。
ジュニア、シニアを問わず、ゴールデンスピンとGPFでフィギュアスケートの方向性を変えようとする動きがあったように思う。つまり、評価すべき滑りとはどういうものか、質の高さとは何を指すか。ジェイソンの優勝がそれを示唆していると思う。
ミハイル・コリヤダ
優勝はすぐそこにあったのに、ジャンプをパンク。4回転だけでなく、3Aにもミスが出た。何かが変だ。明らかに何かを変えなければならない。今、全盛期を迎えているはずなのに、全然だめだ。格下の選手がGPFに出場している始末。コリヤダはスケート技術も音楽性も極めて優れている。ジャンプも美しい。なぜあっさりジャンプを跳んで優勝しないのかと思ってしまう。だが、何か事情があるのだろう。コリヤダのチームは旧来のものと体質が異なる。よく分からないが女子の戦績は悪くないので、優れた陣営なのだろう。今大会は、準備がうまく行かなかったのだろうか?何か理由があるのだろう。コリヤダに自信が足りないのは明らかだ。あれほどミスが出るのだから。
女子
マライア・ベル
今大会、好調だった。SPの回転不足は相変わらず問題だが、FSは思いのままに滑っていた。ここ数シーズン、SPよりFSの方が良いが、今大会は2回転になる痛恨のミスが出た。だが、世選派遣には十分な戦績だと思う。全米タイトルを獲るには十分とは言えないが。
世選派遣は、ブレイディ(テネル)とマライア・ベルに決まると思う。今季の戦績を考えると、この二人が選ばれて当然だろう。
ブレイディ・テネル
FSで転倒したが、中身のある演技だった。(SPは)Lz+Tに戻した(万歳して喜ぶデイヴ)。FSはLz+Loの方を入れ、奇麗に跳んだ。SPのコンボをLz+Loにしなかったのは正解だと思う。どちらを跳ぶにせよ、GOEが稼げるのはLzだ。LoにはあまりGOEが付かないので(基礎点は低くても)GOEの高いTを付けた方が、結局得点が高くなる。毎回安定して質の高いジャンプを跳べる方を入れた方がいい。
ブレイディはいい位置につけている。だが、PCSはいつもマライアの方が高い。ブレイディの繋ぎはおもしろいが、見ていて楽しめるのはマライアだ。ブレイディには闘志がある。やる気満々だからマライアより一歩先を行く。変化にも対応できる。今季は色々と試し、前進しようとしている。今大会の勝利は大きい。
*****
以上です。全米にアシュリー・ワグナー選手が出場する噂があるという話もしていました。信ぴょう性が低いので今まで話題にしなかったが、演技は見たいとの事。どうなるでしょうね。
FSF様、わあ、ここまで丁寧迅速な翻訳ありがとうございます。お陰さまで、応援していたテネル選手に、闘争心があるのを知り、少し安心しました。ともかく全米優勝者であり、ロミオとジュリエットに心を動かされましたので、応援していましたが、なぜか点数が伸びない!
今回の優勝が本当に自信になって、全米連勝して欲しいなあと応援しています!リッポンが引退した後、寂しくなりましたが、全米選手権にアシュリーが出場してくれるなら、又華やかな大会になることでしょう!
