羽生結弦　全日本選手権2021・独占インタビュー４Aへの挑戦　(2021/12/23)

怪我の回復がどこまでできているのか詳しい情報がない中での出場表明でしたので、とにかく今回は多くを望まず、先ずは最後まで無事に演技ができますように、と思っていましたが
( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

羽生結弦という選手はつくづく私達の想像を越えてくる。
自身の右足首の怪我さえもこれまでの経験を無駄にせず、回復の為にできることを色々試していたということも本人の言葉で知りました。

数日前に放送されたSーPARKでは、過去に4A に挑んでいた無良君、桜井智野風教授（桐蔭横浜大学 スポーツ科学研究科）
そして羽生選手が最も尊敬し、考え方等影響を受けている体操の内村航平選手の3人の視点から語られていた内容を見ました。

内村航平選手「体操選手の視点から見たらどういう風に見えんのかな、と興味本位で見だしたらめちゃくちゃハマっちゃって何度も動画をめっちゃ戻したり送ったりみたいな感じで見てるんですけど、
いや～人間のやる技じゃないなというのは最初に見て思いました。」
「（動画を観ながら）ヤバくないすか？」
更に内村選手の視点は「フィギュアのことわからないのでおこがましいですけれど
最大到達点までにもっとひねれたら…体操だと『めちゃくちゃ早くひねりをかけるという技術』なんですけど、体操の場合だと上半身きっかけなんですよ。下半身はあとで持ってくるやり方なんですけど、上半身…先にもうちょっとひねれたら下半身がブーンってついてくると思うんですよ。やっぱり高くないとひねれないですけど、それかもうちょっと遠く跳ばせたらより飛距離が伸びるので、その分ひねれるかな…というのもあるんです。」
アナウンサー「本人もその両立が難しいと…」
内村選手「ですよね！めっちゃわかるっす
やったことないですけど わかります。」

「人は超えられない
羽生君にしか超えられない（この壁は）」

私は内村選手の最後の言葉を、心の中でそのまま内村選手宛てに置き換えて同じ言葉を繰り返してあげました。

羽生選手はきっと放送を見ていたことでしょう。
ほかの2人の視点や内村選手の言葉は4A を成功させたいとの気持ちを強くしたのではないでしょうか。

高度な技術には危険が伴いますので、くれぐれも怪我だけはしないでと最後まで祈っています。