ジュニアGPFをまとめてみました。女子はコストルナヤ、トゥルソワ、シェルバコワ、男子はゴゴレフとプルキネン各選手です。紀平選手にも少し触れていました。ご参考までに…。省略・意訳ありです。誤訳の訂正・補足などお気づきの点をご指摘いただければ助かります。
*****
ジュニアグランプリファイナル
女子
アリョーナ・コストルナヤ
つま先を伸ばし、音楽を感じ、着氷姿勢を保つ。エレガントで美しい演技だ。優勝したのはプロのおかげではない。あのようなプロにも「かかわらず」優勝したのだ。(FSラストの手の動きを真似て)こんな気恥ずかしい動作も最高の形で見せ、プロ以上の演技をした。キスクラではちょっとドヤ顔で「4回転なしでも勝てると思った」と言っているようだった(笑)。
コストルナヤの技術的に質が高く美しいスケーティングがジャッジに評価された。3+3を入れ、ジャンプもしっかり跳んでいる。タノは最高に美しい。着氷後も姿勢を保ち、音楽性も表現力も優れている。特にSPの3Lz+3T。第2ジャンプの3Tで上げた腕が非常にエレガントだ。ミシェル・クワンの2Aのように着氷時にエッジでぐるりと弧を描く。素晴らしい。違いは歴然だ。ああいうジャンプが見たい。
色んなバージョンの『ロミオとジュリエット』を入れているが、ひとつに絞ればもっと良いFSになるだろう。
三人のうちコストルナヤだけ演技構成のレベルが違う理由は、エテリ陣営に入った時期が遅かったためだろう。移籍した時点でコストルナヤのジャンプはトゥルソワやシェルバコワと基礎が異なり、技術がより確立されていた。二人と違い、それほどバックスピンに頼らない。二人の跳び方は4回転には役立つが、体形変化が始まると使えなくなる。コストルナヤも4回転に挑んだのだろうが…。そして二人はバンバン跳んでいる。だが、長く活躍するのは、おそらくコストルナヤの方だろう。
二人が注目されコストルナヤは不愉快な思いをしていたのかもしれない。日本が作ったドキュメンタリー番組は、トゥルソワとシェルバコワをライバルとし、三人目のコストルナイアを完全に無視していた。ロシアで最も美しい女子スケーターが背景で滑っている(笑)。色々あると思う。
アレクサンドラ・トゥルソワとアンナ・シェルバコワ
4回転を跳ぶ二人に注目が集まっていたが、二人とも4回転はかなり無理しているように見えた。持続可能な技術とは思えない。トゥルソワは4回転を踏み切るたび、腰に負担をかけているように見える。シェルバコワの跳び方ではルッツが回転不足になって当然だ。二人は両プロとも見栄えがしない。シェルバコワの昨季のFSプロは良かったが。
今大会の演技では分からないが、実はシェルバコワはコストルナヤに匹敵する芸術的な選手だ。陣営側はシェルバコワに負担をかけ過ぎている。技術的に詰め込み過ぎだ。衣装も派手過ぎる。脚をもっと伸ばすなど改善すべき点は少しあるが、難度を下げれば優勝も可能だ。今大会も2位になれたかもしれない。それなのに無理をさせ過ぎている。
演技終了後に怯えたような表情を見せるのは、不安を抱えて滑っているからだ。気落ちしているところへキスクラで結果を知るのが怖いのだろう。演技終了直後のシェルバコワは涙を流し落ち込んでいた。ストレスの大きさを物語っている。あれほど重圧をかけられては誰だって辛い。実力があるのは明らかだ。だが、基本や基礎が固まる前に難度を上げ重荷を背負わせている。
年端のいかないジュニア選手が4Lzや4Lz4+Tを跳ぶのを見ても高揚しない。現時点でネイサンより技術構成が上なのは凄いと思う。だが、見どころは4回転だけ。超絶高難度技を取ると何が残るだろう?フルブレードで踏み切りを補助した、エッジが浅い4Lz。バックスピンポジションに入る際に高速回転をする技術は1年以上持たないだろう。1年前に比べ、ザギトワが今どれほど苦労している事か。しかもザギトワは後半に3+3を入れていたが、4回転は跳んでなかった。トゥルソワとシェルバコワの今後が心配だ。
トゥルソワのFSは時間が長く感じる。体で音楽を感じていない。ジャンプは無理をして跳び急ぎ、ほぼ回り切っていない。機械的でつまらないプロだ。FS曲の甲高い歌声が我慢できない。映画『フィフスエレメント』でエイリアンがオペラを歌うパートだが、これも注意を引くためだろう。何年も維持可能な美しい技術ではない。
紀平梨花は1月~2月にコロラドの高地で4回転のトレーニングを行う。長期的に戦略を組んでいる。短期的に使い捨てるのではなく、長い目で育てようとする素晴らしいアプローチだ。無理に跳ばせるエテリ(トゥトベリーゼコーチ)の短期的戦略と対照的だ。2年前のJGPFで印象的だった梨花が、こうなるだろうとは予想していた。だが、陣営側は時間をかけて育てて来た。その成果が今現れている。
エテリ陣営は、肉体的にも感情的にもトゥルソワらジュニアに重圧をかけている。4回転の本数は多過ぎると思うが、着氷すれば高得点になる。だが優勝はしても維持できない技術だ。
男子
スティーブン・ゴゴレフ
よくやった。大失敗でGTFの控え選手になってしまったが、シーズン最初から優勝候補の一人だと思っていた。コーチをブライアン(オーサー)からリー・バーケルに変更。優勝に至ったのは、何年にもわたるブライアンの指導があったからだ。バーケルは付き切りでゴゴレフを指導しているだろう。ブライアンは現在、門下生や仕事を抱え込み過ぎていて超多忙だ。だが、将来的にはゴゴレフはブライアンの元に戻り、包括的な強化を図るのが賢明な選択だと思う。
カムデン・プルキネン
前より一層心配だ。世選出場を狙う時期に来ているのに、競争力があるかと思えば、そうではない。4回転が安定しない。トム(ザカライセック)もタミー(ギャンビル)も良いコーチなのに、なぜマックス(アーロン)の空中姿勢は改善しなかったのだろう。空中のカムデンの足を下から見ると、こうなっている(両手をクロスさせる)。これではジャンプの助けにならない。空中姿勢も悪くなり、高いGOEがもらえない。良プロだし、全体的に美しい演技だが、試合に出るたび成功しない。準備に何かが欠けている。今季はFSがあまりうまく行っていない。
(本拠地)コロラドでのトレーニングは、有益なのだろうか?何が足りないのだろう?同じ問題を繰り返しているが、どう修正しているのだろう?トムとタミーはジャンプコーチとし、それとは別にスタッフ全員のまとめ役となるヘッドコーチが必要だ。スタッフが多いと混乱を招くので。
ジャンプ指導を行っているトムとタミーは、いまだカムデンの姿勢を直せていない。十代を指導するのは一筋縄ではいかないのだろう。今大会のFSでカムデンが学習していればいいが。
SPは素晴らしいプロだ。ポテンシャルはある。世選を目指して競うべきだが、どうやらネイサン、ヴィンセント、ジェイソンで決まりそうだ。
*****
以上です。コメントを書く時間があまりありませんが、みなさんのご感想・情報を興味深く読んでいます。ありがとうございます。
FSFさん いつもわかり易い翻訳を短時間の間にたくさん投稿して下さり、本当にありがとうございます!
GPFはジュニアまで…大感謝ですm(_ _)m
以前からですが、TSLの2人は エテリコーチのやり方があまりお気に召さないようですね(^^;
まあ 彼らの言いたいことは、実は私も 何となく共感できる部分もありますが。
率直に言わせてもらうと、ロシアの選手で好きな選手を挙げるとすれば 私の場合はエテリチームでない選手がまず思い浮かぶので、個人的には エテリチームの選手は凄いと思うけど 好きかと言われると う〜ん…?と言う感じなのですけど、でもコストルナヤ選手は大好きです(^^♪
彼女の演技は、ホントにジュニアとは思えないですね。確か 練習では3A(それも超凝った入りの)を降りているはずなので、今後プログラムに入れてくるようなら 大変なことになるかもですね。。。
シニア女子は リーザ選手はロシアナショナル欠場のようですが、最終的なワールド代表決定はユーロ後になるでしょうから ぜひとも今季はユーロに出て 代表入りを決めてもらいたいと思っています。
ロシアナショナルといつも被る全日本、いよいよ今週末ですが 楽しみです。選手の皆さんは 怪我なく良い演技で 今年を締めくくることが出来ますように!
全日本に行かれる方は、寒い中 体調に気をつけて楽しんできて下さい(^^)
FSF様、素晴らしい翻訳、たいへんありがとうございました。
訳されたロシアの美しい少女たちへの言及はとても興味深く読ませてもらいました。ジャンプの技術ばかりが注目されるが、この先1~2年で変化が来る。彼らの言い分はわかっていても、やはり女子で誰もが無しえなかった難度の高いジャンプを果敢に跳んでくる彼女たちに拍手をおくりたいです。スポーツの技術の進化という意味において彼女たちがやっていることは目を見張るものがあります。皆素晴らしいポテンシャルを持っているので、この後どのように変化を遂げるか今後も追っていきたいです。
昨シーズンよりコストルナイヤ選手に注目してますが、今シーズンからルールが変わってジャッジが評価するのは、彼女のような細部まで音楽に融合したスケートと高い技術を持つ選手なのだなと感じました。来シーズンの紀平選手との対決が楽しみです。もちろん紀平選手も応援してます。
FSF様。いつも翻訳してくださりありがとうございます。日本語の文章もお上手なのでとても読みやすく、スケート雑誌を読むように楽しませてもらっています。
2人の評論はシニアの一部選手については時々共感できないこともあるが、今回のコストルナイヤとトルソワら4回転少女達との比較については全く同感です。4回転少女達、特にトルソワはリンクでBGMかけながら器械体操やっているようです。コストルナイヤのように、スケーティングが綺麗で、ジャンプが正確で、音楽表現が優れた選手が最高だと思います。
ジュニアの部分翻訳ありがとうございます。
コストルナヤちゃんを去年初めて見た時は、衝撃でした。
こんなにエレガントな演技をする選手がいたんだ、フィギュアって本来こうあるべきなんだって。
>こんな気恥ずかしい動作
確かにSPの最後はジャッジ前でバッサバッサですものね(笑)
でも、あのような特徴的なポーズでも違和感なく自分のものにできる才能・センスは素晴らしいです
エッジワークも丁寧、タノも手足まっすぐ伸ばし美しい、引くところないですね!
サーシャはつまらない機械的という批判があるようですが、スポーティーでコストルナヤちゃんとはまた対角をなしていて、いいんじゃないかなと思っています
シェル子も音楽センスがすばらしいのですが、残念でしたね
ナショナルでは巻き返してくるかな?
三人ともナショナルで万全を尽くせるといいですね
◆コメント欄の利用(書き込み・閲覧)は自己責任でお願いします。コメント内容の信憑性や真意やトラブル等、管理者は責任を負いません。コメント欄は誰にでもすぐに書き込め反映されるシステムになっています。時には意図しない内容のコメントも第三者によって投稿されることもあることをあらかじめご承知おき下さい。
◆コメント欄は、毎日不特定多数のユーザーが閲覧しています。マナー、ルール、モラル、ネチケットを守って利用ください。管理者が不適切と判断した場合、予告なく削除します。
◆コメントの投稿者名欄には、実名やコメントのタイトル、「匿名」「通りすがり」「名無し」、ブランク(空欄)又は特定ユーザーに対する返信名(○○さんへ)ではなく、ハンドルネーム(ペンネーム)を記入してください。ハンドルネームは、一記事に対して複数使用しないようにお願いします。
◆不愉快なコメント(荒らしや悪戯、中傷・煽り等、根拠のない難癖をつけたり、けんか腰な口調)を見つけても、決して相手にはせず無視(スルー)していただくようお願いします。これらの行為に当てはまるコメントへ相手をした場合は、基本的に荒らし書き込みとともに削除します。
荒らし・煽り又は禁止事項に接触するコメントを見つけた場合、掲示板の「要望欄」よりURL(アドレス)・コメント番号・投稿日時等を明記してご報告ください。内容を確認した上で、削除等など処置をいたしますのでご協力ください。
【禁止事項】
● 一般の方の個人情報(名前・住所・電話番号等)掲載
● マルチポスト
● 関連のないサイトからの広告・宣伝
● 自作自演・成りすまし・一つの記事内で複数の名前を使用
● スケート選手・ユーザーへの誹謗・中傷・批難
● 荒らし・煽り行為
● 罵倒及び明らかに他人を不快にする投稿
● 犯罪の予告などの書き込み
● 政治・宗教活動、勧誘行為. 触法行為